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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)

Usataro

Q. 進学予定校

ESADE

Q. 進学予定校のカテゴリ

Full-Time MBA

Q. 進学予定校の地域

ヨーロッパ

Q. 受験校および出願ラウンド

4th Deadline(3月15日締切)

Q. インタビュー実施校

ESADE,UCSD

Q. 合格校

ESADE

Q. 性別

女性

Q. 出願時年齢

31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)

アメリカで生まれて2歳で帰国(全く英語話せず)、大学生の時に1ヶ月イギリスに語学留学

Q. 費用

私費

Q. 奨学金

取得済み

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国公立大学理系

Q. GPA

なし(WESで3.68)

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GMAT 580(V49,Q21,IR1,AWA5),IELTS OA7.0(R7.0,L8.0,S6.0,W6.0)

Q. 塾

IELTS:Lingo, GMAT:Gprepオンラインコース

Q. カウンセラー

Matthew Aldridge, 西村典子(キャリアコーチ)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

医師8年目です。臨床医として総合病院で働いてきました。

Why 留学?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

両親や親戚が夫婦で研究留学していたこともあり、いつか自分もと思っていました。研究にはあまり興味が持てず、他の方法での留学を模索していたところ、MBAを知りました。当面の目標だった専門医も取得し終えたこともあり、人生の新しいフェーズに進みたいと考えていました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

人生の走馬灯になるような煌めく瞬間を経験すること。多国籍で様々な職業背景のクラスメイトとたくさん交流したい。MBA留学を経て、臨床医以外の可能性を模索したいです。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。

病院経営に参画する/国際機関で働く/製薬会社への就職などを今は考えていますが、未定です。

Preparation for Application

<概論>

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

2021年前半:夫からMBA留学について聞き、そんなものがあるのかと知る。あまりにも学費が高いのと受験勉強が大変そうだったので、他の留学方法なども調べる。2021年11月:とりあえず英語の試験受けてみる。TOEFL 64。IELTS OA6.0 (R6.5, LSW6.0)。独学でCambridgeのナンバーシリーズを使いながら勉強を始める。2022年3月:専門医試験が6月にあるので一旦比重をそちらに置き、IELTSの勉強は単語、シャドウイング程度に。2022年6月:専門医試験合格。試験翌日に海外MBA交流会を視聴し、MBAといっても様々な校風があると知る。2022年8月:IELTS独学の限界も感じていたので、英語塾Lingoの門を叩き入塾する。それでもOA6.5で伸び悩む。2022年11月:ESADEが自分にぴったりだと突然気づき、卒業生にコンタクト。当初2024受験を目指していたが、今年(2023)の出願を目指せると言われ、GMATを開始。並行してEssayのためのキャリーコーチング開始。12月末で仕事退職して非常勤になり勉強時間確保。2023年1月:GMAT初回500(Q45,V15,IR1,AWA4)。prepでは540だったので妥当な点数でした。2023年2月:GMAT2回目 580(Q49,V21,IR1,AWA5)に乗る。アドミに連絡したところ、IELTS6.5→7.0にするように言われ、GMATはお咎めなく、突然終了。その後元々予定していたサンディエゴへの3週間の語学留学に出発。語学学校での勉強は正直IELTSに直結したとは思わないが、現地でIELTS受験し、OA7.0(L8.0,R7.0,W6.0,S6.0)を達成。2023年3月;Essayの推敲とinterview練習開始。3月末にESADEのインタビューを東京で対面で受け、合格。4月にUCSDのinterview→ご縁はありませんでした。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

Twitter,在校生卒業生とのzoom,海外MBA交流会など。特にtwitterでPeetlistの山田さんやEsadeのshobonさんなどにコーヒーチャットをしていただき受験に対するイメージを掴んでいきました。AgosやAfinittyの無料セミナーも活用していました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。

