投稿者プロフィール
Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
KO
Q. 進学予定校
National University of Singapore
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA
Q. 進学予定校の地域
アジア
Q. 受験校および出願ラウンド
National University of Singapore, Nanyang Business School ※ともに2nd Round
Q. インタビュー実施校
National University of Singapore, Nanyang Business School
Q. 合格校
National University of Singapore, Nanyang Business School
Q. 性別
男性
Q. 出願時年齢
31歳〜35歳
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
旅行程度の経験以外無し(いわゆる純ドメ)
Q. 費用
私費
Q. 奨学金
未取得
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
私立文系
Q. GPA
2.99
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
IELTS:OA6.5(L6.0/R6.0/W6.5/S6.5)
GRE:311(V150/Q161)
Q. 塾
Affinity
Q. カウンセラー
MBA lounge きむしゅん
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
広告代理店でビジネスプロデューサー兼マーケッターとして9年間従事しています。
Why 留学?
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
理由は2つあります。
①自身のキャリア、人生を海外に拡げる為
海外進出は昔からの憧れでしたが、英語力を理由に避けていました。ある出来事をきっかけに、二年前に一念発起して海外挑戦を決めてPlan A:海外駐在、Plan B:MBAで対策を開始しました。私の所属する会社は割とドメスティックな会社ゆえに海外駐在の道は絶たれ、MBA受験を本格始動しました。
②自身のスキル体系化及び専門スキル習得の為
会社の看板のお陰で様々な業務、立場を経験することができましたが、体験的に得たスキルを体系化できないもどかしさと、自分の専門スキルの少なさへの不安を感じていました。
加えて、過渡期にある広告業界において、現在の広告ビジネスモデルの限界を感じる一方、次なるビジネスモデルの確立に、自分にも会社にも迷いがあることに気付きました。一歩会社の外に出た時に、自分のケイパビリティをうまく言語化できない危機感から、MBAを意識し始めました。
また、様々な日系企業とマーケティングパートナーとして協業させていただく中で、各企業における「海外、特にアジア進出への熱量」「階級組織やセクショナリズムによる弊害」を見てきたので、アジアMBAで体系的にビジネスを学ぶ必要性を感じ、留学を決意しました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
留学の目的は上記の通りです。
留学中の活動については、授業に加えて、Entrepreneurshipを養うために、学内にあるスタートアップ支援機関NUS Enterpriseの活用やStudent Clubへのコミットを予定しています。
加えて、それらで得た知見をアウトプットするため、そして外部とのネットワークを形成するために、インターンシップにも取り組むつもりです。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
アジア×日本の切り口で将来的には起業を検討しています。そのための経験やスキル形成のために、卒業後は似通ったビジネスをしている企業に就職するか、VCもしくはコンサルへの就職を考えています。
Preparation for Application
<概論>
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
海外経験および英語力ゼロからのスタートだったので、勉強開始当時から合格まで2年かかりました。その間、何とか時間を捻出し、平日4〜5時間、休日8〜10時間ほど英語学習、MBA試験対策をしていました。
海外進出を決心した2021年2月当時は海外旅行でもまともに英語を話せない状態で、当時のTOEICは330点。最初の1年間は社内での駐在を目指して、50万円ほど払って3ヶ月の英語コーチングに通ったり、会社にお願いをして2週間休みを頂戴しセブに語学留学に行ったり、Speaking(英会話)とLR(TOEIC)に注力して英語学習をしていました。
1年後、社内人事がうまくハマらず、海外駐在の道が閉ざされました。たまたま、仲の良い会社の先輩がMBAホルダーで、MBA loungeを紹介いただき、急いで情報収集を行った上で、MBA受験を決意した次第です。
スケジュールの全体感は以下の通りです。
2021年2月 一念発起し、海外駐在に向け英語学習を開始 ※当時TOEIC:330点
2022年2月 海外駐在の道が絶たれ、路頭に迷う
2022年4月 IELTS勉強開始
2022年6月 IELTSスコアメイク完了、GRE勉強開始
2022年8月 GRE初受験(301点)、シンガポール3校へキャンパスビジット
2022年9月 1stラウンド出願を目指し、エッセイに着手
2022年10月 GRE 2回目受験(300点)⇒1stラウンド出願を諦める
2022年11月 GRE 3回目受験(307点)
2022年12月 GRE 4回目受験(311点 ※出願スコア)⇒NUS出願
2022月1月 NTU出願、NUSインタビュー⇒NUS合格、NTUインタビュー
2022月2月 NTU合格
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
カウンセラーに紹介いただいたイベントに参加したり、キャンパスビジットやAGOS夏祭りで知り合った在校生やアルムナイの方に相談する等して、情報収集を行いました。
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。
数えていませんが、ざっと以下の通りです。
1年目(英語学習):100万円 ※セブ語学留学費含む
2年目(MBA受験):250万円 ※キャンパスビジット費含む
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
貯金+ローン
<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
大したスコアではありませんが、幸い2ヶ月弱の対策→1回目の受験で必要スコア(OA6.5)を取得しました。
公式問題集と各技能テキストに加え、AffinityのLR講座を受けたり、KumikoさんというIELTS講師のコーチング&Tips(SW添削込みで半年間5-6万円だったと思います)を活用することで、結果的に集中的な短期決戦となりました。ただ、逆にこれがよくなかったかもしれず、脆弱な英語力が後々のGRE対策に響いたと感じています。
IELTSで長期間苦労し焦っている方は、GMAT/GREに向けての盤石なベース作りを行なっていると捉え、諦めずに取り組まれてください…!
