合格体験記 / デューク大学フクア・スクール・オブ・ビジネス / Duke University Fuqua School of Business / KC

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投稿者プロフィール

投稿者(ペンネームorイニシャル):KC
進学予定校:The Fuqua School of Business – Duke University

カテゴリ:MBA
地域:アメリカ
受験校:
・R1) Fuqua, Wharton, Haas, Darden
・R2) HBS, Stanford, Kellogg MMM, Ross, Cambridge, UNC, McCombs, Cornell, Rice
インタビュー実施校:Fuqua, Haas, Darden, Ross, Cambridge, UNC, Rice, Kellogg MMM (途中辞退), McCombs (途中辞退), Cornel (途中辞退)
合格校:Fuqua, Ross, Cambridge, UNC

性別: 男性
出願時年齢: 26歳~30歳
海外経験と期間:アメリカ6年(Undergraduateとがん研究の合計期間)
費用:私費
奨学金:取得済み

最終学歴:カリフォルニア大学サンディエゴ校物理学部
GPA:3.74

受験した試験と出願スコア:GMAT: 680 (V34/Q49/IR7/AWA6.0)、TOEFLは免除
塾(試験対策):濱口塾、アフィアンス
カウンセラー:江戸義塾、デバリエ(インタビューのみ)、Stacy Blackman (3年前にGMATが出ていない段階でお願いしたアメリカのカウンセリング会社。Fiona Edwardというカウンセラーに見てもらいました)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
・就職前:父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフですが、日本で生まれ日本の一般的な小中高で学び、英語は全く話せませんでした(渡米後にESLからスタート)。Undergraduateからアメリカで、その後の研究期間を含め、合計でアメリカに6年住みました。
・就職&職務経験:東京で米国系メーカーにエンジニアとして就職、プロダクトリーダーとして自動車業界とロボティクス業界を主に担当。3年後に今度はそれらの業界の仕組みやお金の流れを客観的に学ぶために米国信販系クレジットカード会社へ転職。企業金融業務、官民プロジェクトを経験しました。
・Outside Work:IoTやIndustrie 4.0(製造業関連のイニシアティブ)に関わるアクティビティに携わっています。

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
昔からの憧れ。子供の頃カッコイイと思ったフォードのエンジニアの知人が、MBAを取りにアメリカに帰国して以来、MBAに対する強い憧れがあった。
包括的なビジネススキル取得。
キャリアのステップアップ。今後はアメリカで生活していきたいと考えているが、アメリカは日本よりも学歴社会であるため自分への投資、ステップアップとして学位を取得しておきたかった。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
アメリカをメインとする就職活動。
今まで仕事で経験してきたことを改めて体系的に学んで基礎の構築。
家族との濃厚な時間確保。

Q.留学後のビジョンを教えてください。 
結論から言うと、交通事故による死者0を目指してtransportationのインフラの確立です。MBA直後で言えば、Robotics, self-driving system, blockchain, このあたりが全てクロスするところで事業開発をしたいです。

Preparation for MBA application

<概論>

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
長く、それも思い出したくもないプロセスですが、私も先輩方のこの体験談に非常にお世話になったので覚えているかぎりで全部書きます。

2013
1月:GMATを独学で勉強し始める。
2月:一人目の子供が生まれる。
6月:GMATを初受験、460という歴史上最低点を叩き出して試験場のPCとGMACをびっくりさせる。
7月:これはまずいと濱口塾の門を叩く。
9月:GMAT590獲得(460に比べるとだいぶマシなので、少しだけ安心する)
10月:GMAT600獲得(月10点ずつ上がれば、二年で700だ!とポジティブ思考に目覚める)
11月:GMAT560獲得(死にたい) 勉強法の改善点を知るため濱口先生に相談メールを送ると一言「基礎が出来ていない人はいくらやっても点数は上がりません」と一蹴される。(立ち直れない)
12月:やけっぱちでUCバークレーにお試し出願。

2014
2月:UCバークレーにwaitlistで引っ掛かって驚く。(Haasの非点数主義に感銘を受ける)。
3月:UCバークレーの面接を受ける。
5月:UCバークレーから不合格通知。
7月:GMATは定期的に受験するも撃沈が続く。孤独感が増し死にそうだったのでアフィアンスの門を叩く。土佐先生を始め仲間が出来たことでモチベーションを保つ。
10月:GMAT600点付近をうろつく。この辺りはあまり記憶もなし。
12月:セカンド出願を視野に今年最後のチャンスのGMAT受験。のはずが何故か日にちを一日勘違いする。受験前に来るはずのアラートもなぜか届かず。これは今年受験するなというお告げだと理解する。

