合格体験記 / IESEビジネススクール / IESE Business School / K.O.

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
K.O.

Q. 進学予定校
IESE Business School

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)

Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ

Q. 受験校
IESE、LBS (共にR2)

Q. インタビュー実施校
IESE

Q. 合格校
IESE

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
26歳~30歳

Q. 海外経験と期間
・所謂、純ドメ。1ヶ月以上の海外滞在経験は無し。
・ホームステイ、旅行や出張でイギリス・インド・中国・アメリカ・マレーシアに2週間~3週間の滞在。
・渡航経験はアジア中心に20ヶ国前後。
・仕事では直近2年間で20回/累計3ヶ月程、中国に訪問/滞在。

Q. 費用
私費

Q. 奨学金
取得済み

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・私立・大学・文系

Q. GPA
2.6 (WES換算で3.3)

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

・IELTS : OA 7.5 (R9.0/L9.0/S6.0/W6.5) *2019年10月
・GMAT : 670 (V32Q49/IR5/AWA5) *2019年12月 出願スコア
・GRE : 322 (V154Q168/AWA3.0) *2020年2月 **GMAT換算:690(V31Q50)

Q. 塾
PRESENCE、Web TOEFL、濱口塾、Affinity(GMAT RC、GRE)、アルプロス

Q. カウンセラー
Essay:濱口先生+ Matthew *Matthewは主にネイティブチェック
Interview::Matthew

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

■バックグラウンド
日本生まれ日本育ち。高校までは地元の公立の学校。大学は一浪して入学。
卒業後、総合商社で6年勤務(2020年3月時点)。

■職務経験
1年目:本社で研修と投資案件の承認取得業務
2~4年目:グループ会社に出向。出向先の本社にてトレーディング(担当は中国とASEAN)、及び新人指導。
4年目~:トレーディングに加えて、赤字事業投資先@中国の再建、海外からの研修生(from 中国)の指導に従事。

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

■きっかけ
「人生で一度は留学に行きたい」という気持ちを漠然と抱いてたが、実現出来ていなかった。20代後半を迎える中、行くなら今がラストチャンス、と受験を決心。又、転職も検討していた為、会社の社費制度には応募せずに私費での受験を決意。

■理由
①ダイバーシティの中でのリーダーシップを身に付けたい
・将来的に日本の労働人口が減少し、国内マーケットが縮小する中、将来的により開いた国にならないといけないと考えている(ヨーロッパに於けるスイスの様なイメージ)。
・その様な未来で活躍する人材であるには、多様な人の中でリーダーシップを取れることが必要だと考える為。
②広く経営について学び、意志決定の力を鍛えたい。
・ビジネスで直面する様々な局面で対応・意志決定が出来る様に、経営について広く学び、その中で特に「自分だったらどう判断しアクションするか」を考える力を磨きたい。
・変化の早い時代の中、個人としても仕事人としても「限られた情報・時間の中で、自分で考えて、判断を下し、リスクを取って行動する」という機会が増えていると考えており、特に判断が求められるまでの時間が短くなっている、と感じている。又、経験として、中国と仕事をする中、スピード感の違いに愕然とした。世界のスピードについていける、グローバルスタンダードな素養・意志決定の力を身に付けたい。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

・上述のリーダーシップ、意志決定の力を身に付け磨く為に学校生活に没頭。
・又、卒業後は戦略コンサルティングファームへの就職を希望しているため、インターンシップ/就職活動にも精力的に時間を割く予定。
・後は何より、心身共に豊かに生きるのが一番大事なので、バルセロナでの生活を楽しみます。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 

■ビジョン
・企業変革/再生、不採算事業整理/清算のプロフェッショナルとしてキャリアを築く。
・短期的には戦略コンサルティングファームに就職し、最初は様々な案件(コスト削減から長期戦略策定まで)に携わり、徐々に再生案件、整理清算案件への関与を深める。
・その後のことは今は深く考えていないが、同じファームで仕事を続ける、PEでバリューアップの仕事に就く、再生支援に特化したファームに移籍する、商社に戻る(or事業会社に行く)、等の選択肢を想定。

