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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
Kamach
 
Q. 進学予定校
IESE Business School

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)
 
Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ
 
Q. 受験校
IESE, MIT Sloan Fellows, Carnegie Mellon Tepper, HEC Paris, ESADE
 
Q. インタビュー実施校
IESE, MIT Sloan Fellows, Carnegie Mellon Tepper, HEC Paris, ESADE
 
Q. 合格校
IESE, MIT Sloan Fellows, Carnegie Mellon Tepper, HEC Paris, ESADE
 
Q. 性別
男性
 
Q. 出願時年齢
36歳以上
 
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
入社後3年間サンノゼ赴任
 
Q. 費用
社費
 
Q. 奨学金
未取得
 
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
大学院/理系

Q. GPA
3.4(大学), 3.9(大学院)
  
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT: 660(V28/Q50/IR4/AWA4.0)、IELTS 7.0(R7.0/L6.5/S7.5/W6.0)
 
Q. 塾
Agos、Affinity、Y.E.S.
 
Q. カウンセラー
Devalier(全般)、Jessica King(Interview)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
総合電機メーカーで5年間プログラマとして働いた後、サンノゼにある米国子会社に3年赴任。その後、日本に戻り新製品の立ち上げに従事。

Why MBA?

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
2年前に社外のコンサルプロジェクト(JMEC)に参加し、様々な国籍、バックグラウンドの方々と働くことで、自分ひとりでは絶対に達成できないような提案を作ることができ、さらにこの機会にマーケティングやファイナンスの基礎を勉強することで非常に面白さを感じたことがきっかけです。
 
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
会社の方向性として、今後どんどん新しいことをしていく、さらにお客様と協創するためにどんどんフロントに出ていくという事を推し進める中、まだまだその人材が足りないのが課題。そのため、学校ではコーポレートアントレプレナーシップの学習やお客様と一緒に何かを作り上げる経験をして会社にフィードバックできたらと思っています。
 
Q. 留学後のビジョンを教えてください。 
結局自分が喜びを感じるのは誰かの役に立っていると感じられるときであるというのがMBAのエッセーを書いている際の自己分析で分かったので、人の役に立つことであればなんでもやっていきたいと思っています。

Preparation for MBA application

<概論>
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2016年
5月 2015年11月スタートのJMECという社外のコンサルプロジェクトが終わり,MBAへの想いを大きくする
6月 試しにTOEFLを受けてみて,65点(R10/L21/S15/W19)という点数をたたき出し,暗澹とした気持ちになる。また現実的な費用面で海外留学の厳しさを考え,国内MBA取得に気持ちを切り替える。
11月 MBA社費留学制度がある事を知る。
12月 MBA社費留学へ応募。この時はまさか受かると思っておらず,国内MBAの単科クラス(英語)を申し込む。

2017年
1月 国内MBAの単科クラス受講開始。社費留学の事業部選考を通過,次の本社選考で合格となるため本格的に勉強を始める。
2月 2回目のTOEFLで88(R23/L21/S23/W21)を獲得する。
3月 社費留学の本社選考を通過,準備時間の無さに焦る。
4月 3回目のTOEFLで97(R25/L26/S22/W24)を獲得し,100点は近いと誤解する。予備校にてGMATの勉強を開始すると共に,御徒町の予備校にも通い始める。
6月 TOEFLの点数が下がり焦る。
7月 Agos MBA夏祭りを皮切りに,学校説明会に出られるだけ出る。
8月 GMATのPrepで600すら取れず,受験予定をキャンセル。
9月 初のGMAT受験で570を取ってしまい,愕然とする。またTOEFLも100点を突破できず,追い詰められる。TOEFLは相性が悪いと,IELTSを受ける事を決心する。インターフェースの門を叩き,デバリエとのエッセイカウンセリングを開始。
10月 インターフェースのインタビュートレーニングを取ったことで,IELTS/GMAT/Essay/Interviewの4重苦となる。この時はどこの大学にも行けないかもしれない,という気持ちになり,MBA受験の中で最もつらい時間を過ごす。
11月 GMATで660が出る。継続しようと思ったが,まずはIELTS優先すべきと判断し,IELTS対策へ移行。
12月 IELTSで7.0(L6.5/R7.0/W6.0/S7.5)が出たため,当面はEssayに注力。MIT Sloan Fellows出願。

2018年
1月 IESEとCarnegie Mellonに出願。MITからInterview Invitationを頂く。インタビュートレーニングをDevalierに4回程度お願いし,準備する。MITのInterview本番で手応えを感じる。
2月 ESADEとHEC Parisに出願。CMUとIESEのInterview実施(CMUはSkype,IESEは日本)。MITから合格受領。
3月 ESADEとHEC ParisのInterview実施(ともに日本)。IESEのAssessment Day参加とESADE学校見学でバルセロナに行く。
3/8にESADEとHEC Parisから合格受領。3/14にCMUから合格受領,3/20にIESEから合格を受領。進学する大学で人生で最も悩む。理系の私にはMITが非常に魅力的に映ったが,時期と期間的に家族を連れていく事が難しい事が分かり,断念。訪問時の印象と授業の質の高さ,家族の希望等を総合的に考えてIESEに進学を決意。
 
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
参加可能な学校説明会はすべて出席し、出願校を検討しました。自分は受験時36歳、入学時37歳という事で、30台後半でも合格実績がある大学に絞りました。キャンパスビジットはバルセロナの2校のみ実施しました。
 
Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。 
ちゃんとは記録していないのですが、最終的には400万円強程度使ったと思います。
 
Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
会社が結構な額を負担してくれたのと、自分はあまりお金を使うタイプの人間ではなかったため、貯金で賄うことができました。また、結果論としては趣味の株式投資で、保有株の上昇にもかなり助けられました。
 