2015
1,2月:妻が悪阻で廃人化。2歳児の世話に明け暮れつつGMATもじわじわ続ける。
3,4月:Prep では徐々に点数が700程度に安定してくるが本番に結びつかず。必死に勉強し続けるも、MAX620の横這い。モチベーションの危機を迎える。帝国の文字だけで吐ける境地。
5月:いよいよ頭が朦朧とする。来月のテストで点数が上がらなければ、その点数で出願しようと決める。
6月: GMAT680獲得。自分の強みはテストではなく他にあるとGMAT受験13回で終了。帝国ホテルタワーには二度と来ないと誓う。
9月:1Rに4校出願。(Fuqua, Wharton, Haas, Darden)第二子が生まれる。
10月:Fuquaは現地で面接。キャンパスビジット(Fuqua, Darden, Haas, Stanford)。
10月:Haas, Dardenから面接招待(Whartonからは面接なしの不合格通知)。
12月:Fuquaのみwaitlistであとは撃沈。日本中で一番落ち込む。Fuqua Waitlist でひたすらネット検索。今までで最悪の年末年始。二日間ふて寝してからセカンドに向けて立ち上がる。

2016
1月:セカンドで10校追加出願。インタビューまで行って落とされるとはインタビュー時に何か大きな間違いをおかしているに違いないとデバリエ氏に面接指導を依頼。1時間のプライベートレッスンを2回受ける。RossとRiceの面接。同時にFuqua へUpdateをいくつか送り、アピールをする。
2月中旬:Fuquaのアドミッションがセカンドのインタビューのために来日、waitlist メンバーも呼ばれて面談。UNC、McCombsの面接。Rossのチーム・エキササイズに参加。
2月下旬:イギリスまでケンブリッジの面接のためキャンパスビジット。ビジット中、超滑り止めだと思っていたRiceからのまさかの不合格通知。無の境地を習得。
3月:Cambridgeから奨学金付きで合格通知が届く。合格通知より奨学金の案内が先に来たので、若干戸惑う。その後正式な合格通知メールが届く。3年間で初めての合格通知に喜ぶよりも長いイバラの受験が終わったことに呆然とする。その晩はこの3年で初めて熟睡する。その後Fuqua, Cambridge, Ross, UNCから合格通知。Fuqua合格の時点であと全ての大学は辞退。
4月:FuquaのアドミッションイベントであるBlue Devil Weekendに参加するためアメリカへ。完全に受験を終了。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
時間的投資
– 50% ネット
– 30% 在校生と卒業生
– 15% カウンセラー
– 4% Campus Visit(ただし、フィーリングを確認するのには最も有効な手段でした)
– 1% その他
重要度
– 60% 在校生と卒業生
– 25% キャンパスビジット
– 4% ネット
– 1% その他

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。 
合計400万円強(もうちょい頑張ればCクラスが買えます)
・Stacy Blackman Counselor: 65万円
・江戸義塾カウンセリング: 75万円
・デバリエ面接プライベートレッスン: 8万円
・濱口塾: 35万円
・アフィアンス: 50万円
・本等: 10万円
・キャンパスビジットでの航空券合計: 23万円
・キャンパスビジットでのホテル代: 23万円
・キャンパスビジットでのその他諸々(生活費からのプラスα): 15万円
・GMAT受験費用(13回): 33万円
・学校出願費用(14校): 35万円
・ヒルズの勉強スペース: 24万円
・カフェ等での勉強スペース: 10万円
・その他交通費等諸々: 2万円

Q.MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験期間中:共働きの妻に食べさせてもらいました。
留学後:ほぼ貯金とローンです。

<スコアメイク>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
TOEFL
Undergraduateがアメリカの大学だったため、免除。