■理由
①需要がある
・現在、鉄鋼製品を仕入れ電機業界に卸しているが、サプライヤー・ユーザー共に非常に苦労している。この数年で業界再編も目の当たりにした。更には今後、例えば2040年までに日本は労働人口が25%減少し、GDPも世界で10位前後まで後退すると予測され、間違いなく日本の国内市場は縮小し、経営難に直面する企業が増えると思料(残念ながら、国として、右肩下がりの局面となってしまう)。
・その中で企業変革/再生、不採算事業整理/清算の出来る人材に対するニーズは無くならないだろうと考える。
②やりがいを感じる
・此までのキャリアの中で、事業投資先@中国の再建の仕事をしている時に一番、やりがいを感じ、今後のキャリアでも従事したいと考えた為。

Preparation for MBA Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

・2018年1月~ MBA、と言っても留学したいのか単に知識を学べれば良いのか、自分で腹落ちしていなかった事もあり、グロービスの単科を何科目か受けてみる。又、TOEFLを初回受験。67点であったが、TOEICと同じで少し勉強して何回か受けてれば自然と上がるだろう、と勘違いする。

・2018年5月 GWにヨーロッパに行き、LBS・Oxford・IESE・IE・INSEAD・HEC Parisを訪問。在校生やアドミッションにはコンタクトせず、只、訪問しただけであるも、各々のキャンパスを実際に訪れて街の雰囲気を体感する。やっぱり留学したい、と準備開始を決意。

・2018年7月 勉強開始してTOEFL再受験、81点。独学では続かないと思いPRESENCEに入塾。

・2018年8月 雰囲気を知る為に幾つかの学校説明会に参加。又、自分の動機(当時は、子会社の再建する中で知識が足らないから学びたい、国際経験が足らないと感じる、程度のもの)がMBAを目指す理由として妥当なのか分からなかった為、IESEの東京オフィスに1 on 1 Sessionで相談。

・2018年9月 PRESENCEで勉強進め、TOEFLを複数回受けるも、スコア変わらず。Readingは29点を取れた為、GMATを始めるべきと思い濱口塾に申込。自分へのコミットメントの為、エッセイまで含めたフルパッケージで申し込む。ヨーロッパ志望ならIELTSも受けてみたら、という助言を貰ってIELTSに切り替え。

・2018年10月 IELTS初回受験でOA 6.5 (R 8.0/L6.0/S6.0/W6.0)。濱口塾のGMATコースを受講し始めるものの、解説を聞いても何も分からず。最初はこんなものか、と暫くはIELTSとGMATの勉強を粛々と継続。

・2019年1~3月 年始に受けたIELTSでOA7.0取得(R7.5/L7.0/S6.5/W6.0)。「後は3ヶ月くらいGMATを勉強すればOKだろう」という壮大な勘違いをする。又、仕事が忙しくなり1-3月は半分くらい海外出張。ほぼ勉強せず(平均して1時間/日、程度)。受験プロセス全体で最大の反省点。

・2019年4月 年度も変わり、R1での出願に向けてGMATをやろうと勉強を本格再開。GWに初回申し込み。

・2019年5月 本番前日にPrepを解いてみるものの、500点代で漸く現実に気付く。受験自体をキャンセルし6月にリスケ。

・2019年6月 GMAT初回受験。630点。SCの正答率が異様に低かったので(15%とか)、後はSCさえ勉強すればいけるはず、と勘違いして次を申し込む。

・2019年7月 2度目のGMAT。610点。仕事が立て込んでいた為、きっと疲れていただけだ、として深く考えず次を申し込む。

・2019年8月 3度目のGMAT。更に点数下がる(もはや点数の記憶無し)。自分はMBAを目指す資格すらないのでは、とただただ落胆。そもそもMBAを目指すべきなのか考え直す為に、転職活動を徐に始める。複数のエージェントと会い、目指す卒業後のキャリア(コンサル)ならMBA不要とも助言を貰い、幾つかのファームの説明会に参加。結果、やっぱり理屈抜きにMBAに行きたい、という原点に戻る(結果として、自分のキャリアのfeasibilityが確認出来た)。オンラインでの学習に限界を感じていた為、Y.E.SとAffinityの通塾を決意。以降、結婚式以外の誘いは自粛、全ての時間を勉強に充てる覚悟を決めて学習再開。

