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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
HK
 
Q. 進学予定校
Harvard Business School
 
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)
 
Q. 進学予定校の地域
アメリカ
 
Q. 受験校
Harvard Business School, Chicago Booth, UC Berkeley Haas
 
Q. インタビュー実施校
Harvard Business School, Chicago Booth, UC Berkeley Haas
 
Q. 合格校
Harvard Business School, Chicago Booth, UC Berkeley Haas
 
Q. 性別
男性
 
Q. 出願時年齢
26歳~30歳
 
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
幼少時に台湾5年(現地校)、中学から大学まで米国に10年留学、大学で交換留学により北京4か月とソウル3か月
 
Q. 費用
社費
 
Q. 奨学金
未取得
 
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
海外・私立・大学・文系
 
Q. GPA
3.5
 
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT: 730 (Q50, V38, IR7, AWA5)
 
Q. 塾
独学
 
Q. カウンセラー
メインカウンセラーはAdam Markus, インタビュー練習でVince Ricciにお世話になりました。

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
日系証券会社の投資銀行部門において6年間、資金調達業務およびM&Aアドバイザリー業務に従事しました。

Why MBA?

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
「日本の金融業界」というニッチな世界でキャリアを積んできましたが、MBAでの授業や、異なる業界や国で研鑽を積んできた同世代の方とのネットワークを通じて、さまざまな分野における知見を広げたいと考えたため

Preparation for MBA application

<概論>
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2013年夏頃:
GMATを独学で勉強開始
2013年9月:
GMAT受験(1回目)、700点。目標最低点が出たのと、業務が多忙になったため、GMATを1年間放置
2014年9月:
GMAT受験(2回目)、690点のためキャンセル。点数が下がりやる気をなくしたのと、新しい部署に異動したため、GMATを1年間放置
2015年10月:
再度やる気を出してGMAT受験(3回目)、730点(結果的に出願スコア)
2015年11月:
社費合格
2015年12月~2016年6月:
アプリケーションやエッセイのお題が判明するまで、惰性でGMAT勉強と受験を継続したものの、点数を更新できず
2016年6月~8月: 
各学校のアプリケーションが開示されたものの、業務多忙のためエッセイに時間をかけられず、フラストレーションがたまる日々が続く
2016年8月下旬~9月下旬:
業務がひと段落し、Campus Visitをしながらエッセイを仕上げ、HBS, Chicago Booth, US Berkeley Haasに出願
2016年10月:
Interview Inviteを受領。面接準備を開始
2016年11月:
面接を実施
2016年12月:
合格通知を受領
 
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
主にInformation Sessionの参加とCampus Visitにより情報収集をしました。
 
<スコアメイク>
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
前述の通り独学でしたので、特にテクニックや回答のコツといったものは一切知りませんでした。そのため、①問題集を解く⇒ ②間違えた質問をマークし、理解できていなかった概念や見落としていた点など書き出す ⇒ ③書き出したメモを頭に叩き込み、間違えた質問をまたやり直す というプロセスを愚直に繰り返しました。

GMATで最も失敗した点として、継続して勉強・受験をしなかった点に尽きます。一度受験した後、1年近く放置することを2回繰り返したため、感覚を取り戻すための勉強はハッキリ言って無駄でした。一定程度勉強した後、GMATは運の要素が大きくなるので、自分からのアドバイスとして、「これ以上やれることはない」というレベルまで勉強した後は、短期で受け続けることをお勧めします。
 
<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
Adam Markusのプロフェッショナルな姿勢が最もフィットしたため決めました。具体的な例を挙げると、返信やコメントが大変スピーディーであること、ダメなときははっきりとダメだししてくれること、アドバイスもザックリしたものではなく、「このような方針の内容が必要なのではないか」といった具体的な提案があること等で、時間の余裕が一切なかった自分としては助かりました。
 
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
他の受験生も言われていますが、カウンセラーや一緒に受験している戦友とひたすら練習することが一番だと思います。
ただし、自分の場合、面接準備の期間と業務の繁忙期が重なってしまったため、平日は一切準備を進められず、週末はひたすら回答案の検討に追われてしまい、他の方とインタビューの練習をする機会がほとんど残されていませんでした。結果的にMock Interviewはカウンセラーと3回やったのみとなりました。

そのため、準備した回答を如何なる状況下でも話せるようすることが合格への近道であると考え、想定質問を手に、夜の芝浦と大井埠頭を歩きながら、大型トレーラーが横を走り抜ける中で想定回答がスラスラ言えるまで話し続けるという変わったトレーニングをしました。(諸々の理由により、お勧めしません。)

なお、BoothとHaasの面接では、想定外の質問はありませんでしたが、HBSでは4問ほどありました。どんな状況でも落ち着いて回答する度胸は、上記の経験で培われたのかもしれません。
 
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
海外経験と語学力が自分の最も大きなアピールポイントであるものの、海外経験をアピールする受験生は他にもごまんといるため、「他の文化の尊重と順応」という観点を全面に押し出し、どのような環境でも柔軟に対応し、実力を発揮できる点を強調しました。

また、自分は海外経験が長かったからか、日本を良くしたいという想いが人一倍強いという自負があったので、その点を自分の価値観の軸に据えたエッセイとしました。
 
<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
自分が最も成長できる環境を提供すると思われるアメリカの上位校を選びました。
 
Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
折角2年間勉強するのであれば、最もタブな環境に身を置きたいという考えから、HBSを選択しました。
 
<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
出願までCampus Visitをする機会がなく、面接における話のネタとすることを目的として、出願後にまわりました。
その際、自分の感覚を重視したかったため、日本人在校生には特段コンタクトせず、学校の提供するCampus Tour, Information Session, Class Visitに参加しました。なお、Campus Visitしたことにより選考では一切影響がなかったと思いますが、学校に対する理解が深まり、「この学校に行きたい」というモチベーションの向上につながったため、実際に行って良かったと思います。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
本ウェブサイトも含め、世の中にはMBA受験にかかる有益なリソースが揃っています。自分の場合、なんでも独りで抱え込んでしまう性格からか、そのようなリソースを有効活用しませんでしたが、受験後に色んな方のお話をお伺いし、もっと活用することで受験がよりスムーズになったのではないかと思いました。
 
Q. 一言メッセージ
MBA受験は金銭面のみならず、時間や人間関係といった様々な犠牲を伴います。
ただ、自分を信じて忍耐強く準備をすることにより、自ずと道が開けてくると思いますので、こちらを読んでいらっしゃる皆様も、一度決めたら諦めずにがんばってください。

また、日本における実力ベースでの一発受験とは違い、MBAの合否は様々な要素が絡んできます。アプリケーションのSubmitボタンを押した後、人事を尽くして天命を待つだけと思えるよう、色んな先輩の成功体験や失敗体験を聞いて自らの受験に活かしてください。近い将来、皆様にお会いできることを楽しみにしています!

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