合格体験記 / コロンビアビジネススクール / Columbia Business School / Dometa_mba

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)

Dometa_mba

Q. 進学予定校

Columbia Business School

Q. 進学予定校のカテゴリ

Full-Time MBA

Q. 進学予定校の地域

アメリカ

Q. 受験校および出願ラウンド

Columbia Business School (Early)

Q. インタビュー実施校

Columbia Business School

Q. 合格校

Columbia Business School

Q. 性別

男性

Q. 出願時年齢

26歳~30歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)

学生時代も含めて、旅行程度しか経験ありません。(計2週間未満)

Q. 費用

社費

Q. 奨学金

未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国立大学・文系(経済学部卒)

Q. GPA

3.4

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GMAT710(V35、Q50), IELTS7.5, TOEFL107, EA161(お守りとして受験)

Q. 塾

GMAT:濱口塾オンライン その他使用せず。

Q. カウンセラー

メイン:Elite Essay(Bryan)、インタビューサブ:Nish Subasinghe

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

・英語については大学受験レベルでストップしていて、社会人4年目ぐらいから徐々に勉強を開始しました。海外旅行もほとんど行ったことがなく(アジア数か所)、仕事でも英語を使う機会が全くありませんでした。超「純ドメ」です。
・職務経験については、インフラ会社で経営企画・広報の業務を中心に3部署を経験。

Why 留学?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

もともと海外経験が無いことをコンプレックスに感じていたこともあり、入社当時から漠然と社費留学に興味がありました。4年目で異動した経営企画部門で、ある経営幹部の考え方に影響され、MBA留学に挑戦することを決意し、コツコツ英語の勉強を開始しました。合わせて、社費選考突破に向けて、過去からのモチベーション(What matters the most等)を整理するとともに、社内外にヒアリングをして情報収集する中で、米国MBAを目指したいと考え、6年目で社費選考に挑みました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

学問としてはファイナンス・ソーシャルインパクト・アントレ等を中心に幅広く学びたいと思っています。またNewYorkという圧倒的ロケーションの利点、国内外のインターンの機会等を活かして、多種多様な人と関係を築くことで、自身のソフト・ハードスキルに磨きをかけたいと思います。その他は、まだ検討中です。(単身で行くので、Social面はより積極的に活動していきたいです。)

Q. 留学後のビジョンを教えてください。

派遣元に帰任後は、海外事業の推進や社内ベンチャー立ち上げなどに携わり、会社の発展に貢献していきたいと思っています。

Preparation for Application

<概論>

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

2019年6月:経営部門に異動。割と忙しく、業務に集中。
2019年10月:経営幹部や部署の先輩等から刺激を受け、社費での海外留学について
本格的に考え始める。土日休みがほぼ関係ない仕事だったため、空いている時間を活
用して英語の勉強をコツコツ開始。(まずは大学受験レベルの単語・文法の復習から
始めました。。。)
2020年2月:久しぶりにTOEICを受験。950程度。
2020年7月:TOEFLを初受験(1回目82点)。リスニング・スピーキングの圧倒的な壁を感じる。「純ドメには無理ゲーでは」と少し心が折れる。
2021年3月: TOEFL2回目受験(93点)。伸びは感じる。気分転換に受けたTOEICで990を取得。無駄に自身が付く。
2021年5月: ある先輩の勧めで、気分転換にIELTSの勉強を開始。リスニングが楽で、スピーキングが楽しい印象。割と勉強が捗る。
2021年7月:広報部門に異動。また土日対応が発生する部署に…
2021年8月:IELTS初受験(7.5)。少し気持ちが楽になる。社内選考突破に向けて、ヒアリング・情報収集を開始。
2021年9月:GMAT勉強開始。とりあえず安かったので、濱口塾オンラインを登録。
2021年12月:気分転換にTOEFL3回目を受験(103)。
2022年1月:社内選考突破!GMATをより本格的に対策。
2022年2月:GMAT初受験(680)。Ⅴの壁を感じたため、受験仲間を集めて、GMATの勉強会を開始。(Twitterを活用)※1回目の勉強会は対面、2回目以降はZoomで開催。
カウンセラーとも契約。会社の先輩の勧めで、Elite Essayに連絡し、時間がもったいなかったので即契約。かおりさんとネタ出しを開始(後述)
2022年4月:GMAT2回目(710)。少し心もとないが、とりあえず700overしたので、学校研究(M7)・エッセイを開始。
2022年5月:M7の各在校生にアポ取り。一人ずつ合う。各大学のエッセイ研究を開始。合間でGMAT3回目(710)、TOEFL4回目(107)。
2022年6月:Columbia Business Schoolに強いフィットを感じ、OB・OG訪問を多数実施。在校生・卒業生の話を聞く中でessayをブラッシュアップ。
2022年7月中旬:Columbia Business School出願。インタビュー練習を開始。
2022年7月下旬:Columbia Business Schoolインタビュー・インビテーション受領。
出願から約2週間後に招待が来て、歓喜とともに、思ったより早く来たためにインタビューの練習不足で焦る。Nishと2日に1度の練習スケジュールを確保。
2021年8月初:アラムナイとインタビュー実施
2021年8月下旬:Columbia Business Schoolオファー受領。受験終了!

