k投稿者プロフィール
Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
SI
Q. 進学予定校
IESE Business School
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)
Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ
Q. 受験校
IESE, 他EU1校とUS5校
Q. インタビュー実施校
IESE, 他1校(waitlist)
Q. 合格校
IESE
Q. 性別
男性
Q. 出願時年齢
26歳~30歳
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
ロンドンに1ヶ月(語学留学)、その他旅行程度
Q. 費用
私費
Q. 奨学金
応募・検討中
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内/私立大学/文系
Q. GPA
1.9 (大学の公式GPAは1.3)
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GRE:324 (V154, M170, AWA3.5) *GMAT710点相当
TOEFL:104(R28,L27,S22,W27)
Q. 塾
E4TG, YES, Affinity, マスアカ(本), Magoosh(GRE)
Q. カウンセラー
Ed Lee
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
・インターネット広告代理店で5年勤務。1年目はメディアバイイングと子会社立ち上げに従事、2年目以降は子会社にて営業とプロダクトマネージャーを経験。
・海外経験は短期の語学留学と旅行程度。
・大学はMARCHの文系(国際政治専攻)。
Why MBA?
Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
子供の頃から海外には興味があり、学生時代から長期留学をしたいと考えていましたが、結局実現しないまま社会人になりました。仕事での海外駐在なども検討しましたが機会がなく、お金を気にせずにキャリア/やりたいことを考えてみたときに、MBA留学が選択肢として浮かび、準備をし始めました。最初はぼんやりした理由だけでしたが、エッセイやインタビューの準備をしていくうえで、自分がやりたいことを実現するために、海外MBAに留学することがベストだと納得できるようになりました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
ストラテジーなどのハードスキル習得、国際的な視野拡大、リーダーシップスキルの向上です。
多様性あるチームをリードし、競争力のある製品を展開できるプロダクトマネージャーになるべく、上記スキルを2年間で磨いていきたいと思っています。
課外活動としてはテック/マーケティング関連のクラブで、業界知識の獲得やネットワーキングを行う予定です。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
短期的には、グローバルに事業展開するテック企業でプロダクト開発に関わる予定です。長期的には、テクノロジー領域で自分の会社を立ち上げたいと考えています。
Preparation for MBA application
<概論>
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
当初は短期決戦を思い描きましたが、まったくうまくいかずに何回も計画を修正し、結果として約3年かかりました。
2015年
5月 MBA受験を決めてTOEFLの勉強を開始。初回は約60点。
7月 AGOS夏祭りに出て情報収集を開始。
8月 E4TGに入塾し半年ほど通学。GMAT対策としてYESに通い始めましたものの英語力が低すぎて身につかず。RC/CRは独学でなんとかなる、SCだけ塾に行って節約しよう、と思っていましたが、現実はそんなに甘くはなかった。
9月 カウンセラーのEdにコンタクト。この時は今年受験したい!と伝えましたが、結果ここから2年以上もお世話になることに。
11月 TOEFLもGMATも伸びずにアプライ延期を決定。(そもそも計画が無謀すぎ)
2016年
1月 今年こそClass of 2019で合格するぞ、と心に誓って仕切り直し。一旦はTOEFLメインで対策。
3月 TOEFLで103点。一旦ミニマムの点数は出せたので、GMATにシフト。
4月 徐々に各校の説明会がスタート。AGOSの夏祭りなどにも足を運んで情報収集は継続。
7月 GMATが660点から伸びず、Affinityに入塾。CR/RCとMathの講座を受けて基礎を学ぶ。ここで出会った受験仲間と毎日のように一緒に勉強。
12月 TOEFLは104点に上昇したものの、GMATが660止まりで伸びず&エッセイにもまったく手がついてなく、この年の受験を諦める。この時期にオンライン英会話のSkimatalkを開始して、一気に英語力全般が上がる(詳細は後述)。
2017年
1月-7月 各校の説明会に再び足を運びつつ、Affinityで学んだことをベースに、Prepや他教材でGMATの勉強に集中…したもののGMATは結局660点を超えず。1stは出願を諦める。
8月 GMATを5回受け切ったため、GREにシフト。Affinityの教えを思い出しながら、Magooshのオンライン講座と単語アプリにフォーカスして勉強。テスト:アプリケーションを8:2くらいの割合で進めることにし、Edとエッセイを開始。
