合格体験記 / ロンドン・ビジネス・スクール /London Business School / EI

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投稿者(イニシャル):EI
進学予定校:London Business School

・ カテゴリ: 【MBA】
・ 地域: 【ヨーロッパ】
・ 受験校:UPenn Wharton, Chicago Booth, NYU Stern, LBS, CMU Tepper, USC Marshall
・ 合格校:LBS, CMU Tepper, USC Marshall

・ 性別:  【男性】
・ 出願時年齢: 【26歳~30歳】
・ 海外経験の有無: 【~1年未満】
・ 費用: 【社費】

・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL/IELTS】
・ 塾・カウンセラー:【Affinity/江戸義塾/YES/その他(Meister, LINGO LLC)】
・ 奨学金: 【未取得】
・ 留学の目的: 【スキルアップ/海外経験】

Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
国立大学経済学部卒。
日系損害保険会社に新卒で入社し、海上保険事故対応サービスに4年間従事した後、人事部で人材育成に1年間従事。
純ドメバックグラウンドではあるが、業務では日常的に英語を使用。

Why MBA?
Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
当社のグローバル展開を加速するには、早急にグローバルマネージメントをイノベートする必要があると感じ、それを実現する人材となるためには、一度会社から距離を置いた環境で自身のスキルアップを図る必要があると考えたため。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
ハード、ソフト両面でのスキルアップはもちろんですが、リスクフリーな環境で色々なこと(実験的な起業や大規模なイベントの主催等)に挑戦し、自身を最大限ストレッチしたいと考えています。

Q.留学後のビジョンを教えてください。
帰国後は派遣元に戻り、グローバルマネジメントのイノベーションに向けて、MBAで学んだことを最大限に生かしたいと考えています。

Preparation for MBA application
Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2013年8月:MBA受験を決意。
2013年10月:社費選考に出願。
2013年12月:社費選考を通過。
2014年1月:TOEFL準備開始。
2014年3月:TOEFL初受験(82点)。
2014年6月:5回目の受験でTOEFLスコアメイク完了(108点)。
GMAT準備開始。
2014年7月:IELTS初受験(7.5点)。
2014年8月:GMAT初受験(690点)。
2014年9月:エッセイ準備開始。遅筆で非常に苦労する。
2015年1月:2ndラウンドで6校に出願。
3回目の受験でGMATスコアメイク完了(710点)。
2015年2月:4校分のインタビュー実施。
2015年3月:3校に合格。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
学校説明会で基本情報と各校コンタクト先を入手し、Campus Visitで詳細な情報収集を行いました。

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。 (ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
10月末から11月初旬にかけて、UPenn Wharton, Chocago Booth, NYU Stern, CMU Tepper, LBSを訪問。
クラスアテンド、在校生とのコーヒーチャット、アドミッションとの世間話を実施。
選考には影響しなかったように思いますが、ビジットについて触れることで、エッセイやインタビューの内容にリアリティが出る気がしました。

Q.志望校はどのように選択しましたか。
Why MBA?に基づいて検討したLearning Objectives、自身の好みのLearning Methods, Learning Environmentを総合的に判断して選択しました。

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
GMAT対策については、基礎作りから実戦力強化まで全てAffinityの野口先生にお世話になりました。
カウンセラーは、江戸義塾のEdward Lee先生にお世話になりました。エッセイの添削からインタビュートレーニングまで、全面的に協力していただきました。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
<スコア>
TOEFL 108点(R:29, L:28, S:23, W:28)
IELTS 7.5点(R:8.0, L:8.0, S:7.5, W:6.5)
<テキスト>
TOEFLはオフィシャルガイドとBarron’sを使用。
IELTSは特段の対策を実施せず。
※TOEFL Speakingについては、最近見つけたAndroid用アプリの”TOEFL Speaking Master”がおススメです。
<勉強法>
・Reading
ボキャブラリーと多読が点数アップへの近道だと思います。
・Listening
街行く人々の冷たい視線を掻い潜り、ひたすら通勤途中にシャドーイングをしていました。
・Speaking
E4TGに通い、そのメソッドを叩き込めば、少なくとも23点は必ず達成できると思います。
・Writing
各スクールのテンプレートや方法論を組み合わせて自作のテンプレートを作成し、それをマスターしました。
テンプレートを覚える際には、最低でも20回はタイプし、タイピングの動きを身体に覚え込ませることが大切だと思います。
<受験履歴>
全5回受験。
82点⇒98点⇒99点⇒106点⇒108点

