合格体験記/コロンビアビジネススクール/Columbia Business School/MM

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投稿者プロフィール

MM(女性)
31〜35歳(出願時期)
Columbia Business School(アメリカ)/ FullーTime MBA(進学予定校/プログラム)


Q. 海外経験と期間を教えてください 

米国に小学4年生までの9年間、直近で夫の駐在帯同で3年間

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2024 Round 1: Columbia, NYU, Texas Austin Round 2: Kellogg, MIT

Q. インタビュー実施校を教えてください

Columbia, NYU, Texas Austin, Kellogg

Q. 受験結果を教えてください

合格: Columbia, NYU, Texas Austin 不合格: Kellogg, MIT

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

取得済み

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・私立・大学・文系

Q. GPAを教えてください

3.49

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

EA158, GMAT Focus 605(旧形式換算650), TOEFL 110(R29, L30, S23, W28)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

Affinity, G-Prep

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

Reve Counseling Cecilia & 田中さん(メイン), Ed


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

総合商社の一般職として5年半トレード業務に従事した後、外資系のTechスタートアップで4年間、シリーズA〜日本法人立上げ〜IPO、営業と広報。渡米後はソフトウェア企業で2年間マーケティング。

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

・夫の駐在帯同のため一度キャリアが中断したこと、米国での就活が想像以上に難航したことをきっかけに、今後も転勤の可能性がある中で主体的なキャリア形成をするためには世界で通用する自分のビジネススキルを証明する何かが必要と感じた。
・キャリア形成における女性のロールモデル・メンターと呼べる人が身近におらず、世界中のLike mindedな女性達やビジネスの最前線にいる女性達と出会えるいい機会になると思った。
・学部が文学部だったため、今更ながら一度はビジネスを体系的に学びたかった。
・夫の社費留学が決まり留学するならタイミング的に(年齢的にも)今しかないと思った。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

CBSはElectiveが豊富且つディープなのでマーケティング分野の専門性を磨くと同時に、Product ManagementやData Analyticsのスキル習得に注力したいです。あとはせっかくNYにいるのでMBA/Columbia以外のネットワークも広げられたらと思っています。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

Tech業界で日本のデジタル競争力強化と女性のキャリア支援に貢献したい。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

2021年
7〜9月:MBAを正式に目指すかは分からなかったが、試しにTOEFLの勉強を開始し初回で107が出て意外といけるかも?と調子に乗る。
2022年
3月:お試しでカウンセラー2名と無料カウンセリングを行うが、強気に志望校にM7を挙げると一人からは(バックグラウンド等から)見込みが低いのでとお断りされ、もう一人からはトップ20に入らないような学校をいくつかお薦めされ、厳しい道のりだと気付く。
4〜7月:GMAT対策開始するも、数学が苦手且つ数学受験したことがないという致命的な状況で、中学・高校数学からやり直していたところ妊娠が発覚。23年intakeも検討していたが諸々を考え諦める。
8月:悪阻で勉強もままならない状態でGMAT1回目。600を叩き出し撃沈。
10月:たまたまボストン出張が入り、そのついでにNYと合わせてキャンパスビジット
12月:臨月に入る前に何とかスコアメイクするため勉強に励むもPrepで600前半のスコアから一向に伸びず受験を断念
2023年
1〜3月:カウンセラー決定。出産後は勉強どころではなく一旦GMATから離れる
4月:GMAT前にリハビリ的にEAを受験し155
6月:EA158(出願スコア)。GMAT2回目610、約1年間で全く成長が見られず凹む。初回受験時から2年が経ってしまったので改めてTOEFL受験。初回と同じ点数は取れるだろうと高を括っていたら101に下がり更に凹む。
8月:TOEFL110(出願スコア)が出てガッツポーズ
9月:CBS、NYU出願
10月:Texas Austin出願、CBSインタビュー
11月:GMAT Focus605(R2出願スコア)。この時点でCBSへの志望度がかなり高くインタビューの手応えもあったためGMATはもうここで諦める。
12月:CBS、NYU(+インタビュー)、Texas Austin合格。夢のM7に合格し歓喜。
2024年
1月:Kellogg、MIT出願(夫の志望度が高かった2校もダメ元で受験)
2月:Kelloggキャンパスビジット
3月:Kelloggインタビュー、不合格
4月:MIT書類落ち

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

合同説明会、日本人向け非公式Info session、在校生とのコーヒーチャット、キャンパスビジット、合格体験記

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

150〜200万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

貯金、株の売却、大学の奨学金

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

帰国子女なのもありTOEFLは比較的勉強時間をかけずにスコアメイクができたと思いますが、ETSの公式教材を使い繰り返し解くことで問題に慣れるよう努力しました。特に2回目以降は新形式になってWritingが変わったのでETSのウェブサイトを使って何度も練習しました(AI採点は的外れなことを入れても高得点が出たりあまり当てになりませんでしたが)。あとはオンライン英会話を使ってSpeakingの練習をしたり、YouTubeの練習問題やTips動画も参考にしました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

