合格体験記 / ノースウェスタン大学ケロッグスクールオブマネジメント / Northwestern University Kellogg School of Management / SS

海外MBAドットコム

投稿者プロフィール

・投稿者(ペンネームorイニシャル):SS
・進学予定校:Kellogg

・ カテゴリ: MBA
・ 地域: アメリカ
・ 受験校:HBS, Wharton, Kellogg, Yale, Fuqua, Tuck
・ インタビュー実施校:Kellogg, Yale, Fuqua, Tuck
・ 合格校:Kellogg, Yale, Fuqua Tuck

・ 性別:  男性
・ 出願時年齢: 25歳以下
・ 海外経験と期間: 日本:3.5年間 (就労)、カザキスタン: 10ヶ月間
・ 費用: 私費
・ 奨学金: $100k

・ 最終学歴:海外・国立・大学・理系
・ GPA:3.7/4.0

・ 受験した試験と出願スコア: GMAT:750(V-40/Q-50/IR-6/AWA-5.5)、TOEFL:114(R-29/L-27/S-29/W-29)
・ 塾(試験対策):なし
・ カウンセラー:なし

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
海外出身の外国人。海外大学卒業後、日系メーカーに入社。海外向け機関車・鉄道システムのプロジェクトマネージメント、エンジニアリングを担当。日本滞在中、イノベーションと企業家精神を中心とし、東北大震災に被害されたコミュニティや新興国のルーラルコミュニティ向けプローボノコンサルティングを行うノンプロフィット団体を設立。

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
・インフラ業界にてプロジェクトマネージメントから事業戦略へ職業変化
・コミュニケーションとリーダシップスキル強化
・様々職種と国籍の方々と繋がり、グローバルなネットワークの構築

Q.留学後のビジョンを教えてください。
・卒業2年後→経営コンサルティング、または、事業戦略
・卒業5年後→製造業企業の戦略マネージャとして新興国ビジネス拡大を目指す
・卒業後10年後→大手メーカ企業の戦略長として対象市場の政治家、現地パートナーとの連携強化し、ローカル事業体制を構築。

Preparation for MBA application

<概論>

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
活動全般予定は以下の通り。もちろん、下記項目に対して熱意が非常にあり、合格専用目的で行ってない。
・大学2年目より海外一流MBAを目指し、成績とリーダシップポジションに注力
・入社後、競争的差別化を考え、積極的に円借款事業やグローバル製造拠点立ち上等プロジェクトに参加
・仕事と同時に、積極的に社会的なインパクトがある課外活動も計画。

スケジュール
・大学2年~4年目:成績と課外活動を中心。
・入社1年目、2年目:仕事で基本ビジネススキルを取得し、グローバルインフラ業界の動向を把握できるよう注目。
・入社3年目:GMAT受験(8ヶ月)、GMATスコアによるアプリケーション戦略(1ヶ月)、エッセイ作成(2ヶ月)、インタービューに向けて準備(2週間)

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Campus Visitにはいかず、下記の手段に情報収集活動を行った。
※Campus Visitについて個人的な意見ですが、実際に大学院の校風を感じたいという目的であればそれまでですが、Campus Visitに計画できなくても悩む必要がないと思います→インターネット上、日本に行われるイベントでたくさんネットワーキングをできるからです。

a. 説明会に参加:アドミッション審査官と在校生による説明会が重要。但し、その前学校リサーチがもっと重要。

・学校説明会会むけアドバイス1:
学校Websiteで検索できる質問を聞かないことにしましょう。例:`Is there any club for those interested in consulting`, `how is the social environment at New Haven`等。
下記のような質問がいいでしょう:`You mentioned in your presentation that you were very active in the consulting club. Interacting with current students and referring to the website, I learnt that the club organized XYZ case competitions and group discussions. Please could you comment on how I could leverage my experience in Healthcare sector to add value to such club activities`
上記を分析しましょう。上記の質問を通して下記が達成したこと:
1.ビジネスクールに関心があり、しっかりリサーチしたことを伝わった
2. 自分のバックグランドを卒業生にハイライトできた
3. エッセイ作成に参考になれる回答が得られた。

・学校説明会むけアドバイス2:説明会で出会ったアドミッション審査官、卒業生に`Thank you note`を入れましょう。イベントの直後と3日間以上の連絡もしないほうがいいと思います。翌日くらいでメール入れたほうがいいでしょう。

b. 学校のウェブサイトを隈なく解読。コア科目、選択科目コース概要、Experiential learningプログラム、Realコンサルティングプロジェクトなど

c. 在校生とスカイプコールを実施:1校に向けて4名+と話し合いました。(ちなみに、自分のバックグランドの人間だけではなく、様々意見を持つ方々に相談しましょう。)

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
1. GMAT対策コース、受験料:約20万円
2. 学校出願:約17万円
3. TOEFL受験: 3万円
合計: 40万位

Q.MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
Self-financing+学校より奨学金+ローン

<スコアメイク>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・ TOEFL・IELTS(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
1. ETS sample tests

・ GMAT・GRE(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
1. Manhattan Guide: Quant, Sentence Correction guide
2. CR bible: Critical Reasoning
3. GMAT club (勉強できるリソースが豊かなので推薦)

<Essay & Interview>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

エッセー
ハイライトしたところは以下の通り:
・Cross-Borderインフラプロジェクト実行経験
・異文化でのビジネス経験
・ボランティア活動
上記で成長したところを強調した。

