合格体験記 / ロンドン・ビジネス・スクール /London Business School / KN

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投稿者(イニシャル):KN
進学予定校: London Business School
・ カテゴリ:MBA
・ 地域: ヨーロッパ
・ 受験校:HBS, Wharton, LBS, MIT, Kellogg, Columbia, IESE, Washington Olin
・ 合格校:LBS, IESE, Washington Olin
・ Waitlist:MIT
・ 性別:  男性
・ 出願時年齢: 26歳~30歳
・ 海外経験の有無: ~1年未満
(大学時代のサマースクール、日本語教師ボランティアそれぞれ1か月程度)
・ 費用: 社費
・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL/IELTS】
・ 塾・カウンセラー:①TOEFL:AGOS/Web TOEFL/Dr. Write 他
②GMAT:Affinity/AGOS/濱口塾/YES
③カウンセラー:Elite Essay(Bryan)、江戸義塾、Matthew Aldridge
・ 奨学金: 未取得(社費派遣の為)
・ 留学の目的:スキルアップ/海外経験/ネットワークづくり

Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
・純ドメ、都市銀行7年(中小企業営業2.5年、大企業法人営業・不動産ファイナンス4.5年)

Why MBA?
Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
①大学時代にサマースクールにて1か月間Stanfordに滞在。現地で会ったMBAの学生やOBの話を聞き、当時から漠然とMBAに関心を持つ。
②様々な業種の経営を見たい、海外で活躍したいと銀行に就職。7年間業務に勤しむが、成長曲線伸び悩み。また一貫してドメスティック業務に従事していた関係で、海外にて活躍する為のソフトスキルの不足を自覚。
③加えて7年間の実務経験の中で、Traditionalな商銀融資業務の限界を感じ、よりリスクテイクができるファイナンスモデルの追及及びビジネスの本質的な良し悪しを見極めることのできる
ハードスキル(経営スキル)獲得が必須と自覚。
以上より、MBA受験を意識。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
・前述、ハード/ソフトスキル両面の研鑽と、圧倒的な自信の獲得が目的。
・社費試験に応募しつつ、2011年末よりTOEFLの対策を開始。 2013年末に社費選考に合格。

Q.留学後のビジョンを教えてください。
短期:本質的な経営スキルを習得し、ビジネスの良し悪しを見極める能力を身に付け、
伝統的なDebt Financeに捉われない、よりリスクテイクのできるFinanceに取り組む。
長期:銀行家もしくは投資家としての立場から、日本の新規事業育成を支援。
Start-upのファンドレイズ支援に携わる

Preparation for MBA application

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
本格始動から約3年半かかっていますので、かなり長文になります。

