投稿者プロフィール
・投稿者(ペンネームorイニシャル):SA
・進学予定校:NYU Stern
・カテゴリ: MBA
・地域: アメリカ
・受験校: Columbia, Wharton, Kellogg, MIT, NYU
・インタビュー実施校: Kellogg, NYU
・合格校: Kellogg (still on the waitlist..), NYU
・性別: 男性
・出願時年齢: 26歳~30歳
・海外経験と期間: 旅行程度の経験以外無し
・費用: 私費
・奨学金: 未取得
・最終学歴:国内・私立・大学・文系
・GPA:3.7
・受験した試験と出願スコア: GMAT:710(V38 /Q48 /IR6 /AWA5)/TOEFL:108(R30 /L29 /S23 /W26)
・塾(試験対策):Y.E.S、濱口塾、AGOS
・カウンセラー:Jessica King
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
外資系投資銀行IBD 2年、外資系ラグジュアリー・ブランドFP&A3年
Why MBA?
Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
People managementを含めたソフトスキルの向上、Financeの体系的な復習、及びFinance以外の専門性(マーケティング・オペレーション)の獲得
Preparation for MBA application
<概論>
Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
TOEFL約半年、GMAT約1年(一年間受験を延期したため)、Essay/Interview prep 約半年。私の場合、幸いにしてスコアメイクはEssayを書き始める前(渡米前年7月頃)に終わりましたが、そこから納得のいくEssayを書くのに時間を要しました
Q.エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
– 金融からラグジュアリー業界というキャリアの特殊性(M&Aというトップダウンの視点だけでなく、事業会社の経営という内部の視点からday-to-dayのビジネスにファイナンスがどうadd-valueできるかを学べた点)
– 変化に富んだ事業環境の中で適応しリーダーシップを発揮し、形のある結果として会社に評価された点
NYU specificな話ですが、NYUのエッセーにはフォーマット自由の“self-expression”エッセーがあります。その中で、これまでの経歴や価値観が今の自分をどう形作り、この先どうなりたいのかという点を、ビジュアルを駆使して効果的にアピールしました。
<学校選択>
Q.受験校はどのように選択しましたか。
トップスクールであればカリキュラムにそこまで大きな差はないと判断し、自分のやりたいことに一番貢献してくれそうな学校はどこかという視点で考えました。紙やウェブに書かれていない各校の独自性を判断するためにはキャンパスビジット、卒業生との面談、在校生との会話、学校リサーチは欠かせないと思います。必要であればビジットは1回だけでなく何度でもするべきでしょう。また、個人的な意見として、自分の根源的な価値観に無意識で反応してくれるセンサーとして、 “直感”も大いに活用すべきだと思います。
Advice and Messages
Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
MBA受験は思考・決断・実行の繰り返しです。スコアメイクは“実行”あるのみですが、特に私費受験生の場合、前者の“思考”と“決断”をより深いレベルで行う必要があります。その中で根底となるのが、“そもそも自分は将来何がしたいのか”という点です。この正解のない人生の命題を受験プロセス中から考え、(少なくとも暫定的に)決断し、エッセーや面接で語らなければなりません。そのためには、スコアメイクが終わる前からひたすらこの問いを自分に投げかけ、必要であれば人に相談し、ネットや書籍で調べ、答えを見つけておくことをお勧めします。このコアが早く固まれば固まるほど受験後半のプロセスが楽になります。