合格体験記/HECパリス校/HEC Paris/Batum

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投稿者プロフィール

Batum(男性)
26〜30歳(出願時期)
HEC Paris(フランス・ヨーロッパ)/ FullーTime MBA(進学予定校/プログラム)


Q. 海外経験と期間を教えてください 

2022年~執筆時まで妻の駐在帯同で米国在住+米国の案件に従事中

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

HEC単願, 2024 Sep Intake Round 1

Q. インタビュー実施校を教えてください

HEC Paris

Q. 受験結果を教えてください

合格:HEC Paris

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

取得済み

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・国立・大学・理系

Q. GPAを教えてください

2.6笑

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GMAT: 710 (V: 36, Q: 50, IR: 8, AWA: 5) / TOEFL: 101 (R: 29, L: 28, S: 21, W: 23)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

なし

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

Lauren Unik


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

大学卒業後、マーケティング関連の仕事を3年弱行った後、外資総合コンサルティング会社に転職し国内で2年弱様々な案件に従事。
妻の駐在帯同に伴い海外に移住。会社の制度を用いて現地でグローバル案件に従事。

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

一言で言えば「市場価値を高めたかったから」です。

一般論ですが、経験年数に依存する役職を除くと “勤務地” × “業界” × “部門” によってある程度給与が決まると言われている中で、勤務地を日本に絞った段階で給与がガタ落ちするという市場の現実と、自身の国際経験を鑑みたときに勤務地が日本に絞られざるを得ないという自身の現実を鑑みて、まずは自分の能力・経験とそこからくる自信を身につけて勤務地を選べる存在になりたいと思ったことがMBAに目を向けるきっかけでした。

その後、志望校選定のための学校調査を経て、 “業界” を変える切符を手にするチャンスでもあるなと気づきました。現職に大きな不満があるわけではないものの、コンサル業界における米国のAgressiveな環境や欧州の現地語要求水準を鑑みると、コンサル一本で現地就職を目指すことにハードルを感じていたこともあり、卒業後の進路にある程度のフレキシビリティがありそうなMBAが他の選択肢 (MIMや現職でのTransferなど) と比べ魅力的だと感じました。

また、幸いにして妻と共に海外に来る機会に恵まれ、海外で働く人々と交流するにつれ、やはり学歴 (大学名ではなく学位) がなければ管理職以上のキャリアを積むことは難しいという共通認識を得たことによって、「夫婦2人でのMBA挑戦」という目標を駐在中の一つの目標として持つようになりました。2人で学校調査やAdmi, Alumni, 在校生の方々とのコーヒーチャットを行っていく中で、最終的にはお話しさせていただいた方々の人柄や生き生きとしたご様子が決め手となり、本格的に出願に向けて準備を始めるに至りました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

前述した通り、現地就職が卒業後の目的です。Tech業界がターゲットですが現時点ではコンサルも次善の策として残しておきたいと思っています。

MBA期間中は現地就職に向けて必要であろう、インターンなどの職務経験やネットワークに注力したいと思っています。とはいえ、せっかく夫婦2人で挑戦できる人生の夏休みでもあるので、パリ生活やヨーロッパ旅行も満喫したいと思っています。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

こちらも前述した通り、現地Tech企業に就職できれば万々歳です。フランスでなくとも欧州である程度競争力のある市場であればよいと思っています。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

2022年05月: 労働許可取得まで暇だったので妻に先んじてTOEFLの勉強を開始 (6月から勤務開始に伴い中断)
2022年07月: 妻とMBA受験を目指すことに決め、学校調査等開始。並行して互いに自信のあったテスト (私はGMAT, 妻はTOEFL)に向けた対策を開始
2022年09月: 当時の第一志望校のAdmi, Alumniの方々とコーヒーチャット
2022年10月: GMAT受験。目標スコア達成したのでGMAT終了。妻もTOEFLで目標スコアを達成したのでTOEFL終了。
2022年11月: スコアも出たのでHEC Paris日本人サイトから問い合わせを行い在校生の方とコーヒーチャット。Admiとも会話し雰囲気の良さとランキングの高さに惹かれ第1志望に変更。並行してSDA BocconiのAdmi, Alumniの方ともコーヒーチャットし第2志望に。

2023年02月: TOEFL受験。99点と微妙なラインだったがまだ出願まで時間があったのでEssayの準備を進めながらタイミングを見て再度受けることに。
2023年03月: 妻GRE受験。以降しばらくは私Essay準備、妻GRE対策。
2023年06月: HEC在校生の方から伺ったLaurenにコンタクトしEssayに向けたネタ出しの協力と添削を依頼
2023年07月: エッセイ準備
2023年08月: エッセイを仕上げ出願。Laurenが面接練習もしてくれたので想定問答集の準備と面接用プレゼン資料の準備。
2023年09月: 書類選考通過、Alumni面接×2。合格