2011年11月 MBAを本格的に意識し、とりあえずAGOSのセミナーに参加。TOEFL初回受験70点。
2012年1月  所持金をほぼ全額払い込み、AGOSのTOEFL総合パッケージを申込み。投資することで逃げ道を無くす作戦。
6月        社費選考応募(1回目) TOEFL84点。 以降2014年3月まで毎月1回は受験。
10月       米国MBA見学ツアーに参加。HBS, Stanford, MIT等6校を見学。多くの在校生にお相手いただき、モチベーションが一気に高まるとともに、必要スコアを認識し、あまりの距離感に焦る。
12月       TOEFL伸びず。社費不合格の通知。凹むが今考えれば、この段階で選考通っていたら翌年大惨事が見込まれた。ナイスブロック。
2013年4月  E4TG (ドナルド)に通い始める。WritingについてはWeb TOEFLとDr.Writeを始める。
6月        社費選考応募(2回目) TOEFL94点。今年ダメなら私費で、、、と考える。
7月        結婚。しばらくTOEFLを忘れる。 社費面接、全く手ごたえ無し。その後も何とか月一でTOEFLを受験。
11月       AGOS 105点ゼミ受講開始。
12月       想定外に社費選考合格。また同日にTOEFL101点の通知を受領。最高の
スタートを切る。(が、ここからが地獄でした。。。)
2014年1月  GMAT対策開始、Y.E.S、AGOSに通う。TOEFLはリスニング以外手を付けなくなる。
3月        GMATとの相乗効果あり、TOEFL20回目の受験で107点を獲得。川○駅前の某専門学校のボロいPCで、Writing途中でフリーズするも過去最高点が出る。人生何が起こるかわからないと思う。
4月        一向に手応え無いGMAT、CR/RCを対策するためAffinity開始。Y.E.Sは終了。Bryanとカウンセリング契約をし、10校パッケージ140万円を勢いで払い込む。
5月        GW明けにGMAT PREP初回、640点。焦り始める。
6月        「まだ早い」というAffinity先生の忠告を振り切り、GMAT1回目受験。結果500点前半に終わる。1回目なので特に意味もないが、茫然としてその場でスコアキャンセル(確か540。もはや記憶なし。)
その日のうちに濱口塾に申込み、40万円を払い込み。基本からやり直す。
7月、8月    夏季休暇を取得し、六本木アカデミーヒルズに籠りGMATの対策。Affinity全科目受講終了し個別ゼミへ移行。夏明けにはGMAT終わらせるぞ!と意気込む。
9月        GMAT2回目。スポット休暇を取得し、予約するも開始時間を1時間勘違いし受験できず。その翌週に何とか受験するも沈没。570(M 48, V 20) 1st ラウンドを諦める。
10月       テクニックもさることながら、そもそもの読解力が足りてないことを自覚(今更)。
次回受験を11月末にセットし、10月中はGMATの勉強を停止。新宿にある
S.E.Gという大学受験予備校のブッククラブに入会、高校生に混ざりながら
Penguin Readersを読み漁る。50万語辺りで急に読解スピードが上がる。
11月       上司に相談し、禁断の2回目の1週間休暇を取得。朝9時から夜23時まで毎日アカデミーヒルズに通う。同じ状況に追い込まれた所謂「GMAT難民」と複数知り合い、意気投合する。RCを中心に問題を解きまくっていたところ、4日目の夜に急に「覚醒」する。41問時間無いに解き終わるようになる。PREPが750点以上を連発するようになる。
