合格体験記/ロス・スクール・オブ・ビジネス/Ross School of Business/Y.S

投稿者プロフィール

Y.S(男性)
31〜35歳(出願時期)
Michigan Ross(アメリカ)/ Full-Time MBA


Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2024 Round 2 : Georgetown, UCSD / 2025 Round1 : Columbia, Round2 : UCLA, Duke, Michigan Ross, Carnegie Mellon, Texas Austin, HEC Paris

Q. インタビュー実施校を教えてください

2024 : Georgetown, UCSD 2025 : UCLA, Duke, Michigan Ross, HEC Paris

Q. 受験結果を教えてください

2024 WL:Georgetown, UCSD
2025 合格 : Michigan Ross(奨学金付き), HEC Paris, WL : Duke, 不合格 : その他

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

国内・私立・大学院・文系

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・私立・大学院・文系

Q. GPAを教えてください

2.9(学校公式のGPAなしで出願)

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

EA:166(I:18:/V:10/Q:18) / IELTS:7.0(7.5/7.5/6.0/6.0)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

Agos, Gprep

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

Sam, Matthew, Link木下さん, 田山さん


Introduction

Q. 海外経験と期間を教えてください 

学生時に1カ月米国に短期留学。趣味でオンライン英会話を1年ほど

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

大手SIerのSE職9年目です。5年目の終わりまでは大手自動車会社向けのソフトウェア開発プロジェクトに従事し、3年目まではアプリの開発や設計、ミドルウェアやOS設定の管理、4年目以降はプロジェクトのスケジュール管理や顧客との交渉などマネジメント側の仕事も行っていました。その後、社内の部署移動の制度を利用してインフラ案件を専門とする部署に異動し、現在はクラウド環境の運用保守案件で、日本とフィリピンのエンジニアのタスクや作業スケジュールのマネジメントを行っています。

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

両親が中国人というバックグラウンドを持つ自分が留学せずに人生を終わったら絶対に後悔し続けるだろうなと思い、どうせなら両親の祖国である中国でMBAに行きたいと思ったのがきっかけです。 一度あきらめかけましたが、2025年にグローバルに活躍するビジネスパーソンになりたい、日本人相手だけでなく多種多様な人が関わる仕事に就ける人材になりたいという思いが再燃。私のいるTech業界がほぼほぼアメリカ企業に支配されている状況を鑑みて、中国ではなくアメリカのMBAを目指す方針に転換。短期留学先であるUCSDを中心に受験を目指そうと決意しました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

Tauberプログラムを通してITと近いOperationとSupply chainの知識を身に着けてより上流の領域で仕事ができる人材を目指します。Michigan RossのTauberプログラムに企業とのインターンシップの機会が含まれているので、それを通した米国での就職を第一に考えています。ただせっかくの機会なので、製造業やヘルスケアなど広く就職活動は行うつもりです。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