・2019年9月 Y.E.Sの文法基礎コース、AffinityのRC基礎クラスに通塾。目から鱗。又、残り2回のGMATにかけるのはリスクが高すぎると考え、GREも勉強開始(主に単語)。

・2019年10月 AffinityのGREクラス、アルプロス(Writing対策)に通塾。中旬にGREを初回受験しGMAT換算660点を獲得。少しだけ安心する。下旬にIELTSを受験しOA7.5(R9.0/L9.0/S6.0/W6.5)を獲得。Sが6.5であれば8.0取れたのに、と後ろ髪を引かれたが、Oxbridge以外への出願には十分と判断しIELTSを卒業。

・2019年11月 2ndまで期限も迫ってきた為、Essayの骨子(Why MBA?等)を書き始め叩き台を作る。2回目のGRE受験するもスコア更新ならず。

・2019年12月 中旬に3回目のGRE受験するも更新ならず。下旬にGMAT受験し670点で少し更新。スコア更新を狙って3rdで出すか、今のスコアで2ndにて出願するかをIESEのAdmissionとのinformal sessionにて相談し、2nd出願を決意。Matthewと初回Skypeでインタビュー準備を開始。

・2020年1月 IESEとLBSに出願。日々インタビュー準備。下旬にIESEのインタビュー。面接でぼこぼこにされ(たと感じ)、数日間ひたすら落ち込む。済んだことは仕方ない、と切り替えてAssessment Day(AD)に向けての準備。月末にEdのAD対策セミナーに参加。

・2020年2月上旬 AD@バルセロナ参加。LBS書類不合格。

・2020年2月中旬 一通り選考が終わり、小休止。追加出願候補先の学校調査、転職エージェントから求人を貰い徐にケース面接対策セミナーに参加、ひたすらコンサル転職の対策本を読む、等。そんな中で4回目のGRE受験。リラックスしていたのが良かったのか、スコア更新(GMAT換算690)。

・2020年2月下旬 IESEから合格受領。想定外の一部奨学金付きで嬉し泣き。他に1校だけ気になる先を受けるか迷ったものの、一晩考えて受験終了を決定。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行ないましたか。

・東京開催のInfo Session等の各種イベントはアメリカ・欧州・アジア問わずに20校近く参加。
・同様に日本人ページがある学校は読破。
・受験体験記を読み漁り、各校に必要なスコア目処を確認。
・Clear Admitの各校の纏めデータ。
・LinkedInで卒業生のキャリア調査。
・Twitter。欧州の方中心にたくさん発信して下さっているのでフォロー。意外と雰囲気が分かると思う。
・OB/OG訪問、在校生インタビューは実施せず。スコア取れてない中で実施するメンタルになれなかった為。やったこととしては、Info Sessionに卒業生がいる際には出来る限りお話を伺う。
・IESEのみAdmission主催のイベントで卒業生とのSessionがあり参加。
・IESE/LBS共に在校生のWebinarがあり参加。
・1月以降、Poets & Quantzで出願/出願候補校の記事を片っ端から読む。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 

約315万円

〇内訳(概算)
1) 塾関係:150万円 *濱口塾はEssay/Interview込み
PRESENCE 15万円、Web TOEFL 15万、濱口塾90万円、Y.E.S. 5万円、Affinity 15万円、アルプロス 10万円

2) 試験関係:70万円
TOEFL 20万円(10回程)、IELTS 20万円(8回程)、GMAT 15万円(4回*リスケ代含む)、GRE 15万円(4回*リスケ代含む)

3) エッセイ/インタビュー関連:20万円 *濱口塾のパッケージ以外で利用した分/DMMはIELTS対策も含む
DMM英会話 5万円、Bizmate 5万円、エッセイ/CV添削サービス 2.5万円、EdのAD対策セミナー1.5万円、推薦状翻訳代6万円

4) その他:75万円
書籍代・教材費 30万円(参考書数十冊分とMagoosh、iknow、Mikan等のアプリ代)
バルセロナ渡航費用 20万円
自習室代 15万円(近所のBizcomfortを利用)
受験費用2校分 10万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

・受験費用は全て貯金。
・進学後の費用は、4割 貯金(退社までの稼ぎ含む)、3割 親族からの借入、3割 ローン、を予定。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