24日       忘れもしない日。「700点取れない訳がない」との意気込みで本番へ。体調もばっちり。Mathは時間ぎりぎりに終了、手ごたえ十分。 カフェイン投入後、興奮状態のままVerbalへ。が、高まる脈拍に耐え切れず、RC一問目で頭が真っ白に。過呼吸に陥り、以後は意識朦朧とする、結局時間切れに。終わってみれば
620(M50、V25)。帝国ホテルオフィスの1回ソファで30分ほど意識を失う。
12月       カウンセラーとの相談の結果、もはやエッセイ集中待った無しの状態の為、12月はエッセイに注力。出願後にGMAT再受験し、スコア更新後に送るとの戦略に。ただし出願校は目線を下げず、あくまで当初からの志望校にフォーカス。「こんなスコアで見てもらえるのだろうか・・・」との不安に常に苛まされながらエッセイを仕上げる。GMATについてはAffinityの個別ゼミのみ、リハビリのために通う。12末の試験で同期生がどんどんGMAT卒業をしていく。眠れない日々が続く。
2015年1月  8日までに8校出願。3連休に軽くGMAT復習をして、15日に4回目の受験。「650取れたら御の字くらいのつもりで受けなさい」との先生の言葉通り、前回とは逆にできるだけ「集中しない」ことに注力。Vがやたら簡単な問題にあたったこともあり、41問時間内に解き終わる。結果、690(M50、V32)手応えよりやや低いが、何はともあれスコアを追送。結果、HBSとWharton以外は「差し替えOK」との返答が来る。(今思えばLBSのレスポンスが一番早かった)
1月後半     出願済のKelloggとIESEの面接が1月末に入る。今まで全く面接の練習をしていなかったことから、金に糸目をつけずに可能な限りインタビュートレーニングを入れる。Bryan、Matthew、エド、English Villageをフル回転で入れ、初回面接までに13回の練習を行う。ICレコーダーとPCレコーダーに向かい合う日々が続く。通勤の行き帰りも、録音を聴いてひたすらシャドーイング、通勤客に白い目で見られる。
2月        HBSとWharton書類落ちの連絡を受け「どこも受からないのではないか・・・」との危機感に(今更)苛まされる。面接の合間を縫ってキャンパスビジット強行、行き道の機内wifiでOlinを追加出願。一日も時間はロスできず、あくまでInterview Invitationが来た先に絞り、LBS→IESE、翌週にMIT→Columbiaと周る。なんとNYUビジット中に、日本で第1子が誕生してしまう。(予定日10日早・・・)
3月        怒涛のInterviewラッシュ。初旬のLBS、IESE Assessment Dayに続き、Columbia、MIT(香港)と立て続けに受験。20日頃に漸くスケジュールが落ち
着く。子供をあやしながら、不安な気持ちで結果を待つ。
3月下旬     合格と不合格がほぼ入れ替わりにやって来る。LBS、IESE、Olin○ Columbia、Kellogg×
4月        MIT Wait入り。LBSのJapan TripやAlumni会に参加、多くの同期、卒業生、在校生と話し志望度が高まる。
5月        LBS進学を決定。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
①受験対策一番初めにビジットを行いました。これにより受験全体のプロセスに関する情報
収集や、何より最後まで志望校を諦めないためのモチベーションが得られました。
②メインカウンセラーはBryanにしましたが、これに捉われずエド義塾のセミナー等、なるべく
柔軟に情報を収集しました。またこのことは受験仲間と知り合うにも非常に効果的でした。
③2回目のビジットについて、本来は出願前が理想でしたがGMATに苦戦したため「行くな」
と3,4回カウンセラーに止められました。2月にようやく許可が下り、インタビューに呼ばれた   学校に絞ってビジットしました

