合格体験記 / ペンシルバニア大学 ウォートン・スクール / Wharton School of the University of Pennsylvania / MO

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投稿者(イニシャル):MO
進学予定校:ペンシルベニア大学ウォートン校

・ カテゴリ: 【MBA】
・ 地域: 【アメリカ】
・ 受験校:ハーバード、スタンフォード、ウォートン、コロンビア、ケロッグ、コーネル、イエール、ダーデン、
・ 合格校:ウォートン、コロンビア、ケロッグ、コーネル、イエール、ダーデン

・ 性別:  【女性】
・ 出願時年齢: 【31歳〜35歳】
・ 海外経験の有無: 【3年~5年未満】(ただし、幼少期)
・ 費用: 【私費/社費】
※受験時は国費だったが、合格後、妊娠と出産を理由に国費を辞退し、私費留学。
・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL】
・ 塾・カウンセラー:【江戸義塾/その他(Adam Marcus)】
・ 奨学金: 【未取得】
・ 留学の目的: 【スキルアップ/海外経験/ネットワークづくり】

Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
国内のロースクール卒業後、国家公務員になり各種法律の立法作業に従事してきました。

Why MBA?
Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
・組織マネジメントを集中的に学び、効率的かつ実践的な人事制度のあり方を研究したかった。
・インターナショナルな環境で自分自身の能力を試してみたかった。
・経済官庁に勤めているため、ビジネスの現場に近い場所で勉強したかった。
・どの学校も生徒が向上心豊かで行動力があり、単純におもしろそうだった。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
・留学中は、Organizational Effectivenessを選考する予定です。
・あとは、ネットワーキングに専念しつつ、スタートアップを経験したいと思っています。

Q.留学後のビジョンを教えてください。
・元いた省に戻る予定です。

Preparation for MBA application
Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2013年 8月 TOEFL目標点到達、終了
2013年10月 GMAT目標点到達、終了
2014年1月 出願

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
大学院については、学校主催の説明会がメインで、それに加えてOBOGを訪問しました。勉強方法も、OBOGに聞くのが一番役立ちました。Campus Visitはしていません。

Q.志望校はどのように選択しましたか。
直感的に物事を決めるタイプなので、学校の説明会の雰囲気、OBOGの印象が一番の判断基準でした。また、ランキングや、女性の比率、インターナショナルの割合なども参考にしました。

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
仕事が非常に多忙だったため、移動時間などの無駄を最小限にするために基本的にオンラインで済ませました。
また、受験準備の予算も限られていましたので、コスパを考えて準備したつもりです。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
スコア(R29/L30/S24/W29)
幼少期に海外経験があったことが幸いして受験前からTOEFLが100点を越えていました。ただ、105点オーバーを目指して評判の良かったWeb TOEFLのライティングコースをとったところ、一気に点が上昇しました。また、単語を覚えるのが苦手だったので、アプリのiKnow!を平日の昼休みや食事中、合間の時間でやるようにしました。
・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
スコア(V38/Q48/IR7/AWA6.0)7月に610点、9月に630点しかとれずかなり焦り、苦しみました。10月に700点がでて、カウンセラーに相談したところ、700点あれば充分(私の場合は日本人の中ではVerbalが比較的とれていたこともあり、バランスがよかった)との言葉をもらいそこで力尽きました。
数学が苦手だったので、Quantitatveに苦労しました。いろいろな人に薦められたマスアカは数学用単語を覚えるのと高校時代の記憶をよみがえらせるのには役立ちましたがあまり点につながらなかったと思います。結局オフィシャル問題集をやりこんだのと、Manhattan GMATのオンライン模試を何度もやって時間配分を体にしみ込ませたのが効いたと思います。
Verbalは、Agosのオンラインコース、オフィシャル問題集をやりこみました。単語はアプリのIKnow!。英語を早く読む訓練をするためにZ会の「テーマ別英単語 ACADEMIC」に載っている文章を、時間を計りながら高速で読むという練習をやりました。
・ エッセー
カウンセラー(Adam Marcus)についてもらい、書いては直されを繰り返して二ヶ月ほどで完成しました。スタンフォードのものをまず1ヵ月ほどかけて書き、残りはその応用という感じでした。内容については、法律分野に偏った学歴とキャリア、仕事以外に趣味や社会的活動もしていなかったのでうまく書けるか不安もありましたが、カウンセラーのおかげで嘘を書くこともなく素直に自分がやりたいと思ったことを純化していくという作業をしていくうちにエッセーが書きあがりました。
・ 推薦状
エッセーと同様、カウンセラーといくつかのエピソードを練ったうえで、それを学校ごとにうまく当てはめるという感じでした。推薦者はすべて英語がしゃべれる人だったのでカウンセラーと作った案文を英語のまま読んでいただき適宜の修正をしてもらった上で提出してもらいました。
・ インタビュー
エッセーカウンセラーはSkypeの音声だけなので若干の不安があったのと、Whartonに向けてグループディスカッションを練習したかったのでインタビューから江戸義塾のEdさんにもお願いすることにしました。過去のインタビューの質問を元にこの質問にはこう答えるというエピソードを用意した上で実際にしゃべるという練習を繰り返しました。江戸義塾ではWhartonのグループインタビューのシミュレーションに3回ほど参加しました。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
細かくは忘れてしまいましたが・・・全部でだいたい100万円強ではないかと思います。

Q.自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
司法試験を合格しつつも国家公務員として働いているという特殊なキャリアパスを歩んでいましたので、その経験や熱意を書きました。

Preparation for MBA
Q.進学校の決め手は何でしたか。
大規模な学校なので、自分のようにビジネスど真ん中ではない興味をもっている人間にもとりたい授業がたくさんあった。自分でmajorを組み立てられるのもおもしろいとおもった。

Q.MBA留学にあたって、必要費用はどのようにして調達しましたか。
貯金と、両親からの借金

Advice and Messages
Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
私は、ビジネスとは程遠いバックグラウンドを持ち、ビジネス経験もなく、将来の目標もビジネスというよりもノンプロフィットに近いという、ちょっと特殊な受験生でした。また、エッセーの見本に載っているような大した課外活動や社会活動もしていない、趣味もそんなにない、平凡な人間です。そんな自分が、MBAのエッセーでいったい何を書いたらいいのか、正直に書いても落とされるだけでないかと不安に思ったものです。しかし、書こうと思えば書けるもので(カウンセラーの助けが大きかったですが)、無事合格することができました。
結局、MBA受験について、自分で難しく考えすぎてハードルをあげすぎないことが大切なのかもしれません。コンスタントに努力をすれば、掛かる時間は人それぞれでも、必ず実現できるものだと思いますので、まずは早めにスタートをすることかなと思います。

Q. 一言メッセージ
MBA受験を通してでも既に視野が広がったと思いますし、授業が始まる前から世界中の同級生達のエネルギーを感じてわくわくしています。もし留学のチャンスがあるならば、おそれずチャレンジしてみてください。きっと予想以上の、刺激が待っていると思います。

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