投稿者プロフィール
Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
NY
Q. 進学予定校
IE business school
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA
Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ
Q. 受験校
IE business school
Q. インタビュー実施校
IE business school
Q. 合格校
IE business school
Q. 性別
女性
Q. 出願時年齢
26歳~30歳
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
学生時に1年間ヨーロッパに留学
Q. 費用
私費
Q. 奨学金
応募・検討中
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・私大・文系
Q. GPA
2.4(WES換算後3.4)
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
ieGAT
Q. 塾
Y.E.S、Affinity
Q. カウンセラー
MBA L-ink 木下さん、Matthew Aldridgeさん
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
私費&単⾝留学。⼤学卒業後、エネルギー企業で5年間勤務。1年目に販売店で営業企画を行った後、経営企画としてKPI管理、事業計画策定、DX関連PMO等に3年半携わりました。学生時代に1年休学しヨーロッパへ留学・インターンシップをしていたことがあります。
Why 留学?
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
ヨーロッパに住んでみたいと思ったことがきっかけです。最初はワーホリ等の選択肢も含め検討していましたが、大使館で話を聞いてMBAという選択肢を知り、キャリアの幅や自己成長への投資という観点で魅力的に感じました。そこからMBA予備校のイベントへの参加やアルムナイとの交流を通じて、会社にとどまるor転職するより、今MBAを挟んだ方が次のキャリア選択や貢献度において幅が出ると思い、留学を決めました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
勉強も然ることながら、ネットワークづくりに力を入れたいと思っています。将来ヨーロッパ現地就職、または起業をしたいと考えているので、ポストMBAを見据えながら、様々なバックグラウンドを持つ学生や教授とのコミュニティーを広げていきたいと考えています。また、IEの目玉であるlabピリオドでは実際にチームでビジネスアイデアを0から作り、投資家にフィードバックを受けられるチャレンジングな経験だと聞いているので、そのプログラムに力を入れたいです。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
私は現地のスタートアップへの就職or起業で迷ってはいますが、いずれにしても自力で事業を起こしスケール・収益化できるようになりたいと思っています。MBAを挟むことによって、世界を基準とした視野の広がりと、優秀な学生との出会い、アントレマインドの醸成、効率的に事業化・収益化させるノウハウを習得し、今の自分の既知の枠を超えたビジネスアイデアでアントレプレナーになりたいと思っています。
Preparation for Application
<概論>
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
MBA受験を考えて始めてから志望校選定、IELTS、GMAT/GRE対策、エッセー、面接含め約2年間かかりました。GMATのスコアが伸びず受験を1年延ばすことになったときは辛かったですが、カウンセラー(L-ink 木下先生)にメンタル面でもお世話になりました。面接ではMatthew先生と練習しながら最終的にGMATスコアは使わずにIEに合格し入学を決めました。
2020年11月 初回IELTS(overall 6.5)
2021年3月 2回目IELTS(overall 7.0)
2021年4⽉~ GMAT勉強開始(SC 吉井先生、RC affinity、Math マスアカ、Jマス、木下先生と契約開始)
2021年11⽉ GMAT初受験。500点(M45 V15)で撃沈。すぐにGREへ転向。(magoosh、affinityで対策)
同時並行でエッセー、推薦状の準備開始。
2021年 12月 GRE初受験。GMAT換算540点。
2021年3月 GRE2回目 GMAT換算580点。(公式模試では650点以上がずっと出ていたので、かなり悩む。)
22年9月入学は諦め、23年を目指すことに。
2022年6月 万を持してGRE3回目を受験するもGMAT換算590点で放心状態。カウンセラーの木下先生にieGATで受けられるIEの受験を先にしようとアドバイスを受ける。
2022年7⽉ ieGAT受験、アプリケーション提出(matthewとの契約開始)
2022年8⽉ kira talent、インタビュー実施 約1週間後IEより合格通知を受け取り受験終了(2023年Jan intake枠だったが2023 Sep intakeにdefer)
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
MBA予備校が主催しているイベント、カウンセラー、各学校のinfo sessionやコーヒーチャットでのOBOG訪問にて情報収集しました。
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。
総額:120万円程度
・受験全般カウンセラー 26万円
・CV、エッセー(2名)、インタビュー対策 15万円
・IELTSテキスト+受験費用(受験2回) 7万円
・IELTS S/W対策塾(Metropolitan Academy of English) 4万円
・GMAT・GRE受験費用 12万円
・GMAT・GRE対策費用 52万円
(内訳)
YES(SC 2単位) 11万円
Affinity(GRE V×2/GMAT RC/Math) 30万円
マスアカ・Jmath 8万円
Magoosh 3万円