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
まず、使用教材等は以下の通りです。
最初にAffinity飯島先生に相談し、VはAffinity内宮先生の講座を、Qは舘先生の講座を受けながら、評判の良いテキストを自分で進めていった感じです。高1以来数学に触れていなかったので、Qは白チャートから着手しました。質を意識しながら量をこなしていたものの、Prepが安定しない&本番の点数が下がる現象に陥ったので、きむしゅんさんに相談しました。きむしゅんさんの地に足のついたアドバイスのお陰でGREというテストへの向き合い方が分かり、Q(特にPrep)が安定し、内宮先生の解法アドバイスのお陰でVが安定しました。
・全体コンサル
Affinity飯島先生との1時間セッション、きむしゅんさん
・Verbal
単語:500 Essential Words (Manhattan Prep GRE Strategy Guides)、500 Advanced Words: GRE Vocabulary Flashcards (Manhattan Prep GRE Strategy Guides) 、iKnow
RC:公式問題集、Cracking GRE、Big Book(ネット上にある過去問)、Affinity RC講座/GRE演習講座
TC/SE:公式問題集、Cracking GRE、Affinity GRE演習講座
・Quantitative
公式問題集、ジェイマスGRE、Magoosh、Cracking GRE、Big Book(ネット上にある過去問)、舘先生の講座
※一通り終えた後は、ジェイマスを何周もやり直しつつ、Magooshで時間を計って解きまくっていました。
加えて、「人による」という前提はありますが、GMAT or GREの選択について、2年前はTOEIC330だった、一凡人による感想を述べさせていただきます。
※前提として、IELTS6.5の射程圏内であるアジアMBAにフォーカスした話であり、僕の強みは英語力よりビジネスのバックグラウンドであることをご認識ください…。
私は幸いGRE一本で合格できましたが、結論、私のような英語力普通(IELTS 6.5)の私立文系出身(高1以来数学に触れず)の人間は、GMAT→GREの順序の方が良いかもしれないと思っています。理由は以下の通りです。(あくまで感想です…)
■Verbal
・IELTS 6.5程度の英語力では、GREのVerbalは太刀打ちできない(安定しない)から
GMATの勉強をしていないので、GMATなら太刀打ちできたかは不明ですが、様々な人から聞くと、GREと比較すると、テクニックで多少もぎ取れる箇所があると聞いています。
また、RCに関しては、明らかにGREの方が難解だと、過去問を解いていて感じていました。
一方、GREのVerbalは、GMATよりも純粋に英語力を問うてくるので、僕のような人間には不可変要素が多いなと感じていました。
ほとんど対策をせずに、帰国子女が160以上取ってしまう反面、IELTS 6.5レベルの人間はどれだけ対策しても頭打ちにあう、という意味です。
・IELTS 6.5程度の単語力では、GREレベルの単語をキープすることが極めてハードだから
まず、必要条件として、GREの頻出単語1000程度は覚えるべきだと思う一方で、最初私が陥ってしまったのは、「GRE頻出単語1000は覚えたが、IELTS頻出単語が抜けすぎていた」という問題です。
IELTS単語帳の3500単語の内、最初の1500も完璧になっていない状態でGREの単語に着手してしまいました。
その後、IELTSの単語を勉強するとGREの単語を忘れ、逆も然り…という悪循環に陥り、結局単語力をキープする為に毎日最低1時間は時間を取っていました。
舐めていた訳ではないですが、「単語を覚えるだけで、努力が報われやすいテスト」と高を括っていました。
一度覚えることと、覚えた大量の難解単語をキープすることは別次元だと痛感しました。
・そもそも単語力は決め手にならないから
結局は、GREの単語問題(SE/TC)は究極の読解問題だということを身をもって感じました。
必要条件だと言って上記のようにIELTS3500とGRE頻出単語1000をキープしていても、GREの単語問題のスコアは安定しませんでした。
最終的には、Affinity内宮先生の教えの通り、TCの2,3空欄はランクリ、TC1空欄とSEは60秒以内で回答し、残りをRCに注力するという方法で、Prepの点数がようやく安定しました。
■Quantitative
・GREの勉強に注力すると、高地トレーニングができないから
いつも感じていたことは「GRE本番(特に後半Hardセット)はPrepよりも難しい」そして、私は難解なor捻った問題への対応力が極めて弱いということです。(私立文系の人間は総じてこの傾向があると考えています)
