合格体験記/ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクール/Cambridge Judge Business School/Kbita

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投稿者プロフィール

Kbita(男性)
26〜30歳(出願時期)
Cambridge Judge Business School(イギリス・ヨーロッパ)/ FullーTime MBA(進学予定校/プログラム)


Q. 海外経験と期間を教えてください 

・学生時にインドでインターン参加(半年間)
・妻のオランダ駐在に帯同中(1年間)
・30カ国程度に海外旅行(各1週間程度)

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2024 Round 3: Cambridge, Imperial

Q. インタビュー実施校を教えてください

Cambridge, Imperial

Q. 受験結果を教えてください

合格:Cambridge 辞退:Imperial

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

応募・検討中

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・私立・大学・文系

Q. GPAを教えてください

2.4

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GRE:320(150/170/3.0) / IELTS:7.5 (R8.5/L7.5/S6.5/W6.5)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

・Metropolitan Academy of English (IELTS)
・河野塾(GRE)

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

MBAラウンジ(川尻さん)


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

日系大手総合コンサルティングファームへ3年勤めた後に、スタートアップのコンサルティングファームの立ち上げメンバーとして2年勤務しました。

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

いつかは目指そうと思っていたMBA留学に対して、仕事を優先したがためになかなか踏み切れませんでしたが、妻の欧州駐在に帯同することが決まったことで時間面・金銭面及び家庭面含めてベストなきっかけだと思えたからです。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

・多種多様な環境で、リーダーシップを育むこと
・マネジメントについて体系的に学ぶこと

Q. 留学後のビジョンを教えてください

日本へ戻りグローバルコンサルティングファームへ就職するか、欧州で就職をするか検討中


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

MBA自体はコロナの在宅期間辺り(2020年~2021年)からぼんやりと夢に見ていましたが、本格的に準備を始めたのは2022年12月からなので、通算で1年4ヶ月程度になります。

●22年12月
 2023年intakeを目標にMBA受験開始
 IELTS初回受験OA5.5
●23年1月
 別の志望校のアドミ担当と都内で話し、興味を持ちApply
 上記のスクールへの合格実績の多いMBAラウンジ契約
●23年2月
 上記スクールに条件付き合格(IELTS OA6.5が条件)
 IELTS2回目受験OA6.0
●23年3月
 IELTS3回目受験OA6.0
 MBAラウンジ交流会及びQS MBA Fairに参加し、別の学校にも興味を持ち始める
 (IE Business SchoolやImperial College Londonなど)
●23年5月
 オランダ移住
 徐々に2024年intakeを視野に、別の学校を本格的に目指すことを決める
 IELTS目標を他校でも出願可能なOA7.0に変更
●23年6月
 IELTS4回目受験OA6.5
●23年7月
 IELTS5回目受験OA7.5 ← 出願スコア
●23年8月
 GREの学習開始
 Cambridgeの日本人非公式説明会に参加
 プログラム内容や在校生・卒業生の雰囲気に惹かれ、Cambridgeを第一志望に
●23年10月
 GRE初回受験313(V150, Q163)
●23年11月
 GRE2回目受験312(V148, Q164)
●23年12月
 GRE3回目受験310(V146, Q164)
 自信を喪失し、Cambridgeの出願を諦めようか考える
 別のMBAラウンジの生徒さんに誘われ、急遽スクールビジット
 Cambridgeの美しい街並みとアドミとの1時間の会話を通し、改めて志望度が増す
 GRE4回目まで1週間弱しかないため、クリスマス、年末、正月返上で学習継続
●24年1月
 GRE4回目受験320(V150, Q170) ← 出願スコア
 Cambridge, Imperialに出願
 Cambridge, Imperial面接招待
●24年2月
 中旬Imperial オンライン面接
 下旬Cambridge 現地面接
●24年3月
 下旬Cambridge合格

