合格体験記 / コロンビアビジネススクール / Columbia Business School / Y.K

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
Y.K

Q. 進学予定校
Columbia Business School

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)

Q. 進学予定校の地域
アメリカ

Q. 受験校
Columbia Business School (Early Decision Round), MIT Sloan (1st Round), Stanford GSB (2nd Round)

Q. インタビュー実施校
Columbia Business School, MIT Sloan

Q. 合格校
Columbia Business School

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
旅行程度の経験以外無し

Q. 費用
社費

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・国立大学院(理系)

Q. GPA
学部:3.24、大学院:3.80

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GRE:325 (V155, Q170, AW:3.5) (GMAT換算:710), TOEFL:107 (R29, L27, S23, W28)

Q. 塾
Nish Subasinghe, Affinity

Q. カウンセラー
Round One (Essay, Interview), Ed (Interview)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
日系損保で、アクチュアリーとして保険数理業務に9年間従事。
商品開発5年(プライシング、収支分析、マーケット分析)、経理3年(会社決算、財務分析、リスクモデリング、リスク管理)、人事1年

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
損保業界以外のビジネスを学び、商品開発に携わる人間として視野を広げたい、というのが最初の動機です。損害保険は実体のない商品であり、先行他社の開発内容を簡単に追随できてしまうことから、先陣を切って新しいものを開発していこうという文化が(特に当社は)弱いと感じています。その一方で、今後は先進デジタル技術を活用しながら、過去に捕らわれず、失敗を恐れず新しいビジネスに挑戦していくことが大切であり、他業界と協業しながらビジネスをする機会も格段に増えると考えています。これまでのように損保業界だけを見ているのではなく、もっと世の中のビジネスを広く学びたいという思いがありました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
先進デジタル技術を用いた新たなビジネスの創出を目指す取り組みが社内で始まっており、私も卒業後はそのような取り組みをけん引していきたいと考えているため、MBA留学中は特にEntrepreneurshipについて学びたいと考えています。大学内の授業やプログラムだけでなく、保険に関するFin-Tech系のスタートアップが数多くあるNYCのロケーションを活かし、インターンシップの機会も模索したいと考えています。特に、データ分析はアクチュアリーとしての自分の専門知識を強く活かせる分野でもあるので、AIによるデータ分析を損保ビジネスに融合して新たな価値を創造するというプロセスを、自分が先頭に立って引っ張っていきたいと考えています。
また、少し観点は変わりますが、損保業界は国内外で積極的なM&Aを展開している一方で、社内にそのノウハウを持つ人間は多くありません。Columbiaには投資銀行出身者などその道がプロも多くいますので、この分野についても積極的に学びたいと考えています。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 
派遣元の会社に戻り、デジタル技術を活用した商品・サービス開発に携わっていきたいと考えています。

Preparation for MBA Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2018年
12月:
・社費派遣決定、TOEFL準備開始

2019年
2月:
・TOEFL初受験で87点。
・Nishのレッスン(Speaking, Writing)を受講開始。

3月:
・TOEFL90点。
・江戸義塾のキックオフセミナーに参加し、他の多くの受験生がすでにTOEFLのスコアメイクを終えていることを知り、自分がかなりビハインドの状況にあることを認識して焦る。

4月:
・TOEFL94点。
・IELTS6.5点。
・出願戦略を練るため、トップ校へ進学する先輩受験生の方々と個別にお会いして情報を収集。当初から志望度が高かったColumbiaとMITについて、「ColumbiaはEarly Decision Roundが有利」、「MITはスポンサー企業以外の人が受けるなら1st Round出願必須」、「両校ともTOEFLスコア提出不要」ということを知り、TOEFLのスコアメイクが終わらなくてもGMAT(GRE)の学習を始め、8月までにGMAT(GRE)のスコアメイクを終わらせ、この2校に1st Roundで出願する戦略を描く。この時点での志望校は、Stanford, Columbia, MIT, Booth, LBS, UCLA。

5月:
・TOEFL98点。
・IELTS7.0点。感覚的ではあるが、TOEFLのほうが自分に合っていると感じ、これ以降はIELTSの受験なし。
・TOEFLのスコアメイクは終わっていないが、予定どおりGMAT対策を並行して開始。Affinityに通学。TOEFLとGMATを大体3:7の比率で学習。