GMAT
これは間違いなく私の経験は参考にしないほうがいいと思います。ただ、皆さんが言う1~2カ月短期集中で勉強することはとても効果的だと思います。また、ある程度問題を理解した後(例えば濱口先生のやり方をカンコピしたあと)に、OGの回答を理解し丸暗記するのは非常に効果的だと感じました。最後に点数が伸びたのもOGを1カ月かけてほぼ丸暗記した形で挑んだ時でした。(事実、700以上取られた方々はOGをバイブルとしているようです)。あとは試験中、右上の時間を非表示にしたことが大きなきっかけにもなりました。Prep に比べ本番の試験はとても焦るのですが、時間が表示されるとその焦りが倍増します。焦った所でそれ以上はやく解くことも出来ないので思い切って消しました。そのことで冷静を保つことが出来、スコアが伸びた気がします。
参考にならないながらも、私なりの経験を細かく言うと以下の通りです。

Quant:
理系だったのでそこまで苦労せずに済みました。とにかく計算ミスなく早く解くテクニックの取得に挑みました。テクニックは塾で大抵のことは教えてくれるので、あとは自分なりに応用すれば満点近い点数は取れるようになると思います。

CR:
ここは得意な部分であるにも拘らず、読むのが遅いために必ず2分近くかかりました。CRだけであれば満点近かった気がしますが、得意分野で2分掛けるのは実はとても致命的で、Verbalは本当に苦しみました。私はLSATのLogical Reasoning Bibleを使ってロジックの基礎から頭に叩き込みました。あとは質の高い(塾とかで用意されている)問題を解き、分かるまで何時間でも考えるというのを続けました。

SC:
もう、最後の最後まで理解できなかったので「OGだったらこういいそう」と「濱口先生だったらこう突っ込むな」の二つを想像しながら解きました。正直いまだにしっくりきません。

RC:
これは苦労の連続でした。どんなに時間をかけても正解率は5割行かないくらいのので、コメントは控えさせて下さい。

Verbal全体:
見てわかる通り、VerbalはCRだけ出来てもひどい点数になります。数学とCR満点を目指すと最高点が大体680になるようなので、それが私の限界として680でGMATは終了にしました。

IR:
これは、あんまり対策しようがないのですが、簡単に言うとデータと英語を早く読み取る練習が必要だと思います。QuantとVerbalを勉強すると自動的にIRの勉強にもなるのではないかと思います。仕事でデータ分析をされている方であれば、比較的簡単で満点も結構出るようです。私は特に対策らしい対策はしませんでした。

AWA:
これもアメリカの大学をでて、それも物理(ロジックに物事を伝える)専攻だったので、非常に楽でした。イントロ⇒1つ目の穴と改善方法⇒2つ目の穴と改善方法⇒3つ目の穴と改善点⇒結論。だけ覚えて挑みました。大体満点とれたので対策はしていません。

全体を通して:
何をどうすればよかったか未だに不明ですが、最初から独学にせず一気に3ヶ月とかもう集中して片付ければ自分の人生はもっと楽だっただろうなと感じます。

<Essay & Interview>

Q.上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
Edは私の意見を最大限に尊重してくれました。その上で助言してくれるスタンスにとてもフィットを感じました。例えば、私はチームカルチャーの強い大学に向いていると分かっているのに、チームカルチャーとは少し異なるWhartonやHaasを受けてみたいと言ったときにも、全力でサポートしてくれました。結果としてオファーをもらった大学は全てチームカルチャーの強い大学でしたが、一生に一度しかないMBA受験で「受けてみればよかった」という後悔が残ることもなく、自分の足で走り切った達成感がありました。また一定の放任主義だったことも、合っていたように思います。ロジックが通ってないとき、ストーリー性がない時、メッセージが2つ以上あるときには厳しい言葉をもらいますが、それが本当に気持ちいいくらいその通りであることばかりなので、納得できました。最後に、エドはアメリカの文化と日本の文化に精通してることも大きかったように思います。私のようにアメリカ人の父を持っておりバックグラウンドが日米半々である場合、その部分においてエドは1を言うと10理解してくれる感覚が強く、違和感を感じることなくスムーズに話し合いが出来ました。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・エッセー
個人的な意見ですが、Core Valueは人生のフェーズによって変わるものだと思います。人生の節目、出来事によって「はっ!」と思うことがあり、これによって自分のCore Valueが良い意味でぶれる。受験期間中に子供が2人生まれましたが、それをきっかけに独身時代に感じていたCore Valueとは全く違うCore Valueが構築され始めました。Core Value は変わらないものだと思い込んでいたため、変わらない何かを突き詰めようとしてエッセイを書くにも最初はとても時間がかかりました。経験を積めば人間の価値観は変わります。(事実、ビジネススクールもLife Transformationをうたってるように)、それが分かってからはエッセーにも筋が通り始めた感覚になりました。