ふわっとしていますが、ものづくりに関わりたいという気持ちはずっと持っているので、日本の大手製造企業で何か一つ大きなビジネスをつくりたいと思っています


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

2022/08 うっすら中国のMBAを目指しはじめ、AgosのGMAT講座を受講開始
2023/04 1回目のGMAT(旧形式)受験で550点。撃沈。
2023/11 2回目の旧GMAT(旧形式)受験で520点。これでほぼMBA受験をあきらめる。
2024/02 MBAへの思いが再燃しかつIT業界で国際競争力のあるアメリカのMBAを目指す方針に転換。3回目のGMAT(新形式)で565点取得しやる気が出る。
2024/04 4回目のGMATで575点。AgosのIELTS講座(Writing, Listening, Speaking)を申し込む。
2024/05 複数のカウンセラーと会話しSamと契約。
2024/06 IELTS初回受験、OA6.0(R:6.5, L:6.0, W:6.0, S:5.5)
2024/07 Resumeの作成開始
2024/08 IELTS 2回目受験、OA6.5(R:7.0, L:6.5, W:6.0, S:5.5)
2024/09 Resumeが仕上がる。IELTS 3回目受験、OA7.0(R:7.5, L:7.5, W:6.0, S:6.0)。
2024/10 キャリアゴールの作成開始
2024/11 ようやくGeorgetownのエッセイ作成開始。推薦者2人推薦状を依頼。
2024/12 EAを2回受験。155取得。
2025/01 GeorgetownとUCSDに出願。
2025/02 両校からInterview招待を頂き、SamとMock Interview開始(遅すぎた。。。)
人生初の英語インタビューだったGeorgetownのインタビューでは緊張と留学生に忖度しない面接官のNativeスピーキングのために、最初の10分間何も話しが聞き取れず惨敗。UCSDも感触なし。
2025/03 両校からメールでWaitlistedの連絡を受領。
2025/04 EAで166(I:18, V:10, Q:18)到達。ミラクル。
2025/05 Georgetownのキャンパスビジット実施。ついでにColumbiaも訪問。Waitlist対策をあきらめて再受験を決意。Link木下さんと契約。
2025/06~07 この頃から月1回のペースでIELTSの受験を行う(結局スコアアップはできず)。
昨年と方針を変え思い切って直属の上司に推薦状を依頼。会社の休職制度を利用するならと了承をもらう。Columbiaのエッセイ作成開始。
2025/8 Columbiaの出願完了
2025/9 DukeのEssay作成を開始。しかし、25things Essayの初版の出来が芳しくなく下旬に1st Roundでの出願を断念。ColumbiaのInterview対策を開始。
2025/10 上旬にColumbiaからメールでWaitlistedの結果を受領。HEC ParisのEssayの作成を開始。
2025/11 HEC Parisの広報担当と面談。Carnegie MellonとMichigan Rossにキャンパスビジット実施。
2025/12 田山さんとMichigan RossのEssay作成をスタート。TepperのEssay作成もスタート。2人目の推薦者として取引先のフィリピンのマネージャーに依頼し快諾される。
2025/01 Michigan Ross、Carnegie Mellonの出願を完了。UCLAとDukeはほとんど時間をかけずに出願完了。この頃からインタビュー対策開始。HEC ParisとTexas Austinも期限ぎりぎりで出願完了。Duke、HEC Paris、Michigan Rossからインタビューの招待をもらう。
2025/02 UCLAのインタビュー招待受領。Duke、HEC Paris、Michigan Ross、UCLAのインタビュー実施。さすがに疲れる。HEC Parisからは中旬に合格をもらい一安心。
2025/03 Carnegie MellonからWaitlisted、Texas Austinから遅めのCoffee Chatの招待、
中旬にMichigan Rossから奨学金付き合格の電話、同タイミングでDukeからWaitlistedの通知をもらう。下旬にUCLAからRejectedの連絡をもらいMichigan Rossへの進学を決める。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

Michigan Ross:日本人在校生によるInfoセッション参加、Tauber担当者とZoom、キャンパスビジット(日本人3名及びAdmissionと面談)
UCLA:出願後に在校生(日本人、ナイジェリア人)とZoom
CBS:キャンパスビジット(日本人1名とCoffee chat)、複数の日本国内イベント参加
Carnegie Mellon:Infoセッション参加、キャンパスビジット(日本人2名及びAdmissionと面談)
Duke:Infoセッション参加、日本人在校生とZoom
Texas:特に実施せず。Webの情報のみ
HEC Paris:複数の日本国内イベント参加、マーケテイング担当と面談
Georgetown:Infoセッション参加、出願後に中国人とインド人の在校生とZoom。Waitlist後キャンパスビジット(在校生、Admissionと面談)
UCSD:Infoセッション参加、

Application内にコンタクトを取った学校関係者について記載する欄がある学校は、在校生やOB、Admissionとの面談実績を多かれ少なかれ評価すると思っていいです。ただ私はビジットしたTepperは書類で落ちているので、あくまで一つの要素に過ぎないかなと思います。個人的にはRossのアドミッションにコンタクトしたことが低いIELTSのスコアをカバーした印象です。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

300万円程度
・内訳
GMAT対策:受験料込みで90万円程度
IELTS対策:受験料込みで60万円程度
出願対策:130万円程度

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

学校からの奨学金(学費の7割強)、貯蓄、両親からの支援

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

大前提として、自分が一番点数を取れそうな試験にコミットすることが大事です。私はIELTSが一番感触よかったのでそちらに集中しました。Duolingoも選択肢として検討していいと思います。Readingは公式問題集のスクリプトリーディングをちょっとやって安定して7.5取れるようになりました。それ以外のセクションはAgosで対策しました。リスニングはいろんな勉強法がありますがディクテーションが一番効いた印象です。WritingとSpeakingはAgosのテンプレ的なもので6.0までは簡単にいきましたがとにかくSpeaking が一生苦労しました。最後の方はアドミッションと話してカバーする方針に切り替えました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

こちらも同様、自分の一番得意な試験にコミットしましょう(飯島さんが言うようにEAでスコアメイクしやすいことが多いとは思います)。とにかく自分の得意なフィールドで戦ってください。
MathはAgosの授業など取りましたが「GMAT Advanced Quant」というググれば出てくる問題集が一番役に立ちました。解けなかった問題は振り返るという感じで使いました。
VerbalはAgosにいたころから中山さんの授業を取っていましたが、GMATでは結果が出ず。最後のEAでどうにか10に到達しました(中山さんの旧GMAT講座のSC対策はここに活きたかな)。結局数学力と運で殴り切った形でした。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

