合格体験記/オーデンシアビジネススクール/Audencia Business School/Miho

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投稿者プロフィール

Miho(女性)
31〜35歳(出願時期)
Audencia Business School(フランス・ヨーロッパ)/ FullーTime MBA(進学予定校/プログラム


Q. 海外経験と期間を教えてください 

大学時代、バックパッカーで約20カ国を旅しました。また、休学して、フランス1年、セネガル1年、留学しました。入社後、1社目では2年目から年半分くらい海外出張をする生活を約3年続け、2社目では、定期的に海外出張を挟みながら、仕事の8割を英語もしくはフランス語で仕事をしています。

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2024 Round1: Audencia Business School, HEC Paris, EMLYON

Q. インタビュー実施校を教えてください

Audencia Business School, HEC Paris, EMLYON

Q. 受験結果を教えてください

合格:Audencia Business School, HEC Paris, EMLYON

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

応募・検討中

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・国立・文系

Q. GPAを教えてください

3.06

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GMAT: 690, IELTS: 7.0

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

特に使用していません。

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

Business paradigmを主として使用し、MBA Loungeは補足的に使用していました。


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

社会人歴9年目、製造業2社を経験しています。1社目では1年間、国内営業を経験ののち、海外事業部へ異動。約4年の間、海外拠点の立ち上げや営業、商品開発など、海外業務に関する業務は全て担当しました。(いわゆる雑用です。)その後、転職し、欧州地域のウェブマーケティングを担当、現在は事業部の広報宣伝を担当しています。

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

元々、大学4年時に、大学院に進みたいという気持ちがあったものの、金銭的な問題に加えて、何を勉強したいのか迷いが生じたため、一旦、就職の道に進みました。大学時代の先輩がIEに進学したことをきっかけに、大学院進学を検討し始めました。ちょうど、現状の仕事環境と自身のキャリア像にギャップを感じていたため、キャリアチェンジやキャリアアップの可能性を含めて、様々な意味でMBA取得が自身の今後のキャリアの幅を広げてくれるのではないかと考えたためです。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

「製造業xサステナビリティ」分野を国際的な基準から知識や過去の事例を学びたいと考えています。日本、海外どちらでキャリアを積むかは今は「白紙」で考えていますが、ものづくりの面白さや可能性を知り、製造業の魅力を感じているので、製造業に戻りたいと考えています。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

上述したように、ビジョンはあえて白紙として考えていますが、「製造業xサステナビリティx商品開発」分野で関わりたいと考えています。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

再度、大学院進学を検討し始めてから、合格を得るまで1年半を費やしました。進学を決めてからの1年は、IELTSやGMATの勉強を開始しました。GMATが早めに完了できたのですが、IELTSで苦戦し、Round1の締切ギリギリに達成したのが、進学を決めてから1年半かかりました。 2022年6月 受験を決意
2023年2月 GMAT 目標スコア達成
2023年8月 IELTS 目標スコア達成
2023年8月〜11月 面接など

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

元々、フランス以外の学校に進学する予定がなかったため、フランスに照準を当てて学校のHPなどを閲覧していました。
また、第三者の意見としてコンサルタントの方に学校の特色を聞いたりしていました。学校のカリキュラム内容で進学先を決定したかったため、あえて通っている人に話を聞きませんでした。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

約100万円ほどかかりました。
GMATやIELTSは先輩方から譲ってもらったり、メルカリなどの中古販売ショップで費用を抑えていました。

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

受験費用:今までの貯金を切り崩していました。
進学後の授業料や生活費:学校の奨学金(進学先のAudenciaは奨学金が充実していて、私の場合、授業料の60%が奨学金で賄われます。)、日本政策金融公庫の教育ローン、貯金
円安なので、足りない場合、金利がえげつないと噂されているprodigyを申請予定です。

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

IELTS地獄にハマり、計10回受験しました。 特にWritingはなかなかスコアが伸びず、辛い思いをしました。
基本は独学で、IELTS勉強を始めてから半年後、なかなかスコアが伸びないため、オンラインで受講できるIELTS講座を受けました。

Reading/Listening:
・ネットに落ちている無料の問題集などを解く。
・Japan Times alphaを購読して、多読を進める。
・BBCの6 min. Englishを毎日、覚えるまでシャドーイング。

