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投稿者プロフィール

投稿者(ペンネームorイニシャル):JJ
進学予定校: INSEAD (Class of December 2016)

・ カテゴリ: MBA
・ 地域: ヨーロッパ ・アジア
・ 受験校:INSEAD, Columbia (出願後に辞退)
・ インタビュー実施校:INSEAD
・ 合格校:INSEAD

・ 性別:  女性
・ 出願時年齢: 27歳
・ 海外経験と期間: 高校生時代に米国滞在経験あり
・ 費用: 社費(予定)
・ 奨学金: 未取得

・ 最終学歴: 国内 国立 大学院 理系(工学系)

・ 受験した試験と出願スコア: GMAT 760(V41/Q51) TOEFL iBT 113(R29/L30/S24/W30)
・ 塾(試験対策):YES (GMAT SC対策講座)
・ カウンセラー: Jeff Roah

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
大学院修士修了後に新卒入社した外資系戦略コンサルティングファームの東京オフィスで、約4年間勤務した後に留学しました。

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
新卒入社したコンサルティングファームで、仕事には満足していたものの、「20代のうちに一度は、自分自身を置く環境を変えたい」と思い、留学を決意しました。また、極度の寒がりのため、暖かいところに1年間住みたいと思っていました。

Preparation for MBA application

<概論>

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2013年 夏頃 「英語を勉強したい」と思い立ち、TOEFLを試しに受験した結果113点(出願スコア)
2015年1-3月  MBA留学を考え始めるが、決意が固まらず悩む。
2015年4月  ようやくMBA留学を決意する。
約3週間のバケーションを取得し、集中的に受験準備実施。
– 志望校選び: 情報収集をする中で、INSEADを第一志望に決める。ただし「専願はリスクが高いのではないか?」と思い、第二志望にColumbia出願することに決める。
– GMAT受験: 力試しに受けたPractice ExamでSCに苦手意識を持ったため、YESに通学する。4月下旬に初回受験をして760点(出願スコア)
– エッセイ作成: エッセイカウンセラー数人に話を聞いた結果、Jeff Roah氏のサポートを得ることに決める。
– 推薦状依頼: 社内の先輩2人に推薦状を依頼。
2015年5月  ゴールデンウィークに出願書類を仕上げる。
2015年6月  推薦状も無事に揃い、出願完了(INSEAD Round 3)
2015年7~8月 INSEADのインタビュー2回。その後INSEAD合格通知を受領したため、Columbiaは選考辞退。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
「そもそもMBA留学するべきか?」と悩んでいた時期に、複数の学校の卒業生に相談をする中で、MBA留学の決意を決めるとともに、志望校も絞ることができました。
エッセイ対策には、学校HPおよび日本人ブログを熟読しました。
Info Session, Campus Visit等は、参加していません。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。 
合計50万円程。時間節約のためにGMAT予備校とエッセイカウンセラーにはお金を使いました。
・エッセイ・インタビュー対策: 約30万円
・GMAT予備校: 約16万円
・GMAT/TOEFL受験代: 約6万円

<スコアメイク>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・ TOEFL・IELTS(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
TOEFL(iBT): 公式問題集で問題形式に慣れましたが、Speakingは、受験会場の雰囲気に圧倒されてしまい、点数が伸びませんでした。結果、受験1回目の113(R29/L30/S24/W30)で出願。

・ GMAT・GRE(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GMAT: Practice Examを試しに受験して、Verbalの点数の低さに危機感を感じました。
最初は独学での勉強を試みたのですが、英文法には苦手意識があるので、SC(Sentence Correction)対策をするために2週間YESに通いました。
ReadingとCritical Reasoningは、スピード勝負だと思ったので、Official Guideを1週間ひたすら解いて慣れました。
結果、受験1回目の760(V41 / Q51)で出願

<Essay & Interview>

Q.上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
エッセイカウンセリングはJeff Roahにお願いしました。
決めた理由:
・Skypeではなくin personで話せる人が良い
・時間チャージではなく固定金額なので予算を組みやすい。また、リーズナブルな価格。
・なんとなく良い人そう
・複数のMBA出身の知人から薦められた

感想:
エッセイカウンセラーは決して安くないので、契約するか迷いましたが、結果としてJeffに見てもらうことにして良かったと思っています。
過去に多くのMBA受験生を見てきた実績をもとにアドバイスしてもらえて心強かったです。
また、タイトな時間枠の中で、集中的に相談に乗ってもらえて本当に助かりました。
インタビューも、一度模擬インタビューをすることで、本番に落ち着いて受けることができました。

Q.エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
主にコンサルタントとしての過去のプロジェクト経験をアピールしました。(王道ですが)

<学校選択>

Q.受験校はどのように選択しましたか。
・極度の寒がりなので、暖かい地域
・2年間は長すぎてダラダラしてしまいそうだと思ったので、1年制
・1年制であっても、インターンはしたいので、1月入学
・将来のキャリアに生かせるように、グローバルのランキング上位校
・過去にアメリカに住んだことはあるため、アメリカ以外の立地

上記の条件を満たすのは、INSEADのシンガポールキャンパスに1月入学でした。
INSEADの1月入学は、1年制プログラムの良さ(i.e.オポチュニティコストの低さ)と、2年制プログラムの良さ(i.e.夏休みの自由時間がある)を兼ね備えていると思います。

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
第一志望校が明確である場合、専願でアプライするのも良いと思いました。私の場合、第一志望よりも第二志望のエッセイの志望理由に苦労しました。結局、第二志望校には、自分の中で腹落ちしない内容のエッセイで出願してしまい、そのまま選考辞退をしたので、無理に第二志望に出願せずに専願にすれば良かったと思っています。

2015年4月に受験準備を始めたとき、周囲からは「2か月間で受験を終わらせることは現実的ではない。後送りしてはどうか?」とアドバイスいただいて、実際に受験タイミングを遅らせることも検討しましたが、結果的には当初の予定に間に合いました。私の受験は、極端に短期間で受験を終わらせた例かもしれませんが、やり方によっては、かなりの短期間でもMBA受験が可能であるという事例として、参考になれば幸いです。

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