合格体験記 / カルフォルニアバークレーハース校 / University of California at Berkeley Haas / ゆり

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
ゆり
 
Q. 進学予定校
Berkeley HAAS
 
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)
 
Q. 進学予定校の地域
アメリカ

Q. 受験校
HAAS Tuck Columbia Stanford

Q. インタビュー実施校
HAAS Tuck

Q. 合格校
HAAS (Tuckがウェイトリスト)

Q. 性別
女性

Q. 出願時年齢
36歳以上

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
留学:オーストラリア1年、仕事:シンガポールの監査法人(4年)と事業会社(1年)、アフリカのNPO(1年)

Q. 費用
私費

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内私立大学文系

Q. GPA
3.3

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT:740(V40/Q50/IR4.0/AWA4)、TOEFL:110(R29/L30/S23/W28)

Q. 塾
AGOS、濱口塾(GMAT)、TOEFLは自習

Q. カウンセラー
江戸義塾(エッセイ)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
日本の事業会社で経理4年
シンガポールの監査法人で監査4年、事業会社で財務部長1年
アフリカのNPOで財務ディレクター1年

Why MBA?

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
アメリカで働きたくて。監査法人に勤めていた当時、NYの監査法人もいくつか面接を受けてみたのですが、いきなり就職するのはビザの関係で難しいと実感したので、一度就職の前に大学院をはさもうと思いました。世界のどこでも働ける人間になりたかった私は、アメリカのMBA自体は新卒で働き始めた25歳の頃からずっと夢として思い描いていたので、今回10年越しで実現してとても嬉しいです。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
直近財務ディレクターとして働いていたので、MBAではストラテジーとファイナンスの知識を更に固めたいです。あとHAASは起業で有名なので、在学中に一度は起業したい。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 
サンフランシスコで就職(ストラテジーもしくはコーポレートファイナンスのポジション)

Preparation for MBA application

<概論>
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2015年8月:TOEFL開始(2015年10月に109)
2015年10月:GMAT開始(2015年12月に640、2016年4月に580、2016年8月に740ー最終スコア)
2016年8月:もう一回TOEFL(2016年10月に110ー最終スコア)
2017年3月:エッセイ開始(江戸義塾、アフリカだったのでメールベース)
2017年9月:1st 出願(HAAS/Tuck (early)/Columbia (early)/Stanford)
      2nd受験校のエッセイ開始(Fuqua/Wharton/UCLA/Kellogg/Michigan Ross/MIT Sloan Fellows)
2017年10月:Tuck面接(ハノーバー、在校生)
2017年11月:HAAS面接(ナイロビ、卒業生)
2017年12月:HAAS合格、2ndは出願せずに受験終了

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
受験中はずっとシンガポール・アフリカで働いていたので、その他の情報収集手段は学校主催のWebinarのみ。他のMBA受験生と交わる機会が一切ないものすごく孤独な受験生活だったので、東京にいる皆さんにはぜひアドバンテージを活かし、受験生のお友達を沢山作ってほしいです。。。笑

Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。 
濱口塾-GMAT&TOEFL&エッセイパッケージ(80万円。でもGMATだけで良かったかもしれません。エッセイは結局エドだけにお願いしました)
AGOS-GMATパッケージ(50万円)
スクールビジット(20万円)
江戸義塾-エッセイ(50万円)
TUCK・HAAS面接渡航費用(ナイロビとハノーバー、計30万円。南アフリカから飛んだので航空券が高かった。)
1st出願手数料(4校・10万円)
計240万円。

Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
貯金。私のファイナンシングはだいぶ邪道(20代の時副業で銀座ホステスをしてお金を貯めた、2社目でリストラされた際の1年分の給与手当を使わずに取っておいた、母を卵巣がんで亡くして家を相続し売った等)なのであまり一般的な参考にならないかもしれません(笑)。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
TOEFLは1か月の準備(参考書を買って自習)で110が出ました。でもこれはシンガポールで5年以上英語のみで仕事をしていたため、英語力の地力があったからだと思います。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
マスアカは買ったけど簡単すぎて必要なかった。
私は濱口塾→AGOSの順で勉強しました。最初にAGOSをやって、700超えなかったら濱口塾、という流れが良いかも。私はVerbalで苦労したので、下記にコツを紹介します。

[Sentence Correction] 英文法間違い探し
選択肢の英文をざっと見て
構文(like, such as etc)の正確さ->パラレルが綺麗か->意味上の主語が合ってるか->単複の一致->時制の一致->イディオム
の順で「間違ってる選択肢の何が間違ってるのか」を判断する
SCは数をこなして(私1000問以上解きました)平均回答時間を1-1.5分にまで加速させられるとベスト。CRとRCに時間を使えるので。

