合格体験記 / ノースウェスタン大学 ケロッグ・スクール・オブ・マネジメント / Northwestern University Kellogg School of Management / T.K.

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投稿者プロフィール

・投稿者(ペンネームorイニシャル): T.K.
・進学予定校: Kellogg

・カテゴリ: MBA
・地域: アメリカ
・受験校: Kellogg, HBS, Tuck, Cornell, Columbia, LBS, Stanford
・インタビュー実施校: Kellogg, Tuck
・合格校: Kellogg

・性別:  男性
・出願時年齢: 26歳~30歳
・海外経験と期間: 学生時に1ヶ月半語学学校、1セメスター香港に交換留学
・費用: 社費
・奨学金: 未取得

・最終学歴: 国内・私立・大学・文系
・GPA: 2.73

・受験した試験と出願スコア: GMAT:760(V:41/Q:51/IR:8/AWA:5)/TOEFL:107(R:29/L:28/S:23/W:27)
・塾(試験対策): E4TG, AGOS, YES
・カウンセラー: Reve

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
2010年に商社に入社し、以降リスクマネジメント業務(トレードや投資案件の審査業務)を担当。担当したビジネスは、肥料、木材・建材、通信事業等。

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
大学時代に交換留学した際にMBAについて友人から話を聞き興味を持つようになりました。入社してからは暫くMBAのことは忘れていたのですが、入社4年目の頃に当時の部長からMBAを薦められ、勉強するようになりました。実際その頃は会社の仕事の仕方にも慣れてきた一方、1つの会社のやり方のままでいいのか疑問を持つようになり、外の世界を見てみたいと思うようになっており、真剣にMBAを目指そうと思うようになりました。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
会社がマーケティングに弱いと感じているので、マーケティングの見識を高めたいと思っています。また、アジアでのビジネスはチャンスが多いと考えているため、アジアクラブに興味を持っています。

Q.留学後のビジョンを教えてください。
マーケティングを活かすことのできるB2Cの仕事がしたいと思っています。また、これまでは半ばコーポレート業務が中心で合ったものの、留学後は会社で前線に出て案件を担当できるよう、営業部に異動したいと思っています(特にB2C)。

Preparation for MBA application

<概論>

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
まずはTOEFLから取組みました。2014年の4月頃から本格的に勉強を始め、2014年12月にTOEFLのスコアが100点を超えることが出来ました。その後3月頃からGMATのスコアメイクに取組み、6月にスコアメイクが完了。更にTOEFLのスコアアップを9月頃まで目指しました。エッセイについては、2015年5月頃にカウンセラーを決定し、6月頃からカウンセラーとのやり取りを始め、9月からの1st Roundの出願に間に合うようにしました。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
ネットや説明会、OB/OG訪問やカウンセラーからのアドバイスによって一通りの情報収集を行い、大体の志望校を絞り込みました。その後志望度の高い学校についてはCampus Visitを行いました。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。 
TOEFLに100万円程度、GMATに60万円程度、エッセイ・レジュメ・推薦状に120万円程度かかりました。

<スコアメイク>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

TOEFL・IELTS(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
2014年2月にほぼノー勉で受けて71点、3月頃から集中して勉強始めて、勉強の要領を掴み始めたのが7月か8月ぐらいやった。1日の勉強時間は、平日:3時間、休日:5時間ぐらい。総論で言うと、帰国子女でなければリスニングとスピーキングが難しいし、スコアアップに時間が掛かると感じた。
①Reading
:  Mastering Skills for the TOEFL iBT(Advanced)
・Official Guide
・Delta’s Key to the TOEFL iBT(Advanced Skill Practice)
Mastering Skillsを平日毎日2パッセージ読み、週末にOfficial GuideやDeltaの問題を2問ずつ解いた。それぞれ、最初は辞書とか使わずに読み、その後もう一度読み、分からない単語を調べて単語帳アプリに登録、テキストの余白に書いて、最後にもう一度読みました。Mastering Skillsは設問は良問とは思えないが、文章の難易度とか文量は本番に結構近いと思う。
②Listening:  Delta’s Key to the TOEFL iBT(Advanced Skill Practice)
・Official Guide
・Mastering Skills for the TOEFL iBT(Advanced)
・WEB TOEFL(http://www.etestprep.com/
最初は独学でDeltaやOGやMastering Skills(初級~上級まで3巻ある、ただこれは少しかじっただけ)に取組んだが、今から思うと最初からWEB TOEFLをやっておけばよかったと思う。
③Speaking
:  E4TG
これ1本。週1回3時間の授業を受けて一通り復習することの繰り返し。
④Writing
:  E4TG
。大体のテンプレートも含め、本番でどういうこと書けばいいか分かってきた段階で、E4TGを利用。1ヶ月8本のIndependent Writingと4本のIntegrated Writingで価格もリーズナブル。Independentについては、添削されたものを見て、自分なりに5点満点の文章に作り直しておき、20本程の回答集ができれば、これをひたすら1日1~2本暗記するぐらいに書いていく作業をした。

GMAT・GRE(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
Mathについては、マスアカと言われる教材を3周ほど解きました。僕は大学受験生時代理系だったこともあり、そこまで苦労はしませんでした。

Verbalは3月からAGOSのVerbal Strategy(中山先生)を受講し、問題の基本パターンを学んだ後、4月からYES(吉井先生)に2カ月通いました。AGOSはVerbal全般の基礎をやる一方で、YESはSCに特化した授業でかなり満足度が高かったです。VerbalのCRとRCはOfficial Guideをこなすことで、ある程度独学が可能かと思いますが、SCはGMAT特有の文法問題とかがあるので、塾に通われることをお勧めします。

GMATは特に短期に集中して取組むのが良いと思います。
私の場合4月からは毎日平日は最低4時間、祝日は8時間程勉強し、GWは毎日10時間ほど勉強しました。その甲斐あってか、運も手伝って6月頭に受けた最初のGMATで満足いく点数を取ることができました。

<Essay & Interview>

Q.上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
私が純ドメであるということから、自己分析においては日本人と日本語でカウンセリングした方がいいと感じていたことと一度話してみたときにフィットがあったので、Reveに決めました。主観ですが、カウンセリングのスタンスとして如何に自分の魅力を伝えるか、に重点を置かれているように思い、その意味では、合格した学校が最もフィットを感じることが出来ているのも必然であると感じており、Reveにしてよかったと思います。一方で学校の求める人物像に沿って自分をアピールすることについては、やや物足りなさもあるので、こういった観点でエッセイを練っていきたいという方には強くはお勧めできないかもしれません。

Q.エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
半ばコーポレートにいたこともあり、海外勤務や社外の方との業務経験が少なかったものの、限られた中でそういった経験を前面に出すようにしました。社外の方と共通言語がない中でどのようにして周囲を説得したか、周囲から意見を引き出したかを中心にアピールしました。

<学校選択>

Q.受験校はどのように選択しましたか。
バックグラウンドが異なる人の価値観を吸収し、その中で自分の価値観を如何に発揮できるか試したかったので、上述したようなツールを通じて周囲へのExposureの多いグループスタディの機会の多い学校を中心に選択しました。

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
TOEFLが100点を超えた時点で一度TOEFLの勉強から遠ざかってしまいましたが、100点超では十分ではないので、最初から100点後半を目指して勉強をすればよかったと思います。また、1st Roundで積極的に出願したものの、スコアメイクが順調に進んだが故に1st Roundで勝負しなければならないというプレッシャーが掛かってしまったように感じており、焦らずにエッセイのレベルアップに努めればよかったと思います。

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