・R/Lは過去問を解くことが一番。自分は過去問で安定して双方、8.0~8.5が取れる様になったときにベストスコアが取れた。
・Lは加えてモゴモゴバスターとDHCの「映画英語のリスニング」がお勧め。
・Wはアルプロスという塾に通い、サービスの一環で300wordsまでの文章は無料で添削をしてくれる為、書くことになれる為に一時期毎日書いて添削を受けた。
・SはDMMを100回近く受講し、IELTS対策の教材をやり続けたが、結局7.0は1回しか取れず。OAベストスコアの時も6.0だったのであまりよく分からない。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

学生時代からテストが苦手なタイプであり、案の定、スコアメイクには非常に苦労。あまり参考になることは言えないが、苦労した身として、勉強開始時の自分に伝えたいのは以下。

■単語の大切さ
基礎基本は単語に尽きる。自分は7月からiknowでGMAT/GREの単語を全てやり始め、その後に9月からGRE対策としてManhattanの単語を覚え始めた。結果、11月頃になって初めて「英語の問題を解く」というスタート地点に立てた感覚。iknowの学習時間は130時間、ManhattanのGRE単語とmikanと併せると恐らく合計では200時間弱を単語の勉強に使ったと思われる。結果、英文の意味で悩む事は減り、「問題そのもの」に取り組める水準に至れた気がしている。

■Prepをやり過ぎない
これは人それぞれだと思いますが、prepを繰り返すというのは自分には合わなかった。5-7月はManhattan Prepも利用し隔日で演習してたものの、8月以降はprepを一切解かず。
非常に感覚的だが、「全体をどうマネージするか」より「目の前の問題をひたすら処理して、結果として、時間内で自分の出せる力を出し切る」というテストへの姿勢が自分には性に合っていた様に思われる。
その力を高めるのが演習で、「1)制限時間で解き切る処理能力を得る(RCは2.5分/問、SCは1.25分/問 等) 2)一度解けた問題は迷わないで選び切る自信を得る、3)解ける問題を増やしていく」という作業をOGで繰り返し、「問題の解き方・解説を腹落ちさせ、適用できる回答の理屈を身に付けていき、本番では愚直に一問ずつ処理する」、という感覚になってからスコアが出た(12月になって漸く、ですが・・)。

■OGがベスト
色々な教材があるが、OGの解説に載っている理屈がテスト本番でも求められるので、「OGを人に解説出来るレベルにまで理解する」のが求められる水準だと思料。予備校や他の教材は飽くまでも「OGで勉強するのに何かしら困難がある(そもそも、解説読んでも分からない 等)」「OGだけでは克服できない苦手分野がある」という場合の補足。その点、Affinityで英文の読み方を習い、Y.E.S.でネイティブ感覚の文法を習った上でOGを繰り返した結果、徐々に問題が解ける様になったと感じている。

尚、相性はあると思うが、個人的にはGMATもGREも難易度はあまり変わらないと感じている(結局、似た様なスコアの為)。GMATを3回受験してみて中々上手く行かない方は、双方共に勉強するのを強くお勧めする。「10回の試験チャンスを確保出来る」のは精神衛生上、全然違う。5月から12月まで毎月、GMATかGREを受け続けても合計8回なので、各々1回ずつWL対策に残すことが出来る。

<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

理由は、双方共にパッケージで申し込みをした為。感想は以下。
■Essay
・日本語で議論出来るので、ベースアイデアを固めるプロセスが非常にやりやすく有り難い。スコアが出ずに綱渡りの出願準備をしている中、英語でゼロベースからでは間に合わなかったと思う。
・英訳版を貰う際にどうしてもニュアンスが自分の感覚とは異なる部分があった為、最終的には自分で直して、友人にも見て貰い、自分の判断で完成版とした。8割までの土台を一緒に作り、最後の2割を自分で調整。

