合格体験記 / ロンドン・ビジネス・スクール /London Business School / HH

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投稿者(イニシャル):H.H
進学予定校:London Business School

・ カテゴリ: 【MBA】
・ 地域: 【ヨーロッパ】
・ 受験校:Wharton, INSEAD, Columbia, Duke, Texas, NYU, LBS, Tuck, Oxford, Cambridge
・ 合格校:LBS, Duke, Texas

・ 性別:  【男性】
・ 出願時年齢: 【26歳~30歳】
・ 海外経験の有無: 【3年~5年未満】
・ 費用: 【社費】

・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL】
・ 塾・カウンセラー:【Affinity/AGOS/YES/その他(Bryan)】
・ 奨学金: 【未取得(社費のため)】
・ 留学の目的: 【スキルアップ/海外経験/ネットワークづくり】

Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
なんちゃって帰国子女(ロンドン滞在が1-6歳にて英語全く覚えておらず。ほぼ純ドメです。)、通信会社8年(国内大企業法人営業2年、海外子会社の経営企画6年)

Why MBA?
Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
①世界中の優秀な学生が集まる環境で、様々な考え方や価値観に触れ視野を広げたい、また自分の立ち位置を客観的に知りたい。
②将来的に目指すキャリア(CFO)に必要となるハードスキル(主にFinance/Strategy)を身につけたい。
③M&Aで買収した子会社に自身が乗り込んでいってマネジメント出来るだけのソフトスキル・自信を身につけたい。
④世界中のグローバル企業の、グループ経営・M&Aの様々な事例を知りたい

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
①前述の通り、Finance/Strategyを中心としたハードスキルの獲得
②授業のみならず積極的に課外活動にも参加し様々な生徒と交流し、ソフトスキルを磨く
③どの国に行ってもコンタクト出来る友人が1人はいる、という状態になるよう在学中にネットワーキングする
Q.留学後のビジョンを教えてください。
自社に戻り、買収した海外子会社に赴任しマネジメント経験を積みたい。

Preparation for MBA application
Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
社内選考3回、TOEFL受験33回、GMAT受験7回を経て、約4年かかりました。。。

<2011年>
4月 翌年の受験を見据えTOEFLの勉強を始める。初回受験80点。
7月 TOEFL100点(4回目)。GMATの勉強を開始。AGOSへ通い始める。
9月 SC対策のため、YESへ通い始める。
12月 TOEFL103点(6回目)。「これでTOEFLは目処がついたな」と思う。(それがまさかここから約3年かかるとは。。)。

<2012年>
3月 社内選考の前に一回受けておこうとGMAT初受験。620点。
社内選考応募(1回目)
4月 社内選考落選。絶対に合格すると(なぜか)思っていたため、全てのやる気を無くし勉強中断。
秋~冬 TOEFLの勘が鈍らないように、2ヶ月に1回程受験。しかし全て103以下で更新出来ず。

<2013年>
3月 社内選考応募(2回目)
4月 社内選考落選。心が折れかける。
夏   「翌年ラスト一回社内選考応募&ダメでも私費で」、と決意し、TOEFL/GMATの勉強を再開。TOEFLは「各セクションの最高点を足せば105は超えるので、後は運だけ!」と考え勉強を一切せず毎月受けるも、一向に点数が上がらず。(当たり前・・・)
10月 GMAT 650(通算4回目の受験)。遂に終わりが見えてきたか!と思う(またしても大いなる勘違いでした。。)
11月 GMAT 640(通算5回目)  がくっとくるも、まあ次で行けるでしょう、と。何とか自分を励ます。
12月 GMAT 630(通算6回目) なぜ点数が下がっていくのだ・・・と吐きそうになる。
※ちなみにGMATを受ける傍ら、毎月TOEFLを受け続けるも、一切点が上がらずETSへのお布施マシーンとなっていました。