6月:
・TOEFL103点(7~8月はGMAT/GREに集中していて時間を割けず、TOEFLのスコア更新ならず)。
・推薦者2名へ推薦状(日本語)の執筆を依頼。

7月:
・GMAT(1回目)570点。直前に受けたプレップテストは730点で、自信を持って受験していたので、スコアが出た瞬間はショックでしばらく固まる。2回目も700点に満たない場合は、GREを同時並行で受けることを決意。

8月:
・GMAT(2回目)660点。スコアは上がったものの、目標点には程多く、落胆。
・当初の戦略どおり、GRE受験に向けた準備を開始し、GRE用の難解な英単語を猛烈に暗記。月末にGRE(1回目)を受け、323点(GMAT換算700点)を獲得。歓喜するほど良い点数ではないが、何とか出願可能なスコアが出たため、ホッとした気持ちが強かった。
・1st Roundでの出願を決意。この時点ではTOEFLのスコアが十分ではなかったため、志望校のうち、TOEFLのスコアが不要なColumbiaとMITを出願校として設定。

9月:
・エッセイ着手。CV、推薦状の英訳、ColumbiaとMITのエッセイ執筆を短期間で全て完成させる必要があり、かなり辛い1カ月であった。エッセイカウンセラーとして選定したRound Oneは、こちらの意図を汲みながら積極的にエッセイを加筆修正してくれるタイプであり、エッセイ執筆能力の低い私がこの短期間で満足いくエッセイを仕上げるためには、最適かつ必要不可欠なサポートであった。
・GMAT2回、GRE1回受けるも、ベストスコア更新ならず。
・月末に受けたTOEFL(13回目)でようやく107点獲得(出願スコア)。TOEFLのスコアメイクはとにかく苦しかったため、開放感に満ち溢れる。意気揚々と10月以降の予約分を全てキャンセル。

10月:
・MITのRod Garcia氏(アドミション責任者)と社内で面談(エグゼクティブプログラムに参加している先輩社員経由で、来日のタイミングに合わせて面談の機会を設定してもらうよう依頼し、実現したもの)。9月末のエッセイ提出からこの面談まで1週間しかなく、かなり焦りながら、Nish、Ed、Round Oneとともに集中的に面接を練習。
・キャンパスビジット(Columbia→MIT→Wharton→Booth→Kellogg→UCLA)を実施。Stanfordにも行きたかったが、スケジュールの都合がつかなく、やむなく断念。
・帰国後にColumbiaの面接に呼ばれていたため、ビジット中や帰国後も必死に面接練習をした。また、Columbiaの面接2日前には、江戸義塾の面接練習コミュニティの練習会に参加し、そこで貰った受験仲間からのアドバスをもとに回答内容をブラッシュアップできたことも、面接準備段階の非常に重要なステップであった。
・10月下旬にColumbiaの面接(@東京、面接官は日本人卒業生)。ビジット中のエピソードも交えながらうまく対応でき、終了後に「impressiveな面接だったね」とコメントをもらったため、期待しながら結果を待つ。

11月:
・Columbiaから合格の連絡を受領。合格連絡は電話で来ると聞いていたので、毎日そわそわしながら携帯電話を肌身離さず持ち歩いていたが、いっこうに着信がなく焦る。携帯電話のせいではないかと不安になり、海外に住む友人から試しに電話してもらい、海外からも問題なく着信することを確認。最終的にはメールで合格通知が来て、拍子抜けして終わった。(「電話しようとしたけど、繋がらかった」という記載があったが、そんなはずはない、と今でも思っています。)
・11月中旬にMIT面接(@東京、面接官はRod Garcia氏)。Columbiaの合格をもらっていたため、リラックスして面接に臨む。15分程度の非常に短い面接だったが、自分が伝えたい内容を話しきることができ、満足して終える。
・GRE(3回目)を受験し、325点(GMAT換算710点)(最終スコア)を獲得し、出願校にスコアのアップデートを送付。
・2ndラウンドはStanford GSBのみ受験することとし、Round Oneとともにエッセイを執筆。

12月:
・MITからWait Listの連絡あり。
・Stanford GSB出願完了。

2020年
3月:
・Stanford GSBから不合格の連絡を受領。
・Columbiaへの進学を最終決定し、受験終了。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
1.江戸義塾のキックオフセミナー
 2~3月にかけて参加。