11月 GRE 1回目で316点。Essay骨子が出来上がってきたので、各校のEssayカスタマイズにとりかかる。
12月 GRE 2回目で324点!足掛け2年以上のテスト勉強を終了し、Essay/アプリケーションに集中。年末までにUS5校出願。
2018年
1月 正月明けにIESE出願して面接対策にシフト。1月末、夜中にIESEの面接Invitationを受領してテンションがあがった直後に、某米国スクールの不合格通知。
2月 初旬にIESE&他もう一校と面接。IESEから数日でアセスメントデー招待を受け取る。3rdで欧州でもう一校出願。
3月 中旬にバルセロナにてアセスメントデーに参加。数日後、お昼にIESEから合格の電話!無事メールでの正式通知ももらい、他校の書類落ち&選考を辞退し、受験終了。
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
約3年に及ぶプロセスの中で、先輩方の書いたブログは大半読破したのではないかと思います。MBA/各校の雰囲気を知るのにとても役に立ちましたし、モチベーションにもなりました。
興味のある学校の各公式/非公式のInfo Sessionには2年間を通して出ていて、名刺交換させていただいた方にはOB訪問もしていました。IESEに関しては当初スコープから外れておりまったくイベントに出ておらず、はじめてコンタクトしたのが2017年12月のアプライ直前でした。当初の想定よりもフィットする学校が往々にしてあるので、最初は選り好みせずに広く情報収集し、雰囲気を感じてみるのがいいかもしれません。
アプリケーションや面接でどうやって学校を調べたか?はよく聞かれるので、出たイベント、お会いした方、何を聞いて感じたか?は一箇所にまとめておくと良いと思いました。自分はバラバラに管理してしまい、思い出すのに苦労しました。
Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
途中からMBA受験にかかった総費用は見ないようにしていました。
TOEFL20回以上、GMAT6回、GREも2回受け、さらにカウンセラーや塾に払った費用を考えると、恐ろしい金額になっていると思います。各校の出願費用や選考でのビジット費用も、かなり痛手でした。
当時は早く点数を出したいあまり焦ってたくさん受けてしまいましたが、TOEFLなどは一定の実力がつくまでは運だけで点数が出るものでもないので、多くて2-3ヶ月に1回受験にしておけば良かったです…
Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験費用はほぼ自費で頑張りましたが、終盤で足りなくなり親からも借りました。
すでに貯金が尽きているので、MBAの授業料/生活費はローンで乗り切り、現地では貧乏生活を楽しみます。
<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
自分のように英語力のベースがない場合、焦らず英語力を地道に伸ばしていくことが重要でした。テスト対策(テクニック)だけやっていても、どこかで壁にぶち当たると思います。いろんなことを試しましたが、特に効果を実感できた練習法を以下に記載します。
・ディクテーション 2016年秋-冬
Deltaのリスニング教材のうち、1/3くらいディクテーションしました。やり方は「TOEFLテスト一発で合格スコアをとる勉強法」を参考にしました。①スクリプト見ずに一回ざっと聞く、②意味の切れ目(5-10秒くらい?)でポーズを入れて、スクリプト見ずに紙に書き取り(数回聴き直す)、③スクリプト見ずに全体通して聴きながら、書いた内容を自分で直す、④最後にスクリプトを見ながらきいて、聞き取れていなかったところを直す。
1分以内の文章で、30分-1時間はかかりますが、これを2-3か月やった後、TOEFLリスニングが平気で聞けるようになり、26を下回らなくなりました。これまでの積み重ねに加えて、聞き取りの意識がかわったことが大きかったと思います。
・英語の本を読んで要約 2016年末-2017年上旬
ノンフィクションの本で3-4冊やりました。各章を読んで、1パラグラフで要約。それをSkimatalkでネイティブの先生に直してもらいつつ、ディスカッションしました。要約をすることで、重要なポイントを読み取り、アウトプットする能力を身につけることができ、かなり成長した実感が得られました。TOEFL/GMATでのリーディング、ライティングの基礎としてかなり効きますので、この練習はかなりオススメです。(問題集より、最初から簡単な本とかでこの練習をやっておけば良かったと思っています)
自分が読んだのは、Outlier, David and Goliath (Malcolm Gladwell), Freakonomics (Steven Levitt), などですが、ノンフィクションであればなんでも良いと思います。アウトプットを見てくれる人が読んだことがある本だと、効率がいいです。
・オンライン英会話でのテーマをもったスピーキング
スティーブ・ジョブズのプレゼンを使った発音練習、ニュースの音読→ディスカッション、上記の本についてのディスカッション、などテーマをもってSkimatalkで1年ほど練習していました。結果、各スキルがのび、全体を通してインタビューやアセスメントデーを乗り切るためのスピーキング力がついたので、英語が苦手な方は、早めからスピーキングの機会をつくっておくことをおすすめします。
<他に参考になった書籍など>
Delta (Listening版、本番より簡単ですがディクテーション素材としては良かった&軽くて持ち運びやすい)
