合格体験記 / デューク大学 フクア・スクール・オブ・ビジネス / Duke University Fuqua School of Business / YU

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投稿者:YU
進学予定校:Duke University, Fuqua School of Business

・ カテゴリ: 【MBA】
・ 地域: 【アメリカ】

・ 性別:  【男性】
・ 出願時年齢: 【26歳~30歳】
・ 海外経験の有無: 【~1年未満】
・ 費用: 【私費】

・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL】
・ 塾・カウンセラー:【濱口塾/Matthew Aldridge】
・ 奨学金: 【取得済み】
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
東京大学経済学部経営学科卒業
外資系製薬会社勤務8年

Preparation for MBA application
Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2012年 秋 TOEFL/GMAT勉強開始
2014年1月 GMAT 720点取得
2014年5月TOEFL 108点取得
2014年 夏 Essay / Interview準備
2014年9月 Duke出願 (Early action round)
2014年10月 Duke Interview、合格

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
社内にMBAホルダーがいたので、その方々から情報収集しました。また、私が通っていたMBA受験予備校の濱口塾(兵庫県にあります)の生徒や卒業生からも様々な情報を得ることができました。関西ではMBA受験生も少なく、MBAホルダーの多くは東京で働いているので、情報収集が難しいという現状があります。そのため濱口塾で得られる受験生/卒業生ネットワークは非常に貴重なので、関西在住の方にとって濱口塾はお勧めです。このつながりは就職活動においても役立っています。
Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。 (ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
私はキャンパスビジットは実施しませんでした。選考においては、キャンパスビジットをしないと不利ということはないと思いますが、スクールとFitがあるか体感できたり、エッセイやインタビューでビジットした際のエピソードを盛り込めたり、メリットは大いにあると思います。

Q.志望校はどのように選択しましたか。
①自分が関心のあるHealthcare領域に強いスクール
②Global settingでのLeadership/Communication能力を向上させるため、Group work重視のスクール (Dukeではほぼ全ての授業でチーム単位のAssignmentが課されています)
③私費なので、生活費の安い地域にあるスクール(+冬の寒さが厳しくない)

※Dukeに興味のある方は、こちらの日本語サイトと在校生ブログが詳しいのでぜひご覧ください!

HOME


http://blog.goo.ne.jp/fuqua2007

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
TOEFL/GMAT/Essayは濱口塾、Interviewは濱口塾提携のMatthew Aldridgeにお願いしました。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
TOEFL: 108 (30/26/24/28)
TOEFLは一番苦労しました。点数向上に近道はなく、地道に英語力向上に取り組んでいくしか方法はないと思いますが、この勉強を通じてリスニング力やライティング力など多くの力が鍛えられたので、今になって思えばMBAの準備として良い経験でした。

・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
GMAT: 720 (38/49/8/4.5)
GMATは濱口塾のテキスト/授業の音声データをひたすら繰り返して勉強しました。濱口先生は定期的にGMATを自ら受験しており、毎回750点以上取られるので、信頼できます。また、メールやスカイプでいつでも質問対応してくれるので、助かりました。

・ エッセー
私はまず初めに日本語で内容を考えたり、議論した方が内容を深く突き詰められると思い、カウンセラーは濱口先生を選択しました。エッセイの骨子を日本語で作成してから、英語の文章に修正していきましたが、内容は本当に何回も何回も修正したので、私にとってはまず日本語から始めるやり方は正解でした。初めから英語で作成したい方は、外国人のカウンセラーにお願いするのがよいかもしれません。

・ 推薦状
推薦状は前の上司と現在の上司にお願いしました。私費の方はMBAを目指し始めた段階から、誰に推薦状をお願いするのか、もし断られた場合の代替案も含めて考えておく必要があると思います。また、推薦状は想像以上に設問が多岐に渡り、作成に時間がかかるので、早めにお願いしておくことをお勧めします。

・ インタビュー
私はMatthew AldridgeのInterview lessonを利用しましたが、とても学びの多いlessonでした。DukeのInterviewの準備に結構な時間を費やしましたが、毎回幾つもの気づきを得られました。lessonの度に自分の英語表現力が向上していく実感が得られました。インタビューは東京でAlumniの方に実施していただきました。

Q.自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
これまでの経験と、それを踏まえたキャリアゴール、それを達成するためにDukeに入りたいという熱意をアピールしました。

Preparation for MBA
Q.進学校の決め手は何でしたか。
上記に挙げた自分がMBAに求めるものを満たしているという点で、Dukeが初めから第一志望でした。

Q.MBA留学にあたって、必要費用はどのようにして調達しましたか。
貯金・借金・奨学金

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
Rotary財団のグローバル補助金に合格しました。地区毎に応募方法が異なるので、最寄りのロータリークラブに連絡を取ってみてください。兵庫県地区では留学前年度の秋に募集がありました。

Advice and Messages
Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
私は私費なので焦って応募せずに、目標スコアを取り、十分な時間をEssay準備に使ってから応募しようと決めていました。ゆとりを持って準備していたため、仕事に悪影響を及ぼすことなく受験プロセスを進められた点は良かったです。ただ、受験を思い立ってから、実際にアプライするまでに時間がかかってしまった点は反省しています。
また、実際に志望しているスクールの在校生/卒業生に話を聞くことは、勉強と合わせてやっておくことをお勧めします。具体的な体験談を聞くことで、本当に自分にとってふさわしいスクールか知ることができます。エッセイやインタビューにおける志望理由も他の受験生と似通ったものになりがちですが、在校生/卒業生から聞いた具体的なエピソードを盛り込むことで、説得力が増すと思います。

Q. 一言メッセージ
渡米1か月前にこの体験記を書いていますが、待ち望んだDukeでのMBA生活を間近に控え、最高にワクワクした気分です。MBAは必ずしも行かないといけないものではありませんし、多くの時間とお金もかかります。周りに反対する人もいるかもしれません。それでもMBAに行きたい!と受験生の皆さまは思ったわけですから、きっとMBAで達成したいこと・得たいことがあるはずです。それを勝ち取るために、徹底的に準備しましょう。MBA受験においては努力は必ず報われます。ぜひ頑張ってください!

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