合格体験記/IESEビジネススクール/IESE Business School/K.A

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投稿者プロフィール

K.A(男性)
31〜35歳(出願時期)
IESE Business School(スペイン・ヨーロッパ)/ FullーTime MBA(進学予定校/プログラム)


Q. 海外経験と期間を教えてください 

2歳から9歳までロンドン在住、その後は海外旅行程度。業務で英語はほぼ使用せず。

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2024 Round 2: IESE, LBS

Q. インタビュー実施校を教えてください

IESE, LBS

Q. 受験結果を教えてください

合格: IESE WL: LBS

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

応募・検討中

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・国立大学・文系

Q. GPAを教えてください

2.93(WES換算…)

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GRE(V155/Q170/AW3.0)
IELTS(R8.5/L8.5/S7.0/W7.0/OA8.0)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

Affinity

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

メインEd Lee, サブMatthew Aldridge


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

バックグラウンド:2歳から9歳までロンドンにて生活。帰国後は全く英語を使用しなかったため、中学入学時点で英語はだいぶ忘れている状態に。その後、留学・海外駐在はせず、業務上も英語を使用する機会はほぼなし。
職務経験:金融機関にて9年(出願時)。法人営業、リサーチ、プロダクツ部門、官庁出向を経験。

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

・1つの会社に30年間超勤めあげることに疑問を感じていたこともあり、自分の視野を一度広げたいと思ったため
・転職で目指せる世界とMBA後に目指せる世界を比べたときに、後者のほうが広がりがあると感じたため
・タフでグローバルに活躍できる人材となるため(必ずしも海外勤務という形でなくとも、日本国内で外資プレイヤーとの連携・協業・交渉等はますます求められるようになると認識しており、そのレベルに到達する必要があると感じております)

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

留学の目的:ダイバーシティのある環境でリーダーシップを発揮しアウトプットを創出できる人材になること
活動予定:サステナビリティ分野の学びの深掘り、サステナ×ファイナンスを軸としたネットワーキング

Q. 留学後のビジョンを教えてください

・ファイナンスキャリアのアクセラレーション(変わる可能性あると内心思いながらもapplication上はこの方向で記載)
・日本/世界のサステナ分野における貢献


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

2022/6:海外MBA挑戦を決意
2022/6~2022/12:IELTS勉強(5回目の受験にて目標スコアを獲得)
2023/1~2023/6:GMATの勉強を開始するものの、Prepでスコア(V)が伸び悩み
2023/6頃:GMATの本番を一度も受けることなく、GREへの転向を決意
2023/9~:カウンセラーと契約し、エッセイを進める(GREのスコアメイクができていないものの、スコアメイクと同時並行でエッセイを進めないとRound2の出願に間に合わなくなると思ったため決断)
2023/11:前部署の先輩に推薦状のご相談・ご依頼
2023/12:3回目のGREにて目標スコアを獲得
~2024/1:エッセイ(Video Essay含む)・推薦状を仕上げ、Round2で2校出願(IESE、LBS)
2024/2:IESE、LBSのInterview実施

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

・序盤は、各大学院の公式説明会、日本人在校生の説明会等に広く参加しつつ、Broadに情報収集。志望校を絞り込むフェーズにおいては、在校生などと個別にCoffee Chatを実施しました。
・Coffee Chatの際にはエッセイやインタビューのネタ集めという観点も念頭に置きながら実施しておりました。また、必要に応じて、日本人以外の在校生ともlinkedin、各校のstudent ambassador websiteやclub websiteからコンタクトを取りました。
・Campus Visitは時間の制約があったため実施しておりません。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

ざっくりと以下です。
IELTS受験(5回):15万円
IELTS準備費用:2万円
GRE受験(3回):10万円
GMAT・GRE準備:25万円
Essayカウンセラー:60万円
インタビュー対策:10万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

貯金と親からの借入

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

・MBA留学を決意した直後、まずはTOEFLとIELTSの両方を試しに受験し、相性を確認しました。その結果、IELTSの方が相性よく、各校の目標スコアまでの距離が近いと感じ、以降はIELTSを対策しました。(英語のテスト選択に関しては、Affinityの飯島先生のNoteも非常に参考になりました。)
・R/Lは単語だけ、『TOEFL英単語3800』で対策。
・S/Wは苦手意識があったので、重点的に対策。
Sは『IELTS スピーキング・ライティング完全攻略』のスピーキングパートを読みつつ、自分が話せるストーリーをいくつか持っておくようにしました。また、「ieltsanswers.com」にも参考資料があったので、表現方法を学習しつつ、実際にMock Interview(20USD)も一度だけ申込みました。
Wは「Ielts-simon.com」のVideo教材を購入(9USD×13講座)し、この教材の表現手法を繰り返し学習しました。
・ご参考までにスコアの変遷は以下です。
2022/6:R8.5/L7.5/S6.0/W6.5/OA7.0
2022/8:R8.0/L7.0/S6.0/W6.0/OA7.0
2022/10:R7.0/L7.5/S5.5/W6.5/OA6.5
2022/11:R7.0/L7.5/S7.0/W6.5/OA7.0
2022/12:R8.5/L8.5/S7.0/W7.0/OA8.0(SはEORしてスコアが「0.5」あがりました)
※5回目は英検で受験(それまでの4回はJSAF)しましたので、たまには気分転換に変えてみるとよいかもしれません。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

・TOEFL/IELTSと同様に、勉強開始前にGMATとGREの双方のPrepを受験(無料)し、相性を確認しましたが、どちらも厳しいスコアが出ました。数学の苦手意識はそこまでなかったので、一旦GMATの勉強を開始。(結果的にGREに転向したので、この判断が少し遠回りを招きました。GMAT/GREのテスト選択に関しては、Affinityの飯島先生のNoteも非常に参考になりました。)