[Critical Reasoning] 理論間違い探し
一番簡単なCRは例えば下記のようなパターン。
「昨年は稲が不作でした。なので肥料をまきました。そしたら今年は収穫が倍になった。だから肥料は稲の発育に効果ある。→この論理を弱める情報は以下のうち何か?」
A 他の国で同じ肥料を使ったけど効果なかった。
B この肥料は高くて、来年はもう使うことはできない。
C 肥料は政府から指定されている化学物質でできている。
D 肥料の使用は、国民の強い批判の対象となっている。
E 昨年は稲が必要としている雨が全く降らなかったが、今年は降った。

この場合正解はE。何故ならこの問題の骨組みは「結論:肥料は稲の発育に効果ある」「理由:今年肥料まいたら収穫去年の倍」の2点で、この理由→結論の間に、直接書いてはいない「前提:収穫が倍になったのは肥料のせいで、他に原因はない」がないと、理由と結論が結び付かないからです。だから「去年は必要な降水量がなかったけど今年は雨降った→他にも稲が豊作になる原因があった」のEが、論理を弱める正答。他の選択肢の「他の国」とか「来年は」とか「批判の対象になってて」とかは、GMATによくあるひっかけで、今回の「不作→肥料まいた→豊作」の論旨には関係がない。

前提は「AからBの町へ移動する時に、どの道を通らないと絶対に辿りつけないか」を想像するイメージかな?その論理がないと理由と結論がそもそもつながらないのが、前提です。慣れてくると、問題文を読んだだけで正解が段々想像できるようになります。

[Reading Comprehension] 長文読解
RCに関しては最終的には「本文の正確な理解」がポイントでした。まず一回、最初から最後まできっちり読む。小さなニュアンスを落とさない。
あと選択肢で迷ったら、妥協せず考え抜き、詰めることですね。私が2回目受験で580→3回目受験740と点が伸びたのは、CRとRCの正答が分からない時に、飛ばさずに時間をかけて丁寧に解き、結果序盤の正答率があがったからだと思っています。

<Essay & interview>

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください。
江戸義塾のエドに依頼。私は「厳しくガンガン言ってくる」系のトレーナーの人よりも、ポジティブに励ましてくれる人が良かったので、過去のMBA合格体験記を読んで、人格に定評のあるエドにお願いしました。正しい選択だったと思っています。私はエッセイをアフリカで書いたので、周りに受験生の一切お友達がおらず、受験の最後まで彼が一緒に伴走してくれた感じでした。

エッセイのストーリーは、構成する時に本当にパーソナルな出来事にも触れないといけない場合があるので、「この人なら正直に自分を見せられる」と思える、人として信頼できるカウンセラーにお願いすると良いかと思います。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
エドは鋭い分析力を持った素晴らしいカウンセラーですが、「受験生の内側から真のストーリーが出てくるのを待つ」タイプの人なので、自己分析にはかなりの時間を要しました。3か月くらいかかりました。最初のストーリー作りは大変ですが、一度「あ、自分にとって一番大事なことはこれだ」と芯が通ると、あとは楽です。

個人的にエッセイのキモは
「自分はどのように世の中を(会社を)変えたいか」
「そのために卒業後どういう仕事がしたいか」
「そのパッションやドライブは、どのような過去の個人的な体験から来ているか」
「その目標のためにMBAをどのように利用したいか」
を示すことなのかなと思っています。

自分がMBAに本当に求めていることがエッセイ映えしない私のような方(例:サンフランシスコで就職してアメリカに住みたい等)は、一度自分の過去を掘り下げ、「こういう価値観とパッションを持った人間は多分MBA卒業後はこういうことがしたいと考えるだろう」と、俯瞰して逆算してみると良いです。Short/long term goalは本心かどうかよりも、自分の過去の延長線上の先にあって、説得力があることが大事なのかなと。本心にこしたことないですけど(笑)。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
現上司と昔の上司にお願いしました。特に苦労なし。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
インタビューに関しては1か月くらい、毎日みっちり練習しました。でてきそうなお題を20問くらい単語帳に書いて、順番をシャッフルしてもすらっと言えるようにしたり。インタビューは言うなれば「短いエッセイ」で、ただ回答するだけではダメで、「インタビュアーの心の琴線に触れるような印象的なエピソード」を言わないといけない。そしてそんな回答はその場でぱっと思いつくものではないので、準備とても大事なんです。

