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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
YF

Q. 進学予定校
MIT Sloan School of Management

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)

Q. 進学予定校の地域
アメリカ

Q. 受験校
Stanford, MIT, UCLA, UCB, USC

Q. インタビュー実施校
MIT, UCLA, USC

Q. 合格校
MIT, UCLA (fellowship), USC (fellowship)

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
インドでの半年間の勤務

Q. 費用
社費

Q. 奨学金
取得済み

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
京都大学大学院情報学研究科

Q. GPA
3.2

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT 730 (V36 M51), TOEFL 106 (R29 L29 S22 W26)

Q. 塾
Y.E.S, WebTOEFL, E4TG

Q. カウンセラー
江戸義塾

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
もともと日本の通信会社の研究所にて2年間データマイニングの研究に従事した後、外資経営コンサルティング会社に転職、消費財・電機メーカーの経営戦略等に従事、5年目にMBAを受験しました。

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
1点目は起業の準備としてです。先端技術を利用したビジネスをしてみたいと考えていたのですが、具体的なアイデアがあるわけでもなく現状の仕事をしながら探せるわけでもない。かつ、先端技術はビジネス化が非常に難しい。先端技術のビジネス化の学習と起業の準備のためにMBAに行ってみるのはどうかと考えました。
2点目はリーダーシップ能力の幅の向上です。議論をするのが好きで、何が最も正しいことなのかを追求するのが好きなのですが、その結果としてチームのモチベーションを下げてしまったことがあります。状況に応じたリーダーシップが発揮できるよう、幅を広げれればよいなと考えておりました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
留学中に達成したいことは、MITのコンピューターサイエンスの研究室等に積極的に訪問し、最先端の技術を使って何らかのビジネスを立ち上げることです。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 
先端技術を使って新規ビジネスを行う

Preparation for MBA Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
私の場合はやや特殊で、2015年に一度受験を失敗しておりました。当時は、Stanford, UCLA, UCBを受験し、UCLAはインタビューで不合格となりました。
2015年2月 AGOSでGMAT Verbalの勉強を始める
2015年4月 はじめてのTOEFL82点を取得
2015年6月 はじめてのGMATで600点。即座にキャンセルを実施。GMATとTOEFLを並行して勉強する
2015年8月 TOEFLが初めて90点を超える。GMATは680点を取得。一旦TOEFLに全力投入
2015年10月 8月から90点をウロウロしていたTOEFLで初めて101を取得。その後も受け続けるも90点台
2016年1月 Stanford, UCB, UCLAに受験するも、UCLAのみインタビュー招待
2016年2月 唯一の希望であったUCLAに落ち、MBAを諦める。

2018年7月 再度MBA受験を行うことを決意。この時点でTOEFLは昔の101点が失効しており、再度受け直しに。87点と過去のスコアを大幅に下回り絶望する
2018年8月? AGOS夏祭りに参加し、どこの大学が良いか調べ始める
2018年8月 TOEFLは勉強しつつ、Y.E.Sに行き始め、GMATにも力を入れる。
2018年9月 TOEFLで100を取得
2018年9月 Edに連絡し、まだ対応してくれるか確認。主としてメールで相談する
2018年10-11月 仕事が忙しすぎたため、仕事を少し休み、勉強に集中する。
2018年10月 レコメンデーションが必要なかったUSCのエッセイを記述し、1stで出願、月末にインタビューを実施
2018年10月末 しっかり勉強したはずのGMATで580をとり、絶望する
2018年11月 2週間後のGMATで730をとり、思わずガッツポーズ
2018年11月中旬 100点周辺をうろうろしていたTOEFLで106を取得。これで完全に勉強を終える
2018年11月下旬 勉強が一段落したということで友達と石垣島に旅行にいき、心をリセット。そうこうしているうちにUSCから授業料全額の奨学金付きで合格をもらう。悩んだ挙げ句Depositを払う。
2018年11月末 自分と思考の近い兄と自分の将来の夢について2日間ぎっしりと語る
2018年12月 エッセイを記述終了し、年末にStanford, UCB, UCLAに出願
2019年1月 MITのエッセイを開始し、ビデオ撮影、そうそうに出願
2019年2月 UCLAからインタビュー通知、インタビュー実施
2019年3月 MITからインタビュー通知。MITの受験生をEdに紹介してもらい、お互いに準備をする
2019年3月 UCLAから授業料全額の奨学金付きで合格をもらう
2019年4月 MITから合格通知