2.OB訪問
 自分が興味あるトップ校(Stanford, Columbia, MIT, Booth, Wharton, LBS, Kellogg)へ進学する先輩受験生の方々と個別にお会いし、学校の情報を集めるだけでなく、合格するために有効な受験戦略のアドバイスをいただきました。最初は上記の江戸義塾のセミナーに参加していた先輩受験生にアポを取り、その方から別の先輩受験生を紹介してもらうことで、芋づる式にOB訪問の機会を設けていきました。「ColumbiaやMITは1st Roundで受験する方が有利」など、早い段階で有益な情報を得ることができ、その後の受験戦略を立てる上で大きな助けとなりました。

3.キャンパスビジット
 教授や学生と直接話す機会があり、自分が思い描いていた校風が正しいかどうかを確認することができました。また、私は小さい子供を含めた家族を帯同予定なので、現地での生活圏を歩き回り、生活環境を自分の目で確認できたことも有意義でした。

4.大学が主催するセミナー、イベント
・各ビジネススクールが主催する公式イベントと、現役生や卒業生が主催する非公式イベントには全て参加しました。
・ColumbiaはCJEB (Center on Japanese Economy and Business)という研究所を持っており、毎年4~5月頃に日本で大規模な会議を行っています。MBAの公式イベントではなく、参加費用も高額なのですが、ビジネススクールのDean、教授陣、卒業生等も参加していてコネクションを作れるだけでなく、参加した事実自体もColumbiaへの熱意を伝える有効な手段となります。実際、私はColumbiaのOptional Essayで「CJEBの会議で多くの参加者と交流し、Columbiaの文化への理解を深めることができた」とアピールしました。”

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 
約350万円(TOEFL対策:88万円、GMAT/GRE対策:95万円、カウンセラー123万円、キャンパスビジット44万円)

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
派遣元の会社が負担。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
“私は留学経験も海外勤務経験もゼロだったので、TOEFLのスコアメイクには本当に苦労しました。出願スコアを得るまでに合計13回の受験を要し、正直、心が折れそうになりましたが、継続的に学習をしたおかげで前よりは英語力がマシになった気がします。MBA受験生は過去に何かしらの海外経験を持つ方が多いですが、私のような完全な「純ドメ」でもどうにかなったので、同じような境遇の方のお役に立てるようにポイントを記載します。

1.Reading(最低スコア:21、最高スコア29)
・単語暗記→試験問題の読解、という流れで取り組みました。
・単語暗記は、有名な3,800語の参考書のレベル3までを完璧に覚え、レベル4は8割程度覚えました。レベル4は不要という方もいますが、GMAT(更には、より単語レベルの高いGRE)の受験を見据えると、単語力は早めに付けておいた方が絶対にラクです。
・試験問題の読解は、中国版のTPOソフトをTAOBAO(中国版の楽天のようなサイト)で5,000円程度で購入して使用しました。日本で買うと数万円もするようなので、おすすめです。(「TAOBAO新幹線」という仲介業者を使うと、日本語でスムーズに購入できます。)毎日、時間をはかって問題演習に取り組み、結果をエクセルにまとめて、問題タイプ別の正答率を管理しました。間違えた問題の特徴などをメモしておくと、自分がどのような問題に弱いかが見えてきます

2.Listenig(最低スコア:19、最高スコア:27)
・スマートフォンのTPOアプリや、TAOBAOで購入した中国のTPOソフト(上記1のReadingの欄で説明)を利用し、一言一句まで聞き取れるように繰り返して聞く努力を続けました。また、シャドーイングも有効と聞いたので、通勤の移動中などは基本的にずっとシャドーイングしていました。
・PodcastやYouTube上で興味のあるプログラムを見つけ、トレーニングの材料としました。英語字幕が表示され、一言一句確認できるものを利用するのがポイントです。
・私は(年のせいか)Listening中に聞いた内容を覚えられず(すぐに忘れてしまい)問題を解けない、ということがネックだったので、それを克服するためにしっかりメモを取るようにしました。あとでメモを読み返すことはしませんでしたが、聞こえた内容をメモ書きする作業により、聞き取った内容を頭のなかで整理でき、問題を解く際に確実に思い出せるようになりました。また、これによってスコアも安定するようになりました。(それでも、27点までしか取れませんでしたが・・・。)