個人的に田山さんはドメで理系キャリアの方にかなりおすすめしたいです。Tauber経由の米国就職という路線を理解してくれるカウンセラーがほしく去年のRossの在校生が利用されていたとのことで出願直前に契約しましたが、理系のキャリアプランを立てる力はすごく高いです。時間をあまり気にせず相談に付き合ってくれる方です。Linkの木下さんも純ドメで比較的MBA受験に不利なバックグラウンドを持つ人を引き上げる力のある方です。
Samとは契約した年の2024年度はコミュニケーションがあまりうまくできなかった印象でしたが、1度出願を経験して私の英語力が上がってからは彼とのセッションがかなり充実した印象です。こちらがある程度英語のアウトプットを積極的に出せる力が必要かと思いますが面接のアドバイスは特に適格だったと思います。Matthewは面接対策で利用するのが個人的にはおすすめです。とにかく過去受験者の質問リストをたくさん持っていて私はある本番の面接で彼のMockとほぼ同じ質問セットだったことがありました。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

Short term goal、Long term goalの設定に苦労しました。最後までかなり右往左往していたと思います。私費の場合選択肢が多い分、発散して収集がつかなかった感じです。現実的かつそれなりに夢があるプランを立てる必要があり、様々なカウンセラーに相談した結果、短期はコンサルタントという現実的な路線、長期はスマートシティ開発のような自動車業界で夢のある仕事をするという路線に落ち着きました。Rossに関してはTauberプログラムというOperationとSupply chainを集中的に学ぶプログラムがあるのでそれを軸に書きました。 おそらく日本に戻って就職という路線で書くべきと多くの方がカウンセラーに勧められると思いますが、学校や受験者のバックグラウンドによってはそうとも限らない印象です。少なくともRossはUS就職への意欲を間違いなく見ています。アドバイザーからいろいろ言われると思いますが、Admissionや現役生との対話を通して感じたことを信じるべきだと思います。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

多くの私費生がここで苦労すると思います。私は幸運にも直属の上司が協力的だったのですが、推薦状を書いた経験がなく私から助言するなどしてどうにかしました。2人目は取引先のフィリピンのマネージャーが協力してくれました。まあいくらでもやりようはあるのでお困りの方は気軽に相談してください。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

2024年度の反省を生かして2025年度は複数のカウンセラーに頼りました。Rossに関しては卒業生か在校生が面接官を務め、そこまでトリッキーな質問は飛んできません。GMAT Clubなどから質問の内容を確認し、まずはそれらに対しての回答を作成、SamとMatthewと複数回Mockを行い、自分なりに表現を修正という感じです。私は回答が冗長になる傾向があったのでいかにコンパクトにして、伝える情報を取捨選択するかということを意識しました。面接官がフレンドリーなパキスタン出身の現役生だったのもラッキーでした。苦手意識がある方はある程度回数をこなす方がいいと思います。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

プロジェクトリーダーを長く務め、チーム運営でのトラブル解決やプロジェクト成功を導いた経験がMBA内、ひいては将来のキャリアにも活きることは強調したつもりです。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

2024年度はかなりなんとなく選んでいたので、2025年度はもう少し戦略的に選びました。
Columbia、Duke:EAのみで出せるため出願を決めました。
Carnegie Mellon、Michigan:自分のバックグラウンドと学校のキャラクターが両校とも近かったので出願を決めました。特にRossは製造業色が強く現地就職のチャンスもあると思い第一志望としました。
UCLA:半分記念受験
HEC Paris:EAで出せる欧州校のため。政治的リスクを考慮し出願。
Texas:Operationを専門に学ぶプログラムがあったため締切直前に出願決定

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

自分のバックグラウンドとの噛み合い、現地就職の機会に加えて、学費7割以上の奨学金付きで合格をもらえたので

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

5月のGW:Wailist対策でGeorgetownに訪問し在校生とAdmissionと面談。ついでにColumbiaを訪問し在校生と面談。特に効果なし?
11月下旬:Michigan Rossのイベントに参加し日本人在校生ともアポを取って面談。こちらは情報収集とネットワーキングの面でプラスだった印象。Carnegie Mellonもイベントに参加し日本人在校生ともアポを取って面談。こちらはマイナスだったかもしれない?


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

学校からの奨学金のみ


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

特に2024年度はもっと学校の調査に労力を使うべきだったかなと思います。テストスコア以上に自分が学校の求める人物像に合致しているかどうかは重要なので、キャンパスビジットやリサーチを通してそれを探って志望校を決めるべきだったと思います。EAを受けるまでもかなり時間がかかったので、途中まで何もかも情報弱者だったと思っています。テストにしても出願先にしても何が自分に合ってるか見定めて、合ってそうなものにコミットすることが大事だなと思いました。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

私は苦節4年でおそらく自分にとってのベストスクールから合格をもらえたと思っています。あきらめない限り道はあるのでとにかく後悔のない選択をしてほしいです!

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