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投稿者プロフィール

・投稿者(ペンネームorイニシャル):Brain Stew
・進学予定校:INSEAD (class of July 2017)

・カテゴリ: MBA
・地域: ヨーロッパ/アジア
・受験校:INSEAD / IE / Duke / Kellogg / Haas / Booth / Cornell
・インタビュー実施校: INSEAD / IE / Kellogg / Duke / (Cornell 招待後辞退)
・合格校:INSEAD / IE (Kellogg WL後辞退)

・性別:  男性
・出願時年齢: 26歳~30歳
・海外経験と期間: 幼少期4年カナダ、入社後4年ロシア駐在、その他旅行多数
・費用: 私費
・奨学金: 応募・検討中

・最終学歴:国内・私立・大学・文系
・GPA:3.2くらい

・受験した試験と出願スコア: GMAT:680 (V 35 / Q 47 / IR 7 / AWA 5.5)/TOEFL:109(R 28 / L 29 / S 27 / W 25)
・塾(試験対策):なし
・カウンセラー:New Standard

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
新卒で国内メーカーに就職。2年半、欧州マーケティングに携わったのち、ロシアへ赴任。地方開拓営業に従事。4年の赴任を終え、MBA入学予定です。

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
学生時代からMBAには憧れを持っていましたが、まさか自分が本当に行くとは思っていませんでした。きっかけは色々あります。同年代の友人がMBA留学をしていて刺激をもらったこと。会社内の優秀な人たちがMBAを取得して活躍していること。海外で働いていて優秀なビジネスパーソンに沢山会え、自分をもっと磨かないと彼らのようにはなれないな、と思ったこと。また、これまでセールス・マーケティングにしか従事してこなかったので、会計・財務等の経験が一切なく、一旦立ち止まって学習するのもいいかなと。同時に、マーケティングに関してもアカデミックに学び更に磨こうと考えてました。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
会計・財務の知識を身につけること。経営層に入るための土台をつくること。世界中のNetworkをつくること。

Preparation for MBA application

<概論>

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
・2014年9月:MBA留学を決断。家内に宣告。TOEFLの勉強を始める。
・2014年10月:出張先の日本で、上司に相談。
・2014年11月:初TOEFL 98点。無駄に安心する。
・2014年12月:勉強時間1週間で初GMATという無謀を実行する。530点を叩きだす。ふるえる。
・2015年2月:第二回TOEFL 106点。
・2015年4月:第三回TOEFL 109点。もういいや、とTOEFL学習終了。
・2015年4月:第二回GMAT 610点。
・2015年4月:カウンセラー探しを行う。担当者の人柄でNew Standardに決める。(結果として、これがよかった)
・2015年5月:第三回GMAT 650点。MBA受験、やめようかと迷走する。
・2015年7月:第四回GMAT 670点。目標700点まであと30!モスクワの短い夏を満喫せず、勉学に励む。
・2015年8月:すこしずつエッセーのネタだしをするが、GMATが気になり一向に進まず。
・2015年9月:第五回GMAT 680点。目標700に届かず、一旦、当年度の受験を諦める。
・2015年9月:いろんな方面に相談させて頂き、まぁ全部落ちても死ぬわけではないし、仕事がなくなるわけでもないので、受験を再決断する。
・2015年9月-12月:進学校選択とエッセー書き。毎日、Wordと睨み合い。同時に、推薦状依頼。12月中旬にはエッセー終える。下旬からInterviewの練習。
・2016年1月:上旬に7校すべて提出。上旬にKellogg面接。緊張して、撃沈。一部、ロシア語で行われるとの衝撃。下旬にIEの面接。緊張して、面接中(Skype)震え続ける。1月末にIEから合格連絡があり、肩を撫で下ろす。
・2016年2月:INSEADとDukeの面接。終始、和やかに進み、手ごたえを感じず終わる。合格を1つ持ってたので、緊張せず臨めた。
・2016年3月:INSEAD合格、Duke Ding。Kellogg WL。INSEADに進学を決める。同時に、さぁ金どうするか、と悩み始める。(まだ悩み中)