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

Info session、Campus Visit、学校Webサイト、MBA Fairへの参加など

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

MBAを意識する前から英語学習を初めていたため、切り分けが難しいですが概算で200万程度かと思います。

⚫︎カウンセラー:30万円
⚫︎IELTS(塾+教材+受験費用):60万円
⚫︎GRE(塾+教材+受験費用):30万円
⚫︎その他(Visit,他受験校へのDeposit等):70万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

貯金及び家族からの借金

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

22年12月の初受験から23年7月までの間に5.5→7.5までスコアアップを行いました。

<塾>
Canadaにあるオンラインスクール(Metropolitan Academy of English)を受講
計30回の授業で、4技能全ての練習を行いました。

<教材・その他>
・IELTS 3500 (単語帳)
・IELTS Academic 15~17
・Udemy (IELTS Teacher)
・DMM英会話


⚫︎Reading
過去問を解き、徹底的に問題文の精読と解答根拠を理解するまで文章を読み込みました。
 また、本番は限られた時間内での回答が求められていたため、多読を行い処理速度を向上    
 させました。
⚫︎Listening
 Reading同様に問題を回答後の復習を意識しました。また、シャドーイングにより耳を慣 
 れさせたことと、スペルのケアレスミスを防ぐために頻出単語かつ間違えやすい単語リス 
 トを作成し、書取りの練習を行いました。
⚫︎Writing
 テンプレートの作成と暗記(使いこなせるまで使ってみる)を撤退しました。
 通っていた塾で添削いただき、誤った表現のリスト化と表現の言い換え方法をストックし
 暗記しました。
⚫︎Speaking
頻出問題のスクリプトを作成し、暗記しました。家庭の事情で一定期間毎日1時間弱運転
 する機会があったため、録音した問題文を再生→30秒で回答→別の問題文を作成→ とい 
 う形で用意した問題文であればスラスラと話せる様にしました。
 本番は想定外の問題もありましたが、暗記した型をベースに言い換えることができました

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

23年10月の初受験から24年1月までの間に313→320までスコアアップを行いました。

<塾>
オンラインスクール(河野塾)を受講
計15回の授業で、Verbalの練習を行いました。

<教材・その他>
・新テスト対応版 大学院留学GREテスト 学習法と解法テクニック
・The Official Guide to the GRE General Test
・Flash Card Essential 500 & Advanced 500
・SAT / GRE / TOEFL に出る文章で学ぶ「英文読解力強化講座」
・5 lb. Book of GRE Practice Problems, Fourth Edition
・Magoosh


⚫︎Verbal
GRE Verbalの根幹を司る難解な単語をフラッシュカードを用いてひたすら暗記を行いまし
 た。また、過去問を解く中で出会った新しい単語も合わせて意味を調べては暗記をすると
 いうサイクルを繰り返していました。覚えられなかった大量の単語を付箋に書き壁に貼り
 付け、壁に背を向けた私に対して妻に問題を出してもらって暗記有無を確認するという遊
 びを行ったりもしました。
 読解についても、IELTS同様に問題を回答後、精読を徹底しました。精読方法については河
 野塾で指導いただいた方法などを用いて、時間をかけてでも1文1文を理解することに努め
 ました。
⚫︎Quantitative
 問題難易度自体は中学レベルの数学であるため、数学単語の英訳を覚え、ひたすら問題
 演習を行いました。正確性と時間管理が求められるテストなので問題演習時から1問毎に回 
 答時間を測り、1分を超えないようにトレーニングを行うことで最終的には満点を取得でき
 ました。
⚫︎Analytical Writing
 VerbalとQauantitativeに集中したかったため、何もしていません。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

<選択理由>
・元々第一志望にしていたスクールへの合格実績が多かったこと
・日本人で日本語を通したコミュニケーションが取れること
・人柄が良かったこと
・期間中何度でも相談が可能であったこと

<感想>
当初期待したいた通りのサービスで大変満足しております。
特に情報が少なく、メンタル管理が難しかったMBA受験中に親身に寄り添って頂き、安心感を与えてもらえました。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

