合格体験記 / シカゴ大学ブーススクールオブビジネス / University of Chicago Booth School of Business / 匿名

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
匿名

Q. 進学予定校
Chicago Booth

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)

Q. 進学予定校の地域
アメリカ

Q. 受験校
Booth, Wharton, Kellogg, Haas, Ross, UCLA, Fuqua, LBS, 他米国4校

Q. インタビュー実施校
上記全て(12校)

Q. 合格校
Booth, Wharton, Ross, UCLA他

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳~35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
海外出張、旅行程度の経験以外無し

Q. 費用
社費

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・国立・大学院・理系

Q. GPA
3.4(学部)/3.7(大学院)

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT:710(V36/Q49/IR7/AWA5)/TOEFL:107(R30/L27/S23/W27)

Q. 塾
Affinity

Q. カウンセラー
Round One Admissions

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
金融機関8年(営業3年、本部5年)

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

チャレンジングな環境で新しいことに挑戦しかったことが一番の理由です。加えて、MBA経験者の先輩方が皆口をそろえて「最高の2年間だった」と言う理由を知りたい、自分も経験してみたいという思いもありました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
上記の通りです。なお、特にハードスキル面ではComputer Scienceとのダブルディグリープログラムでdata analyticsを学びたいと考えています。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 
派遣元企業に戻る予定です。

Preparation for Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

2018年5月
社内のMBA留学制度の内示。あまりに遅いタイミングの内示に、カウンセラーを選ぶための時間も惜しいと考え、ちょうど受験を終えた部署の先輩に紹介して頂いたカウンセラーと即契約。

2018年6月
残業続き・共働き子供二人という状況下、なかなか腰を据えて準備に取り掛かることができない中、内示後2回目のTOEFLで運よく高スコア(106)を獲得。その後半年間、「ひとまずTOEFLは大丈夫」という気持ちが心の支えになった。このラッキーショットがなければその後の受験プロセスの途中で心が折れてしまっていたかもしれない。(TOEFLはその後も継続して受験を続け107に更新)

2018年7月
忘れもしないアゴス夏祭りに参加。この週は27時、28時、29時と日に日に残業時間が伸びていく過酷なスケジュールで心身ともにボロボロで、とりあえず会場に足を運んでみたものの、他の受験生が皆、順調に準備を進めている様子を目の当たりにして打ちのめされ、帰宅。

2018年8月
カウンセラーと受験校について相談。トップ10、トップ20、トップ30から夫々3校ずつ程度受験、という極めてざっくりした方針を固める。

2018年9月
GMAT一回目受験。結果は640(Q48/V28)で、準備不足だった当時の実力としては十分な出来。
レジュメ等、出願マテリアル作成に着手。週一回のカウンセラーとのSkypeミーティングを開始。人生で最も追い詰められたのがこの時期。勤務時間は依然として長く改善の予感もなし。深夜2時のタクシーで「先が見えない」と呟いた。

2018年10月
2回目のGMATで630(Q50/V25)と点数ダウンで大ショック。SC、CR、RCともに何らかのブレイクスルーが無ければこのままでは点数が伸びない、という危機感を覚え、塾(Affinity)に通うことを決意。通塾の時間を捻出するべく、業務量のコントロールにあらゆる手段を講じる決意をしたのもこのタイミング。まさに尻に火が付いた。

2018年11月
3回目のGMAT。前回のショックが大きく、前日から悪いイメージばかり沸きなかなか寝付けず、朝もあまり食事がのどを通らない。結果は690(Q50/V33)とスコアアップ。あと10点あれば…と思わないでもなかったが、まずは一安心。
GMAT対策の傍ら、カウンセラーに負んぶに抱っこでエッセイと推薦状を大量生産。

2018年12月
12月16日にGMAT4回目受験。またも現れた「690」の数字に言葉を失う。Q49/V34と、これまで50で安定していたQを落としTotal700を逃す痛恨のミス。ここまできたら意地でも700を目指す、との思いで1月4日のGMAT5回目@大阪会場を予約。
今更ながら初めての学校説明会に参加。在校生や卒業生とSkype等させて頂く機会もあり、ようやく学校毎の特色が分かり始める。