<2014年>
3月 社内選考応募(3回目)
5月 ハネムーンから帰ってきてしばらくしたら社内選考合格の通知。3度目の正直に妻と二人で喜び合う。
エッセイカウンセラーとしてBryanを選択&契約
6月 GMATを一からしっかりやり直そうとYESへ再度通学
7月 GMAT700(M50, V33)獲得!ようやくあの分厚いOGを見なくて良いのかと感無量に。
しかしTOEFLが一向に改善せず焦る。Writingが諸悪の根源だったので、エッセイに取り掛かる傍ら、Affinityの短期講座に通う等
色々試してみるも一向に効果無し。このままTOEFL103を一生超えないのでは・・・と胃が痛くなる。
会社の同期(一年早く留学中)に相談し、色々アドバイスをもらいそれに沿って根本からWritingの書き方を変えてみる。
9-10月 Wharton/INSEAD/Columbia/Texas/Duke/NYUへ出願。
Bryanに加えMatthewとinterviewの練習開始。
一方TOEFLは立て続けに102,102,101,100となり気が狂いそうになるが、忘れもしない10/26の受験で、
遂に109(R28, L29, S23, W29)獲得!画面見た時思わず二度見。歓喜の雄叫びを上げ妻とハイタッチ。
1stで出願した学校へ即スコア差し替えの連絡。
→Wharton/INSEAD/Columbia Ding(面接無)、Texas/Dukeは面接のinvitation受領
11月 Texas interview
12月 Duke interview
Texas合格通知!一つ目の合格が出て心の底からほっとする。
Duke WL。正直行けると思っていたのでかなりショックを受ける。
NYU 面接のinvitation受領。
<2015年>
1月 LBS/Tuck/Oxford/Cambridgeに追加出願
NYU現地でinterview
DukeのWL対策として現地Visit
2月 LBS/Tuck interview。Oxford/Cambridge Ding(面接無)
3月 Tuck Ding
Duke WL繰り上げ。
LBS合格。進学決定し受験終了。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
受験方法に関しては、会社の先輩MBAホルダーの方に教わりました。各大学の情報収集は、基本的にInfo sessionへの参加&在校生とのSkypeによるコミュニケーションで行っていました。

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。 (ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
1月に実施しました。主な目的はNYU・Tuckのon-campus interviewと、DukeのWL対策です。NYUは結果面接で不合格、Tuckは大雪の影響でキャンパスへ辿りつけず、という有り様でしたが、Dukeに関してはビジットでアドミッションに熱意をアピールし、その際に感じたFit感をまとめて追加エッセイを提出した所、WL繰り上げになったので、WL対策としての効果は大きかったと思います。自身としても、実際の授業やイベントへの参加を通じてDukeの雰囲気を肌で感じることが出来非常に志望度が上がったので、Visitして良かったと思っています。(時間と資金が許せば、受験する学校はできるだけVisitした方が良いと思います。自分はあまりできませんでしたが、、、)

Q.志望校はどのように選択しましたか。
留学の目的として、Finance/Strategyを中心としたハードスキルの習得があるため、まずFinance/Strategyに強い学校を中心に受験しました。後は、説明会等に参加する中で個人的にFit感を感じた学校を追加で受験していました。

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
GMATではAGOSとYES、カウンセラーはBryanに御願いしました。(TOEFLはAffinityを若干使いましたが、基本独学でやりました。)

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
TOEFL109(R28, L29, S23, W29)。33回受験と最も苦戦しました。最大の敗因は、割りと早めに103が出たので、後は運で出来るだろうとほぼノー対策でダラダラ受け続けたことです。短期集中で片付けるべきでした。単語3800をきっちり抑えるのが重要と思います。
・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
GMAT700(V33、M50、IR7、AWA4.5)。Math/IR/AWA/CRはほぼ対策なしで出来ましたが、SCに相当苦戦し、YESに助けられました。RCは単語力と慣れが鍵かと思います。
・ エッセー
Bryanに御願いしました。海外と仕事をする機会が多いのでWorkのネタには困りませんでしたが、Privateに面白みが全くなく非常に苦労しました。。
・ 推薦状
直属の上司二人に御願いしました(1人はMBAホルダー)
・ インタビュー
Bryanに加えてMatthewに御願いしました。Matthewは如何に自分をプレゼンするかを叩き込んでくれるので非常にオススメです!

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
試験代がやたらとかさんでしまったこともあり、計400万近くいってしまいました。。

Q.自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
Internationalな環境下でのチームワーク経験

Preparation for MBA
Q.進学校の決め手は何でしたか。
Finance/Strategyに強い、Diversity(60以上の国籍&Majorityがいない)、ロンドン(speaker event等のopportunityの多さ)、Flexible(18ヶ月卒業が可)

Q.MBA留学にあたって、必要費用はどのようにして調達しましたか。
貯金を崩しました。

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
社費のため応募無し

Advice and Messages
Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
スコアメイクをダラダラ行わず、短期集中で片付けるべきだったと強く後悔しています。。後は受験する各学校の在校生にもっと早くコンタクトしてWhy X schoolの深堀りを早期から実施するべきだったと思っています。

Q. 一言メッセージ
受験生活は長期戦になるため(自分は長すぎですが・・)如何にモチベーションを保ち続けるかが非常に重要になるので、根を詰めすぎずたまにはリフレッシュを挟む方が長期的には良い結果につながると思います。また、最後の一踏ん張りが出来るかというのは最終的にどれだけ本気で留学したいか、その学校に行きたいか、という思いの部分になってくると思います。辛い時ほど、なぜ行きたいのか、行ったら自分がどうなれるのか、という原点の気持ちを思い出しながら、悔いのないよう是非頑張って下さい!

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