・推薦状
職場には内緒で受けていたので、直属の上司にはお願い出来ませんでした。ただ、これはアメリカではよくあることらしく、全く気にすることはないようです。私の場合は、前職の上司とIoT関連のアックティビティでお世話になっていた外部の方に書いて頂きました。追加の推薦状を出さなければならなかった時は、現職で直属の上司ではないけれども、あるプロジェクトでsupervisorであったディレクターの方にお願いして書いて頂きました。

・インタビュー
「自分はしゃべるのは結構得意だ、英語も普通に話せる!」と勘違いしたことが1Rでの大きなミスでした。4校に出願して3校に面接に呼ばれ、2校不合格の1校waitllistというなんとも情けない結果でした。その後初めて面接の対策をし始めました。
まず最初にSkypeでやってくれるMANABI.stで2回受講して、話す内容についての総合的なフィードバックをもらい、目線の置き方についてなどのテクニックも学びました。その後デバリエ氏に2度ほど直接指導してもらいました。エドにお願いしなかった理由は、既に私のことを良く知っており、私の言葉が曖昧でも理解してしまう可能性を加味してです。(エドにそうアドバイスされた)。デバリエ氏には、喋る内容の構成、ストーリー作り、効果的な言い回し、服装、持っていくもの、レジュメをラミネートにして持っていくテクニック等々、本当に色々と教えてもらいました。

ちなみに、余談ですが、出来ればSkypeでの面接は避けれるのであれば避けた方がいいです。面接で死んでしまったDardenとRiceは両方ともSkypeでした。Skypeで難しい所は、相手の顔ではなくカメラを見続けないといけない事。相手の表情とかを非常に読みづらい。そして相手の動作が良くわからないので、すぐ不安になってしまうこと、一瞬カメラから外れると相手にパーソナルな感じが伝わらない事、非常に不利です。また先方のPC次第で顔色が悪く映ったり、とにかく百害あって一利無しなので、出来れば避けましょう。まだ電話の方が良い気がします。

もうひとつ余談ですが、Dardenが面接で落ちてしまった決定的な瞬間がありましたのでシェアします。最後に何か言うことある?と聞かれたので、「実は以前キャンパスビジットに行った際に他校も見学したんだけど、、、(でもDardenが良かった、と説明しようとした)」と言った瞬間、向こうのアドミッションの人の顔が突然険しくなり、頭を軽く横に揺らしたのが見えました。それを後日アフィアンスの土佐先生に相談したところ、「それは落ちたね。Dardenはケースで有名なのに、他と比べるというのは、本当にDardenの事が分かってるのか?他と比べてくれるな。ぐらいに思われたんじゃないかな?」と言われました。面接は、特にDardenの場合は他校のタの字も出さない事をお勧めします。ちなみにFuquaはWhy Fuquaの質問でFuquaへの想いを情熱的に回答した後に「だから俺はTuckに行きたいんだ!」と間違えて言った人も受かってたので、そんなにシビアじゃないようです。

Q.エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
・日本とアメリカの文化に精通している
・自動運転、ロボット、IoT等のホットな分野のエンジニア・プロダクトリーダーとしての経験と自動運転に関する本の出版の経験(エンジニアとコミュニケーションがとれる等)
・サッカー等で鍛えられたチームワーク(特に自分は議論の焦点のまとめ役やモチベーターとしての役割が得意だと伝えました)

<学校選択>

Q.受験校はどのように選択しましたか。
絶対に譲らなかった基準
– 在校生と卒業生のリーダーシップスタイルとのフィット感
– 学校のブランド(大学全体として、又はビジネススクールとして)
– アメリカ西海岸か南部、又は日本での就職で申し分ない学校(つまりランキング)
出来れば欲しかった基準
– 南部または西海岸(純粋に雰囲気が好きだから)
– 物価が安く、車で学校に行ける環境、家族が生活しやすい場所
– General Managementとチームワークの強い学校