TOEIC900点 TOEFL100点への王道 (英語脳をつけるという考え方、単語の覚え方、マインドセット、書籍など)
TOEFLテスト一発で合格スコアをとる勉強法 (ディクテーションやシャドーイングのやり方、TOEFL攻略の全体)
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GMATに関しては660点どまりで偉そうなことは言えませんが、GREにも共通して言える点としては、以下が大事かと思います。
・一定の英語力(TOEFLのリーディングにまったく苦労しないレベル)がついてから一気に取り組む
・教材を絞り、なぜその回答になるのか、なぜ他は間違いなのか、を人に説明出来るレベルにする
・明確な戦略を持って、本番で集中できる状態に自分をもっていく
自分の場合はリーディングに一定の自信があり、MathもGREで満点を取れたことから、GREにフィットがありました。ただ、GMATの勉強があったから点数が取れたとも思っています。
AffinityのGMATのCR/RCクラスでは問題を解く姿勢/解法の基礎を身につけることができ、GREのRCに活かすことができました。またGREのMathは、単元としてはGMATで勉強したことで95%カバーできていたので、テスト形式に慣れること&ミスを減らすことで、満点を取れました。GREはMagooshのオンライン教材が安く、質も高いので、おすすめです。
あと、勉強仲間がいることでお互いに解法を説明しあうことができます。自分がきちんと理解して正解したか、たまたまなのかが浮き彫りになりますし、他の人から良い解法を聞くこともできたので、勉強会は有意義でした。
最後に、自分はPrepで700超をしていても、GMAT本番で660点止まりでした。焦って集中力を欠いたり、テスト中に違うことが頭に浮かぶこともしばしばありました。一方で最後のGREは、問題を解くことに圧倒的に集中していました。前日までにリラックスしていたこと、本番の戦略を明確に決めていたので迷いがなかったことが大きかったと思っています。勉強しなさすぎてもダメですが、一定の実力がついたら本番いかに集中する環境をつくるか、をよく考えた方がいいと思います。
<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
エッセイ/インタビューともに江戸義塾のEdのみにお世話になりました。
自分の意思を尊重してくれる一方、厳しい点もきちんと伝えてくれる姿勢があり、そして本当に受験生の成功を思ってくれると感じたため、信頼してプロセスを進めていけると思いました。長く付き合う中で、その点は間違いありませんでした。
Edはこちらの意見を尊重するタイプで、彼からアイデアを提示したり指示がくるわけではないので、きちんと自分の意思を持ってEdとのセッションに向き合うことが大事だと思いました。各校の特徴など情報量は圧倒的に一番だと思いますし、特にコンテンツは出来上がっているところからのEditing能力は素晴らしいです。
ただ、最後は自分次第だと思います。エッセイカウンセラーは過去の経験や学校の特徴をもとに良いアドバイスはくれますし頼りになりますが、0→1はできませんし、意見が間違っていることも時にはあると思います。最後は自分で責任を持って、納得のいくアプリケーションを仕上げる意識が大事だと思います。
ちなみに、自分はSkimatalkでネイティブの大学院生とエッセイのブレストを何回も行っていました。先生によっては、こういったことも手伝ってくれます(もちろんこの領域のプロではないので友達と壁打ちする感覚です)。30分1000円程度ですし、圧倒的にコスパがいいです。自分の考えをどういう英語で表現するか、このプロセスでかなりクリアにすることができました。Edに相談する時点では一定の自信があるコンテンツをぶつけることができ、Edのセッションも効率的に回すことができました。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
ゴールエッセイは納得できるまで何回も(大きな方向転換は5回以上、細かい修正は数十回)書き直しました。結果、過去~今~未来までを明確な軸を持って伝えられるようになったと思います。このプロセスは、実際に自分がやってきたこと、やりたいことを本音で整理することにも非常にいい機会になりました。
また仕事について語る際には、デジタルマーケティングやプロダクトマネージャーは最近発展した業界/職種のため、簡潔かつわかりやすい言葉で説明ができるように心がけました。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
上司と元上司にお願いする予定でしたが、10月頃に急遽お願いできない事態となり、仕事で関わりの深いエンジニアリングチームのマネージャーと、セールス部署の先輩にお願いしました。直属の上司から推薦状を求める学校にはオプショナルエッセイなどで事情を説明しました。
また二人とも英語ができない&MBAをよく知らなかったため、MBAの説明をきちんとして日本語でドラフトを書いてもらったうえで、こちら負担で翻訳をするかたちをとりました。できる限り早めに伝えておくことで余裕をもって内容を書いてもらえるので、テスト対策をしていたとしても、先んじてお願いだけはしておいたほうがいいと思います。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