Speaking
・DMM英会話をできるだけ、毎日受講。

Writing
・ネットに落ちているTipsなどを勉強。また、問題集などを解く。
・思考力を高めるため、主題傾向に高い課題の理解を深めた。
・1年経ってもスコアが伸びなかったため、有料の添削を利用した。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

初回で目標スコアが出てしまったため、特段、GMATでの苦労がありませんでした。 ただ、GMATを受けると決めたその日から、G-Prepを受講することを強くオススメします。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

Business paradigm: 第一志望のAudenciaの情報を扱っていた唯一のカウンセラーだったためです。 情報をたくさん持ち合わせていたので、非常に参考になりました。

MBA Lounge: お財布に優しいパッケージングが魅力で使用しました。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

仕事をしながら、エッセイの時間を捻出することに苦労しました。特に、自身のキャリアや特性の棚卸しは、年に一度、定期的に行っても良いなと感じたぐらい、自分との対話に時間がかかりました。また、MBA卒業後を描くことに苦労しました。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

推薦状は、前職の部長と大学のゼミの先生に書いていただきました。 現職の上司に依頼しなかった理由として、受験期間中に上司との関係性が良くなかったため、頼みづらかったということがあります。 大学のゼミは私の原点であること、前職の方が職務経験が豊富で期間も長いので依頼したことを添えていたためか、「なぜ、現職の上司に依頼しなかったの?」とは聞かれませんでした。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

想定される問題の英訳をある程度作っておき、対応できるようにしました。 また、カウンセラーとのMockを2回ずつ実施し(出願校が3校なので、合計6回)、その中でうまく答えられなかった部分のブラッシュアップを行いました。 フランス語能力の証明書も提出していたことから、出願した3校ともフランス語でのセッションがありました。全く予想していなかったので、何をいったのかあまり覚えていませんでしたが、後日、面接のフィードバックをいただいた方から「フランス語の時の方があなたらしさが伝わった」とコメントいただいたので、丸暗記は相手にも伝わるようです。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

職歴の大半を占めていた「海外販社の立ち上げ&商品開発」をもとに、様々なバックグラウンドの人たちとどのように目線を合わせて進めていったかという部分をアピールしました。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

フランス以外での進学を考えていなかったので、フランス国内で、サステナビリティ関連の授業を必須、もしくは単位が出る学校に絞りました。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

サステナビリティ関連の研究ではフランス、欧州でトップだと感じたからです。研究機関も設けており、「うちはサステナビリティMBAを取得できる」と豪語しているほど力を入れていたからです。 少人数で、平均年齢も少し高め(30歳オーバー)であることから、落ち着いて勉強ができる環境が整っているというところも魅力でした。 また、進学先の学生の質は高いと聞いていたことも進学理由の決め手の一つとなりました。


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

学校にもよりますが、①受験申請とともに応募する、②合格後、案内が来て応募する、パターンがありました。
①受験申請と共に応募した際、家庭事情も織り込みながら、奨学金を得られたら入学することが容易となり、こんなことに貢献できる、といった内容でエッセイを書きました。(500字)
②合格後の案内なので、余裕を持ってエッセイを作成できました。内容は①をブラッシュアップし、貢献度を中心に盛り込みました。 進学予定先には、他2校から合格をもらえており、こんな奨学金も得ているので、可能であれば増額して欲しいと懇願書を送付したところ、増額していただけました。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

どれだけ忙しくても英語の耳は早くから鍛えることをオススメします。その後の英語の学習の伸びに大きく影響しました。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

仕事との両立は大変で、MBAが本当に必要か迷う時期もありました。合格後もデポジットを支払った後も悩みました。しかし、合格した時の喜びは今までの苦労が忘れられるほど嬉しかったですし、MBAについてひたすら考えていることはそちらの道に進みたいんだと思い始め、上司に進学の報告と退職を伝えられました。 人間なので、モチベーションが下がることもあるし、1分も勉強できないこともあります。私もありました。そんな時は好きなことをして、「また、やり始めるか!」という気持ちが湧いての繰り返しを紡ぎながら、合格までつながりました。 ぜひ、皆さんのペースで合格を掴めますように。応援しています。

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