2019年1月
GMATの勉強をしている間に気付けば年越し。忘れられないお正月を迎える。
1月3日、大阪に向かう新幹線の中からBoothとWhartonに出願。
翌日1月4日、GMAT5回目受験@大阪会場。結果は710(Q49/V36)。胸をなでおろす。
早速BoothとWhartonのアドミッションにスコアアップデートのためのメール連絡。その後1月10日頃までに合計12校の出願を完了。ここから3週間、大急ぎでインタビュー準備を進める。

2019年2月
2月頭に1週間で7校をビジット。2月のLAは温かく、シカゴは寒かった。ビジット中にUCLAの面接を実施。
その後全ての出願校からインタビューインビテーションを受領し、連日のように面接(2、3日に1回)。数週間のインタビュー対策ではお世辞にも準備万端とは言い難かったが、実戦の中で日々成長を実感。

2019年3月
一通りインタビューを終えたものの、この時点でまだ合格ゼロ。落ち着かない日々を送る。
3月6日、会議中に着信ありUCLAから奨学金付合格の連絡を受領。当時の気分はまさに”Now I’m California dreaming!”
3月14日、Rossからの合格通知とHaasからのWaitlist連絡を受領。翌週、飲み会の帰り道でBoothから着信があり、合格。翌日深夜、Whartonから合格連絡の電話を受領。その後、KelloggとLBSのWaitlist連絡を受領し、全ての結果が出そろう。
振り返ると、10月からようやく通塾を開始し、1月にスコアメイク完了、1月中旬からインタビュー対策開始という何とも綱渡りのスケジュールであったが、蓋を開けてみれば望外の結果に、「頑張れば報われるんだなぁ」としみじみ感じ入る。

2019年4月
進学先をChicago Boothに決定。カルチャーとのフィット感や、Computer Scienceとのデュアルディグリープログラムが決め手になった。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

必要な情報の多くはネットで入手することができたように思いますが、経験談等は多少“盛られている”ことも多いと感じたので、社内のMBA経験者から生の声を聴くようにしていました。加えて、在校生とのCoffee ChatやSkypeも活用しました。なお、個別のInfo sessionには殆ど参加していません。
Campus Visitは合格のためにマストという訳ではありませんが、自分にとってはインタビューの際に志望度の高さをアピールできる数少ないポイントだったので、2月初に1週間の休暇を取得し、7校ビジットしました。

<スコアメイク>

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

一般に言われる通り、TOEFLには基礎体力的な英語力が求められます。そのため、基本的にはひたすら反復練習を繰り返すことで点数が徐々に伸びていきます。とはいえ、TOEFLは運の要素が極めて大きくボラティリティが高いため、複数回受験するのが一番のコツだと思います。点数が伸びなくとも、4時間集中して英語に取り組む訓練だと思って受験し続けるうちに、いつか運よく各セクションの点数が揃うタイミングが訪れると思います。
なお、自分の場合、当日の実感と実際の点数が乖離することが非常に多く、特に、試験会場の環境が劣悪だったり(ノートPCのタッチパッドをOffに出来ず、ライティング中に入力箇所があちこち飛んでいくのが最も我慢なりませんでした)手応えが悪かった時に限って何故か点数がジャンプアップしました。そのお陰で、アクシデント等があり試験の途中で挫けそうになっても、「こういう時ほど良い結果が出るかもしれない」という不思議なポジティブ姿勢で受験ができました

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

GMAT対策にはAffinityにお世話になりました。SC、CR、RC全て受講しましたが、特にRCの受講を強くお勧めします。RC受講前のGMAT受験は無駄撃ちに近い、とすら感じます。自分の場合は、1ヶ月の受講により、RCが一番の得点源になりました。
なお、Affinityはテクニック重視と言われますが、個人的にはそのテクニックが非常に役立ったと感じます。
GMATの本番の試験は、相当なプレッシャーの下で受けることになるため、自宅でOGの問題を十分に解ける地力があっても、当日は何故か答えが見つからない、といったケースが多発します。そんな時、テクニックで効率的に正解を絞り込むことができれば、大崩れを回避できる可能性が高まります。(したがって、OGの正当率が既に高く、かつ本番に強い、という方はRC、CRについては予備校が不要で、OGのみで対策は十分とも言えます。ただしSCは暗記要素が大きいので受講は必須だと思います)。

