投稿者プロフィール
Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
YM
Q. 進学予定校
Stanford Graduate School of Business
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)
Q. 進学予定校の地域
アメリカ
Q. 受験校
Stanford GSB, HBS, Kellogg
Q. インタビュー実施校
Stanford GSB, Kellogg
Q. 合格校
Stanford GSB, Kellogg (奨学金付き)
Q. 性別
男性
Q. 出願時年齢
26歳~30歳
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
米国3年9ヶ月(語学学校6ヶ月, 大学3年, 会社研修3ヶ月)
Q. 費用
私費
Q. 奨学金
取得済み
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
海外・米国大学・文系
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT 750 (V44/Q49/IR8/AWA4.0)
Q. 塾
GMAT: Agos (Verbal & Math パッケージ), YES(SC 24回コース), 濱口塾(オンライン問題集), Affinity(スポットでMathとAWA)
Q. カウンセラー
Ed (Essay & Interview), Vince (Essay & Interview), MBAvenue (Essay & Interview),
Jessica (Interview), Matthew (Interview), Steven Green (Interview), Ian Abott (Interview)
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
外資系ソフトウェア企業で法人営業を4年間務めました。
Why MBA?
Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
最初にMBAに興味を持ったのは、日本の大学1年生の時です(日本の大学に1年在籍して、そこから米国学部大学に編入しました)。HBSの卒業生が講演に来てくれて、米国ビジネススクールに関心を持ちました。
MBA受験の際に挙げた理由は以下です。
- 優れたビジネスリーダーになるために、EQに磨きをかける。
- MBA後はデジタル技術を使ってこの世界に貢献をしたいと思っています。数ある業界の中でも、ヘルスケア業界に特に興味があり、MBAはヘルスケア関連のクラスや課外活動が充実しているため、MBAでヘルスケア業界の知識や経験を身につけたいと思いました。
- 大企業の顧客を相手にデジタル変革に取り組みましたが、変革に抗う組織やリーダーシップの欠如により、変革が進まない日系企業を数多く見て、変革が可能な組織設計と組織文化について学びたいと思いました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
下記の分野やトピックで授業やクラブ活動を行う予定です。
リーダーシップ/ヘルスケア業界/組織論/デジタル変革
スタンフォードにいるので、スタートアップ関連の授業も受講予定です。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
漠然とした目標で申し訳ないですが、将来的には、日本を代表するビジネスリーダーになりたいと思っております。
Preparation for MBA Application
<概論>
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
【2017年9月:シリコンバレー研修中にStanfordをキャンパスビジット
2018年7月: 2020年の受験(Class of 2023)を目指し、情報収集を始める
2018年9月〜12月: GMAT勉強開始、AGOSに通う
2019年1月〜3月: 仕事が忙しく中断
2019年4月〜5月: GMAT勉強再開
2019年5月: Edにコンタクト
2019年6月: GMAT 初受験 640点(キャンセル)
2019年7月: GMAT 2回目 710点。2020年の1st Roundで出す予定だったので、まだ時間があり、また750点以上を目標としていたため、GMATの勉強を継続
2019年10月: GMAT 3回目 670点 (キャンセル) かなり手応えがあったため、試験のパソコンが壊れたのではないかと思う
2019年10月: HBS, MIT, Wharton, Columbiaをキャンパスビジット
2019年12月: GMAT 4回目 720点
2020年2月: GMAT 5回目 750点 嬉しくて、テスト後に高級ホテルランチを食す
2020年2月-2020年9月: Resume, Essay, 推薦状作成
2020年7月: フルブライト奨学金出願
2020年9月: Stanford GSB, HBS, Kelloggに出願
2020年9月-2020年10月:毎日1時間はインタビューの練習をする
2020年10月6日: HBSからインタビュー招待もなくRejectされ、ショックを受ける。ショック過ぎて次の日会社を半休する
2020年10月9日: Kellogg インタビューを実施
2020年10月14日: フルブライト奨学金のインタビュー招待
2020年10月16日: Stanfordのインタビュー招待
2020年10月30日: Stanford のインタビューを実施
2020年11月5日: フルブライト奨学金のインタビューを実施
2020年12月9日: Stanfordから電話で合格の連絡をいただく!
2020年12月10日KelloggからZoomで合格の連絡をいただく!
2020年12月18日フルブライト奨学金からPrincipal Candidateの連絡をいただく!
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Campus Visitは2回しました。シリコンバレーで研修中の2017年にStanford、2019年10月にColumbia, MIT, Wharton, HBSに行きました。2020年GWにKelloggともう1度Stanfordに行く予定でしたが、コロナでキャンセルになりました。Campus Visitをすることで、ここに行きたいと思う学校が明確になりました。
加えて、学校や日本人在校生が主催するOnline ChatやOnline Infosession、カウンセラーを通じて在校生や卒業生と個別に会話、LinedInや興味のあるStudent Clubに載っているコンタクト先から連絡を取り話しました。
受験対策については、EdやVinceはかなり情報を持っているので、彼らに頼りました。また、自分の会社にMBA受験をした人やMBAを経て入社した人はいなかったので、自分が主体になって、積極的に受験仲間にリーチしました。この受験プロセスで出会った仲間は優秀な方達ばかりで、また自分とは全く違う業界で働いている人が多く、とても刺激になりました。
Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
知りたい方には、個別に教えます!
Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
自己資金+奨学金
<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
米国大学学部卒だったので、TOEFLは免除されました。
純ドメで学部留学をした時は、最初は英語にとても苦労しましたが、毎日映画やニュースを見てシャドーイングをしたら、英語のスピーキングは劇的に成長しました。
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GMATの点数が出ない時は苦しかったですが、GMATの勉強自体はとても楽しかったです。
Verbalに関しては、自分は最初にAGOSを受けて、その後YESを受けましたが、この順番はとても良かったです。AGOSの中山先生は、SC,CR,RCを幅広くカバーしてくれます。YESの吉井先生は、SCを徹底的に深掘りしてくれ、中山先生がカバーしない超細かい論点まで触れてくれます。YESが終わった後の4回目と5回目のGMAT受験では、全てのSCの問題に自信を持って回答することができました。
<Essay & interview>
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
まず、自分の過去の経験(5歳-受験当時)と将来達成したいことをひたすら箇条書きで書きました。そこに書いたことを取捨選択して、エッセイのネタとして使いました。
Stanfordの「What matters most to you and why?」というエッセイは、他人に自分が書いたエッセイを見せることが恥ずかしいほど、自分の人生について赤裸々に書きました。
Short-Term and Long-Term Goal 関連のエッセイは、自分が今まで取り組んだことと今後やりたいことが繋がっていることを意識しました。また、MBAスクールからすると、「大事なAdmissionという席をこの人のゴールに投資する価値があるのか」という視点で受験生のGoalを読むと思ったため、その点を頭に入れて、自分が将来やりたいことを書きました。
最後に非科学的・体育会的発想ですが、エッセイには魂を込めることを意識して、全身全霊を注いでエッセイを書きました。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
推薦状は前の上司と今の上司に書いてもらいました。フルブライトは3人必要でしたので、もう1通は会社の先輩に書いていただきました。私が勤めている会社は挑戦を後押ししてくれるカルチャーなので、推薦状を書いていただくことを快諾してくれました。5月に推薦状を書いていただきたい旨を伝え、6-7月にフルブライトの推薦状を書いていただき、8月にMBA推薦状を書いていただきました。推薦者は皆忙しいので、早めにコンタクトをして、私の方でしっかり進捗管理をすることを心がけました。お忙しいところ推薦状を書いていただいた3人の方には本当に感謝しております。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
インタビューで自分の何を伝えたいのかを5つのキーワードにまとめて、インタビューで聞かれる想定質問リストに対して、上記5つのキーワードがカバーされている答えを作りました。答えを作った後は、ひたすらMock Interviewをこなしました。1時間のMock Interviewを30回くらい行いました。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
自分の今までの経験と将来やりたいことを正直に書きました。特に下記のポイントはAdmissionに伝わるように明確に書きました。
• 小学生の時に母親を亡くしたことが自分のモチベーションになっている
• 常に自分にとって一番チャレンジングな環境を選んでいる
• 今後は自分自身に対するチャレンジではなく、世界のチャレンジ/課題に挑戦するリーダーになる
<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
米国ビジネススクールで、ランキングが高く、ヘルスケアが強い大学の中から、自分に合うと思った大学を選びました。量より質だと考え、受験校は3校に絞りました。
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
下記が主な理由です。
- Medical, Engineering, Computer Scienceなどの他学部との連携が強い
- 圧倒的なブランドとランキング
- 素晴らしい天気とキャンパスの雰囲気
- 自分のPassionを持っている在校生や卒業生
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
2017年にStanford、2019年にHBS、Columbia、Wharton、MITに行きました。Admissionが企画するプログラムに参加し、現地の学生と話をしました。Campus Visitをして、行きたい学校と自分とは合わない学校が明確になったので、行って良かったです。
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
フルブライト奨学金を受験して、合格をいただくことができました。フルブライト奨学金は7月末がApplication提出なので、1st Roundへ向けたペース作りがしやすいこと、MBA以外の大学院生とネットーワークを築けることが魅力です。
Advice and Messages
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
早めに準備をしたおかげで、仕事やプライベートとのバランスを保ちながら、余裕を持って受験をすることができました。一時GMAT の勉強を中断したため、折角学んだことがリセットされたので、他の合格体験記でも挙がっているように、GMATは短期集中で進めた方がいいです。また、トップ校では、GMAT 750オーバーが普通にRejectされていて、やはりGMATやGPAは前提条件で、職歴やエッセイ、インタビューの内容が合格を勝ち取れるのかの鍵になると思いました。
Q. 一言メッセージ
受験中は、MBA卒業生や在校生、カウンセラーや会社の方に多大なる支援をいただき合格することができました。この場を借りて御礼申し上げます。また、この合格体験記を呼んでいただきありがとうございます。
To 受験生: MBA受験に挑戦することだけでも、とても素晴らしいことだと思うので、是非諦めずに頑張ってください!応援しています!