3.Speaking(最低スコア:17、最高スコア:23)
・得意なストーリーを用意し、色々なお題に使いまわせるように訓練しました。
・その一方で、最近は上記戦略が効かないような問題も多く、話すネタの引き出しを増やすことにも注力しました。具体的には、Nishにサンプルアンサーを話してもらい、それを録音してあとで文字に書き起こし、何回も読み上げて練習しました。スクリプトを起こす作業は面倒ですが、音声ファイルを文字に変換してくれるウェブサイトもありますので、それらを有効活用するのが良いと思います。私はフレーズを覚えるのがとにかく苦手だったので、スクリプトを何度も読み上げて暗唱するという方法で、努力で乗り切りました。
・TOEFLのスコアアップという観点では、イントネーションや発音も重要な要素だと感じました。私の場合、焦って早口になるとカタカナ英語のように発音が悪くなり、TOEFLでも2点を付けられることが多くありました。そこで、「とにかく焦らず、ゆっくりと、イントネーションや発音に注意しながら話す」ことを心掛け始めた結果、Speakingは23点で安定するようになりました。胸を張れるような点数ではないですが、純ドメの受験生として達成すべき最低限の点数にはいったと思いますので、Speakingで苦しんでいる方はぜひ試してみてください。また、時間オーバーになって言いたいことを全部言えなくても、意外に点数は来ます。制限時間に焦って発音などが疎かになるよりも、時間が足りなくなっても丁寧に話す方が高い点数が出ました。

4.Writing(最低スコア:18、最高スコア:28)
・Nishが無料で添削してくれたので、2日に1本を目途に自分で演習を行い、添削してもらいました。
・Writingは、自由自在に使えるフレーズを少しでも多く習得(暗記)し、演習のなかでそれを使う練習をするのが有効だと思います。私の場合は、社内の先輩社員が書いたエッセイを多くもらい、使えそうなフレーズを抽出することをしていました。
・また、Writingの採点の半分は機械によるものですので、高得点が出やすいコツも存在するようです。具体的には、高難度の単語を織り込むことと、(全体の文字数というよりは)一文ごとの文章の長さを長くすることが有効のようです。”

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
“Affinityの飯島先生・内宮先生と相談し、私は途中からGMATとGREを並行して受験しました。GMATの学習方法については、他の方々の体験談の中にも詳細な記載があると思いますので、ここでは割愛させていただき、GREの受験に絞って記載させていただきます。

GREを選択する受験生はまだまだ多くないですが、ほとんどのビジネススクールではGMATとGREのどちらを選んでも有利不利は発生しません。私が理解してるGREの特徴は以下のとおりであり、GMATからGREに切り替える際に対応が必要となるのは「GRE用単語の暗記」です。
<GREの特徴>
 ・GMATのCRに対応する問題はあるものの、数が非常に少ない。
 ・GMATのSCに対応する問題はない。
 ・GMATのRCに対応する読解問題がメイン。単語レベルはGREの方が格段に高く、GRE用の単語学習は必須。
 ・GRE固有の単語問題がある。問題数も多く、上記同様に単語学習が必須。
 ・GMATよりもMathは簡単。
 ・GMATと異なり、制限時間内であれば前の問題に戻って回答ができるため、「後戻りできない」というプレッシャーがない。また、その影響からか、GMATよりも受験ごとの点数のバラつきも少なく、事前のプレップテストと同水準の点数が本番でも出やすい。

AffinityではGRE用の講座も開設していたため、私は途中からGMATのRC対策も兼ねてGREの講座を受講していました。Affinityでは「GRE乗り換えセミナー」という3時間セミナーも開催しており、これに1度参加すればGREのノウハウ(試験の特徴、時間配分の戦略など)は全て説明してくれるので、非常にオススメです。

GMATとGREのどちらに適正があるかは人によって分かれると思いますので、GMATでスコアが出ない場合、ダメ元でGREを試しに受験してみるのが良いと思います。私がGREを活用して8月末までに何とかスコアメイクを終わらせ、1st Roundで出願することができたのは、GREへの移行も最初から視野に入れながらGMATの学習に取り組み、GMATで結果が出なかったときに素早くGREの学習を開始する決断を出来たことにあると思います。もちろん、GMATを勉強してスムーズにスコアメイクが終わるに越したことはないですが、GMATのスコアメイクに苦しんでいる方にはぜひGREにもチャレンジしていただきたいです。”