総額 約90万(語学留学やキャンパスビジットを除く)

ielts 合計49万
テキスト類 2万円
lingo(英語塾) 23万
受験料     10万円
プログレスチェック 0.6万
オンライン英会話 12万
iknow 1万
mikan 0.3万
anki 0.3万
economist 1万

GMAT 23.6万
prep模試exam3-4 0.9万
マスアカ 2.5万
OG 1万円
gprep 10万
受験料 4.6万×2

essay/interview 17.2万
キャリアコーチング 5.2万
マシュー 12万(インタビュー練習5回、essay2校添削、奨学金添削)

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

受験費用は自分の給与から。授業料や生活費などは、学校からの奨学金+自分の貯金+親からの借入の予定です。一般的な奨学金は募集が入学前年の秋がピークなので、早めに奨学金の準備をした方がいいです。

<スコアメイク>

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

スコア推移
2021年11月:とりあえず英語の試験受けてみる。TOEFL 64。IELTSは
OA6.0 (R6.5, LSW6.0)。IELTSの方が複合的な要素が少なく、自分には合っていると感じてIELTSを選択する。
2022年7月: OA5.5( L6.0,R5.5,W6.0,S5.5)
2022年10月: OA6.5(L7.0, R7.0, W6.0, S5.5)
2022年11月: OA6.5 (L7.5,R6.5,W6.5,S6.0)
2022年12月: OA6.5(L6.5, R6.5,W6.0,S 6.5)
2023年2月: OA7.0 (L8.0,R7.0,W6.0,S6.0) 初のコンピューター受験

全体感 2021年11月:とりあえず英語の試験受けてみる。TOEFL 64。IELTS OA6.0 (R6.5, LSW6.0)。IELTSの方が複合的な要素が少なく、留学経験の乏しい自分には合っていると感じてIELTSを選択。その後独学でCambridgeのナンバーシリーズを使いながら勉強を始める。2022年3月:専門医試験が6月にあるので一旦比重をそちらに置き、IELTSの勉強は単語、シャドウイング程度に。2022年6月:専門医試験合格。2022年7月:IELTS再受験 OA5.5( L6.0,R5.5,W6.0,S5.5)に下がり落ち込む。英語に割く時間が減ったので当然の結果だが、独学の限界も感じていたので、Lingoの門を叩き入塾する。4日間の夏期講習を受けてみて手応えを感じたので、そのまま3ヶ月のOA6.5コースを受講。この時高校の後輩と再会し一緒に通塾することに。小玉先生おすすめです。2022年10月:OA6.5(L7.0, R7.0, W6.0, S5.5)。2022年12月 OA6.5(L7.5, R6.5,W6.5,S 6.0) 伸びてはいるが、どうしてもOA7.0に乗らず。2023年2月:常勤の仕事を辞めたので兼ねてから語学留学に行きたかったので、サンディエゴに3週間留学。現地でIELTS受験しOA7.0 (L8.0,R7.0,W6.0,S6.0)を達成。

L:シャドウイングを通勤時間の徒歩の際によくやっていました。YoutubeでBBCの6minutes Englishを最初は1.25倍で聞き、その後1倍、最後に字幕機能で語句を確認していました。Lingoに通い始めてからは毎週の教材をシャドウイングしたり、ディクテーションしていました。毎日uploadされる無料のIELTSのリスニング問題も時々やっていましたが、答えが違ったり精度が低いので要らなかった気がします。

R:最後まで伸び悩んでました。いわゆる精読をしていたと思います。修飾語がどこにかかるかなど確認していました。声に出して音読することが意外と効果があったと思います。New ScientistやEconomistを1日一つ読むようにしていました。Lingoでは毎週単語テストがあり、その指定がIELTS4400だったので、mikanという単語アプリでそれをやりました。iknowよりもゲーミフィケーションされていて続けやすかったです。Ankiも自分が出会った単語用に使っていました。