<Essay & interview>

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

エッセイについては、カウンセラー(Round One)のサポートに頼り切ることで、効率的に作成を進めました。
具体的には、毎週月曜の23時までにカウンセラーにメールでドラフトを提出し、24時からSkypeチャットをしながらカウンセラーがドラフトを修文するという作成プロセスをとっていましたが、当時は社内の会議室から最初の10分だけSkypeして後はカウンセラー任せ(抜本的に追記・書き直ししてもらったものを一発採用)というケースが殆どでした。この方法でも、特に問題なく全てのスクールで書類通過することができました。
ただし、その後のインタビューのフェーズで、自分がどんな志望動機を提出したかあまり頭に入っていない、という状況に陥ったので、ネタ出しにはもう少し時間をかけるべきだったとも感じます。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

社内で複数のレポーティングラインを持っていたため、それぞれの上司に依頼しました。
推薦状の内容はエッセイ以上に使い回しがきくとはいえ、10校以上に出願するとなると相応の作業が発生するため、推薦者の負担軽減には特に気を使いました。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

インタビューにおいては、一般的な準備に加え、如何に「盛り上がるか」を重視した対策を行っていました。例えばインタビュアの名前を事前に知ることができる場合、LinkedIn等を活用して相手のバックグラウンドを把握し、興味のありそうな話題をあらかじめ用意しておくよう努めました。
なお、インタビュー対策・練習には複数のカウンセラーから意見を貰うことをお勧めします。私はRound OneとのSkypeでのインタビュー練習に加えて、John Caukeとの対面での練習を行いました。色々な相手に色々なエピソードを試すことで、夫々のネタがどの程度“ウケ”るのかを確認でき、少しずつ回答を修正していけたと思います。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

“engineering + finance background”の組み合わせをアピールしていました。業務の内容については、digital transformation、AI、big data、新規プロダクト開発、シリコンバレーのTech起業とのコラボレーションプロジェクト等、キャッチーなキーワードで分かりやすく説明することを心掛けていました。これらはdata analytics 等、MBAにおけるホットイシューとの相性が良く、効果的なアピールになったと感じます。
なお、当時は社内で複数のレポーティングラインを持っており(名詞が6枚ありました)、それぞれ全く異なる種類の仕事を同時並行で行っていたため、レジュメへの記載方法や説明の仕方には非常に苦労しました。アドミッションにとって、job descriptionが極めて曖昧な日本の企業文化には理解しづらい点も多いと思い、異動や新しい業務へのアサインを時系列で一つのストーリーとして語る、等の工夫を行っていました。

<学校選択>

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

出願戦略として、スコアを可能な限り高めた上での「数打ちゃ当たる」作戦を遂行しました。理由としては、①受験プロセス全体がブラックボックスで、どれだけ志望度が高くても落ちる時は理由も分からないままあっさり落ちる(一点集中よりポートフォリオの方が安全)、②学校のことを然程知らずともスコアがあれば書類選考は通る可能性が十分にある、③自分の志望度は都度変化する、④エッセイと推薦状は使い回ししがきくため出願数と負担はそこまで比例しない(ただしカウンセラー次第)、⑤インタビューを沢山受けられるのは良い練習になる、等が挙げられます。

具体的には、ランキングに基づき大まかなポートフォリオを決めた上で、スコアメイクの進捗状況を見ながら興味のある学校には可能な限り多く出願。その上で、出願直前~出願後のタイミングで、出願先のみに絞って情報収集・ネットワーキングを行い、志望順位を決めていきました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。

在校生・アラムナイとの方々の雰囲気や、カルチャーとのフィットを感じたことが一番の決め手でした。加えて、Chicago Boothにはコンピューターサイエンスのデュアルディグリープログラムがあることも大きな要因となりました。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

私は年末頃になってようやく各学校のアラムナイや在校生の方々と接触を開始しましたが、皆さん本当に快くお話しして下さり、いたく感激するとともに、「もっと早く話を聞いておくべきだったな」と感じたのを覚えています。
私自身も、可能な限り今後受験する方々の力になりたいと思っていますので、受験生の皆様におかれては、遠慮することなくアラムナイ、在校生にリーチしてみることをお勧めします。

Q. 一言メッセージ

受験期間中を通して時間の確保に苦しみ、情報収集すらままならなかった自分にとって、先輩方の体験記は非常に重要な情報ソースでした。この体験記を共有することで、少しでも、今後受験に挑まれる方々の力になることができればと思います。
皆様の成功をお祈りしています。

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