ただ今年のHAASの面接の質問は、学校が指定した超具体的な質問ばかりで、用意していった回答だけでは太刀打ちできませんでした。それでも受かったのは、やっぱり練習を念入りにして、エピソードをいっぱい準備していったからだと思います。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
インタビューに臨む時は、他の人が言ってくれる自分の持ち味を意識して(明るいとかフレンドリーだとか)、そういうキャラクターを少し色濃く出すように努めました。どんな人も緊張すると委縮して、自分の本来の色が出しづらくなるので。過去に友達からもらった寄せ書きとか読み直すと、自分の長所が再確認出来て、良いですよ。

<学校選択>

Q. 受験校はどのように選択しましたか。
「クラスが少人数」、「Collaborativeな校風」「NYかサンフランシスコが近い(将来の就職の際のネットワーキングのため)」を重視して選びました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
上記の条件にマッチしていたことと、生徒主体でオープンな校風が自分の性格に合っていると感じたので。私はHAAS第一志望で、HAASしか受かりませんでしたが、結果にとても満足しています。

<その他>

Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
2016年4月にアメリカにスクールビジットに行き、HAAS/Tuck/Columbia/Stanford/Harverd/MIT/Kelloggを訪問。日本人在校生の方にお話を聞き、情報収集。連絡先を頂戴して、後日エッセイ執筆時に色々と追加の質問をさせて頂きました。その時のコメントをエッセイに反映できたので、在校生とのコミュニケーションはおすすめです。

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
私は海外在住だったので、日本の殆どの奨学金は対象外で受けられず。

HAASのMeritベースの奨学金のみ応募しましたが、私は奨学金出ませんでした。ちなみにNeedベースの奨学金やローンもあるので、貯金が足りない方は、そちらに応募することもできます。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
1.1ラウンドにつき必ず3-4校受けること。
アメリカ人も含め、MBA受験の平均勝率は3-4校に1校です。中には優秀な人でも、10校受けて1校しか受からない場合も。ある程度数を受けるに越したことなし。

2.その学校数をカウントする際に、HBSとスタンフォードを含めてはいけない。
合格者とお話をしていると、他のトップMBAに受かっていても、いかに沢山の人がHBSとStanfordに落ちているかが分かります。受けてもいいけど、3校受験するうちの1校をHBSにするのはちょっと危険。もう1校受けてください。

3.志望度の高い学校トップ6は、1stと2ndに均等に配分すること。
大体の人が、1stよりも2ndの方が完成度の高い、良いアプリケーションが作れます。面接も1stで練習できますし。私は1stで一番行きたい学校を全部受けましたが、いくつかは2ndに分けても良かったと後悔。

4.アメリカのトップ10MBAはGMAT700点超えないと受からない。逆に700超えたら、そこから点を更に上げる追加効果は、あまり期待できないかもしれない。
帰国子女で、新卒から某大手投資銀行でM&Aを6年やっていた知人が、GMAT690点でどこにも受からなかったエピソードを聞いて、やっぱり700は必要なんだな。。。と実感。逆に私はGMAT740でもコロンビア受からなかったので、GMAT高ければ良いってもんでも多分ない。

5.GMAT終わってからエッセイをやる。同時に並走させない。
GMATとエッセイってどちらもコミットメントが必要ですが、脳の全然違う部分を使います。両方一緒にやるとおそらく混乱します。12月にGMATの点が取れた場合は、社費で締切が決まっている人を除き、当年の2ndで無理やりエッセイを仕上げて出さずに、翌年の1stに受験時期をずらしてもいいかも。。。「エッセイは基本、時間をかければかけるほど良いものができる」とエドは言っていて、それには私も同感です。

Q. 一言メッセージ
私は「100%MBA受験にマッチした受験生は殆どいない」と思っています。

投資銀行や戦略コンサルの方は仕事が忙しすぎてGMATが上がらなかったり
若い人はリーダーシップの経験が足りなかったり
年齢が高い人は転職回数が気になったり
日系の大企業の人は海外経験が足りなかったり
有名大学を卒業した人はGPAが低かったり。

皆さん、今までの人生をMBA受験のために選んできたわけではないと思うので
どんな人にもミスマッチは必ずあるし
自分のコンプレックスは、他の人のものよりも大きく見えるものです。

でも100%マッチした人がいないからこそ、努力と工夫次第。
自分の強みを活かしたアプリケーションを作ることで、いくらでもトップMBAに
挑戦することは可能だと思います。

「ありのままの自分と、今までやってきたことを、自身がいかに高く評価しているか」が
勝敗に繋がります。全部の学校には受からなくても、どこかの名門校には必ず受かります。

あきらめず、がんばってください!

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