Q.進学校の決め手は何でしたか。 
以上全てがドンピピシャと確信したため。キャンパスビジットや受験相談で多くの在校生、アルムナイの方々にお世話になりましたが、Fuquaの方々の人格が際立っていると感じたこと、そのようなネットワークに自分も身を置きたいと思ったこと。Dukeブランドは日本ではそこまでかもしれませんが、アメリカではとても強く、その後の就職に有利であることも大きかったです。

<その他>
Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
合計5校のみです。
・Fuqua: 10月下旬にオープンインタビューがあったのでそれを目的に行きました(クラスの参加や学校紹介、キャンパスツアー等々)
・Darden: Fuquaの後に車で3時間くらいかけていきました(クラスやStudy Groupに参加したり日本人の方にお世話いただいたり、キャンパスツアー等々)
・Haas: Dardenからサンフランシスコに飛びました。Dardenと同じような内容。
・Stanford: Haasの次の日に2時間ぐらいぶらぶらしました。アドミッションと話したりするくらいで、特にツアーなどはしませんでした。
・Cambridgeには2R時の面接として行きました。面接、キャリアセッション、キャンパスツアー等々。
全くビジットせずに合格した大学もあれば、ビジットしたのに撃沈した大学もあるので何に効果があったかわかりませんが、アドミッションの方にアピールは全て出来たので、無駄ではなかった気がします。またネットで得られる情報以外に自分の目で見て雰囲気に触れることは、とても有益でした。ちなみに、帰国してすぐにビジットの体験をまとめたエッセーを各大学のアドミッションの会った方々に送りました。FuquaとDardenからは反応がありましたが、HaasとStanfordは追加のエッセーを嫌うのか、反応なしでした。

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

~フィット~
大学は本当にフィットだと思います。結果論で言えば、私の場合チームワークをうたっている大学にばかりひっかかり、それをうたっていない大学には全く見向きもされませんでした。カウンセラーも周りの人もよくこんなことを言っていると思いますが、当初はあまり実感として湧かず、とにかく突っ走りました。自分が思っていた以上に各学校にカラーがあり、求めている人物像も違います。これが最初から分かっていれば、相手をきちんと理解した上で自分がどんな人間であるかをもっとクリアに純粋に学校に伝えられたかなと感じます。

~学校へのコミット~
上記のフィットにも少しダブりますが、学校へのコミットを強く伝えるのは非常に大事だと今になって実感しています。大学はyield(合格を出した人数に対しての進学率)がランキングに影響されるので非常に合格を出す相手をシビアに見ています。つまり「優秀だから合格を出す」という単純なことをする学校はあのトップ3校ぐらいじゃないでしょうか(中には奨学金でつる場合もありますが)。「良いけど、多分他の大学にもっとフィットしそうだな」でwaitlistにされたり落とされたりします。Waitlistも枠が決まっているので、そこもやたらめったら出さないようです(でなければ全員waitlsitですよね)。私も含めて、大抵の人は自分の良い所をアピールするのですが、結構抜けがちでそれ以上にもしかしたら大事なのがこの「俺はこの学校しかないんだ!!」とアピールだと思っています。自分が好きな大学やどうしても行きたい大学が見つかったら、死んでも離さない気持ちで向かったほうがいいと思います。私にとってFuquaがそれでした。Waitlistになってしまった時には絶望的な気持ちになりましたが、とにかくFuquaの当時の在校生の方に助けを求めて相談しました。他の在学生、教授、と沢山の方々にコンタクトを取り、少しでも合格に近づくことは出来ないかと模索しました。アドミッションの担当者にも密にアップデートをし、本当に思いつく限りのことをした上でようやく夢のFuquaへのチケットを手に入れることができました。私のwaitlistは「能力が足りないから」という理由からのwaitlistであって「コミットが足りない」からではなかったのでしょうが、「俺にはFuquaしかないんだ」というアピールが能力をカバーしてくれて今この場にいるわけです。私の様に多少能力に欠ける人間でも、絶対に来てくれる人間を大学は好く傾向にあるんだと思います。これは最初の出願時の段階でもっとスマートにやっておけばよかったなと非常に強く感じています。