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

Info session, OB/OG訪問、各学校Webサイト等を通じて具体的な情報収集を行いました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。

150万程度(ほぼカウンセラー費用)

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

会社からの補助と貯金です。社費のため進学後の費用は割愛します。

<スコアメイク>

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

※たぶんあまり参考になりません。笑
R/L: TOEFLはTPOという中国のサイトで過去問をひたすら解いて繰り返しましたが、Lは最後ぐらいしかスコア出ず、いまいち良い勉強だったかわかりません。IELTSは過去問3回分を解いて望んだら、運よく上手くいきました。基本的なことになりますが、Rは速読・精読、Lは音声知覚・意味理解のスピード向上、これらを意識して音読・シャドーイング等の基礎練習、単語強化などを地道にやっていくしかない気がし
ます。
S: 発音記号の勉強から始めて、オンライン英会話と独り言を中心に学習。YouTube等でサンプルを見てひたすら真似る練習も結構やっていましたが、これは良かった気がします。
W: YouTubeやネットにあるフルスコア解答例なるものを分析し、良さげな表現をパクリ、自分の型を決め、あとはお題に合わせて適宜修正するという手法で高得点安定してました。TOEFLは文字数がかなり重要な要素。)

まとめ:TOEFLでL/Sに壁を感じていたところ、気分転換にIELTSを受けたら高得点が出て、少し気持ちをリラックスさせてTOEFLを受けたら100overを達成できたので、IELTSを選択肢に入れることを強くオススメします。(純ドメでも勉強量次第で意外とスコアは何とかなる気がします。)

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

濱口塾オンラインの教材でGMATの概要を掴み、公式問題集とPrepを中心に問題演習を積み、GMAT Clubの解説や受験仲間との勉強会で思考を深くしていくという手法を取りました。運要素も強いテストかと思いますが、しっかりした思考法でどれだけ早く取捨選択して解けるかというゲームです。
SC:濱口塾オンラインの教材でパターンが網羅されていたので、SCに関しては良かった気がします。
CR:濱口塾オンラインの教材では解説不足に感じ、公式問題集を中心に問題を解き、GMAT Clubで解説を見て一つ一つ理解を深める手法を取りました。また勉強会メンバーの中にCRを得意とする猛者がいたので、解説してもらいながら思考法を勉強させてもらっていました。
RC:CRと同様の手法+単語強化で対応。慣れてきたら一番安定するところな気がします。
Q:元々高校3年まで理系であったことから、英語表現にさえ慣れれば、困ることはなかったので、ほぼ対策せず。(ほぼPrepのみ)

まとめ:数学は得意だったのでQは安定していたのが救いでした。一方で、Vは今でも掴みどころがないような感じでした。(2回目は全く手応えが無く、逆に3回目は手応えがあったのに、スコアは同じ710でした。)GMATの学習はなかなかモチベーションを保つのが難しいと感じたので、短期で片を付けることが重要だと思います。私は1回目を受験後、モチベーションが下がってダラダラ学習していた時に、Twitterでの呼びかけで受験仲間を集めて勉強会を立ち上げたのが転換点でした。仲間がいることのモチベーション維持もそうですが、同じ問題について様々な思考法を共有することで、自分になかった多くの気付きを得ることができたのは、V攻略の糸口になりました。

 

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

メイン:Elite Essay(Bryan&Kaori)
●決めた理由
・先輩に勧められたこと、パッケージ制であったこと(従量課金のカウンセラーはお金を払うたびに心が苦しくなるため)、日本語補助のサービスが付いていたこと(純ドメには優しい)、2月という早い時期にセッションを開始してくれると言っていただいたこと など
感想
・Japanese-English Servicesという日英翻訳付きのコースでしたが、非常に効率的に進めてくれて、満足しています。(ただ私の場合は早期にCBS第一志望となりほぼ専願だったので、5校パッケージはいらなかったです)
・2月からかおりさんと日本語でディスカッションし、レジュメからゴールエッセイ、リーダーシップエッセイ、パーソナルエッセイの草案を練り、それを、かおりさん/Bryanが、英訳+ブラッシュアップしていきました(パッケージのため、言葉を選ばずに言うと「使い倒してやろう」と思い、ほぼ毎日連絡を取ってやってました。笑)
・約5か月間ほぼ毎日連絡を取りながら進め、Bryanの考えと自分の思いがぶつかり、一度衝突したこともありましたが、良い思い出です。(その時は英語でめちゃめちゃ怒られて、こちらもヒートアップしました。笑)
・インタビュー対策はBryanに加えて、Nishにお願いしました。Nishは色々な方が使っているので詳細は割愛しますが、非常に優しく、モチベを上げてくれるナイスガイです。