推薦状
上司に推薦状に記入しないといけない項目について説明し、ハイライトできる事例について事前に話し合いました(締切より6か月間前に相談するのを推薦します)

インタビュー
インタビューにむけて以下3種類の質問がよくあります:

1. Background and MBA related:

1.1. Tell me about yourself/Walk me through your resume : 3分くらい:面白いバックグラウンドをPRすればいい(3カ国に育ってきたや高校で野球スターダッタ等)→大学の専攻→職歴の説明:キースキルをPRすること(例えばクロスボーダー買収や新規事業立ち上げへの役割や海外勤務経験など)→課外活動(大学卒業ならプラスとなる)→なんでMBA
非常に重要なのでサンプルを以下の通り記載します:
i) After graduating from university in my home country, I got a wonderful opportunity to start my career at XYZ Corporation in Tokyo as first Recruit from my country. I quickly built understanding of Japanese language and business culture to build strong professional relationships and assimilate in the new environment.
ii) I was promoted as XYZ Corporations`s youngest project leader. In this role, I led a team of 6 across 3 countries to create a new business unit in Middle East Asia.
iii) I advised the UAE`s top government officials on how the project could boost industrial output 3X and exports 4X through creation of 6 new industrial clusters in the Middle East.
iv) Personally, I provided English education to 70+ 8~12 years old children from earthquake impacted families living in temporary housing.
vi) I plan for an MBA to transition to Investment Banking in the Industrial sector in Japan to magnify my impact as a transformational leader in the manufacturing sector.

1.2. Post MBA Goal: 以下のStructureがいいと思う:
・まず、今までのキャリアで得られたスキルやUnique Positioningを説明する
・業務によってどんなビジネスリーダーになりたかった:具体的な説明にしましょう:例:Become a bridge between Japan and the rest of Asia to promote new business development in telecommunication sector especially in emerging economies.
・5Y Plan:例:卒業後経営コンサルファームでAssociateをつとめ、A & Bをやる。Managerになり、C & D という業務を勤める。※例 A,B= 業界のCoverageやデータ分析;C,D= もっと重要な業務:顧客との信頼関係構築やクロスボーだチームを管理する)
・10Y Plan:事業会社の戦略部門に移動し、E & Fの業務を行う。※ E、FがCEOレベルの業務で考えましょう。
・最終的にTelecom SectorでのTransformational global business leaderになる。

1.3. なんでこのビジネススクールを:
以下のStructureを踏襲すればいい:
・どうやってビジネススクールコミュニティとコミュニケーションをとったのか:学校説明会やCampus Visit等
・多くの在校生や卒業生やアドミッション審査会員ち話をしたら:学校の3点の特徴を気づいた:
・特徴1:Academic Curriculum (興味がある必須や選択科目を説明し、どうやって Post-MBA Goalに繋がるがを説明)
・特徴2:Leadership Development opportunities (部活やリーダシッププログラムを説明)
・特徴3:学校のカルチャー

1.4. Why MBA:
今までの業務で得られたスキル(プロジェクトマネージメントスキルや異文化でのビジネス経験やファイナンスの知識など)を説明し、将来的なゴール(日本大企業のインフラビジネスのリーダなど)までSkill Gapを説明(例:Strategyやファイナンスの知識、クロスボーだリーダシップ経験など)。そこからMBAプログラムがどうやってそのギャップをFillできるかを説明。

1.5. Why Now: 興味がある業界の動向を説明し、10年間で急成長の見込みを説明するのが一つの手段です。

1.6. What will you contribute to our school?
Structure:
・Academic Coursesで業務で得られたスキルや知識でクラスにどんな付加価値を提供できるか
・どんな部活に入りたいのか(在校生と相談したのを伝えましょう)
・卒業後どういうふうに関わりたい

(上記の質問が必ず聞かれるので5~6回練習しました。録音して繰り返して聞きながらImproveもできました)

2. Behavioral Questions

2.1. A time you led a team
2.2. A time you failed
2.3. A time you worked as a part of a team
2.4. A time you resolved a conflict
2.5. A time you worked in a cross cultural environment

全体的にSTARフォーマットで6つの例を準備しましょう(内訳 4=成功例、2=失敗例)。エッセイをかけるレベルの纏めた例がいいでしょう。
※知り合いで自分のことをほめるのが苦手な人も結構いました。、インタビューで自分を売る込むのが非常に重要だと思いますのでたくさん練習しましょう。

3. Personal Questions

3.1. Your strengths
3.2. Your weaknesses
3.3. What kind of leader are you?.

<学校選択>

Q.受験校はどのように選択しましたか。
出願戦略として以下の3種類に学校を分けました:
・Reach: HBS, Kelloggなど
・Match: Yale, Tuck, Fuquaなど
・Safety:
また、学校をラウンド1と2に分けました。ラウンド1にTuckに合格できたのでラウンド2には割と倍率が高い学校に出願した。

Q.進学校の決め手は何でしたか。
合格前に行きたい学校の順番を来ましたので悩まずに決められました。

<その他>

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
合格と共に決められた。特別なプロセス無し。

Advice and Messages

Q. 一言メッセージ
入学より最短でも14ヶ月前から準備を勧めます。また多様なバックグラウンド(職種、国籍など)の在校生や卒業生とヒアリングを推薦します。

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