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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
DY

Q. 進学予定校
LBS

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)

Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ

Q. 受験校
Stanford, Wharton, Chicago, Columbia, UC Berkeley, LBS

Q. インタビュー実施校
Wharton, Chicago, LBS

Q. 合格校
LBS

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
学生時に1年間英国に留学

Q. 費用
私費

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
海外大学院文系

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT: 740(V42/Q49/IR6/AWA5) 、TOEFL110(R29/L30/S26/W25)

Q. 塾
AGOS, Meister, Affiance

Q. カウンセラー
A氏 (実名は伏せる), Ed Lee

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

・新卒で重工メーカーに入社し、海外営業部門で3年半
・その後、コンサルティング会社に転職して3年半

Why MBA?

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

学生時代の留学経験から、何となくMBAに行きたいという憧れを持っていました。
また現在の環境に慣れてきてしまい、新しい刺激を求めたかったというのと、仕事に疲れたので、学生に戻りリフレッシュしたかったというのも大きいです。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

将来自分でビジネスをしたいので、その為に必要な知識・スキルだったり、ネットワークだったり、起業準備を少しでも出来たらと思っています。実践が大事だと思うので、インターンも積極的にする予定です。
また、英語力強化も大きな目的です。何となく過ごすと大して上達せずに終わる可能性大なので、なるべく英語でコミュニケーションする環境に身を置きます。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。

留学直後は、将来的な起業に向けて、コンサルティング会社/ファンド等で経験を積めたらと考えています。

Preparation for MBA Application

<概論>

Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

2年半もの歳月を費やしました。ざっくり、GMAT・TOEFLで1年半、Essay・Interview対策で1年半です。カウンセラーが中々の曲者で、後の1年半はほぼEssayに費やしました・・・

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

説明会やOB/OGにコンタクトするのはもちろん、米国5校&英国1校を、1週間で弾丸ビジットもしました。ビジットは必須ではないですが、Essay/Interviewでの説得力に雲泥の差が出ますので、余程強いバックグラウンドが無い限り、ビジットした方が良いと思います。

Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。

泣きたくなりますが、キャンパスビジットの費用も含めると400万円程度費やしていると思います。

Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

貯金

<スコアメイク>

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

TOEFLについては、留学経験があったこと、GMATから先にスコアメイクしたことから、苦労はしませんでした。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

かなり苦労しました。近年、明らかに難化しているので、早めの対策が欠かせないと思います。
具体的には、AGOSで基礎力を固めて、MeisterでSC・CRを強化し、MathだけAffianceにも通いました。スコアの推移としては、690 ⇒ 640 ⇒ 740と、かなり点数がブレており、ある程度力がついたら運の要素も大きい試験だと思います。

<Essay & interview>

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください。

私の受験の最大の失敗は、メインカウンセラーです。Affianceに紹介されて、セールストークを鵜呑みにしたまま選んでしまい、結果的に大失敗でした。禅問答のような会話を繰り返し、自分掘り・Essay作成に無駄に時間をかけ、みすみすと1st Roundを逃してしまいました。
カウンセラー選びは本当に重要で、実績豊富で、口コミも良いカウンセラーを最初にしっかり選ぶことが重要です。
私は途中からEdにアドバイスを求め、少しづつ軌道修正しました。自分でしっかり中身を考えていけるアプリカントであれば、迷わずEdにすれば良いと思います。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

私費で自由に書けることもあり、キャリアゴールだったり、転職経験だったり、なるべくユニークさを出すことを心がけました。
しかし、Essayは重要なパーツではありますが、正直、スコアの方が大事だと思うので、あまり凝り過ぎるのも良くないです。頻繁に言われることではありますが、MBA受験は総力戦です。全体最適の視点を忘れない方が良いです。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

推薦状は会社の直接の上司2人にお願いしました。苦労した点は特にないですが、推薦状と、アプリケーション全体の整合性は気にしていました。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

スクリプトを作ったうえで、MatthewとNishとMock Interviewをしました。計10回ぐらいだと思います。プラス、@EnglishというSkypeサービスを使って練習していました。
特に、Nishはお勧めで、良心的な価格にもかかわらず、実績豊富だし、クオリティも高いです。そして、何より人柄が良く、親身になってサポートしてくれます。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

自分の場合は、事業会社とコンサルティングファームと両方経験していますので、経験の豊富さをアピールしました。
また、自分中心になることなく、学校への貢献も忘れずにアピールすることを心がけていました。

<学校選択>

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

トップ校で、かつビジットしてしっくりきた学校へアプライしました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。

結果的に、LBSしか受かっていないので、迷う必要がありませんでした。一応、私費なので、やはり学校のブランドは気にしてました。

<その他>

Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

2ndで応募する直前 (11月)に、Stanford, UC Berkeley, Chicago, Columbia, NYU, LBSを1週間で回りました。知り合いのコネと、あとは日本人サイトからコンタクトして、在校生との面会をアレンジしました。よりクリアにMBA生活がイメージできるので、是非行かれると良いと思います。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

MBA受験は、長く辛い戦いです。私は途中、仕事との両立が図れず、不眠症で体調を崩しました。また、2年半、一切のレジャーを断ちました。休日は、勉強しているか、Essay/Interviewへ向けてPCを立ち上げているか、例外なくどっちかでした。それでも、MBAへの強い想いで、何とか乗り切ることができました (たまに、大して苦労もせずにトップ校に受かる天才もいますが、それは例外ですので、気を付けてください・・・)

それでも、MBAを目指す覚悟がある方に送る、僕からのアドバイスは以下3つです。

①テストに全力を尽くす
米国は特にですが、テストはとても重要です。どんなにEssay/Interviewが刺さっても、テストが悪いと基本どうにもなりません。さらに、近年はGMAT/TOEFLともに難化傾向と言われています。まずは、テストに全力を注いでください。

②良いカウンセラーを選ぶ
私の受験の最大の失敗は、カウンセラー選びでしたが、同じ失敗を繰り返さないよう、是非、実績豊富で、自分に合ったカウンセラーを選んでください。
とにかく、客観的な評価が大事です。当たり前ですが、業者は自分から悪いことは言いません。MBA業界では、アプリカントと業者で情報量に圧倒的な差があり、どうしても騙されてしまいがちなので、実績があって、口コミも良いカウンセラーを、慎重に選んでください。

③インタビューまで走り抜く
アプリケーションを提出した後、インタビューに気を抜いてしまうアプリカントが時折います。インタビューの重要性が怪しい学校もありますが、それでも、ヘマをしたら、間違いなく合格に支障をきたしますので、インタビューまで気を抜かずに走り抜いてください。テスト・バックグラウンドがしっかりしていれば、突出する必要はありません。普通にインタビューをこなすことが出来れば、どこか受かるはずです。

Q. 一言メッセージ

MBA受験に最も必要なのは、「覚悟」だと思います。将来報われるか分からないけど、それでもMBAを目指す非合理的な覚悟がある方、心から応援してます!

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