合格体験記 / スタンフォード大学GSB / Stanford Graduate School of Business / JN

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
JN
 
Q. 進学予定校
Stanford GSB
 
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)
 
Q. 進学予定校の地域
アメリカ
 
Q. 受験校
Stanford GSB, HBS, Columbia, Wharton
 
Q. インタビュー実施校
Stanford GSB, HBS, Columbia
 
Q. 合格校
Stanford GSB, Columbia
 
Q. 性別
男性
 
Q. 出願時年齢
26歳~30歳
 
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
学部時代に一ヵ月弱デンマークに留学、その他は旅行程度。
 
Q. 費用
社費
 
Q. 奨学金
未取得
 
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・国立・大学院・文系
 
Q. GPA
3.4
 
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT:720(38/49/8/4.0)、TOEFL:109(29/29/23/28)
 
Q. 塾
AGOS(カウンセリングのみ)、TOEFL・GMATは独学
 
Q. カウンセラー
Vince

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
政府職員として5年勤務。省内の総合調整部署で2年間、福岡の支部局で1年間、開発金融の部署で2年間勤務。直近2年間は、日本企業の海外インフラ事業展開のための公的金融支援スキーム企画に従事。
学部で法律、大学院で経済を専攻。大学時代はフィリピンでのボランティア・スラム滞在をきっかけに、様々な国に旅行をして、開発経済学を主に勉強。

Why MBA?

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
政府の財政余力が限られる中、社会的な価値を実現するために、公的資金を使わない収益性あるプロジェクトがさらに必要になると考えたことと、これまでのキャリアで勉強してこなかった分野の知見を得たかったため。

Preparation for MBA application

<概論>
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
1-3月にGMATを勉強して短期集中で先に仕上げ(試験は1回受験)、並行してTOEFLを勉強して6月に出願スコアを取得(試験は3回受験)。6月下旬からEssayを書き始め、8月下旬にColumbia出願(Early Decision)、8月中旬から”What matters most to you, and why?”を考え始め、9月にHBS、Stanford GSBに出願。Whartonはそれまでの素材を使って9月下旬に出願。インタビュー練習は主に受験仲間とやり、カウンセラーとは数回面談した。
 
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Info sessionやCampus visitは参加せず。受験校のアラムナイにはEssayに書くためのエピソードを聞くためにメール等で接触。
 
<Essay & interview>
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
バックグラウンドが政府であり、マクロの話には強い反面、今までの経験や今後の業務とMBAの関連性が低いことが欠点と考えたので、ビジネスや金融の知識を生かして、Big pictureで社会に影響を与えるストーリーを基本構成にした。メッセージはシンプルにしないと伝わらないと思ったので、学生時代からの活動と今の仕事がつながる途上国開発に絞ってWhy MBAのストーリーを詰めていった。
また、これまで海外在住経験がないことが自分の大きなディスアドバンテージだったので、大学時代に旅行・研究・国際交流等で海外によく出ていた話を使って、(少なくともサバイバルという意味での)国際性をアピールするようにした。
その他、2年制の大学院を1年で修了した(厳密には1年目で単位を取得し修士論文を完成させ、2年目はフルタイムで働いていた)ことは、分かりやすくてインパクトのある話なので、インタビューの際にはアイスブレイクとして使っていた。
 
<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
同級生からの刺激や得られる機会の点から、アメリカの上位校から選択。Dream schoolとしてStanford GSBとHBS、元々のバックグラウンドに近いファイナンスに強い学校としてColumbia、Whartonに出願。
 
Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
同級生や周りの環境からより刺激を得られ、自分にもフィットした学校だと思い、Stanford GSBに決定。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
(後述の理由もあり)合格する可能性が低いと思っていた上、元々起業に強い興味があるわけではなかったので、出願時にStanfordのことをよく調べず、志望度もそこまで高くありませんでした。合格後に卒業生や同級生と話して学校のことをよく知り、Mottoの”Change lives, change organzations, change the world”が示すように社会をポジティブに変えることを目指している点で、自由で協調的な校風も含め、自分にフィットした学校だと思うようになりました。あまりステレオタイプなイメージにとらわれず、各学校で自分にフィットするストーリーがないか考えてみると良いと思います。
 
Q. 一言メッセージ
カウンセラーから、過去10年くらいのトレンドをみると、公的部門のバックグラウンドで今年合格するのは極めて難しいだろうと言われていたので、出願当時、Stanfordに進学することになるとは思っていませんでした。他人の意見は参考にしつつ、自分が行ってみたいと思う学校には悔いのないように出願することをお勧めします。
また、”What matters most to you, and why?”はこれまでの人生の振り返りに良いエッセイでした。価値観を問うエッセイを通じて自分を問い直すことが、MBA受験を超えて財産になると思うので、仕事等で忙しいと思いますが頑張ってください。
Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning. – Albert Einstein

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