合格体験記 / ノースウェスタン大学ケロッグスクールオブマネジメント / Northwestern University Kellogg School of Management / YN

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
YN

Q. 進学予定校
Kellogg School of Management

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)

Q. 進学予定校の地域
アメリカ

Q. 受験校
Kellogg, Yale, HBS, Stanford, Wharton, Booth, MIT

Q. インタビュー実施校
Kellogg, Yale, HBS, Booth

Q. 合格校
Kellogg, Yale

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
1週間程度の海外出張と海外旅行を何回か

Q. 費用
社費

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国立大学文系

Q. GPA
3.1

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT(V41 / M51 / IR5 / AWA4.0) IELTS(R8.5 L8.0 S6.5 W7.5)

Q. 塾
アンディ先生の勉強会、濱口塾、AGOS、E4TG

Q. カウンセラー
Elite Essay

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

インフラ会社で8年間総合職として勤務。様々な職種を経験(サービス向上担当、財務部、海外展開、IR)

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

・ビジネス、経営を体系的に学びたかった。
・インターナショナルな環境で仕事をできる胆力・能力を身につけたかった。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

・目的は同上。活動予定については模索中。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 

・派遣元に戻る。

Preparation for MBA Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

2015年夏ころ:入社してから、ずっと海外留学に興味があったが、特段アクションをおこさず。ここに来て、そろそろ社内選考にチャレンジしようと思って、市販の問題集を買って、通勤中にリスニングを始める

2016年01月:トーフル初受験。リスニングで何を言ってるかさっぱり理解できず。30点(R20、L0、S0、W10)と撃沈。ここでいかにトーフルが難しいか悟る。自力対策では大した点数はとれないと思い、AGOSに通塾開始。

2016年07月:アンディ先生の勉強会に参加。ここでTPOなど、後々役立つ勉強ツールをゲットする。

2016年12月:トーフル3回目で90点(R30、L20、S15、W25)。トーフル100は目前と勘違いする。

2017年2月:トーフル100越を目指し、4回目受験するも、点数ダウン(75)。スピーキングが全く伸びず、落胆。トーフルには疲れたのでGMATに転換。

2017年4月:浜口塾開始。ただトーフルのリスニングだけは継続

2017年8月:GMAT初受験で640(V30、M50くらい)。

2017年10月:GMAT2回目で700(V35、M50くらい)。Vの手ごたえが全くなく、途中で切り上げようかと思うくらいだったが、ふたを開けると700で拍子ぬけした。不完全燃焼だったのであと1回だけ受けることを決意。

2017年11月:GMAT3回目で760(V41、M51)。GMAT終了。

2017年12月:トーフル再開。ノー勉で95(R30、L25、S15、W25)。GMAT勉強中もリスニングをコツコツ続けていたおかげか、リスニングが向上。社費留学制度に応募。

2018年1月:トーフル6回目で103(30、23、22、28)。105オーバーは目前と勘違いする。8月まで2週間ごとに受け続けるも、各セクションのスコアがそろわず、トータルベストは104(セクションごとのベストはR30、L28、S22、W28)

2018年3月:社費選抜決定。某カウンセラーと契約。

2018年6月末:某カウンセラーとやりとりするも、方針が合わず、解約し、エリートエッセイと契約。1stに間に合わせようと思うと全然時間がないことに気づき大慌て。それと同時に、トーフルは各セクションのスコアがそろわず105になかなか届かず。限界なのでは、と思い、アイエルツも並行して受験を開始。

2018年8月初旬:やっとエッセイの方向性が固まったので、推薦者に正式に依頼をして、推薦書の作成作業開始。1か月ほどで推薦書は仕上げた(後述するが、もっと前倒しでやった方がいい)

2018年8月末:アイエルツでオーバーオール7.5取得。スコアメイク終了。エッセイに完全移行。

2018年9月:なんとかエッセイを仕上げてYaleとBoothにアプライ。

2018年11月:両校面接

2018年12月:Yale合格、Boothウェイトリスト

2019年1月:Kellogg、HBS、Stanford、Whartong、MITアプライ。1stラウンドの経験があったので、エッセイ作成にはそこまで時間がかからず。1月中旬にKelloggよりインタビューの招待があり、1月末にKellogg面接。また1月末にHBSよりインタビューのインビテーション受領。

2019年2月:HBS面接実施。他Stanford、Wharton、MITは書類落ち。

2019年3月:Kellogg合格通知。HBS不合格通知、Boothウェイトから不合格通知。

2019年4月:Kelloggに進学することを決意

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

・気になる大学は極力インフォセッションやウェビナーに出席。
・エッセイやインタビューを準備するにあたって、不足している情報があれば、在校生ウェブサイトにメールで質問。質問内容が多い時は、スカイプの面談をアレンジしていただきました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。