W:IELTSで鬼門のライティングですが、塾に通ってからは安定して6.0を出せるようになりました。Task2の配点がTask1の2倍なので、最初からTask2を解くようにしていました。6.5を目指すには文量も必要と思います。塾では最初のアイデアの出し方やグラフ読解における書きやすいグループ分けの仕方などを教わりました。植田一三著のIELTSスピーキングライティング完全攻略という本がTASK2のアイデア出しにも役立ったと思います。おすすめです。

S:毎日オンライン英会話25分。DMMやレアジョブなどやってみる。講師によってIELTSのことを知らなかったり、全然訂正してくれないので、これではまずいと思い、複数人におすすめいただいたMy tutorを契約。フィリピン人講師ながら、ちゃんとIELTSの評価基準を理解しており、ミスも訂正してチャットボックスにタイピングしてくれる。Jannie先生の励まし、Lei先生は英語nativeのため発音もよくこの2人をよく選んでいた。教材はIELTSのspeakingのトピックが出回っているlaokaoyaから練習したいものを選び、講師にそれを質問してもらっていました。12月に英検のペーパーで受験した時に試験官がすごく優しくて、もっと話すようにジェスチャーしてくれたりしました。受験申し込みの機関を変えてみたりするのもいいかもしれません。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

スコア推移
prep模試
2022年12月 Exam1 530(V21,M42)
2023年1月:Exam2 570(V24,M44)

本試験
2023年1月初旬:500 (V15,Q45,IR1,AWA4)
2023年2月初旬:580(V21,Q49,IR1,AWA5)

全体感:理系2022年11月に中旬にマスアカを購入。まず一周を目指す。11月下旬にGprepの中山先生のオンラインコースを申し込み、Verbal対策を始める。対策1ヶ月半で本試験1回目500(V15,Q45)。数学を伸ばし安定させることが目標スコア達成の要と思い、Qに比重を置く。メンタルブレイクしながらも、対策2ヶ月半の本番2回目で580(Q49,V21,IR1,AWA5)に乗る。600点前半を目標にしていたが、アドミに連絡したところ、IELTS6.5→7.0にするように言われ、GMATはお咎めなし。2ヶ月半で突然GMATは終了になりました。

Verbal:中山先生のGprepのオンラインコースのおかげで短期間で出願できるスコアに乗ったと思います。IELTSで英語力が上がっている状態で対策1ヶ月の模試Exam1でV21を取ることができ、想定よりもスコアがでたのでほっとしていましたが、Mathに時間をかけるようになったのもあり、そこから伸び悩みました。2回目の本番1週間前にスランプに陥り、prep模試で400点を取り、中山先生にメールで相談。CRが得意で得点源だったのに選べなくなる、SCで小手先のテクニックに囚われてしまうなどがあり、このままではいけないと、個人レッスン1万円に本試験2回目1週間前に課金。これがすごくよくて、中山先生が問題を選んでくださり、思考の癖や気をつけたるべきことなどフィードバックをもらい、そこを重点的に復讐し、冷静さを取り戻して本番に臨めました。オンラインだからこそいつでもどこでも勉強でき、RC/CR/SC全て網羅され、質問し放題な上に、1日以内には(早ければ1時間とかで)メールを返してくれる中山先生のありがたさが身に染みました。Gprep紹介コード【 FDF535 】よろしければお使いください!

Math(Q:)元々Qは数学I A(三角関数は除く)が範囲なので、理系なので問題そのものは大学受験の時よりも簡単に思えましたが、問題文の意味を正確に取れず違うものを求めてしまったり、最後まで英語で苦労しました。パターン認識でだんだん解けるようになりました。OGをオンラインでEasy-Mediumで取りこぼしがないように繰り返し解いていました。問題がなくなった時は90問ある無料のPractice Questionsを解きました。マスアカの問題の解き方がわからない時は、高校生の数学の先生が退官しており、部活の顧問でもあったので、ご厚意で解説してもらってました。反省点としては、もっと早めに英語で数学の問題を解くことに慣れておくこと(つまりOG)ですかね。無料模試Exam1,2を力試しに取っておいた方がいいと中山先生に言われたので、模試の復習はしませんでした。中山先生はなぜか数学もできるので時々質問してました。模試42→1回目45→2回目49と伸びました。

