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投稿者プロフィール

Y.K(男性)
31〜35歳(出願時期)
INSEAD(シンガポール・アジア)/ FullーTime MBA(進学予定校/プログラム)


Q. 海外経験と期間を教えてください 

中国5年(留学1年、現地就職4年)、その他計6カ月

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2024 Round 1: INSEAD

Q. インタビュー実施校を教えてください

INSEAD

Q. 受験結果を教えてください

合格:INSEAD

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

取得済み

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・国立・大学・文系

Q. GPAを教えてください

3.4

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GMAT:670(31/50/3/4)/IELTS:OA7.5(R8.5/L8.0/S6.5/W7.0)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

濱口塾(国外にいたため、オンライン講座を受講しました)

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

江戸義塾のEdさん


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

「日本経済の停滞感打破」をライフミッションに掲げ、ミッション実現のためには「日本市場の国際化」が必要であると考え、そのためにはまず自らの専門性・国際性を磨くことがあると思い、大学在学中に公認会計士試験を受験、合格後、日本国内の会計事務所に就職しました。
その後、中国現地の会計事務所に転職し、自らの専門性・国際性を最低限磨くことができた段階で、社会全体にインパクトを与えていくために、日本に戻り、株式会社Linkard を設立。(https://www.linkard-group.com/)
国際展開支援を中心としたコンサルティング事業、並びに、金融教育・グローバル研修を中心とした教育事業を展開しています。
会社設立から2年が経ち、事業基盤が確立した段階で、日本国内に限らず、世界各地で事業を展開するために、MBA進学を決めました。

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

国内外の会計事務所での就業経験により、最低限の専門性・国際性を磨くことができた段階で、社会全体にインパクトを与えていくために、株式会社Linkardを設立しました。
会社設立から2年が経ち、事業基盤が確立してきた中で、日本国内に限らず、世界各地で事業を展開するために、MBA進学を決めました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

INSEADでは世界70カ国以上の同級生と学ぶことができるため、多国籍な環境下でのマネジメントスキルを身に付けたいと思います。
また、1年間シンガポールで学ぶため、シンガポール国内で企業や投資家とのネットワーキングを行います。
MBA在学中に培ったスキル・ネットワークを基に、シンガポールにHeadquartersを設立し、アジアを中心に世界各地で事業を展開してきます。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

シンガポールにHeadquartersを設立後、180カ国に広がるINSEADのAlumni Newworkの支援も頂きながら、世界各地に拠点を設け、日本企業・日本人の海外進出を支援、並びに、外国企業・外国人の日本進出を支援を行い、日本市場の国際化を図ることで、「日本経済の停滞感打破」に貢献できればと考えております。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

中国での就業開始から2年がたち、業務にも慣れてきた2019年10月にフランス・シンガポールへのキャンパスビジットを行い、2021年のintakeに向けて本格的に準備を始めました。
しかし、準備開始直後にコロナ禍が起き、中国では試験を受けることもできなくなってしまいました。
元々、MBA取得後に会社を設立しようと考えていたのですが、いつ収束するかも不透明な状況の中で、立ち止まっていても仕方がないので、日本で先に会社を設立することを決め、2021年に日本に帰国し、2022年に株式会社Linkardを設立しました。
会社設立後の1~2年は事業に集中する必要があると考えたため、会社設立前にスコアメイクを終えて、事業基盤が整ってきた2023年4月~、出願準備を再開し、幸いR1で合格することができました。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

2019年10月にフランス・シンガポールキャンバスに訪問し、日本人在校生の方々から生活の様子などについてお話をお聞かせ頂きました。
2023年2月に東京でのInfo Sessionに参加し、Alumniの方々から様々なアドバイスを頂き、そこから出願準備を再開しました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

テスト受験料:25万円
塾、添削サービス:15万円
カウンセラー:15万円
その他(応募費用、参考書代等):15万円
計70万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

全額自己資金です。

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

基本的には公式問題集で対策を行いましたが、Wについては別途、添削サービスを利用しました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

濱口塾で基本的な対策を学んだ後、公式問題集やPrepを活用して時間配分などを身に付けました。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

エッセイはスコアメイクと異なり、明確な基準がなく、どこまで時間を割くべきか不透明である中で、実績が豊富な江戸義塾Edさんに依頼することで、彼からGoサインがでることを一つの基準としました。
江戸義塾の強みはカウンセリングは勿論ですが、Alumniコミュニティも素晴らしく、江戸義塾のAlumniでEntre界隈で活躍されている方々の集まりにも招いて頂くなど、受験以外でも大変お世話になっています。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

エッセイという限られたフォーマットの中で、自らの事業内容、Visionを説明した上で、何故EntreでMBAが必要で、何故INSEADなのかに上手く結び付けられるよう工夫しました。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

推薦状は日本のビジネスパートナー、中国時代の同僚に依頼しました。
INSEADはinternational exposureを重視しているため、海外就業経験のある方は現地の同僚やBossに依頼するのもよいかもしれません。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

エッセイと同様ですが、インタビューという短い時間の中で、自らの事業内容、Visionを説明した上で、Why MBA?Why INSEAD?に結び付けられるよう工夫しました

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

国内外で就業経験のある専門家であること、Entreであることの2つを軸にアピールしました。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

世界各地で事業を展開していくためには、シンガポールにHeadquartersを設立することが最適であると判断し、シンガポールにキャンパスを持ち、世界180カ国に広がるAlumni Networkを有するINSEADを志望校にしました。
また、日本での事業を行いながら、MBAを履修する必要があるため、時差を考えると欧米のキャンパスは難しいと判断したことも、INSEAD(シンガポールキャンパス)を選んだ理由の一つです。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

世界70カ国以上の同級生と学べる環境、世界180カ国に広がるAlumni Network、シンガポールにキャンパスがあること

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

2019年10月にフランス、シンガポールのキャンパスを訪問し、日本人在校生の方々から生活の様子などをお聞かせ頂きました。
また、シンガポールキャンパスを訪問した際は、Recruit担当の方とミーティングをさせて頂き、様々情報交換をさせて頂きました。Recruit担当の方とは、合格後もincoming studentとして、東京でのinfo sessionに呼んでいただくなど、長期的に交流させて頂いています。


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

幸い、INSEADのEntre向け奨学金を頂くことができました。
学校が提供する奨学金の中には、R1,R2のみのものもあるため、奨学金申請を検討されている方は早めの出願をお勧めいたします。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

コロナ禍・震災などの社会の変化、結婚・育児などのライフステージの変化もある中で、MBA受験ではスコアメイク、エッセイ、インタビュー対策などの様々なタスクをこなしていく必要があるため、早め早めの準備を心掛けることがよいかと思います。
私も幸い、会社設立前にスコアメイクを完了させられたので、事業に集中することができました。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

海外MBA進学を含め、転職、資格取得、起業など人生には様々な選択肢があり、人それぞれバックグラウンドやライフプランは大きく異なる中で、何よりも自分にとっての最適な選択が行えることを願っております。

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