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

志望校群選定までは欧州幅広くWebサイトを調べてExcelで管理していました。調べを進める中で二人の評価軸を決めて志望校を2,3に絞り、Admi, Alumni, 在校生の方々との会話を通じて最終的に1校に決めました。志望校決定後は、受験のプロセスなどをAlumniの方に丁寧に教えていただきました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

  • GMAT対策: 参考書兼問題集 10,000円
  • TOEFL対策: 参考書・問題集 30,000円
  • 受験料: 100,000円
  • エッセイ添削, 面接練習: 50,000円
  • 出願料: 30,000円

計: 220,000円ほど

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

貯金と奨学金を充てますが、足りない分は家族またはローンで補う想定です。

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

既に海外に住んでいたので海外でも買える教材をいくつか買って解きました。オンライン講座のアーカイブが見れる教材もあったので、疑似的に対策講座を受講していました。また、形式になれるのが最も大切だと思っていたので、ESADEに合格された方の体験記に記載のあった「Kaomanfen」という中国のサイトを使って過去問演習をしていました。(今使えるかわからないので、自己責任でお願いします。)

  • R: 29 -> 29/ L: 27 -> 28
    問題集を買って時間を計って繰り返し解きました。理系なこともあって題材となる内容が既知のことも多く、あまり苦手意識はありませんでした。強いて言えばRでは全問解き切るよう時間配分を意識したくらいです。
  • S: 22 -> 21
    上述のオンライン講座のアーカイブを見て勉強していましたが、ネイティブの講師が「聞かれたことに答えればいいんだよ!(意訳)」というようなことを繰り返し言っていて何の参考にもならなかったことを覚えています。1回目22点と足を引っ張ったので、日本人は発音の問題から点が伸びにくい、というネットサーフィンで得た情報を元に発音練習アプリを入れて練習しましたがむしろ点が下がったため、帰国子女の方以外は発音・アクセントは割り切ったほうがいいと思います。むしろ、上記講師の意趣返しではないですが、「聞かれたと思ったことに知ってる表現で答える」ことが大事だと感じました。回答時間が短いなと感じたときに、下手に知らない表現で回答を水増ししようとして減点されると勿体ないですし、再現性の低そうなスピーキングの対策を「知ってる表現を増やす」という方向性で捉えると前向きに勉強できる気がします。
  • W: 21 -> 23
    仕事で英語使ってるし行けるやろと思って臨んだ結果微妙な結果に。日本語のサイトで「純ドメでも25点取れる回答法!」のようなサイトをいくつか見て、覚えやすく汎用性の高そうな構文を暗記して回答時間を短縮し、文法ミスを血眼になって探すという作戦に変更した結果若干点数が伸びました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

こちらも海外で購入したKaplanの分厚い参考書兼問題集を買って解きました。ちなみにインド人のYoutuberから得た情報ですが、Kaplan, Manhattan, Magooshがおすすめらしいです。こちらも問題演習は「Kaomanfen」で。

  • V: 36
    Kaplanの参考書に従ってそれぞれ対策しました。模試を1回解いて、SC, CR, RC (問題分/設問) ごとの出現率からそれぞれの1問ごとの許容回答時間を決め、また別の模試を通じて調整していくことを愚直にやりました。最終的には時間内に全問解き終えられるようになったのでよかったです。長文を捨てるという対策もあるようですが、同じ捨てるなら解けるかもしれない長文より絶対にわからない問題を捨てたほうがいいと思うので、まずは自分の設問ごとの目標時間を決めてそれを徹底するようトレーニングを積んだほうがいいと思います。

SC: 問題として問われる文法事項が7つほどに類型化されていた (対比構造, 関係詞, 修飾節など) のですが、このパターンを知ったことで模試の点数が飛躍的に伸びました。単語の意味を知らずとも文中の役割さえわかれば解ける、パターンを特定できれば文意が分からなくとも解ける、となり、時短にも繋がりました。初見では捨てたほうがいいだろと思いましたが対策しがいのあるセクションだと思います。

CR: 現代文が得意だったので好きなセクションでした。こちらもKaplanでよくあるReasoningのパターンが類型化されていたのでまずはそれに慣れるところから始めました。余談ですが、SC, CRは英語の硬い文章を書くときによくやりがちな誤りを知る練習にもなるので、案外仕事やEssayでも役に立ちました。

