投稿者プロフィール
Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
Y.S
Q. 進学予定校
London Business School
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA
Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ
Q. 受験校および出願ラウンド
LBS (R1), IESE (R1), HEC (11月)
Q. インタビュー実施校
LBS, IESE (HECはインタビュー実施前に辞退)
Q. 合格校
LBS (IESEは合格発表前に辞退)
Q. 性別
男性
Q. 出願時年齢
26歳~30歳
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
幼少期に3年間シンガポール、5年間オーストラリアにて生活。学生時代に複数の海外派遣プログラムに参加。
Q. 費用
社費
Q. 奨学金
未取得
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・国立・大学院(修士)・理系
Q. GPA
学部: 3.8, 修士: 4.0 (大学公式のGPAが与えられないため、自己計算)
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT 720 (V: 35, Q: 51, IR: 7, AWA: 6.0) / IELTS OA 8.0 (R: 9.0, L: 9.0, W: 7.0, S: 7.5)
Q. 塾
G-prep (Verbal講座), Affinity (RC講座)
Q. カウンセラー
メイン: Jessica King、インタビュー: Jessica King, Steve Green, John Couke, Nish Subasinghe, Adam Markus
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
通信会社に入社して以来、R&D部門で開発・国際標準化業務を経験しました
Why 留学?
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
グローバル業務を志向していたことから、海外経験が得られる留学にもともと興味がありました。また、自業務の先輩がMBA卒業生であり、いつか自分も挑戦してみたいと漠然と思っていました。社内でMBA候補生の募集が始まった時、複数の方から背中を押していただいて、社費生への応募を決断しました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
技術系のバックグラウンドのため、ビジネスについての知識・経験を俯瞰的に得たいと考えています。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
自社のR&Dとビジネスを橋渡しして、社会的インパクトを与える事業を立ち上げたいと思っています
Preparation for Application
<概論>
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2021.10 社費応募を決断
2021.11 社費選考
2021.12 社費合格
2022.1 GMAT勉強開始
2022.3 GMAT初回(680点)
2022.4 GMAT 2回目(690点)
2022.5 IELTS初回(OA 8.0)
2022.6 GMAT 3回目(720点)
2022.7エッセイ
2022.9 LBS出願
2022.10 IESE出願、LBSインタビュー
2022.11 IESEインタビュー、LBS合格
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Info session、各校の日本人サイト、在校生・卒業生とのcoffee chat、キャンパスビジット、SNS
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。
約200万円(キャンパスビジット費用を含む)
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
会社からの補助+貯金
<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
先にGMAT対策をすることで、Readingを中心とした英語力の底上げを図る方針にしました。また、オンライン英会話にてIELTS対策のレッスンをすることで、Speakingの形式に慣れるようにしました。Writingについては「IELTSスピーキング・ライティング完全攻略」を参考に、ゴールデンウィーク期間に短期集中で対策しました。
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
まず初めにGMATの公式模擬試験を受けてみて、(1) Verbalに全く手が出ず、根本的な対策が必要なこと (2) Quantitativeは大きくつまづくことなく、安定して点数が取れそうなこと を把握しました。そのため、GMAT対策はVerbalに集中することにしました。合格体験記などから評判の良かった中山先生のG-prep Verbal講座を受け、SC, CR, RCを基礎から教えていただきました。途中、RCがなかなか伸びずに困っていたので、AffinityのRC講座を受けて、RCも安定して解けるようになったと思います。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
Jessica: LBSの合格体験記を読んで、複数の方がJessicaを利用していたことと、指導の質に高い評価がついていたことから、初回のカウンセリングをお願いしました。実際に話してみて、最初の30分間だけで非常に質の高いフィードバックをいただけたので、継続して契約することにしました。本契約後も、受験期間すべてに渡ってとても強力なサポートをしていただきました。特にエッセイ準備ではなかなか内容の方針が定まらず、苦しい思いをしていましたが、毎回厳しくも丁寧なフィードバックで鼓舞していただき、良い内容についてはすごくポジティブな反応をいただけたので、内容に自信を持って出願することができました。
Steve Green: Jessicaに紹介いただいたカウンセラーです。とても親しみのある雰囲気がありながら、インタビュー内容については本質的なフィードバックをいただき、納得のいく説明が多かったです。価格も良心的だったため、非常に満足度の高いサービスでした。
John Couke: Johnもとても親しみのあるカウンセラーで、特に「相手にどのような印象を与えるか」という観点で受け答えの仕方のフィードバックをいただいたのが印象的でした。また、LBSのプレゼン課題に対しても丁寧な指導をいただけました。
Adam: 他のカウンセラーとmock interviewを繰り返した後、LBSのインタビュー前に利用しました。かなり厳しいながらも本質を突いたフィードバックをいただき、自分の回答をさらに深めるとともに、本番で気をつけなければならない質問・回答を重点的に準備できました。
Nish: 主にLBSのビデオエッセイやインタビュー対策初期のたたき台作成でお世話になりました。自分の回答を元にモデルアンサーを録音して送っていただけるため、回答の構成や言い回し等が参考になりました。非常に良心的な価格のため、インタビュー練習のペースメーカーとしても最適でした。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
LBSの設問はわりとスタンダードな内容だったので、Jessicaと一緒にshort-term/long-term goal, why MBA? why LBS? などを議論しながら進めました。最初はなかなか納得のいくものが書けず、何度も書き直して非常に苦しかったですが、Jessicaと対話しながら進めていくうちに徐々に言いたいことが固まってきました。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
現在の上司と以前の上司にお願いしました。依頼に際し、公表されている推薦状の質問内容を共有し、自分の業績やアピールポイントを一緒に議論した上で、推薦状を作成いただきました。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
複数のカウンセラーとmock interviewを実施することを意識しました。カウンセラーごとに着眼点やフィードバックも異なるので、非常に良い練習になりました。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
ダイバーシティ&インクルージョンの実績+マインドセットを持ち合わせていることを特にアピールしました。具体的には、幼少期から現在に至るまでの国際経験に加えて、学生時代から今まで障がい関係の活動に精力的に取り組んできたことから、「ダイバーシティ」は自分の中で非常に重要な価値観であることを強調しました。
<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
ヨーロッパかつ1年半〜2年制の学校に絞って受験しました
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
11月上旬に受験校全てにキャンパスビジットし、在校生と話したり、キャンパスや街の様子を現地で確かめた上で、LBSが最も自分に合っていると納得できたことが決め手でした
Advice and messages
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
普段の業務内・外の活動で、いろいろなことに挑戦してみることをおすすめします。単にエッセイ・インタビューのネタになるだけではなく、「どんなことなら自分は力を注げるのか」ということが見えてくるので、MBA後のキャリアを考える上でも非常に有意義だと思います。
Q. 一言メッセージ
受験当初、「MBA受験は情報戦だ」ということを合格者の方から教えていただき、今振り返ってもまさにそのとおりだと思います。受験にあたっては苦しいことも多いですが、ぜひいろいろな人のつながりを大切にして乗り越えてください。応援しています!