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
キャンパスVisitは行いませんでした。きっと、行った方がよかったのだと思いますが、Visitしなくても合格するときは合格します。INFO SESSIONはモスクワで行われるMBAイベントには片っ端から行き、なるべく多くの学校の話を聞きました。また、紹介や学校のHP、アドミッション経由で在校生を見つけ、SkypeでOB訪問させて頂きました。と言っても各校1-2人ずつくらいです。皆様、突然に依頼にも関わらず快く受けてくださいました。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
超ざっくりで
・TOEFL・GMAT受験料:24万
・TOEFL・GMAT教材:15万
・カウンセラー:80万
・受験料:21万
・IEの席確保のために振り込んだ額:80万
合計:220万

家内の機嫌をとるための、モスクワの高級寿司:xx万(怖くて計算しない)

Q.MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験費用はすべて自分でまかないました。進学後は貯金6割、借金4割くらいの予定です。

<スコアメイク>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

TOEFL・IELTS(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
・R:私の場合は、単語力が弱かったので、ひたすら単語を覚えました。また、Economistを読むことを習慣にして、長英文に慣れるようしました。
・L:毎日、TEDを見て養う。(お勧めしない。TEDって様々な人種の人が話すから、TOEFL英語でない。私の場合は、もう、興味)
・S:日々、英語で仕事をしていたため、特に苦労せず。ただ、時間内に答える訓練は少ししました。
・W:書きやすいテンプレートを見つけ、それを覚えこみ、本番はテンプレートを元に文章を書き上げました。

GMAT・GRE(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
最後まで苦労して、結局目標達成できなかった。海外駐在のため、国内の学校を受講することは極めて難しく、仲間も出来ず、孤独な戦いでした。あと、ダラダラ勉強してしまったダメなタイプです。いろんな教材に手を出して。短期集中戦で臨まれることをお勧めします。他の体験記の方が参考になると思うので、手短にします。
・使用教材:Official Guide、Kaplan GMAT 800, Manhattan GMAT Vの項目すべて、マスアカ
・V:Official Guide、Kaplan GMAT 800, Manhattan GMATの教材を数回ずつやり、、感覚をつける。Economistを読むことを習慣にして、長英文に慣れるようにしました。
・Q:マスアカを数回繰り返したのち、Official Guide、Kaplan GMAT 800を解きまくりました。
・IR:捨ててました。模擬試験の問題解いたくらいです。
・AWA:書きやすいテンプレートを見つけ、それを覚えこみ、本番はテンプレートを元に文章を書き上げました。

<Essay & Interview>

Q.上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
決めた理由は、正直Feelingですね。Paul氏(CEO)の。様々なカウンセラーにコンタクトをとりましたが、一番情熱を感じました。あと、人柄がよくFITするかなと。また、定額制だったことも安心材料でした。
結果、すごく良かったと思っております。エッセーも推薦文も徹底的にお互いが納得いくまで添削してくれましたし、Interview Trainingも私が自信を持てるようになるまで付き合ってくださいました。詳細は以下に記します。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・エッセー
まずは受験予定校を決め、Essay課題をリストアップして、最も質問項目をカバーしている学校を選びその学校からエッセー作成を行いました。エッセー作成までにざっくりとネタ出しはしていましたが、内容が浅く、2016年9月の時点でゼロから始めたと言っても過言ではありません。ここはPaul氏が各設問に対して、様々な角度から質問をしてくださり、それに対して回答、を繰り返し、内容を膨らませ、ある程度ネタが出揃ったところで、字数制限に収めていく、という作業を繰り返しました。一校目が完成するまで、15回ほどやり取りしました。もちろん、各校独自の設問がありますが、一校が完成すると他は一校目のエッセーをベース(素材として)作成することができるようになります。あとは、Why this schoolを各校準備することが難しかったです。正直、Visitもしていないし、WebとOB訪問くらいしか情報源がないので、何故この学校は悩みましたが、Short Term / Long Term Goalに合ったカリキュラム、在校生のエピソード等々をEssay内に盛り込んでいきました。