日本語でドラフトを作成し、完成したものを最終的に英訳することで、余計な手間が省けました。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

オランダにいたことで対面でのやりとりができず認識齟齬等が発生する可能を踏まえて、こちらで日本語版の叩き台を作成し、追記・修正いただく方法をとったことで満足のいく推薦状が作成できました。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

<準備事項>
・聞かれるであろう質問集(100問程度)に対して回答を作成
・中でも特に聞かれる想定の典型的な質問を30個程度抜き出し、10問毎に区切ってNative Campの講師に送付し、質問してもらい、回答し、FBをもらうという方法をひたすら行った(1ヶ月で70回、30時間程度Mockを行いました)

<インタビュー実施>
・対面でインタビューを行っていただけたため手元にスクリプト等を置くことはできませんでした。
・30分程度の時間内で典型的な質問は一切なく、これまでのキャリア、これからのキャリア、社会課題とその解決策などについてディスカッションベースで面接官である教授と会話をしました。
・想定問題から大きく逸脱した質問だったので焦りつつも、言いたいことは言えたと思いました。

<インタビュー結果>
・別の受験生がインタビュー実施後3日で合格を受領したり、3週間以内には結果送付すると言われながらも3週間過ぎても結果がこなかったため半ば諦めモードでした。
・学校に問い合わせしたところ、「別の受験生と合わせて結果をレビュー中でまとめて送るつもりで、今週中に届くことを祈ってます!」と言われ少し待とうと決断しました。
・翌日に合格通知を受領(面接から3週間と3日後)

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

・基本的なコンサルティングスキルが備わっていること
・立ち上げメンバーとしてスタートアップ設立に関与したこと
・国際経験(インド半年、オランダ1年)が一定あること


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

①1年制
 コスト面とキャリア復帰の観点から
②欧州
 妻が住むオランダから近いから
③総合大学
 ビジネススクール以外の学生との関わりを持てるから
④テクノロジー/スタートアップ
 長期的なキャリアゴールとして起業を考えているから
⑤協力的な環境
 自分の強みが活かしやすいから(チーム単位で成果を創出してきた経験など)

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

上記の基準に合致するのが、CambridgeとImperial College Londonでランキング、ブランド、クラスサイズ、College制であることを加味してCambridgeとしました。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

・Cambridge Judge
・2023年クリスマスシーズン(出願の2週間前)
・学校の入学審査官との会話と簡単なキャンパス案内
・選考自体へのインパクトは不明だが、出願前にメールベースで学部時代の成績とGREスコアに関するアドバイスなど丁寧に受けることができた。


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

・Cambridge奨学金(不合格)
・神山財団(応募中)


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

本来であれば入念な準備のもと、IELTSやGREなどのスコアメイクやエッセイ作成に臨むべきでありリスクヘッジを含めて複数校への出願を並行的に進めるべきでしたが、実態としては出願2週間前に滑り込みでスクールビジットに参加し、出願1週間前にGRE受験を完了するなど、各受験ステップをギリギリで乗り切ってきました。

特に12月末のスクールビジットでCambridgeに対して一気に志望度が高まり「ここで学生生活を送りたい!」と心から思えたので、その感情があればもっと前向きに受験に望めた気がすることからもスクールビジットは早期に行っておくべきでした。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

私立文系卒(低GPA2.4)、スタートアップ勤務、非マネジメント職などいわゆるMBA受験においては不利に見える様なバックグラウンドではあるものの諦めずに努力した結果滑り込みで第一志望に合格できました。当然ながら、受験生間で席を奪い合うゲームなので全員が納得のいく結果を得ることができるとは思いませんが、誰しもが平等にチャレンジすることのできる機会だとも思いますので、諦めずにチャレンジされることを願っています!

P.S
noteでkbitaという名前でも合格体験記をまとめていますので、覗きにきてください!

https://note.com/kbita

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