■Interview
・英語で自分を売り込む方法の所作を教えて貰え、基礎が身につく。Matthewに基本的な所作を教えて貰い、Bizmateで毎日繰り返し、悩ましい部分をMatthewに相談してその回答方針を決める、というので一通りの対策は出来ると思料。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・インタビューと同様、正解が無い為、自分の何を伝えるか、を最後まで悩んだ。
・学校に依るのかも知れないが、CVは重要だと思う。CVを磨き上げる中で自分の経験の棚卸しにもなる為、徹底的に作ることを勧める。自分はカウンセラーと最初にドラフトを作った後、vmockというオンラインの採点サービスで90点以上になるまで推敲した。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・直属の上司に頼むか否か悩んだ結果、頼まず。担当事業投資先の社長(子会社本社からの出向者)に依頼。
・依頼する際には、何でMBA目指してるか、どういう学校を受けるのか、等々を紙に纏めて説明。
・内容を日本語で貰い確認。自分の等身大の姿を書いてくれていたので、翻訳だけしてそのまま提出。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

IESEの面接しか受けていない為、他の学校の場合は参考になるか分かりませんが、以下の通り。

■基本方針
・回答の文字興しはせず、要点(伝えたい点)だけ整理して、自然に話せる様に繰り返しBizmateで練習。
・想定外の質問が出たときには、背伸びせずにかつ取って付けたような回答にならない様、常に自分の経験を交えて具体的に答える、という点を意識。

■準備方法
・「日本人の為のMBA(緑の本)」の質問を一通り書き出し、全てに対して最低限は答えられる様に頭の整理。
・Matthewと王道質問を中心に練習(Skypeで5回)、フィードバックを貰って回答をブラッシュアップ。
・王道質問については説得力持って答えられる様に、Bizmateでも繰り返し練習。
・Bizmateを毎日2コマ(25分x2)受講。色んな先生にCVを渡して、自由に質問して貰い説明。初対面の方にも違和感なく通じる内容で話せる様に練習。

■工夫した点
・就活時代のノートを実家から取り寄せて読み返して、当時の自己分析の内容を再確認。
・「ハーバード合格基準」という本を読んで、求められる水準を理解。IESEはハーバードの支援でヨーロッパに出来た学校であり、双方共にケースメソッド採用。かつ、Admission面接という点も同じ。求められる観点も通じる部分がある筈と想定し、本書記載のハーバードで求められている人物像を念頭に回答する事を心掛けた。
・自分を知る為に無料で出来る自己分析ツール/サイトをネットで探し、日本語・英語問わずに10個ほど実施。英語版だと、16personalitiesというサイトがお勧め。
・友人や両親に「自分ってどんな人間か?強み弱みは?」と真正面から聞いて客観認識を教えて貰った。
・BtoBで業務内容がイメージし辛い懸念があったので、会社の英語版パンフレットを持参。
・緊張しない様に事前に会場を下見。

■悩ましかった点
・どこまで詳細に話すか。インタビューは主観的で答えは無く、詰まるところ、面接官に刺さるか刺さらないかは相手次第。最後は「自分を理解して貰うのに大事だと思うことは全て伝える」と言う結論に至ったが、正解が永遠に分からないので悩ましかった。

■その他
・ADの準備はDMM英会話でセルビアの先生を選んで毎日議論。その場でDaily Newsを読んで直ぐに議論、という事を繰り返して瞬発力を付けようとした。
・Edのセミナーで貰ったFBが自己認識と概ね同じだったので、足りない点だけを意識してフォロー。後は自然体で、受かる為にはどうしたらいいか、等はあまり考えずに、純粋に楽しんで参加。
・Open DayもADも疑似学生生活であり、普段とは違う自分で臨むと、学校との相性が計れない気がしている。自身のスクールとのfitを確かめる意味でも、自然体が一番良いと思料。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

・一貫性。自分の根底にあるモチベーション(原体験)と此までのキャリア、将来のゴールが繋がっていて、自分の根幹は常に一貫している事を示唆。

・従業員数80名程度の事業投資先@中国の再建支援にて、現場のワーカーの方も交えて改善に取り組み、赤字から黒字化を達成した経験。

・クラスでの貢献。実業の経験と数字を扱っていた経験があり、双方を繋げてケースディスカッションに貢献したいとPR。具体的には、上述再建案件で「予算と改善アクションを自分で策定」し、「購買-在庫管理-物流-製造管理-販売-与信管理-代金回収-クレーム対応、と多様な領域での改善活動を実行」したこと。「①数字を作る経験、及び、②現場で事業を動かす経験」の双方を活かして、ケース授業でリアルな視点をクラスに与えたい、と説明。