IR:これが私はなぜか全然できなくて、1回目も2回目もなんと1点です。1回目の本試験でやばいと思い、OGを解いた上で再度模試を受け,3に上がるも、本番はまた1点でした。アメリカのスクールなどではここを重視するところもあるみたいなので、お気をつけください。

AWA: mameoishiiyoさんのAWAテンプレートの記事を読み、それを丸暗記して臨みました。分量が高得点には必要と聞いていたので、問題文をまずそのまま無心でタイピングしそのコピペを使いつつ、分量を稼ぎました。タイピングが遅くIELTSもペーパー受験していた私ですが、2回目の本試験では要領を得て、5点を取ることができました。

そのほか:Q→V→IR/AWAを勧める方が多く1回目はこの順序で受験しました。1科目のあとの休み時間に焼き芋を食べていたら、休み時間を超過してしまい、2科目のVの時に1分引かれた状態で開始になり、精神的に動揺し、悔しい思いをしました。補食も大切ですが、休み時間の後に席に戻る前にも再度身体チェック(ポケットの中身など)があり時間がかかるので、余裕を持って戻りましょう。V2回目はV→Q→AWA/IRにしました。、私はQよりも運要素の強いVに集中力のピークを持って来れてよかったと思います。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

キャリアコーチング:
私は留学自体が目的になっていてその後のキャリアなども深く考えていなかったので、まずキャリアコーチングを受けることにしました。西村さんというキャリアコーチの方と5回パックのコースでセッションしました。ご本人も総合職で海外駐在経験があり、30代女性と背景に近いものを感じて選びました。12月に1回目を行い、そこから1月までにセッションを終了しました。前半の2回でWhy MBAを正直ベースでまとめ、後半でEssayに落とし込めるようにまとめていきました。

MBAカウンセラー:Matthew Aldridge 複数人のESADEの合格者におすすめされ、他のMBAカウンセラーにコンタクトを取らずに、1回目のセッションで相性もいいと感じてそのままお願いしました。Matthewは時間単位での請求かつ、公正1時間1万、インタビュー練習会は1時間1.5万円なので良心的です。2校分のEssayとinterview練習、ESADEの奨学金添削なども含めて12万円でした。受験費用を抑えたかったので助かりました。しかもデポジットもなく、後払いでした。英語が苦手な日本人の心も理解してくれて、ナイスな人柄で私には合っていました。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

自分のバックグラウンドやこれまでの人生で大切にしてきたことなどを洗い出し、そこからもっとも実行可能性が高く説得力があるストーリーを作ることに注力しました。アドミはMBAランキングを気にしており、受験生が卒業後に給与アップするかなども気にしていると聞いていたので、夢・展望だけでなく、地に足がついたものを書くことも大切だと思います。あとはエピソード出しが結構大変で時間がかかるので早めに志望校のEssayに目を通しておくといいと思います。
何人かの在校生や卒業生のEssayを見せてもらい、それを元に自分で書き上げて、それを卒業生・在校生に見てもらいました。こうした卒業生とのフィードバックをもらうことでEssayのオリジナリティが失われて平均化されてしまうと危惧する人もいますが、私は自分のバックグラウンドがユニークでエピソードも被らないと思っていたのと、カウンセラーにかける費用を節約したかったので、この方法で大筋を仕上げることができました。実際、Matthewに直されたのは5つのうち1つの設問だけでした。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