●セッションの進め方
・Resume, Goal(why MBA), Leadership, Personalの各エッセイについて、かおりさん(Bryanの奥さんでカウンセラー)と日本語で案を練っていきます。初案をこちらで作成し、Skype会議で深堀り、メールで修正案を送り、またSkype会議で深堀り…これを延々と繰り返して、納得するところまでブラッシュアップ。完成した基礎エッセイをベースに、各スクールごとのエッセイ課題に合わせて修正。
・日本語最終版をかおりさんが英訳し、Bryanへ。英語版を用いてBryanとディスカッションが開始。彼ともZoom会議を通じてひたすら深堀り(かおりさん以上に鋭い指摘あり)され、ブラッシュアップ。
・Application内の隠れエッセイについても同様の手順で作成/最終化

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

エッセイについては、社費選考時点で割と深堀りをじっくり行っていたこともあって、そこまで苦労しませんでした。会社の課題、そのために組織として個人として必要なこと、自分が提供できるアプローチ方法などを徹底的に分析すること、自分の過去に真剣に向き合うことを早くから始めていたことが良かったと思います。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

直属の上司に頼みました。あらかじめ推薦状の位置付けについて、カウンセラーとしっかり作戦を練って、それに合ったエピソードを上司に書いてもらいました。より具体的に、生のエピソードをもって書いてもらうことが重要だと思います。推薦状でアピールしたいことなどを含めて上司に伝え、幸いにも快く書いていただいたので、大変助かりました。推薦状の重要性は非常に大きいと思いますので、基本は直属の上
司になるかと思いますが、頼み方等も含めて慎重に入念に進めていくべきかと思います。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

純ドメにとってインタビューは一番の鬼門かと思います。私はあらかじめ想定Qを列挙して、その回答案をWordで作って、Nishとのセッションでブラッシュアップし、ひたすら独り言で練習しました。またオンライン英会話で講師に質問リストを投げてランダムに質問してもらいつつ、付随した質問を投げてもらうことで、質問リストを厚くしていきました。ある程度ベースが出来上がった時点でBryanとのセッションを通じて、内容のブラッシュアップに加えて、話し方・ペース・表現等の指摘を受け、本番を迎えました。私は対面でのインタビューだったので、自然な会話となるように、相手の表情やペースにうまく合わせながら、ペースをやや落としてじっくり話すことを心がけました。(英語でのインタビューは人生で初めてだったので、とても緊張しましたが、自分なりに訓練をかなり積んだおかげで、本番は練習以上に上手くできたため、終わった後に手応えはありました。)

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

以下2点を中心に、自分のレジュメに書いた要素を総合的に、一貫したストーリーになるようにアピールしました。
・世界でも最大規模のインフラプロジェクトの舵取りを行っていること。その役割を担うために、これまでの部署で若手にして様々なステークホルダーを巻き込んでリーダーシップを発揮し、成果を残してきた経験
・米国でのプロジェクト(Short-term Goalに使用)の必要性を米国の現状、国際情勢、会社の方針・課題等を徹底的に分析し、自身のゴールの再現性・必要性。

<学校選択>

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

最終的にColumbia Business School専願となりました。
自身のポストMBAゴールのために必要なこととのフィットが圧倒的でした(NYロケーション、アカデミックでの強み、日本人コミュニティの強さ等)。加えて、OB・OG訪問をする中で、高次元でバランスの取れた卒業生・在校生がいるCBSのことがどんどん好きになっていき、ここしかないという想いになりました。早期にオファーもいただいたので、学校側にも自分の想い(愛)が通じて良かったです。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。

同上

<その他>

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

社費のため奨学金には応募していません。

Advice and messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

出逢いや運にも恵まれ、比較的スムーズに受験プロセスを終えることができたので後悔はあまりないです。強いて言うならば、社会人1~2年目ぐらいの落ち着いた時期に米国に一度は行っておけば良かったと思いました(これからじっくり楽しみたいと思います)。私は性格的にせっかちであるため、何事も早く早く進めたいと思っていたので、スコアメイク・カウンセラー選定・エッセイ作成・学校研究等について、なるべく早い時期にある程度のクオリティのものを完成させておくと、精神的にも非常に楽かと思います。

Q. 一言メッセージ

純ドメということがコンプレックスで、自分にトップ校は無理だろうと思っていましたが、多くの人達に支えられ、刺激を受け、歩みを止めずに粘り強く戦い抜いた結果、米国M7の一角である第一志望の大学からオファーをいただくことができました。MBA受験は、特に純ドメにとっては英語という障壁があるので、辛く長い道のりかと思いますが、努力次第で何とかすることができると思いますので、諦めずに頑張ってください!私も米国でまた純ドメというコンプレックスに苦しむと思いますが、負けずに頑張りたいと思います。笑 応援してます!

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