~GMAT~
MBA受験は非常に長くて過酷でした。私の場合はGMAT460点から始まり、なんとか合格通知を手にするまで3年間かかりました。最初460が出たときは、履歴にこの数字が残されては完全にトップビジネススクールへの道は閉ざされたと感じました。それから合計13回受けましたが、GMATで玉砕する度に「自分はMBAに向いてないんじゃないか」「MBAは諦めたほうがいいのではないか」「妥協でも簡単な大学に行くべきなんじゃないか」「自分にはそもそも挑戦する資格は無いんじゃないか」という気持ちが押し寄せて来て、まさに自尊心を一枚一枚剥がされていくような、精神的にとてもつらい道のりでした。しかし今こうして振り返ってみると、そのプロセスで学ぶことは多く、自分の人生にとても貴重な経験をもたらせてくれたと思っています。途中、何度も心が折れました。その度に諸先輩方をはじめとする沢山の方々に励まされ、手を差し伸べて頂きました。もうダメだと自分の心が限界を見始めている時に触れる優しさは、自分の心に響くものであったし、自分が将来こうありたいと憧れるリーダー像をはっきりさせてくれたことも、受験を通じての大きな収穫でした。

GMATの戦いはとても孤独です。孤独を紛らわせるために情報を集めようとネットを見ていると、いとも簡単にGMATの点数を達成している経験談ばかりが目についてしまい、ますます不安と焦りが募るという悪循環を繰り返していました。そんな終わりの見えない孤独な戦いに疲れ切っていた時、同じように戦っている仲間と出会えたのは非常に心強かったです(この面でもアフィアンスは非常に良い学校だと思いました)。ともにGMATと戦う仲間とその辛さについて分かち合うだけで、あと少しだけ頑張ってみようという気持ちになることが出来ました。最近のGMATは点数が出た後にキャンセルができる等の制度になっているようなので、悪い点が出ようが何回受けようが、おそらく学校はそんなに過去に目を向けていないと思います。集中力があり1,2度で目標スコアをクリア出来るタイプであればベストなのですが、それが出来ないのであればシンプルに「絶対に諦めない」これが合格か不合格かを決める鍵であったと思います。事実トータル3年を費やしスコア履歴もボロボロでしたが、そこをみて不合格はせずに面接に呼んでくれる学校もあった訳です。もうやめようと思った時に妻によく言われた言葉があります。「家族の誰かが病気になってGMATの勉強が物理的に出来なくなったわけでもない。政治的な問題でアメリカへ行けなくなったわけでもない。勉強して挑戦する自由があるのに諦めるのはもったいないから、出来る限りは挑戦し続けたらいいじゃない?」この言葉を思い出しながら必死にGMATは頑張りました。社費の方は1年という制限がある事が多いので、13回も受験できないかもしれませんが、TOEFL, GMATで苦労されている方がいらっしゃいましたら、3年かかっても10年かかっても諦めずに頑張って頂きたいとお伝えしたいです。

Q. 一言メッセージ
Don’t give up. 今となっては非常にチープな言葉になってしまいましたが、世の中の成功者が口をそろえて言うのには意味があると思います。26~32歳の日本人でMBAに興味を持ってなんらかのアクションをとる方が年間5000人くらいいるのをご存知ですか?その中で諦めずに最後までやり遂げて海外のMBAに行く人(トップ校とか関係なくどこかに合格した人)は年間たったの200人弱らしいです。Don’t Give Upと言う言葉を知っていながら、そして「もう聞きあきた」と感じていながら、95%以上の人が実際には諦めてしまうということです。諦めることが許されない環境にいる社費の方々が最終的にビジネススクールに多いのは非常に合理的な結果だと思います。本当に困難な戦いですし、何事も諦めないというのは非常に難しいと思います(私も5回ぐらい本気で諦めようとしましたが妻や周りに支えられました)。MBAの受験は孤独で大変ですが、これは経営者の悩みに似てるとよく言われるように、きつくなったら「俺は今経営者としてのメンタルを鍛えられてるんだなぁ」とか「もうすでにMBAは始まっている」と思いながら頑張ってください。諦めないだけでトップ数%に入れるのであれば、絶対に諦めないでください。受験を終えたときの快感を皆さんにも味わって頂きたいです。私自身、周囲の方々の助け無しにはここまで来ることは出来ませんでした。もしもこれを読んでいる受験生の方々で、助けが必要な方がいらっしゃればいつでもご連絡下さい。今度は私が応援のバトンを皆さんに渡したいと思っています。

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