GMAT/GRE数学の先生方は「本番とPrepは同レベル」と仰っていましたが、数学に強くない方々を話すと皆口をそろえて「本番の方が難しい」と言っていました。
僕の場合、ジェイマスを何周もして、Magooshをやり込んだ上で、Prepを受けると複数回167や168が取れていました。
ですが、本番は最高164/170で、最終アプライスコアは161しか取れませんでした。
数学から長く離れている人間は、既視感のない問題に極めて弱いのだなと、痛感させられました。
そういった意味で、GMATで高地トレーニングをすることで、GRE本番の少し難しめの問題への対応力を上げることができたのかも…と思います。(あくまで推測です)
そもそも私立文系の人間からすると、本番でGMATで70~80%取ることも、GREで90%以上取ることも、極めてハードルが高いという前提はありますが…。
■その他
・受験可能回数が増えるから
私はGRE4回目の受験で上記の点数が出ましたが、回数を重ねるごとに大きなプレッシャーを感じていました。
もちろん無暗に受けることは正解ではなく、きちんと整えてから回数を重ねるべきだと思います。
ただ、GREを半年~1年弱でカタをつけなければならない前提だと、十分に準備しきる前に何回か受けざるを得ない状況になるとも思います。
IELTS 6.5×私立文系の人間にはGREは不可変要素が多く、当日の試験の相性いわば運、そして当日のコンディション(特にメンタル)に頼らざるを得ない側面は多分にあるなと感じていました。
そういった意味で、残り受験可能回数が多いというのは、両方の意味でポジティブに作用すると思っています。
GRE一本だとGMATに移行できませんが、逆は可能だと聞いているので、僕と似たような経歴の後輩に質問されれば、「GREを見据えながらGMATの勉強をしたら?」とアドバイスすると思います。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
①MBA lounge
私の場合、アジア(シンガポール)に絞っていたので、そのエリアに特に明るいMBA lounge川尻さんは第一候補でした。その上で、同じ会社の尊敬する先輩が以前川尻さんのカウンセリングで第一志望のMBAに合格されており、その方からの推薦で決めました。実際、CVやエッセイ作成時には、各校にアジャストさせたアドバイスを頂けたので、大変助かりました。
②きむしゅん
University of Cambridge Judge Business Schoolを卒業された、起業家兼YouTuberの方です。MBA loungeの補助的な役割で協力していただきました。割と理屈っぽい自分の性格上、地に足のついたディスカッションができるカウンセラーを求めており、その点きむしゅんさんは最適でした。そして彼自身苦労したMBA受験をご経験されているので、スコアメイクを含めたMBA受験戦略を提供してくださり、議論させていただけたので、大変満足のいくコンサルティングでした。実際、多くのカウンセラーがスコアメイクとエッセイ&インタビューを切り分けてアドバイスされている印象(例:「まずはスコアメイクがんばりましょう」)ですが、純ドメが一番苦労するのがスコアメイクだと思います。きむしゅんさんは全体最適を考慮し、スコアメイクとエッセイ&インタビューの注力配分をアドバイスしてくださったので、不要なストレスや不安を排除して効率的に取り組むことができたと思います。また、GREに関するTipsも大変クオリティが高く、彼のアドバイスのお陰で、GREの勉強方法を効率化でき、当日の時間配分も最適化できました。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
幸い、9年間の業務経験があったので、ネタに困ることはありませんでした。
シンガポール各校の特徴にアジャストさせることを、MBA lounge川尻さんのアドバイスのもと工夫しました。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
アルムナイと受験仲間(NUS同期)の方に紹介いただいたNishのおかげで効果的に準備できました。
どういった内容を、どのくらいの量で話せばよいかを毎回レビューしてくれますし、綺麗な英語に直して録音データを送ってくれるので、自身の言いたいことをMBAインタビュー用にうまく変換させることができました。
想定問答を作成→Nishとの模擬インタビューで洗練、を繰り返すことで、確実に自信がついていきました。
また、他のインタビューカウンセラーと比較して圧倒的に安いので、オススメです。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
・チームリーダーとして広告ビジネスやいくつかの新規事業創出に携わることで得たリーダーシップスキル、プロジェクトマネジメントスキル、マーケティングスキル
・多様性を重んじる社風で培ったダイバーシティへの親和性
