合格体験記/IEビジネススクール/IE Business School/うたた

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投稿者プロフィール

うたた(男性)
26〜30歳(出願時期)
IE Business School(スペイン・ヨーロッパ)/Online MBA(進学予定校/プログラム)


Q. 海外経験と期間を教えてください 

なし

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2024 Round 1: IE

Q. インタビュー実施校を教えてください

IE

Q. 受験結果を教えてください

合格:IE

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

応募・検討中

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・国立・大学院・理系

Q. GPAを教えてください

大学 約3.0、大学院 約3.3

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

IELTS 7.0(R8.0 L6.0 S7.0 W6.0)
ieGAT

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

NA

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

MBA Lounge、Matthew Aldridge


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

日系化学メーカーに研究職として5年勤務。科学系スタートアップと協業、出向を経験後、エネルギー関連新規事業の開発に従事。

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

研究者から経営人材へキャリアチェンジするための足がかりになると考えたため。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

・ファイナンスや経営学等のインプット
・国内外のネットワーク構築
・交流を通した世界のトレンドや市況、一次情報の取得
・英語でのサバイブ能力の向上

Q. 留学後のビジョンを教えてください

留学前にベンチャーキャピタルに転職予定で、オンラインMBAでキャッチアップした知識や経験を実務で活かしたいです。将来的には客員起業家のような仕組みを使ってスタートアップを創業したいです。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

2023年1月に受験を決意して、受験カウンセラーさんとやりとりを開始し、9ヶ月でIELTSのスコアメイク完了後、2ヶ月で合格まで駆け抜けたスケジュールでした。ちなみに受験開始時の私の英語力は、英検準1級、TOEIC790点、Versant 51点でした。

2023年1月 MBAラウンジと契約、IELTS勉強開始
2023年3月 志望スクール変更(フルタイム→オンライン)、自己分析
2023年4月 初IELTS OA6.5 (R6.5, L6.0, S6.5, W6.0)
2023年5月 IELTS OA6.5 (R6.5, L6.0, S6.0, W7.0)
2023年8月 IELTS OA6.5 (R6.5, L6.0, S6.5, W6.5)、CV作成開始
2023年9月 エッセイ作成開始、推薦状依頼
2023年10月 IELTS OA7.0 (R8.0, L6.0, S7.0, W6.0)、ieGAT・Kira対策開始
2023年11月上旬 出願書類提出、ieGAT受験
2023年11月下旬 Kira、インタビュー、合格

以下費やした時間です。
・IELTS:約386時間(スピーキング以外)
・英会話:約77時間
・提出書類関係:約115時間
 合計:578時間

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

スクール主催の卒業生・在校生との交流イベント、受験カウンセラー主催の説明会、Web、X(旧Twitter)

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

約70万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

貯金、親から借金

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

【使用教材】
・実践IELTS英単語3500
・新セルフスタディIELTS完全攻略
・IELTSブリティッシュカウンシル公式問題集
・IELTSブリティッシュカウンシル公認本番形式問題3回分
・ケンブリッジが出版してる公式問題集4冊ほど
・IELTS スピーキング・ライティング完全攻略
・ネットに転がってる類似模試問題
・オンライン英会話(ネイティブキャンプ、Cambly)

【時系列での記録】
◾️初めの1ヶ月目
単語帳を7〜8割ほど暗記。ブリティッシュアクセントが聴き慣れなかったので、通勤時はBBC newsのポッドキャストを聴き流してました。

◾️2ヶ月〜3ヶ月目(6.5獲得)
ライティングとスピーキングを重点的に対策して、比較的安定して6.5をとれるようになりました。並行して公式問題集で回答演習しました。

・ライティング
「IELTS スピーキング・ライティング完全攻略」を使ってTask1の出題率が高い題材から順番に、回答の型や英語表現をほぼ暗記しました。毎回書いて覚えるのは時間がかかりすぎるので、基本的には音読して暗記してました。本番で似たような問題が出ることが多く、Task2の対策をほぼしなくても、6.5〜7.0を取れるようになりました。

・スピーキング
IELTSのSpeaking問題は4か月に一度入れ替わるので、その期間の序盤でPart1,2の自分用の英語解答をOnenote にストックして(Part3は量が多く、対策まで手が回らなかった)、毎日独り言やオンライン英会話で練習しました。Part3で少し回答でもたつくが、6.5は安定して取れるようになりました。

◾️4ヶ月〜8ヶ月目(低迷期、6.5獲得)
・ライティング
本番の数日前に、回答の型や表現を確認する程度で、日常的にはほぼ勉強時間を割かなかったです。Task2の回答の型だけ新たにインプットしました。

