合格体験記 / UCLAアンダーソンスクールオブマネジメント / UCLA Anderson School of Management /KA

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質問/回答
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Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
KA

Q. 進学予定校
UCLA Anderson School of Management

Full-Time MBA

Q. 進学予定校の地
アメリカ

Q. 受験校
Duke(R1), McCombs(R1), Tepper(R1), MIT(R2), UCLA(R2), Haas(R2)

Q. インタビュー実施校
Duke, McCombs, UCLA, Haas

Q. 合格校
UCLA, McCombs

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
旅行と短期の海外出張数回

Q. 費用
社費

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・国立・大学・文系

Q. GPA
3.0

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT: 700(V35/Q49/IR5/AWA5)/EA: 161/IETLS: 7.5(R7.0/L7.0/W8.0/S7.0)

Q. 塾
TOEFL:アゴス, E4TG, 河野塾
IETLS: Affinity, LINGO
GMAT: Affinity, Y.E.S


Q. カウンセラー
Sam Haldeman

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
新卒で総合商社へ入社。国内のテレコム/インターネット業界で新規事業開発、M&Aを担当。キャリアの過半を出向先のベンチャーで過ごし、直近は海外ベンチャーとのJVで事業開発&コーポレート責任者として事業立ち上げをリード。

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
海外勤務志望で総合商社に入ったものの、10年間国内事業を担当し続け、その先も業務上、海外駐在の可能性が薄く、自ら機会を創るためにMBAの勉強を開始した。また、大企業内起業を2度経験するも、スピード感とガバナンス、規模と確度、ストーリー性とflexibilityなど多くの矛盾を抱えながら走り続け、純粋なentreprenuershipではないIntraprenuershipの自分なりの勝ち筋を作るヒントをMBAに求めた。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
Corporate Entreprenuership (Intraprenuership)を軸に学びを深めつつ、自らの社内起業経験と照らして、将来に向けた自分なりの社内起業方法論を作りたい。現地インターンを目指しつつ、今まで接点のなかった業界も浅く広く見てみることで視野を広げたい。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 
派遣元に戻る。UCLAは起業プロジェクトが卒業論文扱いになるプログラムがあり、そこで創った事業をそのまま駐在員として継続したい。中長期では異なる業界でのCEO, COOポジションのプロ経営者を目指したい。

Preparation for Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
“2019年9月:アゴスのTOELFパッケージを申込。入塾時の模擬試験は61点。
2020年  :会社設立で忙殺されつつ、TOEFL勉強継続。12月で95点まで上げる。
2021年1月:社費派遣内定(TOEFL100点超えで正式決定)
2021年4月:IELTSに切り替えてOA7.0獲得、GMAT勉強開始
2021年5月~9月:会社同期の受験仲間と毎日朝晩3~4時間GMAT勉強会、週末は8~10時間勉強の生活
2021年12月:McCombs合格通知。その後、5回目のGMATで700点
2021年1月:UCLA提出締め切り日の朝にIELTS7.5獲得
2021年3月:UCLAから合格連絡

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
夏までは海外MBAやアゴス夏祭りなどで各学校の雰囲気を掴みつつ、軸(私の場合は、ロケーション、カルチャー、Entre/Tech)を決めた後は、個別のinfo sessionやAlumiとのcoffee chatをメインとした。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 
500万円超(塾に湯水のように課金しました。。。)

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験費用は一部会社の補助を除き、貯金から。進学後は社費のため基本的に会社からの補助。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
TOEFL13回、IELTS9回受験。最後までTOEFLは100点を超えられず、もっと早くIELTSに切り替えておけば良かったと後悔。最後のIETLS受験は2nd R準備のため全く対策できなかったものの、1st Rでの大量のエッセイ執筆、インタビュー準備でWriting, Speaking力は大幅に向上していたようで、それぞれ最高点が出ました。GMAT/GREの勉強開始を遅らせるよりは、英語には最後に戻ってこれると割り切って、GMAT/GREの勉強スケジュールを優先して組むのが良いと思いました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GMATは700(V35, M50)を目標にしていたが、米国TOPスクールの合格者の平均は例年上がっているようで、目標設定自体が足りていなかったとようにも思います。算数、数学は中学受験、大学受験から得意科目だったため、マスアカを1周したところでPrepで50が取れ始め、初回本番も50点を取ったところで油断した。緊張もあるかもしれないものの、5回とも、MathはOfficial Prepより難問が多いと感じたし、勉強会仲間の感覚も同じでした。私は最後までやらなかったものの、Manhattanなどで高地トレーニングをしておいて、Math50を確実に取れるようにしておくべきでした。VerbalはAffinity, Y.E.Sの授業の予習/復習を中心に勉強していましたが、SCに関しては最後はY.E.Sを重視しました。SCの業界有名講師3名の誰に師事するかはほぼ宗教論争に近いため、経験者に聞かれたり、お試し受講してみてからご判断されることをお勧めします。


Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
私は深くhands onでサポートしてくれるカウンセラーがいいと思っており、その点、Edなどの有名カウンセラーは顧客が多すぎるため候補から外していました。社費の先輩が無名に近いSamを起用して非常にサポーティブで良かったと聞き、直接面談してfitを感じたため、即決しました。結果としてこれがMBA受験プロセスで最高の選択だったと思います。彼の献身的なサポート、レスポンスの速さ、彼自身がUCLA出身という強みは、私のUCLA合格の最大の要因だったように思います。私はAll Inclusiveプランを契約し、インタビュー練習含め80時間以上対応してもらったので、時間単価としても非常に安かったと思います。心からおすすめできるカウンセラーです。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
ほとんどの方が英語のエッセイを書くこと自体初めての経験だと思いますので、イメージ掴んで頂くために、私が再度やり直すならこんなプロセスでやるという流れを記載します。

①出願候補のエッセイテーマが発表され次第リスト化
②共通するもの、特殊なものを分類
③合格レベルのエッセイのイメージを把握
④エッセイに使えそうなネタの書き出し
⑤共通項が多いものから着手
⑥メインカウンセラーと初版完成
⑦セカンド/サードオピニオン
⑧校正

 

私の反省としては、②の工程を経ずに、一番最初にDukeから着手してしまったことで、9月,10月にかなりの時間Dukeの特殊なエッセイに貼り付いてしまいながらも良いものができず時間だけが過ぎていくという辛い期間を過ごしました。一般的に、Dukeなどcommitmentを重視する学校は他からの転用が聞きにくいテーマの場合があり、2校目、3校目と書く際にほぼ0からになってしまいました。時間効率の面で着手する順番を変えればよかったと思っています。⑦については会社同期の勉強会仲間からの相互feedbackは非常に良かったです。カウンセラー以上に本当の自分を知っている親しい人間からのフィードバックは、エッセイに深みを加えてくれた気がします。最後に⑧の校正ですが、私は本業のカウンセラーではなく、在英の英語教師とzoomを繋ぎながら、一語一語丁寧に校正していきました。このプロセスは時間もお金もかかりましたが、エッセイの質が上がるだけでなく、校正の過程でエッセイがより自分のものになるという感覚を強くしました。副産物としては、インタビューに自信が持てることと、より洗練された文法、単語を使えるようになったことで、IELTSのWritingスコアが飛躍的に上がりました。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
現上司、前の上司にお願いし、快く受けて頂きました。2人とも英語が堪能かつ土日も稼働してくれる方だったため、非常に助かりました。私の出願校でいうと、Haasだけが1問特別な質問があり、直前でバタついてしまい迷惑をかけてしまいました。推薦状の質問も予めリスト化しておくと良いと思います。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
エッセイと同じく私のインタビュー準備のプロセスを記載します。

①Clearadmit, Ed Lee, アルムナイなどから過去に出た質問を集めてリスト化
②全ての質問に対して回答のスクリプト作成
③カウンセラーにスクリプトをレビューしてもらう
④DMM英会話(ネイティブプラン)、Cambly、スキマトークなどでひたすら反復
⑤プロのカウンセラーとMock Lesson
⑥再び、DMM英会話などで反復

1点、補足として、私は②③でスクリプトを作りましたが、暗記はしませんでした。インタビューはあくまでもコミュニケーションの場であり、前後の文脈や会話の雰囲気から、同じ質問であっても回答は流れに合わせて柔軟に変えられるように、大枠の流れやネタは準備したものの、本番は流れに身を任せてリラックスして話をするよう意識しました。会社の採用面接官もやっていたので、完全に回答暗記してきた学生より、会話の流れを読みながら発展していける学生を取りたいという気持ちはMBA Admissionも同じだと想像し、前者の学生にならないよう気を付けていました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
海外経験はないものの、国内で2社ベンチャーの立ち上げをやってきたこと(=serial intraprenuer)、低GPAだったので中小企業診断士を取ったこと(=卒業後勉強真面目にやってる)を追加のエッセイで記載していました。後者はどこまで効果があったのか不明です。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
社費生として1年勝負だったため、出願直前ギリギリまでは、低GMAT, EAで受かるところで考えざるを得ませんでした。2nd直前にGMAT700が取れたため、結果として、当初からの志望校にも出願できました。1年勝負の方は、現実問題として手持ちのスコアで合格率を考えながら出願戦略は立てることになると思います。業務も12月、1月が山場だったこともあり、一つのラウンドで出願できても4つと最初から想定していたため、その縛りもありました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
L.Aの気候、家族の暮らしやすさ、学校のカルチャー

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

Advice and messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

Q. 一言メッセージ
とにかく諦めないこと、最後までもがき続けること、が最も重要だと思っています。仕事、家庭の事情、バックグラウンドなど受験プロセスは人によって千差万別なので、周りの動きが気になることはありますが、皆様が自分の信じた道をやり切られることを願っています。

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