・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
<スコア>
710点(Q:50, V:35, IR:7, AWA:5.5)
<テキスト>
オフィシャルガイドとGMAT PREPを使用。
<勉強法>
・Quantitative
マスアカのひっかけ問題集を試験直前に3周しました。そうした結果、本番の試験ではひっかけをひっかけとも思いませんでした。
・Verbal
Affinityに通学して基本的な方法論を学んだ後は、ひたすらオフィシャルガイドの問題を解きました。特にCRとSCについては、一問一問について丁寧に解説集を作り上げ、Affinityで学んだ方法論を頭と身体に染み込ませていきました。
・IRとAWA
関係ないと思い、放置しました。しかし、いつ各学校側の姿勢が変わるかはわからないので、状況を注視する必要がありそうです。

・ エッセー
自分で書いたものをEd先生に添削してもらう形で進めました。一度ある程度のものが完成してしまうと、それを大きく変えることには抵抗が生じると思いますが、新たなアイデアが生まれた場合等は思い切って元のものを破り捨ててしまうくらいの勇気が必要かと思います。
・ 推薦状
元の上司2人にお願いしました。翻訳業者を使う場合には、その品質によって多忙を極める12月の作業効率が大きく変わってしまうので、カウンセラーに相談しながら慎重に業者を選定するべきと思います。
・ インタビュー
最初に基本的な質問についての回答骨子を作り上げ、それを、感情を込めながらビデオカメラの前で30回ずつくらい練習しました。そうすることで、少しずつ自然な回答になっていきました。回答を覚えない方が良いという意見も多くみられますが、覚えてしまうくらい練習することで、結果的に回答に至るまでの思考回路が身体に染み込んでいき、アドリブがきくようになるのではないかと思っております。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
絶対に2015年入学でトップスクールに入らなくてはならないというミッションがあったため、湯水のごとく使いました。
3くらいになってからは何も考えないようにしていましたが、受かったので万々歳かと。

Q.自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
地味な職業バックグラウンド、地味な私生活、純ドメという三重苦を素直に受け止めた上で、自身のことを可愛がってくれていた元の上司や先輩に「なんで私のことを可愛がってくれたのですか??」とインタビューし、等身大の自己PRを検討しました。その特性を得るに至った自身の生い立ちについて、深く深く考えていたため、自己PR自体は非常に地味でしたが、ストーリーには迫力があったのではないかと思っております。

Preparation for MBA
Q.進学校の決め手は何でしたか。
真のダイバーシティと生活・学習環境の充実。

Q.MBA留学にあたって、必要費用はどのようにして調達しましたか。
社費なので、全て会社負担でした。

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
NA。

Advice and Messages
Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
カウンセラーはMBA受験の伴走者になるので慎重に選定するべきです。私は最初のカウンセラーとのフィットに途中で疑念を持ち、カウンセラーをEd先生に変更しました。結果的にEd先生には感謝してもしきれないほどお世話になり、何とか志望校に合格することが出来ましたが、もし最初からEd先生を選んでいたら、1stラウンドでの合格もあり得たのではないかと思っております。特に純ドメの方々は、易きに流れる形でササっと日本人カウンセラーを選んでしまいがちですが、最後に後悔しないためにもカウンセラーはよく検討した方が良いと思います。

Q. 一言メッセージ
地味な職業バックグラウンド、地味な私生活、純ドメの三重苦でしたが、「言い訳をせずに真摯に正しく努力する」ことだけを自分に言い聞かせて日々もがいていたら、ヨレヨレになりながらも夢にまで見た素晴らしいスクールに合格することが出来ました。そして、渡英前の今も日々広がっていく世界に興奮しながら毎日を過ごしています。この興奮を共有する日を楽しみにしながら、皆様をロンドンでお待ちしております。

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