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。
(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
時期は前述の通りです。インタビュー直前の訪問となった為、エッセイに内容を盛り込むことは困難でしたが、逆に目的意識や見るポイントが明確であり、インタビューには効果的に利用することができました。
Q.志望校はどのように選択しましたか。
ランキングで大まかにスクリーニングした後、
①ソフトスキル向上の為のグループワークの機会(Kellogg, IESE、LBS、MIT),
②ファイナンスの中で、Debt⇒Equityビジネスにシフトする為のハードスキルにFitする学校
(LBS、Columbia、Wharton)、
③家族帯同の為大都市圏(NY、London、LA、Boston)
の、主に3点で絞り込みました。

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
・前述の通り、Bryan (Elite Essay) とエド義塾、インタビューについてはMatthewにそれぞれ
お世話になりました。
・PrimaryカウンセラーはBryanでした。非常に温和な性格で、こちらの意思を最大限に尊重して
くれるところがポイントです。11月のGMATに失敗した際も、「君なら何とかなる。行きたい学校 の目線は下げず、他の部分で補強する策を一緒に考えよう」と背中を押してくれました。

スコアが揃わないとトップ校に出願させないカウンセラーもいるようです。結果論ですが、Bryanでなかった場合そもそもLBSに出願すらしていなかったかもしれません。。。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
・通算約3年程度の期間をかけて対策。結果的には受験年の3月という比較的早いタイミングで   スコアメイクが完了しました。
・当たり前ではありますが、ポイントは「とにかく早めに対策を開始する事、お金で時間を買うこと
を臨時し無い事」が肝要と感じております。
・100点が出たタイミングで一旦TOEFL対策をストップし、GMATに移行。その後GMAT完了
後に再度TOEFLにてHBSのMinである109点を目指す・・・と、考えていましたが、その後の
GMATに大変苦しみ結局107点で出願となりました。
・月並みですが「とにかく諦めるなjの一言かと思います。最高点を出した際も、雪の影響で開始
は遅れるわ、Writing中にPCがフリーズするわ、手ご、たえは最悪でした。特にW について
はマシントラブルにて5分ほど時間を取られた為、途中で「もうキャンセルしょうかなJと考えた ほどでした。本当に何が起こるか分かりません。
・大まかな戦略としては、ReadingとWritingを先に固めて25点以上を確保し、Speakingを
23点前後で安定させ、一番ボラティリティ激しいListeningで良い点が出るタイミング?を待つ、といったところでしょうか。
・なお論点から少々外れますが、どうしても点が出ない場合はIELTSに移行する手段もあります。  米国のスクールで一部TOEFLしか受け付けない所もありますが、当該スクールに特段の拘り
が無ければ、初めからIELTSを受験するのも一手です。Writingについては個別対策が必要
(TOEFLのそれとは全く異なる)ですが、それ以外は対策無しで1回受けたところ、初回に7.0
が出ました。
・7.5を取れればHBSのMinさえクリアできる水準ですので、TOEFL105以上を目指すよりも
かなり難易度は下がると思われます。
・一点注意点としては、IELTSの場合申込期限が受験日の5週間前と、極めて前倒しでの予約が  求められます。かつスピーキングが対人の為通常は2日に分かれて試験が行われるため、貴重 な土日両方潰れる事があります。その為、TOEFLの様な連続受験がし難い点がデメリットのーっと言えます。ちなみに海外(ハワイ、ソウル等)で受験する場合は、2″‘”‘3週間前の申し込みで良いようです。

<参考書等>
① 共通
・AGOSの教材(Reading/Listening Practice等)
・TOEFL Official Guide
・Official TOEFL iBT Tests with Audio (5回分の公式過去問)
・Delta’s Key To The Next Generation TOEFL Test:
AGOS105点突破ゼミで宿題として出された問題集。難易度は本番より簡単ですが、
6回分のテストあり。
② Reading
・TOEFLテスト英単語3,800 (旺文社): 誰もが最初に購入する有名な単語本。
結局レベル3まで覚えました。
③ Listening
・ English-test.net:
ネットサーフィンしていて偶然見つけたサイト。レクチャー、ディスカッション等、
種類毎にそれぞれ50問程度の問題があり、難易度も本番同等もしくはそれ以上。
かなり役に立ちました。
・ 諸々のPodcast(BBC News等)
④ Speaking
・E4TG: Donaldの私塾
・English Village :八重洲の格安英会話学校。Nishがお勧め。
⑤ Writing
・Dr. Write、Web TOEFL

