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投稿者(イニシャル):A.I
進学予定校:Harvard Business School

・ カテゴリ: 【MBA】
・ 地域: 【アメリカ】
・ 受験校: HBS, Stanford, Wharton, Columbia, MIT, LBS
・ 合格校: HBS

・ 性別:  【男性】
・ 出願時年齢: 【26歳~30歳】
・ 海外経験の有無: 【~1年未満】
・ 費用: 【私費】

・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL】
・ 塾・カウンセラー:【江戸義塾/YES】
・ 奨学金: 【取得済み】
・ 留学の目的: 【キャリアチェンジ/スキルアップ/海外経験/ネットワークづくり】

Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
経済学の大学院卒。電機メーカーで商品企画を4年弱、外資のウェブサービスの会社でプロダクトマネジャーとして2年半勤務。

Why MBA?
Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
日本にいる1億人ではなく、世界の70億人を対象にするヘルスケアのビジネスを興したいと思い、そのために必要な知識やネットワークを得られる場として、MBAが最適だと考えたから。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
ビジネスを興すのに必要な知識やネットワークを得ることが目的。意思決定の能力を磨くこと、ヘルスケア関連の知識を深めること、ネットワークを広げること、の3点に注力する予定。

Q.留学後のビジョンを教えてください。
「病気を抱えた全ての人が治療法を見つけられる世界にする」というビジョンに向かった活動をしていきたい。

Preparation for MBA application
Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2015年1月に受験を決意。9月までTOEFLとGMATのスコアメイクに集中。10月から12月までエッセイと応募用紙を仕上げることに集中し、2016年1月のRound 2で6校に出願。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
2013年12月にHBSの合格者から受験方法の大枠を聞いて、まずスケジュールを立てた。学校別の情報については、6月に行われたInfo Sessionに何校か参加して大枠を掴み、その後はウェブを通じて情報収集を行った。

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。 (ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
Campus VisitはHBS、MIT、Columbiaに10月に行き、その際に在校生へインタビューを行った。HBSで3人、MITで2人、Columbiaで4人の在校生から話を聞かせてもらった。学校についてwebで掲載されていない、より具体的な情報を知ることができ、エッセイを書く際に役立った。

Q.志望校はどのように選択しましたか。
私費であり、MBAに行く人の中でもベストな人が集まる所に行きたかったことから、MBAのランキングを基準に大きく志望校を絞り込んだ、自分が行いたいビジョンがヘルスケアのビジネスに関連しているため、プログラムと立地が目的に合っていることを基準にさらに絞り込んだ。

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
江戸義塾の10時間パッケージコースとエドが単発で開いているイベントを利用して、エッセイと応募用紙を仕上げていった。エドが投げかけてくれる質問により自分自身を深掘りすることができ、最終的には自分らしいエッセイを書けたと思う。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
TOELF は計8回受けて、107 (30/26/23/28)で提出。得点が示すように、TOEFLは非常に苦労した。海外在住経験が少ない自分のような人にとっては、TOEFLが鬼門になるので、109点を取るためには1年は見ておいた方が良い。リスニングが伸びにくいので、早い段階からTOEFLのリスニングの問題集を解くなど、対策を行った方が良いと思う。

・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
GMATは2回受けて、710 (34/51/7/5.0)で提出。YESでSCとWritingを学び、後はOfficial Guidebook(OG)と2回のPrepを何度も解き直した。OGはiPadのアプリがあるので、それを用いて昼休みなどにも解いていた。

・ エッセー
まずは江戸義塾でもらえる無料のツールを使い、自分の経験と価値観の棚卸を行った。次に、そこから得られる自分のユニークさや強みを元に、エッセイを書いた。その後、Edや自分のことを良く知る身近な人からフィードバックをもらい、そのフィードバックを元に何度もエッセイを書き直し、納得がいくものを作り上げていった。

・ 推薦状
前職の上司と現職の上司に依頼した。こんなことを書いてくれると嬉しいという会話はしたが、現職の上司は「お前の良さを伝えるために俺が書く」、と一から書いてくれた。前職の上司も同様に高い評価をしてくれた。推薦者にとても恵まれたと思う。

・ インタビュー
想定問答集を作り、ひたすら練習。モックインタビューはEdと1時間、Matthewと4時間、AGOSのVinceと1時間行った。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
約130万円 (TOEFL/GMAT試験費用・参考書費用 30万円、YES 20万円、江戸義塾 30万円、受験費用 20万円、インタビュー対策 13万円、スクールビジット等 17万円)

Q.自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
どのように自分の性格が形成され、何を成し遂げてきて、今後どういうことを成し遂げたいか、を一つのストーリーとして書いた。

Preparation for MBA
Q.進学校の決め手は何でしたか。
HBSのみの合格であったため、選択肢はなかった。自分が一番行きたいと思っていた大学であり、相性が良かったのだと思う。

Q.MBA留学にあたって、必要費用はどのようにして調達しましたか。
幸いにも奨学金を受給することができ、自己資金と奨学金で必要費用に足りた。奨学金が出なかった場合は、自己資金と借金により賄うつもりであった。

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
UNIQLO HBS Fellowship, Fulbright奨学金, Rotary奨学金に合格。Fulbright奨学金は補欠からの繰り上がり合格を頂いたが、UNIQLO HBS Fellowshipが決まったために辞退。また、神山奨学金も面接の時点で辞退した。不合格は伊藤国際交流財団奨学金と平和中島財団の奨学金。

スケジュールとしては、Fulbright奨学金に対して2014年5月に予備審査の書類提出を行い、7月に本審査の書類提出を行い、11月に面接審査を受け、12月に補欠合格の結果を受領した(補欠からの繰り上げ合格の連絡があったのは2015年5月)。8月に伊藤国際交流財団奨学金と平和中島財団への書類提出を行った。10月にRotary奨学金への書類提出を行い、11月に面接審査を受け、すぐに合格が出た。UNIQLO HBS Fellowshipは2015年3月に書類提出を行い、4月に面接審査を受け、5月に合格通知を受け取った。

奨学金の応募書類にはどれもある程度の時間がかかるが、特に伊藤国際交流財団奨学金については手書きで提出書類を写経のように8部書くことが求められ、提出書類を仕上げるだけで夏休みが終わった。応募するかどうかはスケジュールと相談した方が良い。

Advice and Messages
Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
大学院受験は日本の就職活動と同じだ、ということにもっと早く気付けば良かった。テストスコア、エッセイ、レジュメ、等が主な審査項目だとは思うが、加えてその大学に対してどれだけ愛着があるか、志望度が高いのか、という点もいくつかの大学では重視されるように感じた。実際に、Columbia、MIT、LBSではどの程度大学主催のイベントに出たか、誰を知っているか、という質問が応募用紙にあった。いくつかの大学では、キャンパスビジットを行う、大学のInfo Sessionに出る、入学審査官の名前を覚える、在校生やOBの知り合いを増やす、といった活動を行うことで、大学への愛を示すことが大事かと思う。例えば、ColumbiaはEarly Decisionを設けているので、私費でColumbiaが第一志望であればEarlyに間に合わせた方が良いと思う。

Q. 一言メッセージ
私費で、海外に1カ月以上住んだことがないというバックグラウンドでもトップ校に合格することは可能です。もしMBAを目指される場合は、あせらず、あわてず、あきらめず、一歩ずつ前に進み、合格を勝ち取って下さい。

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