<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
TOEFL:
非常に残念ながら,私は4月に取った97(R25/L26/S22/W24)を超える事ができませんでした。
敗因は,Readingがなぜか全然伸びなかった点で,結局12回受験してReadingは最高26しか取れませんでした。
また,GMATやEssayと並行してしまったので,学習が分散してしまったのも良くなかったのかなと思っています。
点数を取れていないので詳細は割愛します。

IELTS:
TOEFLをあきらめて,IELTSを受けようと決意したのが9月です。
9月に初回受けた時は6.0しか取れずTOEFLを継続して受けざるを得ないと思ったのですが,
12月のIELTSで7.0(L6.5/R7.0/W6.0/S7.5)を受領し,心からホッとしました。
実施した内容としては,AffinityにIELTSの対策講座をR/L, S/Wをそれぞれ1回ずつ取ったのみです。
ただ,時間の確保が難しかったのも事実で,全てを並行して準備せざるを得なかったあのような状況では仕方が無かったのかなと思います。
Speakingは唯一,海外生活が生きた部分かなと思っています。
また,Lはこのひとつ前のテストで8.0を取っていたので,少し悔いが残る結果ではありました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GMAT:
Agos(総合)、Y.E.S(SC)、Affinity(RC)に通いました。これも660と決して誇れるような点数が取れたわけでは無いので,反省点が多いです。
個人的には,OGを中心に解きすぎたのが良くなかったのかなと思います。
問題の難易度が本番よりも簡単であったと思うので。

SC: 複数予備校活用により,コツをつかみました。ただ,難易度高い問題には最後まで対応する事ができず,個人的にはもうちょっと点が欲しかった(それでもRCよりは良かった)。
CR: あまり時間をかけなかった割には,当初から比較的良い点が取れていました。かけた時間はSC/RC/CRの中では最少。
RC: 最も苦手だったのですが,Affinityに通い問題の解くコツを学んでからは安定。本番では大問2問を捨てたのですが,捨てた問題の一つにダミーがあったのか,納得のいく点数が出ました。
Math: 理系なので大丈夫と思っていたら,初回マスアカ対策のみで受験し47しか出なかったのでGMAT toolkitの高難度の問題を解くという対策をしました。結果として50を取れたので難しい問題に集中する作成は良かったのかなと思います。

<Essay & interview>

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください。
デバリエはMBA受験中に彼の出している本を読み、内容に共感したのと、インターフェースのウェブサイトに上がっている体験談を見てお願いしてみようと思いました。彼は私の甘いところをビシバシと指摘するなど非常に厳しい姿勢が多く、スコアが出ていない時期は特に大変でしたが、彼のアドバイスは的確でAdmissionに印象を残すことができたケースが多数ありました。Jessica KingはAffinityでIELTSのS/Wを受講したときに、内容が非常にわかりやすく、ポジティブだったのでアメ(Jessica)とムチ(Devalier)になるのではないかと思いインタビュートレーニングをお願いしました。大変な時期にJessicaの的確かつポジティブな対応には本当に助けられました。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
文章を書くのが小さいころから苦手だったため、Essay記述は非常に苦労しました。
ネタ出しは基本的に自分でやっていたのですが、良いネタが思いつかない時などにはコンサルタントと話す事で
良いネタを思いつき、そのトピックについて深堀しました。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
推薦状は海外経験がある上長がたまたま2名いたため、幸い全く苦労しませんでした。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
対策はインターフェースのグループトレーニングに加えて、デバリエにプライベートトレーニングを4回、Jessicaにも4回お願いしました。
特長が異なる2名にお願いすることで、別の観点でアドバイスを受けることができ、自分としては非常に良かったです。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
私の場合、いくつかあるアピールポイントをどうやったらわかりやすく魅力として伝えられるかというのをインタビューでトレーニングしました。例えば、海外の3年の経験、製品立ち上げ、英語を教える会のオーガナイザをやっていた経験、という点をどのようにわかりやすく私という人間性が伝わるように伝わるかという点についてコンサルタントと相談し、アピールしました。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
学校説明会でそもそも35歳以上の学生を取っているか、という点を確認しつつ、卒業生の方々と話していく中でフィット感を感じる学校に絞っていきました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
IESEはハードなカリキュラムがさぼり癖がある自分に合っていると思ったのに加えて、中にいる方々が非常に魅力的でこのコミュニティにいたいと思ったのが大きかったです。また、家族帯同という事も考え、住環境が非常に良いことも大きなポイントとなりました。

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
ビジットしたのはIESEとESADEで、IESEは2ndラウンドのAssessment Day参加時にビジットしました(3月上旬)。せっかくバルセロナに行く機会があったため、ESADEのビジットもお願いしたところ、快く受け入れていただきました。IESEの場合は選考に直結する内容だったので、ビジットなしだと私は恐らく落ちていたのではないかと思います(出願者の中では低スコアであったため)。ESADEは選考には関係なかったものの、環境の良さや授業の面白さ、非常に協力的な方々との出会いで志望度が上がりました。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

大きな失敗は2つで、1つ目はTOEFLに長くこだわりすぎたこと。最初からIELTSを受けていれば、あとのスケジュールがだいぶ楽だったと思います。2つ目はGMATのSCにこだわりすぎたことで、むしろRCの勉強にもっと当初から時間をかけていればこちらももっと早くにスコアが出ていたのではないかと思いました。

Q. 一言メッセージ

大きな失敗は2つで、1つ目はTOEFLに長くこだわりすぎたこと。最初からIELTSを受けていれば、あとのスケジュールがだいぶ楽だったと思います。2つ目はGMATのSCにこだわりすぎたことで、むしろRCの勉強にもっと当初から時間をかけていればこちらももっと早くにスコアが出ていたのではないかと思いました。

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