・スポーツ経験(ラクロス、陸上競技)や障害者スポーツイベントの企画/運営経験を通して得たリーダーシップスキルとパーソナリティ
等
<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
上記の通り、私の場合はシンガポールMBA一択でした。その上で、NTUと悩みました。
NTUのプログラムはかなりプラクティカルなので成長機会も多い上に、ストイックかつ、NUS同様コラボラティブな雰囲気が魅力的でした。あと、チャーミングで情熱的なアドミヘッドの方が個人的には好きでした笑
「NTUで一年間集中的に学び、半年間延長してインターンシップするのもよいかな」と迷っていましたが、NUS在校生の方にインターンシップと授業を行き来できるメリットをご助言いただいたことで、NUSに傾き下記3点などを理由にNUSに心を決めました。
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
大きく3つの理由です。
①成長機会の豊富さ
自身をアップデートできる機会の多さに一番拘りました。NUSは様々な国そして業界から優秀な学生が集まるので、プログラムを通して、コネクションを含めビジネスマンの質を効果的に高められると感じました。また、課外活動にも力を入れたいので、Student ClubやNUS Enterpriseなどの存在も大きな理由です。
②期間
上記①を十分に実現するためには、1年では少ないかな…と感じています。また、インターンシップにも力を入れたいので、インプット(クラス等)とアウトプット(インターンシップ等)を行ったり来たりする期間として、17ヵ月のプログラムはとても魅力的でした。
③NUSの文化
アドミや在校生、アルムナイの方々とお話する中で、今自分が所属している会社の文化とNUSの文化が似ているな、と直感的に思いました。「High Challenge, High Support」の精神で自身も育ってきたし、周りにも向き合ってきたので、このフレーズにはとてもシンパシーを感じています。そして、二年前「自分の人生を変えたい」と思い、海外進出の準備を進めてきた自分にとって、「Transformative」のワードは刺さりました。
<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
8月末にNUS、NTU、SMU3校に訪問しました。パワポで自己PR資料を作成し、「プレゼンをさせてくれ」と現地でアドミに依頼しました。それがプラスに働いたかどうかは不明ですが、埋もれずに積極性は示せたと思います。
Advice and messages
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
CV、エッセイ、推薦状などは早めに着手することをオススメします。上記の通り、GREのスコアメイクに苦労しました。どれだけ時間を費やしても点数が上がらない or 下がる等、不可変要素に悩み続けた半年間でした。
私の場合、幸いにも1stラウンド出願を目指し、10月中旬にはエッセイ、推薦状など、GRE以外の出願資料は整えていたので、GRE以外のプレッシャーを最小限にして10~12月GREに集中することができました。ほとんどの方が初のMBA受験だと思うので、スコアメイクは想定通りに進まない可能性が高いと思います。特にGMAT/GREの、回数を経る毎に増すプレッシャーは尋常でないので、エッセイ、推薦状などは早め早めの対策をされてください。
Q. 一言メッセージ
精神論になりますが、自分は一般的なMBA受験生の属性ではない(生粋の純ドメ、私立文系、広告業界)ものの、諦めずに日々取り組むことで、何とか合格することができました。一見MBAっぽくない業務経験も、多様性の観点から強みに変換することもできると思います。実際自分はその部分を強調することで、スクールの求める要件を下回るスコアでも合格することができました。英語力や数学力、そして財政面など、不可変要素や不公平さを感じることもあると思いますが、MBA留学の目的を明確化し、強い覚悟を持ちさえすれば、いずれは納得のいく学校に合格できると思います。
あともう一つ。周りに相談できる人を見つけてください。カウンセラーでも受験仲間でも良いと思います。MBA受験はかなり特殊性が強い為、ネット上には十分な情報が存在せず、またネットにある一般論や成功体験は、必ずしも一個人に当てはまるとは限りません。私の場合、たまたま近くに元MBA受験経験者(その方も純ドメ)がいたので、英語学習を始めた当初から、私の理解者としていつも相談に乗ってもらっていました。彼がいなければ、英語学習も継続できなかったし、MBA受験も最後まで走りきることはできませんでした。今自分が陥っているスランプや抱えているモヤモヤはMBA受験生として、英語学習者としてよくあることなのか、自分の進めている方法は正しいのか等、一人で抱え込むより周りに相談し、ストレスや不安を出来るだけ取り除くことをオススメします。頑張ってください!