【GMAT】
V:G-Prepを契約し、ひたすら解きました。こちらからの質問に対してもクイックに返信してくださるので、G-Prepの教材・サービスには非常に満足しております。Prepのスコアは安定して27-28くらいにはなりましたが、どうしても30の壁を超えられなかったため、半年くらい勉強した後にGREへの転向を決めました。
Q:ジェイマスをまずは1周学習。教材自体は洗練されている印象で、非常に満足しております。その後は、間違えた問題を繰り返し解きました。試験の直前には、各種定義を再確認する目的で復習しました。
※VとQの学習の順番としては、Qを最初に勉強して、ある程度本番に臨める水準であることが確認できてから、Vの学習に移行しました。

【GRE】
V:「単語」は、MagooshのVocabulary flashcardsで学習しました。時間的な制約もあり、Advancedレベルは学習せず、Common、Basicレベルを繰り返し学習しました。
「読解」は、①7月にGregmatという海外サイトを安価(5USD/月)だったので契約して、複数のVideo教材を視聴しましたが、解き方を身に付けるレベルまでには至らなかった気がします。②9月にAffinityのGRE Verbal戦略コースを受講しました(85,000円/4講義)。金額は少し高いと感じるかもしれませんが、問題の解法を身に付けられるという観点では非常に参考になりました。授業で扱った解法を定着させるために、同じ問題を繰り返し解きました。
Q:GMAT学習用に買ったジェイマスの教材を軽く復習する程度で受験には臨みました。
AW:特に勉強しておりません…。テストの前日に、ネットで検索して出てきたひな型の表現を少し覚えただけです。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

Ed
・実績とネットワーク(パッケージ契約していなくても入れるメーリングリストがある)
・「エッセイの80%はInside yourself、残り20%で各学校にadjustする」という考えのもと、アドバイスはしてくれますが、エッセイのネタを考える主体はあくまで各個人(受験生)の役割というスタンス。(良い悪いではなく、自身との相性がどうかを検討することが重要だと思います)
・レスポンス早いですが、多忙なのでたまにメールの返信がなく、リマインドメールを送ったりしていました。

Matthew
Edは内容重視なスタイルで、細かな表現までもの凄くレビューするスタイルではないと感じたため、内容が仕上がってからサードオピニオン、かつ、最後の仕上げをお願いしました。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

・(ありきたりですが、)過去の人生経験を振り返り、なぜそのような選択をしたのか、そのときにどのように思ったのかなどを紙に書き出して自己分析しました。
・Applicationの締切と同じタイミングでVideo Essayを提出する必要がある学校もあるので、その準備(自分はスピーキングの瞬発力に自信がなかったので、Behavioral Questionに対する想定回答の作成)も同時並行で進めました。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

・Applicationの締切の2か月前をめどに、前部署の先輩社員にご依頼しました。大変ご多忙であるため、英文案はこちらで作成し、締切の1か月前にドラフトした内容をご確認いただき、文言を調整しました。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

・自分はスピーキングの瞬発力に自信がなかったので、想定QAを用意しました。Applicationの締切後、Interview Invitationが来る前からInterviewの準備を進めました。
・1月はQAのブラッシュアップに注力し、2月に入ってから当該内容をもとにMock Interviewを進めました。
・エッセイを見てもらっていたEd、Matthewのほか、2月に入ってからNishにもコンタクトを取りましたが、もうスケジュールがパンパンと言われ、Nishの知り合いを紹介してもらってInterviewの練習をしました。(キャンセルされるスロットもあるので、めげずにNishの予定を細目に確認し、数回Nishとも面談しました。Mock Interviewerによって質問の切り口が異なりますので、複数のカウンセラーと練習するのがよいと思います。)
・Mock Interviewは合計10回程度実施しましたが、短期間でデリバリー(強弱の付け方など)の改善がどこまでできたかはよくわかりません。用意してきた回答と用意していない回答の差が激しい、Strengthを答えているのに力強さが全くない等の指摘を終盤まで受けておりました…。
・Why Schoolの質問に対して、「すべて(学業面、学業面以外)の理由を出し惜しみせずに注ぎ込め」という教えはinterview本番でも守りました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

・applicantの中でも人数が多いfinanceのbackgroundであるものの、他者にはない特徴的な貢献がいくつかできる点、PlanBを含めたPost-MBAのゴールが現実的である点はアピールするようにしました。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

・Diversity、2年制、カリキュラム、スクールカルチャーなどから絞り込みました。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

・Case study中心でIntensiveなプログラムにより自身を鍛えられると感じたため。1年目を共に過ごすStudy Groupも8-9人で構成されるため、多様な意見へのexposureも非常に魅力的でした。
・IESEが掲げるMissionに共感できた点も大きいと思います。
・在校生・卒業生とのFit感。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

・時間的な制約もあり、実施していません。


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

・IESEの奨学金に応募しました。追加エッセイ(1本)をapplicationの締切にあわせて提出することで応募できます。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

・受験の準備を進めるなかでどうしてもスコアメイクに意識が向かいがちですが、スコアはApplicationの1パーツに過ぎないと思いますのであまり時間をかけすぎず、スコアメイク、エッセイを同時並行で進める決断を早めにしておけばよかったと思います。
・モチベーションの維持という観点からも、「勢い」は結構重要だと思っており、受からなければIntake時期を1年後ろに倒そうという考えは持たないように意識しておりました。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

・受験プロセスは一人一人で全く違うものになると思いますので、(自分で書いておきながらですが、)他人の合格体験記は参考程度に捉えればよいと思います。周囲と比べすぎずに、ご自身の納得のいく受験プロセスを送って頂ければと思います!

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