・クラス外でのコミュニティへの貢献。具体的には、大学時代の学園祭の実行委員の経験、商社での諸々のアレンジ経験を活かして、IESEでの各種イベント(例として挙げたのはMulticultiとJapan Trek)でも率先して運営側で貢献したい、とPR。

・自分のpost MBAのキャリアは実現性が高い事の主張、及び裏付ける根拠(実際にエージェントと会い、求人情報を貰い、ファームのセミナーにも参加した事実)。私費生でキャリアfeasibilityを見られている為、自分のキャリゴールは実現性が高い、故にキャリアリスクは低いと考えている、という点を説明。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。

① 欧州(=ダイバーシティ)
仕事で中国と深く仕事をする中、カルチャーの違いに刺激を受け「今後は中国やインドの方と働く機会が増える筈。ASEANも伸びてくる。当然、アメリカや欧州との関係も続く。その多様性の中でリーダーシップを取れる様になりたい」と考え、ダイバーシティに富んだ(=マジョリティの存在しない)欧州の学校を志望。

② 2年制(1年以上のプログラム)
キャリアチェンジをする上で1年は短いと考え、1年以上のプログラムを志望。

③ ランキング/知名度
私費で行く以上、名が知れたところに行きたかった。

上記踏まえた候補はIESE、LBS、HEC Paris、IEのDual Degree Program(IMBA+α)の4つ。その中からラウンド制であり、志望度も高いIESE とLBSに先に出願。ローリング制であるHECとIEは状況に応じて順次出そう、として出願を進めた。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 

・一択なので悩む余地は無いですが、IESEの魅力は以下で、自分にとって最高のスクールだと感じています。

・Diversity、ゼネラルマネジメント(普遍的に学べる)、ケースメソッド(意志決定の疑似経験の場)、コンサルへの就職実績、学校が提供してくれる多様な学ぶ機会(intensiveな授業program、多様なElective、各種trek、学内での企業説明会や著名人の講演 等)、密度高いグループワーク(毎朝必ずMTG)、Mission Orientedなculture(human respect)、バルセロナという都市(天気良い、物価高くない、中規模で人が多すぎない)、日本でのadmissionのサポート体制、私費の方が一定割合いる事(就活での助け合い 等)。

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

先述の通り、受験本格開始前に1度訪問。但し、本当にただキャンパスを見に行ったのみ。

Q. 奨学金に応募した場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えて下さい。

学校の奨学金に応募しました。IESEの場合、application出願時にessayの一部として提出できる欄があります。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

テスト対策始め失敗と反省は尽きませんが、後悔はありません。只、テストにお金を使いすぎた気がするので、闇雲に受けずに、きちんと実力が付いたことを実感してから受けても良かったかも知れないです。

Q. 一言メッセージ

偉そうな事は到底申し上げられませんが、特に私費で受験を進められている方へ。辞めるも続けるもどこかで妥協するも自分次第である分、最後までやり切ることが何より大事で、そして大変だと思います。

どこかの予備校曰く「海外MBAに興味があるという人が100人いる場合。後日相談に来る人が20人。お金出してTOEFLを受ける人が10人。本気で勉強してスコアを達成する人が5人。そこからGMATでスコアメイクやり切る人が2人。インタビュー・面接を乗り越えて、1人が晴れて志望校に合格する」らしいです。細かい数字は話によりけりですが。

私もスコアメイクで幾度となく心が折れかけましたが、最初の「留学に行かないと一生後悔する」という気持ちが支えになり、最後までやり切ることが出来ました。

悩みは尽きないですが、大変な時こそ「理屈抜きにして、何でMBA目指してるんだっけ?」という目指した切っ掛けを思い返して貰えたらと思います。面接では口が裂けても言えないですが、直感的にやりたいことには難しい理屈/理由は不要で「やりたいからやる」ものだと思います。

末筆ながら、本体験記が皆さんの受験の参考になれば幸いです。

P.S.
本体験記は受験終了直後、3月冒頭に書きました。寄稿は4月末にしています。
コロナ影響で色々と状況変わっている部分もあると思うので、都度、在校生や各学校のadmissionに状況は問合せをされることをお勧めします。

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