臨床医としての経験しかなかったので、これまでの上司に依頼し、お二人とも快諾してくれました。一人は大学病院で論文作成などを手伝ってくださった40代の上司、1人は市中病院で2人しか医師がいない部門で一緒に働いていた直属の30代の上司です。上司の手を煩わせないように、日本語での記載をお願いしました。設問の日本語訳と在校生の推薦状サンプルをお渡しし、イメージを掴んでもらい、字数制限なしで一旦お願いしました。分量を削るのは簡単ですが、増やすのは容易でないためです。また、各設問に入れて欲しいキーワードは事前にお伝えして盛り込んでもらいました。推薦状の下書きを遂行する段階で、2人の推薦状の内容と、Essayでアピールする自分の長所が重複しすぎないようなバランスの取れたマッピングを心掛けしました。推薦状は自分の宝物になり、読むたびに受験への活力にもなったので、上司が協力的であればアイデア出し、エピソード出しからしてもらえると励みになると思います。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

毎日30分の英会話でも、時折集中力が切れたり、疲れていると相手の言っていることが後半で聞き取れなくなるのを自覚していたので、インタビューの1ヶ月前から1日1時間オンライン英会話をしていました。interviewの想定質問はMBAカウンセラーとの初回セッションで過去問をもらえるのでそれを練習していました。その後、chatGPTに自分に合った想定質問リストを作ってもらい、それをオンライン英会話の先生に質問してもらいました。その場で気になったことも質問してもらうことで、即席でも答えられるようなスキルを磨きました。Esadeはよく話すことが評価される、とMatthewが言ってたので、おしゃべり好きで親しみやすいキャラクターを全面に押し出しました。本番は東京で対面でEsadeの採用担当のメアリーさんとお話しし、大いに盛り上がって80分くらい話していました。あなたには何も不安な点を感じないとインタビュー中に何度も言われたので、手応えはあり、その1週間後に奨学金付きで合格をもらえました。英会話はmy tutorを愛用していました。フィリピン人講師の先生ながら、試験対策もバッチリでクライテリアも理解しており、しっかり間違いを指摘してくれます。後半はnative speakerの英語についていく必要があると思い、native campのnative受け放題プランを併用していました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

コミュニケーションスキル:誰とでも分け隔てなく交流できること、信頼関係構築力をアピールしました。
医療をビジネスと見る観点があること:自分の医療系のバックグラウンドを説明しました。
行動力・決断力:コロナ禍で多忙な中でも受験勉強に勤しみ、出願していることを主張。遅いラウンドに出願していることへの弁明でもありました。
インタビュー中は他のクラスメイトと和やかにコミュニケーションしているシーンが想像しやすいように、collaborativeな雰囲気を醸し出すように努めました。

<学校選択>

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

そもそもMBA受験にするか2022年11月まで迷っていました。寒いのが苦手なので、留学するならアメリカ西海岸と漠然と思っていましたが、「海外留学をしてより多くの人とコミュニケーションを取りたい」というピュアゴールを達成するのに、留学生90%以上/一つの国の生徒が10%以下にコントロール/仕事背景も多様なESADEが理想の環境ではないか突然気づきました。(気候もいいですし!)ESADEのonline説明会にすでに参加したこともあり、そのopen-mindedな雰囲気は知っていたので、11月下旬のESADE対面イベントに申し込み、アドミのメアリーさんの話を聞いて、確信に変わりました。ESADEはcompetitiveではなく、皆が協力的で和気藹々としているのが最大の魅力だと思います。UC Sandiegoはロケーションが素晴らしいと、海外MBA交流会で聞いていました。ランキングは高くないですが、製薬企業などヘルスケアとも関わりが深い土地柄です。実際に2月に語学留学で訪れて、その気候や文化に魅了され、ダメもとで最終の締切で出願してみることにしました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。

結局UCSDはインタビューまで行きましたが受からず、初志貫徹でESADEになりました。前述の校風やダイバーシティと、バルセロナの地上の楽園とも言われる立地が最も大きな理由です。また夫は美味しいものが大好きで、彼も帯同予定だったので、スペインであれば美食の街ですし楽しめるだろうと思ったのもあります。学費は一般にUS>ヨーロッパですが奨学金次第で、US校の方が学費は安くなる可能性がありますが、生活費がスペインはアメリカに比べると段違いに安く、スペインの方がヨーロッパ近郊の旅行なども楽しめることもあり、総合的に考えてESADEが最も私にあった進学先だと思っています。

