合格体験記 / オックスフォード大学サイード校 / University of Oxford Said Business School / GO

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
GO

Q. 進学予定校
University of Oxford Said Business School

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (1 year)

Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ

Q. 受験校
INSEAD, Cambridge Judge, Imperial College, IE, ESADE, HKUST, Oxford Said

Q. インタビュー実施校
Imperial College, IE, ESADE, HKUST, Oxford Said

Q. 合格校
IE, ESADE, HKUST, Oxford Said(HKUSTは奨学金付、Imperial Collegeは途中辞退)

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
10週間のインターンシップかつ語学研修(オーストラリア)、1週間×20回の旅行または出張(英語圏10回強・イビサ島3回等)という僅かな経験はありますが、新卒時はTOEIC 400点台、テスト勉強開始時はTOEIC 660という正統派の純ドメでした(私のレベルの受験生の方々は元々がTOEIC 900以上、初回でTOEFL 80点台というセミプロの純ドメの方々の合格体験記を鵜呑みにすると怪我をするかもしれません)。

Q. 費用
その他

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・私立・大学・文系(数学受験)

Q. GPA
N/A(不合格科目が成績証明書に記載されない古き良き制度で無理矢理に計算すると3.1)

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT 700 / IELTS 7.5

Q. 塾
AGOS Japan (GMAT) / LINGO L.L.C. (IELTS)

Q. カウンセラー
Lauren Unik氏(エッセイ・CV・推薦状・インタビュー(メイン))、Matthew Aldridge氏(インタビュー(2回))、Edward Lee氏(クローザー的にピンポイント(1回))、Vince Ricci氏(説明会(1回))

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

都内大学の文系キャンパス学務課で科目登録、総長(学長兼理事長)室経営企画課で中長期計画策定と米国NPO運営、理系キャンパス入試課で大学院入試と計12年の職務経験です(INSEADはキャンパスビジットで職員、模擬講義で教員と2度も年齢を突っ込まれたため、職歴が長いことで足切りとなった可能性があります)。

Why MBA?

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

世界中のどこでも誰とでも働ける力を備えたいと考えたためです。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

学部入学で地方から東京まで上京することで日本中に友人を作れたようにMBA留学で日本から海外まで飛び込むことで世界中に人脈を築くことです。知識よりも経験を大事にしたいと考えており、各カレッジのフォーマルディナー、HEC Parisで開催されるMBA Tournament(Oxfordは何回も優勝しているため、貢献できるのはフットサルのキーパーとバレーのリベロぐらいだろうと想定)、ユニオンで開催される著名人の討論会、コンサルティングのラボ・クラブ、そして週末は息抜きとして欧州・アフリカに旅行と四方八方で活動したいです。活動費増加による借金上等ですが、懸念は東京オリンピック…。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。

世界大学ランキングトップ100に当学を引き上げるため、全ての学部・大学院を横断しての学生リクルート(特に留学生・大学院生・女子学生)の戦略策定、計画実行に従事させてほしいと要望はしました。

Preparation for MBA Application

<概論>

Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

対策を始める前に在校生、予備校、海外MBAドットコム等のオンラインで公開されている数百件の全ての合格体験記を読破したところ、私の場合(TOEIC 660というMBA受験者としては無の領域)は約2,000時間が必要となるだろうと試算しました。結果的にTOEIC 660からIELTS 7.5までは17ヶ月間(2017年6月下旬~2018年12月上旬)で約1,400時間、IELTS 7.0からGMAT 700までは7ヶ月間(2018年4月下旬~2018年11月下旬)で約500時間と予想が当たりました。TOEIC 660だった自身のスタート台を考慮すると、17ヶ月間で世界中の如何なるビジネススクールにおいてもテストスコアを理由とする足切りにならないIELTS 7.5, GMAT 700を達成できたことは自分を褒めたいと思いますが、IELTSは9回(他にTOEFL, PTEが1回ずつ)、GMATは4回も受けたので、運の要素に助けられた感は否めません。

平日は最低3時間(17時15分終業、17時30分帰宅、17時30分~19時00分仮眠、19時00分~対策)、休日は最低6時間、一月としては最低120時間をスコアメイキングに捧げるというルーティンをロボットのように継続しましたが、十二分な睡眠と週2, 3日のアルコール注入による息抜きは無機質な生活を淡々と継続するために必要悪でした。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

スコアメイキングを最重要視の上、主にオンラインで対応しました。スコアメイキングが未達の状態で夢を見ても仕方がないと考えたため、アゴスの夏祭りや海外MBAドットコムの留活交流会も参加しませんでしたが、現実を直視するために参加しても良かったかもしれません。受験の全体像としては野村総研の方々がインターフェイスに寄稿されているPDF版の合格体験記(LBS×2名・IE×1名)が秀逸です。私のレベルの英語のスコアメイキングとしては以下のURLのブログ(英国MBAと時の部屋-ランカスターMBA-)が参考となるかもしれません。
https://ameblo.jp/fh025352/entry-10579143848.html

Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。

650万円(預金による受験費・学費の支払を回避するために投資していたVIXベアETNが2018年2月上旬に早期償還となったことによる500万円の瞬間蒸発を特別損失として計上、Lauren Unik氏のカウンセリング料金は驚愕の15万円)

Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

自己資金・一財助成・勤務先貸与(足りなくなったら黙ってカードローン)

<スコアメイク>

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

コツはありません。コツコツとやるしかありません。予備校に頼り過ぎてもいけません。頭の良し悪しと比例せず、純粋な語学力が測定されるため、努力量とスコアが相関する真っ当なテストであると思います。

英語は勉強ではなくスポーツに近く、効率的な近道はないと感じました。基礎的な練習(1に単語、2に単語、3, 4も単語、5も単語)を反復し続ける他に手段はないと感じました。17ヶ月間(2017年6月下旬~2018年12月上旬)で約1,400時間という量に物を言わせてTOEIC 660からIELTS 7.5までのスコアメイキングを寄り切りました(IELTS 7.0までは10ヶ月間で約1,100時間)。

1点刻みのTOEFL 110を目指していたら十中九十で失敗していたと思いますが、0.125捨0.25入のIELTS 7.5は希望を持てました。初めの2.5ヶ月間(約300時間)はTOEFLテスト英単語3800の暗記の他に何もせず、Rank 1からRank 4までの8割を植え付けました。リンゴの講座は期間・料金のバランスが適当でした。出来ることは何でもやろうと本試験の5/9回でWriting, Speakingの再採点を乱打しましたが、Writingの0.5増が1回のみでしたので、再採点の期待値は低いです。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

「(論理読解力+英語速読力)×(計数処理力+予備校知識)×(割り切る力+時の運)=スコア」という式が成り立つ気がします。短期間で高めることが難しい媒介変数(論理読解力)があること、割り切る力と時の運(RCが序盤に現れるか否か等)がボラテリティの高さに繋がっていることにより、努力が報われないこともある不条理なテストであると思います。

GMATは勉強ではなくゲームに近く、予備校で攻略法をマスターすることが近道であると感じました。GMATは問題の出てくる順序、予約できる時間の制限という運の要素を排除できないため、都度の過度な落ち込みは禁物です。7ヶ月間(2018年4月下旬~2018年11月下旬)で約500時間という量に物を言わせてIELTS 7.0からGMAT 700までのスコアメイキングを寄り切りました(3回の600点台の後に700)。

GMATのVerbalは予備校ホッパーを生み出しがちですが、複数の予備校で完全に解説できる問題数を1,000問、1,500問…、と増やし続けても本番で目が点になる難問に遭遇することは不可避です。本番の問題数は僅か36問であり、予備校ホッピングでマスター済の問題数を1,500問、2,000問…、と増やし続けることに費用対効果を見出せなかったため、私はアゴス1校の解法を叩き込んだ上で全5回(結果的に4回)の持ち球を打ち切るという選択をしました。

GMATのQuantitativeはアゴスの講座とStarter Kitの他に何もしませんでした(幼少期に珠算の段位を取得していること、20年に渡って麻雀で確率による打牌を訓練してきたことにより、数字は無問題)。マスアカもやりませんでしたが、49, 50が2回ずつと満点に届かなかったため、詰めが甘かったと言わざるを得ません。

<Essay & interview>

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください。

Oxbridgeが第一志望の場合はLauren Unik氏で決まりです(もちろんアメリカ・アジアの合格実績も多数です)。Cambridgeで教育学修士(エッセイ専攻)を取得されているために特に欧州の知見が深いこと(旦那さんもCambridgeでMBAを取得)、ビジネスマインドではなくボランティア精神によるサポートであるために料金が奇跡的に低額であること(オフィスを構えずに自宅で対応されていることも一因)、インタビューでテキスト化されたフィードバックをいただけること、カナダ出身・イギリス学位・日本在住というグローカルなアドバイスを得られること等が理由です。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

カウンセラーに負んぶに抱っこで乗り切りました。3ヶ月間で7校分のエッセイを作成しました(週1, 2時間の打ち合わせのペース)。基本的にLauren Unik氏が書き直しをしてくれたため、非常に楽でした。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

直属の上司は全てを作成してもらい、取引先の方は先方と当方で折半しました。推薦者が日本語版で全校分の回答を作成、Lauren Unik氏の旦那さんが英訳、Lauren Unik氏が各校版にカスタマイズという流れでした。想像していたよりも遅れました。カウンセラーによっては推薦者にメールの転送のみを依頼の上、受験生が作成・登録の全てを行うよう指示されるようですが、全ての出願コンテンツの一貫性・現実性を担保するための的を射た手法であると思います。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