結局目標スコアに達していないので何の説得力もありませんが、数学が苦手な方でしたらAffinityの授業はそういう人向けに解法や戦略を説明してくれるので受講をおすすめします。受験当初のとんでもないレベルよりは上達しましたし、何よりQuantに対する苦手意識がなくなりました。
多くの方が仰るように、非ネイティブはとにかくMathを固めて点数を稼ぎ、Vで少しでも高得点を狙うことが唯一の戦略だと言っても過言ではないと思います。私はMathがボトルネックとなったことでVの勉強時間があまり取れず失敗した例でした。また旧形式のGMATでIRは安定してほぼ満点を取っていたのでGMAT Focusで高得点を狙えると思ったのですが、Data Insightsの難易度が高く、やはりMathでの勝負になると実感しました。
GMATが厳しそうな場合はEAやGREなどとにかく早めに代替案を探してまずはPrepを受けて方向性を決めるのがいいと思います。
あとは自分の苦手分野が得意な受験仲間と勉強する機会があり、問題を解くスピード感や考え方が大変参考になりました。私は育児などの関係であまりできませんでしたが、勉強会に積極的に参加するのもいいかもしれません。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

最終的にReveに決めた理由は、英語でのカウンセリングに入る前に田中さんと日本語でセッション(自己分析や志望動機の深掘り)ができることでした。受験開始当初は志望動機がふわふわしていたので個人的には大変役立ちましたが、そのフェーズが不要な人にとっては不向きかもしれません。あとはズバズバ言われるより優しく応援してくれるカウンセラーの方がよかったので笑、そういった意味でもReveは合っていたと思います。(こんな私の可能性を信じて最後まで応援してくれたことに本当に感謝です)

Edはエッセイを書き始める前の最初のStory作りの壁打ちとMockインタビューをメインにお願いしました。過去にたくさんの受験生のエッセイを見ているので、その中でCompellingか?という視点でアドバイスをくれたのが良かったです。実際自分の弱みだと思っていた側面が逆に強みとして全面に出せると気付かせてくれたのもEdでした。カウンセリング以外にも様々なセミナーをやっているので情報収集においても助かりました。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

私はテストスコアで競争力がないと分かっていたので、とにかくエッセイにたくさんの時間と労力をかけました。実際に書き始める前にEdのテンプレなどを活用してまずはストーリーをしっかり固めることを意識しました。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

実際どの程度推薦状が重要なのかは今でも分かりませんが、少しでもプラスに働くように推薦者の方とは何度もやりとりして使えるストーリーやポイントを一緒に考えました。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

かなり苦手意識があったので最初のCBSのインタビュー前にはMockを4回(Reve2回、Ed、Sam)入れました。特にSamとのMockは時間も長く結構踏み込んで質問もされたのでかなり疲れましたがそれで鍛えられたと思います。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

エッセーでは差別化という意味で一般職の経験をエピソードに入れました。インタビューでは話す内容やエピソードがきちんと「自分の伝えたい人物像」に沿っているかを考えて準備しました。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

夫も受験しており子供もいるので同じ学校・エリアに通えることを最優先事項として、あらゆる選択肢と受験パターンを考えました。特に重視したのは日本人が例年何人合格しているか(二人で一緒に受かる可能性)とお互いの興味分野がきちんと学べるプログラムかという点でした。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

結果的には夫婦ともに合格したトップ校がCBSだったからというのが理由ですが、プログラム、立地、校風等総合的に一番ニーズにフィットしていたのがCBSでした。当初は「ドライ」というイメージもありましたが、子連れで参加した合格者イベントではAdminの方々や他の参加者がたくさん声をかけてくれてそのイメージが一気に払拭されました。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

2022年10月にCBSとMIT、2024年2月にKelloggの合格者イベントにJVとして参加しました。


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

大学のNeed baseの奨学金に応募しました。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

受験当初は一般的にMBAに多い略歴ではないことに自信を持てなかったりコンプレックスを抱いていましたが、終えてみるといかに自分の強み・弱みを把握し、戦い方を決められるかがポイントだと分かりました。自分だけのストーリーを是非考えてみてください!

Q. 一言メッセージをどうぞ!

受験期間は何かとストレスフルなこともありましたが、受験を通して今まで出会わなかったような業界の人と出会えたり、自分では気付いていなかった人生のビジョンや価値観に気づくことができかけがえのない経験となりました。是非プロセスを楽しみながら諦めずに頑張ってください!

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