500万円ほどです。

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

受験費用はほぼ自己負担。進学後の費用は社費負担となります。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

■TOEFL
Reading
・単語集の3800を覚えました。TOEFLであれば、レベル3までで十分な印象です。
・文法の基礎があったうえで、単語を覚えて、TPOを何回かやると、自然と読むスピードは上がり、満点近くをとれるようになりました。(よって、予備校で教えてもらう、「飛ばし読み」・「パラグラフリーディング」的なテクニックは特段いらないように思いました。)

Listening
・リスニングが点数を伸ばすのに最も時間がかかる。そしてリスニングができないとSとWでIntegratedで得点できない。よって、リスニングが苦手な人は、継続して取り組みことが大事だと思います。私はTPOをつかって、シャドーイング等聞き込みをしてリスニング力を鍛えました。
・なお、漠然と聞いていてもリスニング能力は向上しないと思います。リスニングにもやり方がありますので、ノウハウについて知らない人は、予備校(AGOSなど)でノウハウだけは教えてもらった方がいいと思います。ノウハウを教えてもらったら、そのあとはひたすら聞き込みをするだけですので、個人的には、それ以降は予備校に通う必要はないと思います。
・なお、利用する教材はTPOがいいと思います。本番に近いものを使うのが一番だからです。よって市販でいろいろな問題集がありますが、中には本番とテイストが全く違うものもあるやに聞いているので、避けるべきと思います。

Speaking
・E4TGに1か月間だけ通い、ノウハウを教えてもらい、あとはTPOをこなして、想定問答を作って、色々なパターンに対応できるようにしました。問1・2・3・5は同じような問題が出てて来るので、過去問をこなしていると、自分なりのやり方・型のようなものが見えてくると思います。一方、問4・6は事前対応が難しいと感じました。
・自分はTOEFLのスピーキングが苦手で、なかなか進歩が感じられず、これが原因IELTSに移行しました。

Writing
・過去問について、自分の回答を作成し、それをアンディ先生の勉強会で教えてもらえる添削サービスを使ってブラッシュアップした上で暗記するという作業を10回くらいすると、IndependentはGoodで安定するようになりました。Independentに関しては、いろいろなトピックに対応できるように地道に使える現をストックしていくしかないと思います。
・Integratedについては、リスニング勝負だと思います。予備校やアンディ先生の勉強会で教えてもらえるテンプレートに、リーディングの内容とリスニングの内容を入れ込んでいくだけです。

■IELTS
Reading
・TOEFLと若干テイストは違いますが、難易度は同等と感じました。2、3回過去問を解いたら、順応できました。

Listening
・求められる基礎的なリスニング能力はTOEFLと一緒という感じです。ただ、慣れが必要なので、過去問の音源を聞きこみました。

Speaking
・オンライン英会話のメニューの中で、IELTSの演習のサービスがあるので、それを使って練習していました。どのオンライン英会話でも同様のサービスはあると思いますが、私はスキマトークを使っていました。

Writing
・求められる基礎的なライティング能力はTOEFLという印象です。ただ、トーフルのように、テンプレを使って時数を稼ぐ、という戦略はあまり通用しない印象で(少なくとも自分の場合は)、意味ある文章を書いていく能力が求めらると思います。そういう意味では、ネタのストックが大事なような気がします。また、作法といいますか、テイストが若干異なりますがので、私はカフェトークのKevinという講師の添削サービスを数回こなし&彼が書いてる本を購入して、作法を学びました。

※TOEFLかIELTSかについて
一番違うのはスピーキングだと思います。どちらが自分に合っているか、で選べばいいと思います。個人的には、TOEFLは、いい意味で機械的・画一的(テンプレを適用しやすい)というメリットがありますが、言い直しであったりとか、言いよどんでしまうと、すぐ減点されてしまう印象があります(ここがデメリット)。一方IELTSは、言い直したり、多少詰まっても、その後に自分の言いたいことが伝わったらそれでOKという印象です(ここが長所)。逆に言うと、テンプレ的な対応は難しいです。また、面接官との相性も当然出てきますので、この点は逆にボラティリティが高いということになります。私の場合はIELTSの方がやりやすいと感じたので、IELTSに切り替えました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

■GMAT
Verval
・濱口塾のオンラインコースをひたすら演習。SCについては、ルールを覚えることが重要と感じました。
・CRもルール・解法的なものがあるが、それを覚えてしまったら、重要になるのは読解力と感じました。
・RCは言わずもがな読解力。
・読解力はいろいろなファクターがあると思うので(そもそも文法ができていない、単語力不足、読むスピードが遅い)、個人の弱点に即したアプローチをするしかないと思います(多読、速読、精読、単語記憶など)。
・なお、単語については3800を利用しました。
・Vについては、純ドメにからすると、満点は望むべくもないので、自分に残された準備時間と自分の根気と相談して、現実的な目標点数を設定して、努力をするしかないと思います。