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
AGOSの夏祭りに参加し、自分にあっている大学を探しました。実際に大学を選んでからはメインはWebサイトで学校について調べ、また知人に実際の学生を紹介してもらい、相談に付き合ってもらっていました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 
2018年だけで、
カウンセラー ~30万円
TOEFL ~20万円
GMAT ~10万円
塾 ~30万円
出願費用・Deposit 50万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
会社からのスポンサーの予定でしたが、もっと早く奨学金とかに応募しておけばよかったと思っています。。。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
TOEFLは中国のTPOを結構頻繁に解いて・復習を繰り返してました。
途中からReadingを勉強のためにGMATのRCを繰り返して読みました。GMATのRCはTOEFLのRより相当難しいので、25点以上はこれでよいかと考え、Readingの特別な勉強はしませんでした。
ListeningはTPOのスクリプトを印刷してわからない部分にマーカーをひいて何度も聞いていました。
SpeakingはE4TGで練習しました。
Writingは苦戦しました。24点周辺をウロウロしており、E4TGやWebTOEFL等でいろいろトライしましたが、結局どうすれば点があがるのかよくわかりませんでした。最終的に得た結論は、IntegratedはListeningの内容をすべて細かいところもサマライズせずに書ききる。Independentは各段落の一文目に全力を尽くし、一文目ですべてできるような文章にしたことで26点以上をとることができるようになりました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
私としては、AGOSよりもY.E.Sが性にあってました。吉井先生のキレッキレの説明に納得感しか覚えませんでした。GMATの問題はY.E.S.で与えられた問題を何度も何度も解き、他の人に解説ができるようになるまで何度も質問をし、理解を深めました。SCの問題数は25×8問の200問以外は全く解いていません。
GMATのPrepや本番のSCでは、一見全然パターンが読めずに吉井先生のところで学んだ内容が活用できないこともあるように感じましたが、よくよく落ち着いてみると、パターンがあり、結局吉井先生のところの解法が適用できたと思います。

<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
2015年のときにBryanと働いていましたが、彼のスタイルが合わなかったことを記憶していたので、2018年では異なるカウンセラーにお願いすることにしました。自分が責任を持ってエッセイを書き、あくまでカウンセラーのアドバイスは意見でしかなく、自分に決定権があるということを強く意識しておりました。その上ではEdのスタイルがかなりよかったかと思います。
Edに修正してもらった英語であっても、やはり気に入らないところは勝手に修正し、Edに見せずにサブミットしたこともありました。Edは結局10時間未満でした。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
StanfordのWhat matters most to youに本気で取り組みました。同じバックグラウンドを持つ兄を2日間拘束し、MBAありきではなく、自分のやりたいことはなにかについて本気で議論しました。
技術を追求するというよりは、技術を普及するほうがよいよね。その理由はなんだろう?等、いろんな角度から議論し、最終的に今までの人生のうえで最も重要な意思決定基準がみつけられたと思います。
事前にUCLAやUCBのエッセイもおよそ完成していたのですが、自分の意思決定基準を見つけてからはなんだか陳腐に見え、12月に入ってからエッセイを結構書き換えました。もちろんそれまでに記述していたことは変ではなかったのですが、なんだか片手落ち感がありました。
Stanfordのエッセイを真剣に考えた結果として、非常に自分としては納得感のいくエッセイになったと思います。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
推薦状は8月くらいに頭出しをしており、結局11月くらいに書き終えてもらいました。一人は全部推薦状を書いてもらいましたが、もう一人分は下書きを自分でするスタイルにしました。結局下書きをした方もレコメンダーの人が全て書き換えて記述してくれました。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
UCLAのインタビューはEdに過去問をもらいかなりみっちりスクリプトを準備しました。インタビューは想定質問の範囲内でした。
MITのインタビューは、EdにMIT受験者を紹介してもらい、お互いに練習しました。また会社の上司にも見てもらい、Jessicaにも見てもらいました。Jessicaにもらった良かったフィードバックは、ダラダラとしゃべるのではなく最初に質問に明確に答えるということでした。それをするだけで何を言いたいかが明確に伝わります。その指摘はインタビューの前日だったのですが、その日一日かけて、想定される質問に対して、ワンセンテンスで答えれるようにしっかり準備しました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
技術と経営の両方の経験があるという点。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
総合大学で技術が強い学校のみを選択して受験

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
技術系の大学として最高峰であったため

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
キャンパスビジットはしてません

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
奨学金の存在に気づいたタイミングが遅かったため、あまり応募できませんでした。
10月頃に平和中島財団に応募・・・不合格
4月頃に神山財団に応募・・・合格

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
奨学金の締切はすごく早いのでもっと早めに行動して応募しておくべきでした。

Q. 一言メッセージ
私にとってStanfordのエッセイに取り組んだことが本当に良かったです。今までのバラバラに存在していた経験に対して、一本の線を引くことでMBA以前に自分の本当にやりたいことが明らかになります。その上でやはりMBAが最適解であればMBAを選択すればよいでしょうし、転職が最適解であれば転職でも良いのかなと思います。皆さんの夢の明確化をし、是非その夢のために頑張ってください。

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