・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
(1)総論
・本当に苦労しました。社費合格と共に受験年の1月にはAGOSに通学開始。充分な時間的
余裕を持ったはずでしたが、結局2ndラウンドの締め切りには間に合わず、スコア改善後に
追送する事になりました。
・中々結果が出ず、そもそも世の中に片手で数えるくらいしかない予備校のうち、Affiance と
Meisterを除いて殆どの予備校に行きました。最後の最後まで掴みどころの無い試験でした。
・ダミー問題の割合も多く、「運」にも左右される試験です。結局のところ、「『運』が良ければ700点  取れる実力」を早期に作り出し、あとは『運気』が上向くまで1ヶ月毎に受け続ける事が最短の
アプローチなのだと思います。
・結局700を超えていないため、エラそうな事は言えませんが、「できない人間」なりに、
やったことを記述させてもらえればと思います。
(2)予備校について
① AGOS (2014年1月~3月)
・誰もが最初に検討する総合塾です。ご多間に漏れず一番初めに通い始めました。
・感触は悪くなかったのですが、授業がSCにフォーカス(日くSC7割、CR2割、RC1割)していた
一方、不安だったRC、CR対策が薄かった為、次第にAffinityへシフトしていきました,
・試験が得意な方は4、5月頃から月1回程度本試験を受け始め、3、4回目の試験で700点を
突破し、夏前にGMAT終了するパターンです。周りにも多くいました。このパターンに乗れると
後が非常に楽で、1stでの出願も充分に視野に入って来ます。
・残念ながら自分の場合は全くこのパターンに乗れず、後述のAffinityに駆け込みました。
② Affinity (2014年3月”-’12月)
・実はこちらの野口先生も元はAGOS出身。科目別に受講できる点も本塾の特徴です。
(尤も小生の場合は、結果的に全ての科目の授業+α を受講する形となり、他塾のパッケージと変わらない金額になってしまいました)
・誤解を恐れずに言うと、受講生も多くが「中々結果が出なくい人が:多く、いわば「GMAT
駆け込み寺」的な位置付けになっています。野口先生自身も他の塾との掛け持ちについては
Welcomeと言っています。
・CR、RC共にしっかりと戦略を教えてもらいました。また6、7、12月は「ゼミ」という少人数
(少ないときは2人)制のクラスに参加し、「スタートアップ練習Jなる本番を意識した問題練習に  取り組みました。(10聞を25分程度で本番同様の設定で解き、自分の弱点を見つける練習)
圧倒的に教師の占有率が高い為、コストパフォーマンスは良いと思います。但し、「少ない問題
をじっくり理解する」形式の為、最終的にはここで学んだ戦略を演口塾の大量の問題で試す、
という戦法に落ちつきました。
・ちなみに野口先生は心理学の資格?も持っているらしく、テクニカルな受験勉強だけではなく、
精神面でも色々サポートいただきました。GMATは学力と同時に「強靭なメンタルj と「運
(に左右されない安定感)」が求められます。正直、自分としても3回目の受験時が尤も学力が
高まっていた時期でしたが、「休暇取って勉強したのだから、ここで結果出さなければ・・・」と
メンタル的に追い込まれた事で、Verbalで頭が真っ白になり、大破しました。
・一方、2nd出願後に受けた1月の4回目では、先生にメンタル面でもアドバイスを受け、半ば
「もう、どうでもいいや」という気持ちで受験したところ、+70点の結果となりました。
③ 潰口塾(2014年6月~12月)
・大阪にある演口先生の私塾。実はMBAトータルサポートのカウンセラーなのですが、GMAT
対策の評判が非常に高く、関東からも多くの受験生が受講しています。
・6月末の1回目の本試験受験で500点台前半を叩き出したその日のうちに勢いで申し込み、
40万円の授業料を払い込みました。
・特徴は何と言っても良質かつ大量の問題です。かっこれはMathも含めて全ての教科を含んで
いるため非常に使い勝手が良いです。
・多くの場合、受験3、4回目頃になるとGMATPREPはやりこみ済、Verbalの大抵の問題は
見覚えがあり、練習にならない。一方でManhattan、Veritas等オンラインテストに手を出すと、
「ん?かなり本番と問題違わない?J と感じ、ひたすら疑心暗鬼になる・・・これが典型的な
パターンかと思われます。その点、潰口塾のVerbalの実践問題は極めて本番に難易度が近く、  また19回分もある為、使い方さえ間違えなければ圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
.・Verbalの有用性にフォーカスされますが、実はMathのテキストも非常に充実しています。
小生も1回目の受験でM46に沈んだ後、演口塾の単元別を全て解きなおし、その後上級
問題集を解き続けたところ、最終的には安定してM50が取れるようになりました。
(3) 点数推移
・前述の通り対策を行った結果、
①2014/6 540 (推定・・・キャンセルした為正確には覚えておらず)
②2014/9 570 (M48, V20、AWA5.0、IR7)
③201411 620(M50、V25、AWA5.0、IR6) ←2nd 出願時
④2015/1 690(M50、V32、AWA5.5、IR2) ←出願後の追送
と推移しました。5回目はWaitlist用に残しておきましたが、結局力尽きて受けられませんでした。