カウンセラーに負んぶに抱っこで乗り切りました。Lauren Unik氏(5回)の丁寧なWritten FeedbackとMatthew Aldridge氏(2回)のキレキレの突っ込み(厚切りジェイソン風)はバランスの取れた良い組み合わせでした。Matthew Aldridge氏に「面白くない」、「当たり前」と切られ続けました。熱意は対面でなくとも伝えられるため、本番は全5校ともにSkypeを選択しました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

バックグラウンドが特異であるために他者と差別化する必要はなく、Pre MBA→During MBA→Post MBAのストーリーの一貫性・現実性が浮世離れしないように留意しました。

Cambridge Judgeに縁はありませんでしたが、謎のバックグラウンド、出願ラウンド、そして何よりもIELTS Test Report Formに掲載された悪人相の顔写真が要因であったと推察しています。銀座SILKIAで別人に変貌する限界に挑戦した爽やか風の顔写真(金弐萬円也)を提出できていれば結果は異なっていたでしょう。アジア圏女性の場合は限界を突破してくる事例が散見されますが、他人に変貌してしまうと後に苦労するかもしれません(近年は目視による顔認証が困難)。冗談半分ですが、本気半分です。入試担当官として人間ベルトコンベアのように数千件の出願書類を確認してきた経験上、第一印象を決める顔写真も侮ってはいけないということを補足しておきます。

<学校選択>

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

1)プログラム期間が12ヶ月以内であること(勤務先の要件)、2)ランキング・知名度が高いこと(勤務先が大学であるため、FT Global MBA Rankingのみならず、QS/THE World University Rankingsも参照)、3)入学の基準が厳しいこと(IELTS/TOEFL, GMAT/GREの要件・平均)の3点で絞りました。IMDは軍隊式のカリキュラムを理由に出願しませんでした(少しぐらいは遊ばせていただきたい)。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。

イビサー(こよなくイビサ島を愛する30代)として、ムーギー・キム氏の東洋経済オンラインの連載の愛読者として、スペインのスクールとINSEAD(職歴の長さと年齢の高さのせいか、そもそも呼ばれなかったので行けませんが)も志望していましたが、大学職員という特異なバックグラウンドを考慮の上、最終的に世界中の誰しもが知っている総合大学のOxfordを選択しました。Times Higher Education (THE) World University Rankingsにおいて3年連続(2017年~2019年)で首位であること、英語要件が世界中で最も厳しいこと(厳格にIELTS 7.5またはTOEFL 110で足切り)も決め手の一因です。

Oxfordはファイナンスが有名ですが、国連が提起している持続可能社会問題の解決にビジネスで挑戦するというビジネススクール・公共政策大学院の折衷的なプロジェクト(Global Opportunities and Threats: Oxford (GOTO))が特徴的であり、社会起業がファイナンスとともに二本柱の一角を担っています。私のような非ビジネス系のバックグラウンドであっても必要としてくれるビジネススクールですので、政府系組織、NGO、NPO、各種団体の方々もOxfordのMBAに興味を持っていただけたら幸いです。

<その他>

Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

8月にINSEADのアジアキャンパスを訪問しましたが、9月入学者は帰国済、1月入学者はインターン中で在校生の方々と会えませんでした(情弱の典型)。他のキャンパスビジットは行いませんでしたので、Skypeで在校生の方々に話を伺った上、Google Mapで各都市を散策しました。インタビューでキャンパスビジットの有無を問われた際は有ると偽りましたが、その後の関連の質問に詰まることはありませんでした。未だにOxfordに行ったことはありませんが、詳細なマニュアルが引き継がれているために不安はありません。

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

一般公募型の奨学金に応募はしていませんが、一般財団法人の助成に採用いただきました。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

受験費・学費は株等取引で工面できると信じて疑いませんでしたが、VIXベアETNが2018年2月上旬に早期償還となったことにより、500万円が1日で蒸発しました。勉強に専念できる環境を提供してくれたMBAの神様に感謝していますが(蒸発後に一時的な引退を決意)、株等取引は楽し過ぎるために勉強に集中できなくなる懸念があります。何はともあれ、入試担当官が入試に落ちるという惨事は避けられて安堵しています。

Q. 一言メッセージ

教育、環境に関わらず、英語圏においては皆が英語を使いこなせているため、誰であっても練習をすればIELTS/TOEFLのスコアは出せるはずです。GMATは非常に難しいですが、GREと合わせることで年10回もチャンスがあります。正しい方法で十分な対策をすれば結果は伴うはずなので、諦めずに頑張ってください。 純ドメの私は約2,000時間、650万円強を投資することとなりましたが、投資なくしてリターンなしです。私の逆張りの投資をすれば後に回収できると思いますので、リソースの投下に躊躇しないでください。

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