1年ほど前からSkimatalkで毎週数回のスピーキングの時間を作っていて、そのおかげでスピーキング力が伸びていたことが大きかったです。面接は結局会話なので(当たり前ですが)、スクリプトの暗記ではなく、その場で考えをきちんと話せる英語力がベースにないと厳しいと感じました。英語が苦手な方は、時間をかけてアウトプットの練習を継続しておくことをおすすめします。
インタビュー対策としては、カウンセラーのVinceがYoutubeでアップロードしている動画を参考に、準備を進めました。特にMirror Methodという練習法についての動画と、Walk Me Through Your Resumeの動画が大変参考になり、何回も見て自分のインタビュー戦略/コンテンツに反映しました。
カードに設問ごとのアイデアをBullet Pointでまとめて、Skimatalkで質問に回答する練習をしたあとは、Edと2-3回ほどモックインタビューを行い、回答の仕方をブラッシュアップしました。またEdのセミナーで知り合った受験生と何回か練習をすることで、緊張感のある場で突っ込んだ質問にも回答する練習ができ、とても有意義でした。もっと出来ることはあったと思いますが、これらの対策をした結果、少なくとも面接本番で大きなミスをすることなく、自信を持って臨むことができました。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
・プロダクトマネージャーとして、多様なチームメンバーを動かしてきた経験と、コミュニケーションスキル。
・(海外経験不足を補うために)海外視察に現地の外務省から選抜されたこと、海外の企業と仕事をしていること。
・(自社が有名ではないためイメージを持たせるために)某外資Tech企業など、有名企業との協業をリードしてきたこと。
<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
当初はUSスクール志望で、ロケーション、ランキング(知名度)、プログラムで受験校を検討しました。受験直前期ではスコアの状況も見てポートフォリオを組み直しました。出願前後で、ダイバーシティや在校生の雰囲気などから、欧州に優先度がシフトしていきました。USが大半落ちてしまったので何とも言えませんが、結果として納得できる進路を選べたと思っています。
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
真のダイバーシティ、在校生やAdmissionスタッフの雰囲気と人柄、ケーススタディです。IESEのアセスメントデーでバルセロナにビジットしたとき、実際に街を歩いて、IESEの方々と話し、未来の同級生候補とワークをして、とてもワクワクしたので、ここなら間違いなく楽しいと感じたことが決め手です。アセスメントデーでは実際に60名ほどのクラスでケーススタディを2本体験して、選考を忘れて授業を楽しむことができ、ケースの良さを実感できたことも大きかったです。色んな学校のスタッフや卒業生とも話してきた中で、雰囲気が一番フィットしました。
<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
IESEは面接後の3月に、アセスメントデーという選考プロセスの一貫でビジットしました。感じたことは上記の通りですが、ビジットして良かったとおもっています。やはり日本にいて情報収集するだけでは雰囲気がわからないので、行って肌で感じることで納得感をもって進学先を選べると思いました。
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
主要な奨学金はテスト対策を優先したため申し込みしませんでした。大きな金額がもらえる&MBA向けの奨学金は前年の6-12月ごろで決まってしまうため、早めに対策がやはり重要だと思いました。
自分は地元で私費海外留学向けの奨学金を発見したため、今そちらに応募しています。意外と地方の行政が奨学金を出したりしているので、念のため確認してみるといいと思います。
Advice and Messages
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
当初に短期決戦でいけると勘違いし、無茶な計画をひいたことで、TOEFLに無駄にお金を投下したり、英語の基礎を伸ばしておくべきところでGMATへ手を出したり、無駄が多くなってしまったことは反省点です。焦って計画を引き直してはスコアが伸びない、という失敗を何度となく繰り返しました。
MBAのトップスクールを受験する方々はみんな優秀かつ仕事の実績もある方々ばかりで、それでもテスト対策等に苦労されてきているのが現実で、自己分析が甘かったと今では思います。自分のように英語の基礎がなかった方は、テスト対策なしでTOEFL90-100点くらいいくレベルまでは、地道に英語を鍛えるべきかなーと思いました。
Q. 一言メッセージ
自分は海外経験が少なく、大学は中堅私大(周りは東大や慶應ばかり)、低GPA(1.9)、会社もいわゆる有名企業ではなく周りにMBAホルダーは一人もいませんでした。スコアメイクも例に漏れず苦労しました。
自分は楽観的だったので、現実を知らないまま受験に没頭し、なんとかIESEから合格をもらえましたが、最初からシビアな現実を知っていたら受験しなかったかもしれません。
ですが、英語力やネットワーキング力など、受験を通じて自分が成長した実感がありますし、諦めずに戦略をもってチャレンジすれば、トップ校にも合格できると終わってみて思います。
すでにClass of 2020の同級生ともつながりはじめ、皆がユニークなバックグランドを持っていてすごく面白く、2年間のMBA生活にとてもワクワクしています。諦めなければ道は開けると思いますので、ぜひ受験頑張ってください!