・ エッセー
・カウンセラーとの契約を4月頃に行い、6月頃からResumeを作成、8月頃にGoalエッセイを
書き始めました。ただあくまでGMATのスコアメイク優先でしたので、本格的には出願作業に
専念した12月に注力しました。
・ 推薦状
・社費派遣の為、現部署の上司2名にお願いしました。
・ インタビュー
・前述の通り、2ndラウンド出願後までGMATを行っていた為、その後1月下旬から急ピッチで
対策を行いました。
・コンテンツについてはBryanと捻出しましたが、初面談となった場合の第三者による感触も確認
するため、Matthew、エド、Nish (English Village)の計4人にトレーニングをお願いしました。と
にかく本番まで時間が無かった為、1月後半から2月中旬までは、ほぼ毎日トレーニングを入れ
ていました。
・自習方法としては、カウンセラーとのロールプレイのSkypeを録音し、次の日の通勤時間で何回 も聞き直し、自分の癖の確認やプレゼン方法向上に努めました。
・このほかに、VinceがYoutube上で公開しているInterview Prepも非常に有用でした。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
概算ですが、ビジット費用も含めると400万円以上と思われます。
①TOEFL 100万、②GMAT 100万円、③カウンセラー 150万円、④ビジット及び現地面接
(計4回)100万円

Q.自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
・大企業社費派遣のアプリカントは共通だと思いますがProfessionalな面は(強力なライバル達と比べると)大きな裁量権を持った実績はありませんでした。故に、むしろPersonalな活動実績を前面に押し出し、「引き出しの数が多い奴」という印象を持ってもらえるように心がけました。
・前述の通り、出願時は自殺行為に等しいGMAT点数でしたので、とにかくApplicationとEssayで挽回できるように心がけました。その点、Application、Essayの記載項目が多いスクールについては、骨が折れましたが個人的には好都合でした。

Preparation for MBA

Q.進学校の決め手は何でしたか。
①ファイナンスバックグラウンドを生かしながら、Entrepreneurship、投資事業他ビジネスそのもののスキルを拡充することのできる環境、
②(こちらの方が大きいですが)ソフトスキル(ネゴシエーション、パースエイジョン、リーダーシップ)、そして何よりグローバルな環境の中でPJをこなすことができるという自信の向上、
以上のクライテリアにおいて、①真のDiversity、②Flexibleなカリキュラム(やりたいことが変わった時に得られる選択肢の広汎性)、③Londonという街で得られるビジネス・コミュニティ機会、④ヨーロッパNo.1という実績、がフックとなり、最終的には合格後に多くの在校生、卒業生の話を聞きFit感を確かめて決定しました。
Q.MBA留学にあたって、必要費用はどのようにして調達しましたか。
・受験費用については前述の通りとにかく時間をお金で買う戦法でしのぎ続けた為、多額の費用を拠出しました。従来から貯めていた財形を全て使い切り、最終的な預金残高は・・・

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
N/A

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
・3年にわたる長期戦、まさに総力戦でした。結果的には志望校に合格を勝ち取ることができましたが、本当に常にぎりぎりの戦いでした。最終、GMATと出願作業の二重苦になりましたがTOEFLを加えた3重苦にならなかったことが、今振り返ると何とか合格を勝ち取れた秘訣だったように思います。
・もう一度やったとしても上手くできる自信は全くありません。強いて言えば、GMATについてはGW明けのPREP受験までの最初3~4か月ほど、自分の立ち位置が分からずとにかく予備校に通うだけの生活でしたので、もっと早めに受験するべきだったかもしれません。加えて10月から
多読に走るという、普通ならあり得ない行動を取ってしまいました。基本を疎かにしたツケは必ず来ます。

Q. 一言メッセージ
初回のTOEFL受験から3年半、構想段階を含めると5年以上の月日をかけて、
何とか夢をかなえることができました。
最後こそ何とか合格を勝ち取れましたが、常に綱渡りの日々でしたし、「諦めなければ夢は
かなう」などと、エラそうな事は言えません。
何度も何度も疑心暗鬼になり、志望校変更も考えましたが、「あたって砕けろ」の捨身作戦でぶつかり、何とか結果に結びつきました。

テクニックも大事ですが、結局最後は「どれだけ自分を信じ続けることができるか」にかかって
来ると思います。皆様のご健闘をお祈りしながら、現地にてお待ちしております。

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