<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
“<エッセイカウンセラー>
私が1st Roundに出願するためには、短期間でエッセイを仕上げる必要があると認識していたため、積極的にエッセイを加筆修正して短期間で仕上げてくれるタイプのカウンセラーを選びました。その観点で、4月にOB訪問をした際に良い評判を聞いたRound Oneを選ぶことにしました。実際、私は9月の1カ月間で、CV作成→推薦状の英訳→ColumbiaとMITのエッセイ作成を全て対応しましたが、Round Oneのクオリティーおよびスピードはとても満足できるものでした。

<インタビューカウンセラー>
学校によって聞かれることも全然違うので、各校の傾向にあった適切な準備をしたいと思い、江戸義塾のEdにお世話になりました。Edは受験校の過去の質問リストを提供してくれるため、自分で各質問に対する回答スクリプトを作成し、繰り返し練習しました。また、Edとの対面練習では私の回答内容を深掘りしてくれて、短期間で効率的にブラッシュアップすることができました。江戸義塾を利用している受験生は多く、Edは受験生同士の横のつながりも作ってくれることも利点の1つであり、実際に私も江戸義塾の面接練習仲間と何回か面接練習をしました。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
私の業務内容は専門的な内容が多いので、それを誰にでも分かるような平易な言葉で説明し、その上で自分の創意工夫やリーダーシップを伝えるようにしました。個人的には思い入れが強い部分でも、他の人が読んでみると全然伝わらなかったりもするので、家族・友人・受験仲間・カウンセラー・在校生などに協力いただき、専門外の方が読んでも自分の熱意がしっかり伝わるかどうかを意識しました。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
「すばらしい」「優れている」といった形容表現を多用するのではなく、具体的な言動に関するエピソードを多く書いてもらうよう依頼しました。事実ベースの記載を通じて、読み手が私の働きっぷりやリーダーシップ等を感じ取ってもらえるのがベストだと思っています。2人の推薦人(元上司)には、より多くのエピソードをストレスなく出してもらうため、日本語で回答してもらうよう依頼しました。回答内容は自分で英訳し、エッセイカウンセラーのRound Oneに添削してもらいました。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
サプライズの質問に対してアドリブで気の利いた回答をすることは難しいと判断し、私の場合は愚直に詳細な想定Q&Aを作成しました。Edから出願校の面接質問リストをもらい、その全てに対する回答スクリプトを作成するところからスタートしました。また、Clear Admitという海外MBA受験サイトも利用しながら想定Qを数多く作成し、それに対する回答も作成しました。回答スクリプトは声に出して練習し、自然に回答できるようになるまで何回も繰り返し練習しました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
私は受験生の中でも比較的高齢(受験時33歳)で、海外経験も全くないため、不利な状況からのスタートであることを認識していました。その弱点を補い、他の受験生と差別化することができる自分のPRポイントは何か?ということを常に意識し、それを相手に理解してもらうようにエッセーやインタビューのコンテンツを組み立てていきました。

1.データ分析能力
 私はアクチュアリーという保険数理の資格を保有しており、商品開発、会社決算、財務分析など幅広い業務を経験してきました。この資格は、日本国内よりも米国内の方が知名度が高く、米国ではそれなりに権威のある資格として認識してもらえるため、MBA受験でも前面に出していきました。定量分析は多くのビジネススクールでも力を入れている分野であり、その能力を示していくことは有効だったと感じてます。

2.学生時代の研究内容
 私の大学時代のGPAはパッとしませんが(笑)、研究活動は力を入れて頑張っていたので、それをしっかり伝えるようにしました。ストーリーとしては、①学生時代の研究→②社会人になって、アクチュアリーとして積んできた業務経験→③これからMBA留学で学びたいこと(①や②では足りないもの)→④MBA後に何をしたいか(①~③を活かして)、という流れにしました。③や④は定番の“Why MBA?”への答えとなりますが、①はその原点という位置づけにもなります。米国では、Academicな分野での業績を重要視しており、実際に各校の面接でも学生時代の研究について詳細な質問を聞かれました。

3.リーダーリップ経験の種類の豊富さ
 これまで、“リーダーシップ”を強く意識して生きてきた訳ではないですが、MBA受験を機にこれまでの人生を振り返ってみると、自分は色々な分野に首を突っ込んできたんだなと再認識し、MBA受験でもそれをPRポイントとしました。業務経験はもちろんですが、社内のアクチュアリー資格勉強会、他社の若手社員とのプログラミング勉強会、会社の部活動、自然災害が発生した際のボランティア活動、学生時代の部活動、学生時代のアルバイト、学生時代の研究室での研究活動、家族(幼い子ども)と一緒に参加した地域の活動などが挙げられます。やっていた時期や強度もそれぞれ違いますし、個人的には「そういえばそんなこともやっていたなぁ」と今回久しぶりに思い出したものもありますが、こうして並べてみると、それなりにアクティブな人間に見えるのではないかと思います(笑) 日本以上に米国では、幅広く色々なことを“やってみる”人間を評価してくれるので、些細なことでも構わないので、「自分はこんなこともやっていたよ」という人間の幅の広さをアピールするのは有効だと思います。