・推薦状
現上司と元上司に依頼しました。お二人ともMBAには賛成(一人はホルダー)だったので、依頼しやすかったです。私の場合は、一校目を二人の推薦者に自由演技で書いてもらい、カウンセラーと共に推敲しました。ここも、最初の時点で多めに書いて頂き、ネタ出しをしておいて、字数制限に収めていく感じでした。推薦状に関しては、どの学校もほぼ同様の内容なので、一校完成させて他は私か編集して、最終的に提出して頂きました。

・インタビュー
カウンセラーとトレーニングを行いました。最初はボロボロでしたが、練習を繰り返すと自信を持てるようになりました。また、聞かれる可能性がある質問に関しては、インターネットより洗い出し、すべてに対してエピソードトークが出来るよう回答を用意しました。この作業も自信に繋がったと思います。また、「Any Question?」に対する質問事項も事前にカウンセラーと確認して、意味のある質問ができるよう準備しました。
4校インタビューを受けましたが、INSEAD, Kellogg, Dukeに関しては、一般的なMBA面接の質問でした(よく聞かれる何故MBA?何故この学校?リーダーシップの経験は?等)。IEのみ、「アメリカ国防長官の名前を答えよ」「I have been slept for 35 years, could you explain to me what a computer is and what an internet is.」「アダムスミスについて説明して」「像の体重を体重計を使わず図る方法を述べよ」等々、予想していなかったので終始震える面接となりました。

Q.エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
基本的には、ロシアでの仕事やリーダーシップの経験を自己PRの基軸としました。

<学校選択>

Q.受験校はどのように選択しましたか。
まずはTOP校に受かりたい、という想いがあったので、TOP校に絞りました。(TOP30以内くらい)そして、一校一校WEBやパンフレット、MBAイベントを通して、リサーチを行い、徐々に絞っていきました(絞る基準は様々。WEB pageみて、なんか違うなーと想っただけで、Dropした学校もあります。あとは、その学校の周りの家賃が高すぎる、とか。興味のわくカリキュラムがない、とか)。最終的に7校に絞りましたが、ご覧頂けるよう、バラバラですね。

Q.進学校の決め手は何でしたか。
INSEADは会社の先輩が多数卒業しており、また卒業後世界を相手に活躍しているのを見ており、憧れを持っていました。また、卒業生の半数くらいがコンサルに進み、また多くの卒業生がキャリアの何処かで起業をするとの事実から、起業家・将来の経営層の人材が多いのではと思い、そのような環境に自分を置こうと決断しました。また、シンガポールに住んでみたかったのもあります。

<その他>

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
奨学金を考え始めたときには既に遅かったです。ほとんどが募集終わっていました。奨学金を考えている人は、早めの行動が必要です。現在(2016年5月)、まだ応募を受け付けている2つほどに応募しています。

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
・GMATは短期集中で行った方がいいと思います。ダラダラすると、途中で気が抜けてしまいます。。
・奨学金をお考えの方は、早めに。
・各校にApplyするとき、実は本essay以外にもMini-Essay(ボランティアの経験を100文字以内で述べよ、等、essay課題にはなかった内容)が散りばめられているので、Essay準備にとりかかる前にApplicationをすべて見渡して質問項目をすべてPick upした方がいいです。

Q. 一言メッセージ
・赴任地で孤軍奮闘の1年半でしたが、カウンセラー、同僚、家族の理解・協力があり、満足いく結果になりました。感謝を申し上げます。しかし、合格したことではなく、MBA取得後、どう自分のキャリアを構築するか、日本・世界を良くするかが最も大事だと思うので、気を引き締める思いです。あまり参考にならなかったかも知れませんが読んで頂きありがとうございます。
・MBA受験中、在校生・OBの方々には大変お世話になりました。私も少しでもお返ししなくてはと感じております。もし、私でもよければ学校のこと、受験のことをShareできればと思うので、お気軽にご連絡下さい。ただし、在校は2016年9月以降になりますことご注意下さい。

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