Math
・マスアカを利用して、、英語の算数用語を理解してPrepをためしに解いたら50でした。もともと大学受験で数学を利用していたので、苦手意識がなかったということもありますが、個人的にはこの経験から、算数用語の理解が重要と思います。
・あとは気休め程度に濱口塾の教材を解いて、いろいろな問題に触れることで自分をストレッチしました。

AWA
・濱口塾からもらったテンプレートを利用して回答。4.5はあまりいい点数ではないと思うが気にしませんでした。

IR
・AGOSの参考書(GMAT完全攻略)を読んで、どんな問題なのかを確認したあとに、Prepを何度かといて慣らしました。簡単そうで時間がかからなそうな問題は確実にとり、時間がかかりそうな問題は捨てる、と割り切っていました。

<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

・Elite Essayのブライアンにしようと思った理由は、各種の説明会に行くと、ブライアンを使っていたという人にちらほら遭遇したことと、自分の社費の先輩も利用していたこと、そして、スカイプでセッションしたときに、なんとなくよさそうなフィーリングがしたからです。
・また、自分は英語でエッセイのブレストを行うのは難儀だろうな、と思っていたところ、ブライアンの奥様のカオリさんが日本語で仲介してくれるサービスがあったので、この点も自分のニーズにマッチしていました。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・エッセイの素案を考え、それをカウンセラーとディスカッションし、ブラッシュアップする、という作業を繰り返しました。
・まずは、カウンセラーと意味あるディスカッションをするためには自分の頭で深く考え、自分の考えをしっかり持つことが必要だと思います(ある種のいい意味での頑固さ)。
・ただ、懸命にひねり出したアイデアが、第3者の視点からすると、ナンセンス(?)ということはよくあることかと思います。よって、カウンセラーの意見によく耳を傾け、それが合理的な指摘なのであれば、そのアドバイスを受け入れていく、という柔軟性も大事だと思います。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・推薦状は、エッセイと調和している必要があるので、エッセイのストーリーが出来てから、推薦者の方に「エッセイはこういう内容なので、こういう点をサポートする内容にしてほしい」と方針を示し、書いていただきました。
・自分の場合は、エッセイの大まかなストーリーが固まるのが、締切の1か月ほど前と、かなり直前だったので、推薦者の方には迷惑をかけてしまいました。早め早めの動き出しが大事だと思います。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・ブライアンとのトレーニングで、インタビューでアピールすべきポイントを整理しました。
・その上で、自分の言いたいことが他の人にも伝わるかどうかを確認するため、また色々な視点を取り入れて、自分の引き出しを増やしたいと思い、マシューとビンスともトレーニングを重ねました。
・インタビュートレーニングで詰まった質問があれば、後で「どう答えるべきだったか」ということを考えて、1つずつ、自分の引き出しを増やしていきました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

・当たり前ですが、「これまでの自分+MBA=キャリアゴール」ということが、面接官になるべく容易にわかってもらえるように、ロジックを固めることに注力しました。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。

・バランスがとれていて、かつ、グループワークの機会が多い学校がいいと思っていました。またNon Profitの分野にも強い学校にも関心がありました(インフラバックグラウンドのため)
・また、ランキングも参考にしました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 

自分の目的に満たすためには、ベストな特徴を持っていると思ったため。(プログラムの種類が充実。グループワーク・エクスペリエンシャルラーニングの機会が多い。コミュニティが学校を中心に形成)

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

合格した後に(4月中旬)、進学先を決めるためにビジットしました。在校生の方ともお会いし、色々相談に乗っていただきました。訪問することでしか感じられないものがありますので、進学先を決める上で非常に有意義でした。

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

応募していない

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

・早くカウンセラーを決めなきゃ、と思い、社費派遣が決定した3月に、早々に契約しましたが、検討が足りませんでした。もちろん、早く契約することはいいことですが、焦らずにしっかりと、方針やサービスが自分とフィットするかどうか見極めることが大事だと思います。そのためには色々なカウンセラーと会ってみることが大事だと思います(比較が可能となるため)。自分はこの点が甘く、6月末に再契約しましたが、結果3か月以上、エッセイに関しては時間をロスすることになりました。皆様におかれましては、私のようなしくじりはせず、はじめから納得のいくカウンセラーと契約してもらえれば、と思います。

Q. 一言メッセージ

多くの人にとってMBA受験はワンチャンスのトライだと思います。よって、自分自身の中に、参考にすべき経験がないので、先人・有識者(カウンセラー)の意見を参考にすることが非常に大事だと思います。周囲の情報をうまく活用して、それをベースに自分で戦略をたて、あとは強い気持ちで邁進するのみかと思います。色々大変なことがあるかと思いますが、頑張ってください!!

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