合格体験記 / ノースウェスタン大学 ケロッグ・スクール・オブ・マネジメント / Northwestern University Kellogg School of Management / KM

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投稿者プロフィール

・投稿者(ペンネームorイニシャル):KM
・進学予定校:Northwestern University Kellogg School of Management

・カテゴリ: MBA
・地域: アメリカ
・受験校:Kellogg, MIT Sloan, Haas, Tuck, Stanford, Tepper
・インタビュー実施校:Kellogg, Haas, Tuck, Tepper
・合格校:Kellogg, Tuck (Waitlist後辞退)

・性別:  男性
・出願時年齢: 31歳〜35歳
・海外経験と期間: 学生時に米国に計5年留学、幼稚園〜小学校にかけて南アジアで計4年
・費用: 私費
・奨学金: 応募・検討中

・最終学歴:国内・私立・大学院・理系
・GPA:3.9

・受験した試験と出願スコア: GMAT:740(V 38/Q 51/IR 7/AWA 4.0)
・塾(試験対策):使用せず
・カウンセラー:AGOS

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
アメリカの大学にて工学部卒業後(よってTOEFL不要)、日本の大学院に工学研究科を修了。その後、外資系IT企業に入社し、以来プリセールス活動に6年間従事。営業のカウンターパートとしてソリューション作成などを担当。英語ができたため海外プロジェクトなどにアサインされることが多かった。

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
1. Uber, AirBnBなどIT/Technologyを駆使したビジネスモデル、いわばTechnology Nativeな企業が出てくる中で、ITに関する知識・技術だけでなくビジネススキルを身につけて、技術・ビジネス革新の波に乗りたいと思ったから。
2. ITに関する知識・技術だけではこの先の雇用に不安を感じ、ステップアップしたいと考えたから。

Preparation for MBA application

<概論>

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2012-2015 : ぼんやりとMBAの可能性について考えはじめる。MBA関連の本(佐藤智恵さんの「ゼロからのMBA」はおすすめ)やビジネススクールの説明会などに参加。
2015/08 : 一念発起してMBA受験を決意。とりあえずMBAカウンセリング登録・契約。GMAT準備を始める。
2015/09-10 : GMAT1回目受験。まずまずの成績だったため、これでよいかと思っていたが、カウンセラーからのアドバイスに従い2回目を予約。並行して学校説明会に参加したり、Alumni訪問を進める中で、受験校を絞り込む。
2015/11 : 受験校が決まったので、エッセイを書く順番を検討し、書き始める。諸々準備が遅かったため、受験校全6校全てRound2 (2016/01 Application Deadline)でApplyすることを決める。引き続きGMAT勉強。
2015/12 : GMAT2回目受験。良い点数が出たので、GMAT受験完了。エッセイは苦しみながらようやく、最初の2校分(5エッセイ)を作成完了。
2016/01 : 引き続きエッセイにとりかかり、全校なんとか作成完了。エッセイ以外のApplication Document (Video Essay, 自己紹介ビデオ作成(オプショナル))が意外と大変なことに気づき、焦ったがなんとか全校DeadlineギリギリでApply完了。1週間ほど放心。その後、初めてのSchool Visitを敢行。1週間で4校回る。内1校(Tuck)ではOnsite Interview実施。(結果的に全く準備していなかったため、シドロモドロな受け応えになってしまった。)
2016/02 : Onsite Interviewでの苦い経験を踏まえて、Interview準備にとりかかる。英語は喋れるが、極度のアガリ症のため苦戦。苦戦しながらも本番にそのまま突入し、Alumni Interview x 1校 (Kellogg)とSkype Interview x 1校 (Tepper)を実施。Alumni Interviewはスムーズに進められたが、Skype Interviewは厳しかった。
2016/03 : 初旬に最後の1校 (Haas)のAlumni Interviewを実施し、結果待ち状態に。結果はWaitlist 1校 & ストレート合格1校。WaitlistのTuckは辞退し、Kellogg進学を決める。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Info Session、Alumni訪問、Campus Visitを通して情報収集を行った。Info Session・Alumni訪問では、学校の特徴をよくとらえた or 心に残った発言をエッセイ用に拾うことを心がけた。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。 
・カウンセリング (AGOS) : 50万円
・GMAT (受験料、教材費) : 10万円
・Campus Visit : 20万円
合計 : 80万円 (Priceless)

Q.エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
IT/Technology系というMBA受験生としては王道から少し外れたバックグラウンドを活かすことを心がけた。また、私が受験した学校のいくつかでは私費留学であることがアドバンテージになるという情報をカウンセラーから聞き、その学校のエッセイでは如何に夢・ゴールの実現のためにCommitしているかをアピールした。

<学校選択>

Q.受験校はどのように選択しましたか。
選択ポイントは以下のとおり。
・IT/Technology系で評判が良いこと。
・Alumniネットワークが強いこと。特に日本で。
・ランキングが高く、知名度が高いこと。

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
私の場合は、MBA受験を決意したのが遅かったため、Application準備がLast miniuteになりがちで、結果的に品質に目をつぶらざるを得ないことが何度かあった。可能であれば、一年くらいは準備に時間をかけたほうが良いと思った。また、School VisitをApply後に実施したが、本来はもっと早めに行くべきだったと思う。

Q. 一言メッセージ
MBA受験(特に私費の場合)は財政・時間・精神的に非常に厳しい試練です。諦めかけることも何度もあると思います。私もそうでした。そういうときには厳しい山を登り切ったあとの素晴らしい光景を想像して、一歩一歩踏ん張り、諦めずになんとか前に進み続けてみてください。受験後に見える景色は最高です、受験中に想像しているよりもはるかに素晴らしい光景が待ち受けています。きっとMBA入学後・卒業後にはそれぞれまたさらに視界が広げるのだろうと想像しています。諦めずに最後まで頑張ってください!

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