・スピーキング
完全にスコアが伸び悩む。2〜3ヶ月目とやることはほぼ変わらないです。

・リスニング
模試演習後、音読→シャドウイングを行っていました。通勤時間に再生速度を1.5倍程度にして速聴もしていましたが、なかなかスコアは上がりませんでした。

・リーディング
模試を解いて、わからなかった語彙や表現をノートにストックしていました。この時期は、回答方法をいろいろ探ってましたが、自分に合う型がみつかっていませんでした。

◾️9ヶ月〜10ヶ月目(7.0獲得)
スコアアップはほぼ諦めて、出願書類の準備にほぼ時間を費やしてました。IELTS教材の速聴や英会話だけ毎日継続していました。

・リーディング
当時は満遍なく各セクションで得点しようとし過ぎるあまり、点数が伸び悩みました。そこで、小谷さんのXのポストを参考に、得点できる可能性が高い設問に絞って時間配分を見直して、模試を3題ほど使って練習をしたところ、10月のIELTSで6.5から8.0にスコアを伸ばすことに成功しました。

・スピーキング講師をネイティブの方に変更しました(ネイティブキャンプ→Cambly)。CamblyにはIELTS対策に詳しい講師の方が多くいるため、本番に近い環境で練習ができる上に、フィードバックも的確でした。私の場合は特に、流暢さ・レスポンスの速さなどの指摘を随時してもらい、やり取りの微妙なぎこちなさを無くす訓練を2ヶ月ほど継続して7.0を取ることができました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

ieGATの模擬問題がネットに載っているので、8000円ほど払って5日間ほど対策しました。体感ですが、50%ほど似たような問題が出題されましたが、あくまで試験に慣れる目的で短期間で練習するのが良いかと思います。

↓参考
https://www.jobtestprep.co.uk/ie-admission

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

MBA loungeは比較的料金が安く、合格実績も素晴らしかったため利用させていただきました。非常にレスポンスが早く、ストレスなく出願書類の準備ができました。スクールの説明会や対策会も非常に参考になりました。

Matthewさんはkira・インタビュー対策で利用させていただきました。とくにIE受験生の方はおすすめです。ノウハウが目から鱗でした。また出願に関する英語書類(CV、エッセイ、推薦状、オンラインアプリケーション、奨学金エッセイ)のセカンドオピニオンと英文チェックをお願いしました。こちらも非常に良心的な料金で対応いただけました。本当に感謝です。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

パワーポイントの形で作成しました。自分の場合、将来のゴールがはっきり決まっていたので、構成に困ることはありませんでした。ただ、デザインにこだわりすぎて時間が溶けていきました…

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

職場の上司にお願いしました。時間に余裕をもって依頼していたため、苦労した点はありませんでした。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

カウンセラーさんからいただいたIEの面接で出題された質問を元に、自分用の回答を用意して、初めは暗記する形で練習しました。スクリプトはChatGPTをつかって、あまり時間をかけずに準備しました。オンライン英会話でインタビュー形式で暗記したスクリプトを言う練習をしているうちに、流暢さが出てくるはずなので、心配な方は初めは暗記から入っても良いかと個人的には思います。最終的には「暗記文を暗唱している」というよりは、「回答の構成とキーワードを記憶して、それを繋ぐための英語表現が自然と口からでる」ような感覚になっていました。
ちなみに面接の練習相手は、CamblyでMBAホルダーの方や、隙間時間でChatGPT 相手に壁打ちをして、練習量をかなり増やしました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

職務上の強み(研究のバックグラウンド、新規事業開発の経験)と性格面の強み(チャレンジ精神、利他思考など)


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

家庭の事情でオンラインしか選択肢がなかったため、オンラインとフルタイム両方のランキングが上位のIEに決めました。また、オンラインプログラムではソフトスキルやネットワーキングに懸念があったのですが、IEには前記の不安を解消できる、インタラクティブな環境が提供されている点。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

前述のとおりですが、アルムナイの方との交流したことで、IEのパッションとエネルギーが溢れるコミュニティに入りたいと思ったことが、最終的な動機になりました。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

なし


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

IEは3つの奨学金を選択して、それを頂くに値する自分をアピールするエッセイを提出するプロセスです。資産状況の情報も提供します。書類審査後は奨学金担当の方とオンラインで打ち合わせをして後日合否がメールで通達されます。私は12月にアプライしたのですが、審査落ちでした。もっと早めに応募しないと、奨学金の枠が埋まってしまうそうです。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

とくにありません!みなさんの合格体験記を読み漁って、有益な情報を得られたため、大きな失敗をすることはありませんでした。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

MBA受験は長くて非常に大変ですが、挑戦する価値は絶対にあると思います。私自身もMBA受験を通して、いろんな方と交流して、様々な考え方に触れて、キャリアを見つめ直し、MBA入学前にして待望のキャリアチェンジにも成功しました。受験前には全く想定していなかったです。

また、定期的にMBA不要論も盛り上がって、健全な精神状態の維持は本当に難しいと思います。
信じるべきは自分で、他人に干渉されすぎず、進み続けてください!続ける限りゴールはやってきます!

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