<その他>

Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

【UCSD】2023年2月にサンディエゴに語学留学に行った際に、キャンパスは訪れましたが、アドミにコンタクトをとっての正式なものはしませんでした。その時点で出願するつもりはなかったので。今思うと出願するのであれば公式にvisitしておけばよかったです。

【ESADE】2023年3月末にインタビューの翌日にバルセロナに渡航し、キャンパスビジットしました。授業にも参加させてもらい、皆が発言している様子に感化されました。昼食時には日本人会の方と学食に行きましたが、他国の生徒もたくさん話しかけてくれて、ESADEの雰囲気の良さを実感することができました。キャンパスビジットの後に合格を知り、本当に嬉しかったです。

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

ESADEは学内の奨学金があり、最も自分に合っていそうな女性向けのものに応募しました。Matthewにもessay添削をお願いしました。そのおかげで、GMATが低いながらも奨学金を授業料の1割弱いただくことができました。一般的にESADEで奨学金を獲得するには600後半必要と聞いていたので期待していませんでしたが、よかったです。

UCSDはPhDとMD保有者など長く学生をした人には、自動的に奨学金が付与されると聞いていました。UCSDの在校生の方も授業料の半分など比較的大きな額で奨学金をもらっている方もいたので、考えている方はぜひ出願してみてください。学校の基本の奨学金は出願することで自動的に応募したことになる?ようでした。学校の個別の奨学金についてはEssayが必要ですが長さはわずか200字(英文4-5文)でした。

神山財団奨学金 MBA生で獲得している人も多い奨学金。Essayが必要。リーダーとしての行動・貢献が大切とされているそうです。

Advice and messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

・UCSDのアドミにIELTSのスコアを見てもらえていない可能性が高いこと。二重国籍でアメリカ国籍を保有している場合、1stの国籍はアメリカで登録するよう言われ、そのようにしました。すると登録フォームに英語試験の登録の必要がなく、おそらくGMATのスコアとインタビューで合否を判断された可能性が高いです。IELTSのスコア送付はBritishCounsilを通じて行いましたが、おそらく見てないと思います。インタビューは和やかでしたが、流暢ではないなりに頑張った英語なので拙かったかもしれません。終了後に何かあればメールで補足してと言われたので、IELTSについて補足すべきだったと反省しました。受験生活の終了に安堵してしまっていました。今後二重国籍で出願される方は注意してください。逆にいうと、二重国籍であれば英語での高等教育を受けていなくても、IELTS/TOEFLが免除になる可能性もあるということです。学校によってこの辺りも違っていたので、よくアドミに確認することをお勧めします。

・ボランティア活動をしておけばよかった。CVに書くことがなくて結構困りました。学会のお手伝いなど無償でしたことも書いて良いと言われてそう書きましたが、もっとボランティアらしいものをしておいた方がいいと感じました。

・日本の財団の奨学金は渡航前年から応募しないといけないので、早めに要件をチェックしておくことをお勧めします。

・ヨーロッパの学校のほうが概してEssayの質問なども多く、先にESADEを出願していた結果、UCSDはそれを元にして比較的楽に出願できました。

・学校からの奨学金の交渉のために、複数校受験すること。特に第一志望よりも低いランクを受けておくことで多くの奨学金を得ることができ、それを元手に第一志望に交渉できるようです。もっと早く知りたかった・・・。

・インタビューの後、合格するとデポジット(一時金)などの締切が立て込んできます。なのでやはり出願はできるだけ早めに行うのが精神安定にもいいと思います。

Q. 一言メッセージ

受験生活は先が見えないスコアメイクで辛いこともありますが、自分を信じてあげられるのは自分だけです!受験プロセスでまだ自分にはgritがあると再確認できて自信につながりました。MBAの在校生卒業生など皆快く情報提供してくれるので躊躇わずコンタクトを取ることをお勧めします!私でよければいつでも連絡ください :) Twitter: usataro_xxxx

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