RC: とにかく数をこなしました。意外と題材に共通性 (生態系, 考古学, アメリカの政治, 社会問題, etc.) があり、なんとなく解けるが増えていった気がするので、苦手な人はとにかく時間を計って解いてみるのをおすすめします。

  • Q: 50
    理系なので特に対策はしてないです。しいて言えば数学でよく出てくる単語を覚えたくらいです。ただ、4時間ぶっ通しで解く体験を重視していたのでVと合わせて毎回解いていました。
  • IR: 8, AWA: 5
    調べたらMBAの選考ではほとんど使われないと書いてあったので特に対策していません。IRは解いていて結構楽しかったので、息抜きに解いて本番に慣れておいてもよかったなとは思いました。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

HEC在校生の方が「とにかく安かったし丁寧だった」とおっしゃっていたので第一候補にして面談を実施。物腰穏やかで話しやすく好印象だったことやHEC合格者を出していたことなどが決め手となり彼女にお願いしました。
日本人の志望動機あるあるみたいなものにも明るいので、英語でのやり取りに抵抗がない私費生には自信を持ってお勧めできます。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

HECは特にEssayが多く、トリッキーなものもあるので準備には時間をかけました。各Essayでは「何を伝えたいか?」をLaurenと議論し、彼女にAdmi映えする/しないを判断してもらって、その伝えたいことをベースにストーリーを構築する、というように進めた記憶があります。
また、Essayに限らず月 > 週単位で何を完了させて、そのためにどんなタスクを行うか、とうスケジュール設定には気を配りました。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

Essayや面談と合わせて、「自分の何をアピールするか?」というストラテジーを立ててから、Essay, 面談でアピールできない要素を盛り込めるよう逆算して誰に依頼するかを決めました。アピール要素を決める際にはLaurenにブレストを手伝ってもらったほか、あらかじめこちらでドラフトしてから推薦者にレビュー・修正してもらう形で進めました。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

HEC ParisはAlumni2名の方のインタビューのみです。またプレゼンがあるので、「自分の何をアピールするためにどんなストーリーを組み立てるか?」は工夫しました。アピールする内容を決めてからは簡易な調査を行ってPPTに落とし込み、Laurenや妻を相手にプレゼンの予行演習を行いました。

HEC Parisの関係者の方は皆フレンドリーでTalkativeで親切で優しい方が多いので、インタビューには特に気負わず臨めました。また、事前に日本人のAlumniの方からインタビューに向けた気を付けることなどを共有いただいていたので、その点も意識しました。近しいバックグラウンドのAlumniの方が配役されるのか、私はメキシコ・ブラジルのコンサルタントの方々とのインタビューだったのですが、当日はむしろ彼らの話がおもしろく、質問ばかりしていた記憶があります。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

コンサルタントとしては珍しくグローバルジョブの経験があること (特に日本・海外の両方で働いた経験があること) を推した記憶があります。ただ、HECのインタビューではどちらかというと「なんでHECなの?」「MBAで何がしたいの?」といった気持ちやモチベーションを聞かれることが多かったので、とにかくパッションをアピールしました。

余談ですが細かなテク?として、Essayでは読む人から見ておもしろい (発見やユニークさがある) ような題材を選ぶことを意識しました。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

Webサイトでの調査からいくつかに絞り、最終的にはAlumni, 在校生の方とお話しした印象で決めました。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

上記以外には、

  • 欧州のプログラム (アメリカは高いので除外)
  • 雇用状況のよさそうな国 (イギリス・スイスはビザの問題で除外、スペイン・イタリアは現地就職が難しそうなので除外)
  • ランキングの高い学校 (ドイツやオランダなどを除外しフランスが残る)
  • コンサル向けの印象を受けたINSEADを除外
    という振るい分けの結果HECが残った、という側面もあります。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

なし


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

HEC Parisが提供している奨学金。Submit後自動で応募できるので応募。仕事のほうで昇進があったので「増額できない?」と聞いたもののできませんでした。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

お世話になったAdmi, Alumni, 在校生の方々のおかげで後悔のない受験になりました。大変ありがとうございました。

受験する方々へのアドバイスとしては、余裕を持ったスケジュール設定とゴールから逆算した勉強計画の策定が一番大事だと思っています。計画策定が苦手な方は課金してコンサルタントの力を借りてもよいと思います。計画の立て方次第で半年後、1年後の結果が全く異なるものになる可能性もあるので、初動を大切にしてみてください。

後、円安が不安なのでなるべく早くドルやユーロに資産を分散させておいたほうがいいかもしれません。笑

Q. 一言メッセージをどうぞ!

受験中は孤独な闘いが続くと思いますが、家族や友人など少しでも多くの理解者を得て前向きに進めるよう応援しております!

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