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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
KI

Q. 進学予定校
Manchester Business School

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)

Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ

Q. 受験校
Manchester

Q. インタビュー実施校
Manchester

Q. 合格校
Manchester

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
大学時代に語学留学、社会人以降は旅行程度

Q. 費用
私費

Q. 奨学金
取得済み

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国立大学文系

3.8/4.0

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT 560(GRE 308), IELTS 7.0

Q. 塾
LINGO、アフィアンス、アフィニティ、河野塾

Q. カウンセラー
Future Education Center 田山氏(メイン)、Lauren (インタビュー)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
大学卒業、日系人材サービス企業にてセールス兼キャリアアドバイザーを3年経験しました。
その後転職し、米系コンサルファームにて組織・人事領域のコンサルタントとして4年間勤務しました。

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
大学時代にMBAホルダーから体験談を聞く機会があり、ワクワクするような強い刺激を受けたことがMBA留学を考えるようになった最初のきっかけです。具体的な留学理由としては以下の2点です。
1)元々、海外志向であったもののこれまで仕事ではそのような機会に恵まれなかったので、MBA留学を通じて自分の視野と価値観を広げ、国際的な場面でもリーダーシップを発揮できる人材になりたいと考えたため
2)組織・人事系のコンサルタントとしてキャリアを積んできましたが、次のレベルに進むためにはファイナンスやストラテジー等、経営全般の知識を習得する必要性を感じており、MBA留学が最適だと考えたため

Preparation for Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
当初2年計画でしたが、実際は合格までは以下のようなスケジュールで3年かかりました。

・2016年4月 MBAの必要性の検証のためグロービス単科受講
・2016年8月 IELTS勉強開始
・2017年6月 IELTS目標スコア獲得
・2017年7月 GMAT対策開始
・2017年12月 GMATに苦戦し、2018年度入学を諦めて2019年度入学へ計画変更
・2018年4月 エッセイ対策開始
・2018年9月 キャンパスビジット
・2019年1月 GAMT対策を辞め、GRE対策開始
・2019年2月 Manchester出願
・2019年3月 Manchesterインタビュー、GRE目標スコア到達、Manchester合格

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 
合計約300万円かかりました。内訳は以下のような感じです。
・IELTS 40万円
・GMAT 140万円
・GRE 10万円
・Essay 30万円
・Interview 20万円
・Campus Visit 50万円
・その他参考書など 10万円
※GMATには投資しすぎました。しかしそれ以外はどれも有益な投資だったと思います。

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験費用は、自分の貯金から捻出しました。
進学後の費用は、自分貯金に加えて、大学からの奨学金、民間教育ローンの組み合わせで工面する予定です。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
IELTSはLINGOに通いました。授業の質、費用ともにおすすめです。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
私のスコアは560点なので、本件については高得点が出た受験生の方のコメントを参照ください。
ただ、GMATよりGREの方が泥臭く時間をかけて頑張ればスコアが伸びやすいと個人的には思います。

<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
私は日本人の田山氏をカウンセラーに選びました。
理由としては英語が得意ではなかったですし、自分の思考・経験を深く掘り下げて思考を整理する作業は日本語で、エッセイやインタビューの場で上手く表現する作業は英語で、と分けて行いたいと思っていたからです。
結果、田山氏と深い議論ができたことが質の高いエッセイにつながったと思います。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
エッセイはGMATの勉強と並行で進めました。
・Why MBA/Career Goalの骨子を4月~6月で日本語で作成
・レジュメを7月~8月で作成
・9月にキャンパスビジットを踏まえて、Why School/その他の質問を10月-12月で作成しました。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
インタビューは勝負所だと考え、約3か月間入念に準備しました。モックインタビューは50回は練習したと思います。カウンセラーの田山氏とネタ・構成の確認した上で、コスパの良いオンライン英会話で何度もモックインタビューを行い、追加でLauren氏のモックインタビューも受けて、本番に臨みました。
※オンライン英会話はフィリンピン英会話のマイチューターを使ってましたが、講師の質が高く、またレッスンの時間枠を数か月先まで何十枠でも予約できるのでとてもおススメです。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
以下の3つの軸で選びました。
1.欧州のスクール
私はMBAを通じて、多様な国籍・価値観を持つクラスメートの中でリーダーシップを発揮する経験を積みたかったので、国際性の高さを重視していました。米国の学校はアメリカ人中心ですが、欧州の学校は留学生比率が80~90%で、世界各国からバランスよく学生が集まるため、欧州の学校を希望していました。また、私は出願時に30歳を過ぎていたため、学生の平均年齢の高いMatureな学校が良かったということも欧州を選んだ理由の1つです。

2.1.5年以上のプログラム期間
欧州は1年間のプログラムが多いのですが、自分の英語力、インターンシップの機会などの学び機械から、1年のプログラムでは消化不良になってしまう可能性を感じており、1.5年以上のプログラムを希望していました。

3.家族の住みやすさ
妻も帯同する予定でしたので、英語圏の方が生活しやすいと考えて、UKを第一希望にしていました。

上記の軸にすべて合致するのは、LBSかManchesterになるのですが、自分のスコア、グループワークの多さ、私費としての金銭面(ロンドンはマンチェスターの生活費の2倍必要)より、Manchesterが自分にとって一番良いと考えました。
UKだと、LBS,Oxford,Cambridgeの3校のみを検討する人が多いと思いますが、Manchesterは名門かつ独自性もあるので、今後の受験生の皆さんも一度検討する価値がある学校だと思います。

<その他>
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
Manchesterのインタビュー時に面接官から大学のスカラシップ候補者として推薦するといわれましたが、GMATスコアのせいでスカラシップは一度不採用となりました。しかしその後、自ら追加のエッセイを作成して提出、最終的に大学から学費20%分にあたるスカラシップをもらえました。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
3年間の受験生活を振り返ると、本当に辛く、苦しい日々でした。それでも最終的に希望の学校に合格できた要因は、受験仲間の存在と妻の支えがあったからだと思います。

1.受験仲間の存在
私は1人で受験を乗り切れるほど強い精神力は持っていないので、GMAT予備校のアフィアンスで出会った仲間と毎週末集まって一緒に勉強してました。勉強以外にも、スクールの情報交換や、エッセイやインタビュー対策など、協力しあいながら、受験を乗り切りました。一緒になって落ち込んだり、励ましあったり、そして最後には合格を喜びあったり。MBA受験を通じて素晴らしい仲間に出会えることができました。彼らには本当に感謝しています。

2.妻の支え
私は既婚・子供なしというステータスでしたが、この3年間私は土日はほぼ勉強してました。加えて、仕事の都合で平日は3~4日大阪へ出張でホテル暮らしだったため、妻には大変寂しい思いをさせてしまいました。それでも常に応援してくれ、共働きにもかかわらず家事を引き受けてくれたり、GMAT試験日にはキットカットを渡してくれたり、支えてくれた妻には本当に感謝しています。

Q. 一言メッセージ
私は、MBA受験中、いつも思い描いていたシーンがあります。それは、「MBA合格を妻に電話で報告し、これまでの感謝の気持ちを伝える」ことです。Manchesterからオファーメールを受け取り、合格報告を妻に電話しようとした瞬間、手の震えたのを今でも覚えています。そして、3年間毎日思い描いていたシーンが現実になった時、涙が止まりませんでした。
勉強は大変ですが、どうか家族や仲間を大切にして頑張ってください。合格した時の喜びを分かち合う瞬間は最高です。

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