4.家族の存在
 私は妻と2人の子ども(3歳と1歳)と一緒に渡航予定です。子ども連れで渡航する受験生の数はそれほど多くないと考え、ここも差別化ポイントとして、家族がいるおかげで持つことができる自分の強みをアピールしました。例えば同じ街に住むとしても、大人だけで住む場合と、子どもと一緒に住む場合は、その街やコミュニティの見え方が変わってきます。また、家族向けの地域イベントなどにも関わるようになり、地域にコミットする度合いも強くなる気がしています。このような点は、子ども連れで渡航した後に現地コミュニティでも発揮できる強みですし、実際に現地でも積極的に発揮していきたいと思っています。また、そうすることで、家族にとっても幸せな留学生活となって欲しいと思ってます。(これは自己PRとは関係ないですが、私がMBA受験をする上で大切にしている点です。)

5.受験校へのコミットメント
 これはColumbiaに独特のものだと思いますが、「合格を出した場合に本当に入学してくれるかどうか」を重視しています。そもそもEarly Decision Round自体がそういった位置づけですし、エッセイのWhy Columbia?や、面接中の質問にもその意図が色濃く反映されています。OB訪問の人数、公式・非公式イベントへの参加(上述のCJEBのイベントなど)、キャンパスビジットなど、ありとあらゆる情報をアピール材料としてコミットメントを示すのが有効です。また、Columbiaの面接では、Columbiaへのコミットメントだけでなく、NYCというロケーションへの愛着度合いもよく聞かれるようです(卒業生がNYCが好きだから?)。私は、ビジットした際にセントラルパークや大学周辺を歩き回って感じたNYCの街や住民の印象やエピソードを話し、できるだけ具体的にNYCへの愛着を話すようにしていました。一般的な情報だけでは上辺だけの回答になってしまうリスクがありますので、できるだけ具体的なネタを用意し、それに基づき話すことが良いと思います。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
“・一緒に学ぶ学生の質(ランキング)
・家族連れでも安心して住める環境
・保険関連のFin-Tech企業でのインターンシップ機会”

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
同上

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
10月中旬にColumbia→MIT→Wharton→Booth→Kellogg→UCLAの順でビジットしました。1st Roundの出願が終わり、面接が始まる前のタイミングです。どこの学校もビジット向けの公開授業を用意していますが、大学によってはキャパが限られており、すぐに枠が埋まってしまうこともあるので注意が必要です。ビジットする大学の順番も、これによって大きく変わってきます。

現地では、①授業への参加、②現地学生との交流(日本人学生へのアポ含む)、③生活圏を歩き回って生活環境をチェック、の3点を主にやりましたが、特に私は幼い子どもを連れて渡航予定のため、③の生活環境のチェックを大切にしました。実際に街を歩いてみたり、お店を利用してみたり、街中の人の様子を観察してみると、そこに住んだときの具体的なイメージが出来るようになったので、とても有意義でした。

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

Q. 一言メッセージ
私は高齢(出願時33歳)&完全純ドメという、海外MBA受験をする上で確実に不利なステータスでスタートし、実際にスコアメイクもかなり苦しみましたが、何とか乗り切ることができました。TOEFLやGMATのスコアが出ない時期は不安に駆られますが、IELTSやGREなど代替手段も積極的に活用し、精神的に追い込まれる前に先手を打っていきました。この戦略がうまくいき、1st Round出願にも間に合い、結果として行きたかったColumbiaへの切符を手に入れることができたので、私のMBA受験は「戦略勝ち」だったと感じています。渡航後も苦労は絶えないと思いますが、せっかく掴んだチャンスを生かして、稔りの多い充実した2年間にしたいと夢を膨らませています。
末筆ではありますが、拙い文章にも関わらず、ここまで読んでいただきありがとうございました。受験を検討されている方にとって、少しでも役に立つ情報があれば幸いです。

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