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験費用は貯金から。進学後の費用は学内の奨学金20%と、貯金で不足する部分は奨学金応募中なのと、教育ローンを含め資金繰り絶賛検討中です。
<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
ハイスコアを取っている方の勉強法はブログでとても参考になりました。また、過去問に関してはWはネットに落ちているもの、LやSはYouTubeに上がっているもの、Rは過去問が足りなくなり中国のサイトから探しました。
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
私は私立文系出身で、数学にしばらく触れていなかったので、マスアカだけでなく小学校高学年の計算ドリルも毎日10分ずつ行っていました。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
・MBA L-ink 木下先生(受験全般、エッセー、推薦状のドラフト)
興味のある学校のOBからの紹介で面談をし、木下先生の長年の豊富な経験・人柄、他のカウンセラーと比較してのリーズナブルな価格設定という点で決めました。 先生はMBAを押し付けることなく、人生を長い目で考えて幅広い選択肢を提示してくださるので信頼が出来きたのと、ぶっちゃけトークができるフランクな人柄にも魅かれました。
キャリアゴールについて、私のぼんやりしたビジョンに対し視野を広げてくださり、話す中でキャリアゴールがより大きく、明確になりました。スクール選びの際も私のゴールや学校・生徒の特徴等加味して選択肢を広げていただきました。メンタル面でも落ち込むたび先生と話し自分に自信が持てたので、先生なしではMBAを諦めていたと思います。
・Matthew Aldridgeさん(インタビュー対策、エッセー添削)
IEや他校のアルムナイからの紹介。5回ほどmock interviewをしていただきました。IEの受験生はMatthewさんの対策を受けている方が多く過去のデータも豊富だったので、お願いして良かったです。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
私が作成した下書きを基に、カウンセラーさんが各学校に合わせたエッセーアピールポイントをうまく補強していい感じに仕上げてくださりました。仕事、勉強、その他アプリケーションとの両立に苦労しました。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
上司への推薦状の依頼=退職しMBA進学を志望ということの開示になるので、タイミングや話し方を気を付けました。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
面接の1か月前からMathew先生の5回のセッションを受け、アドバイス通り、とにかく明るく何でも自信を持って答えることを心がけました。また、オンライン英会話も週5~7行っていました。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
課題発見・解決能力、PMO経験でのリーダーシップ、コミュニケーション能力をアピールしました。また、本業とそれ以外でもNGOのプロボノや複数のインターンの参加によるESG、特に環境分野への熱意、将来的な社会起業家を目指しているというパッションも伝えました。
<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
ロケーションとダイバーシティ(国籍、キャリアの多様性)を重視しました。
私の場合はヨーロッパに住みたいというのが第一にあったので、ヨーロッパのスクールから選びました。国籍の多様性という観点では、ヨーロッパの学校は世界各国から偏りなく集まっている点に惹かれました。キャリアの多様性の観点では、金融やコンサルに偏りがある学校よりも、起業家やテック、政府系機関を含めた多様なキャリアの方が集まる学校の方が面白そうだと思い、選びました。
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
① ロケーション、②アントレ教育、③ダイバーシティです。
① 私はヨーロッパが大好きなので、欧州MBAしか見ていませんでした。また、ポストMBAでクリーンテックや環境系のソーシャルビジネスを行うヨーロッパのスタートアップへの就職に興味があるので、社会起業が盛んなヨーロッパでスクールを探していました。
② 将来的には起業も視野に考えているので、MBAスクールの中でも世界トップのアントレ教育を提供しているIEでの実践的なプログラムではとても魅力的に感じました。アルムナイとお会いしても、経営に携わっている方、卒業後起業をしている方も多くいらっしゃり、強いアントレマインドセットに刺激を受けました。
③ IEはとにかく学生のダイバーシティ重視なので、出身国やキャリアバックグラウンドの異なる方と刺激し合える環境に身を置いてチャレンジングな経験をしたいと思い、志望しました。
<その他>
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
学校の奨学金のみ受かりました。合格すると学校から奨学金の案内が来るので応募し、奨学金担当の方と面接しました。
その他の奨学金は3つほど落ちてしまいました。
Advice and messages
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
・Twitterでの情報収集やコミュニティ作りは有用(私は使っていなかったので、孤独でした・・・)
・カウンセラーは、お願いしてすごくよかったです。孤独の戦いなのでどうしても点を取ることだけにフォーカスしたりしてしまいがちですが、プロがMBAにとどまらない俯瞰的なアドバイスをしてくださるのでメンタル的にもよかったです。
・塾について、私は私費で塾にお金をあまりかけたくなかったためGMAT・GREの自主学習の期間が長かったのですが、比較的早い段階で塾に行き、先に解法のTipsを知った方が効率的だったと反省しています。また、数学が苦手な人はGREの方が良いという説は私には当てはまりませんでした。
Q. 一言メッセージ
決して安くない投資ですが、入学前から既にたくさんの新たなつながりができて、視野の広がりを感じています。環境を変える決断をしてよかったと思っています。少しでも興味がある方は、ぜひたくさんのアルムナイに話を聞いてみてください。応援しています。