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投稿者(イニシャル):KK
進学予定校:INSEAD

・ カテゴリ: 【MBA】
・ 地域: 【ヨーロッパ】
・ 受験校:Stanford, HBS, Haas, Tuck, Kellogg, LBS, INSEAD
・ 合格校:LBS, INSEAD

・ 性別:  【男性】
・ 出願時年齢: 【26歳】
・ 海外経験の有無: 【1年~3年未満】
・ 費用: 【社費】

・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL】
・ 塾・カウンセラー:【その他(James Lappin)】
・ 奨学金: 【未取得】
・ 留学の目的: 【キャリアチェンジ/ネットワークづくり】

Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
日本の大学を学士で卒業後、マッキンゼーに新卒で就職し、2015年5月時点で4年目。学生時代は①国際取引法を専攻し、仲裁・交渉の国際大会等に出場、②Social Venture/NGOに興味を持ち、バングラデシュのグラミン銀行インターン、ツバルのNGO Tuvalu Overview現地スタッフとして働き、アフリカのルワンダで友人の事業(レストラン立ち上げ)を支援し、③自分の情熱の向かう先とやりたいことを明確にするために、世界50数か国を訪問。海外経験は、小学校時代の2年をフランス パリで過ごす。マッキンゼー入社後は、インターネット関連、エネルギー関連、小売、金融の産業を中心に、戦略、マーケティング、オペレーション改善等10+のプロジェクトに従事。

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
社会人3年目の語学留学中に、スタンフォードMBAに行く先輩を訪問する際に、MBAのクラスビジットに参加したことがきっかけ。それまで自分の中で漠然としていたMBAに対するイメージと、自分の中でのMBAに行く意義が明確になった。MBA留学を考える上で、スキルに目が行きがちであったが、実際のクラスビジットの際に知り合った世界中からのMBA検討中の学生の多様性や考え方の面白さ、またその後2ヶ月を過ごしたハーバードのサマースクール中に出会った多種多様な才能にあふれた同世代との出会いを通し、世界をフィールドに、もう一度リスクフリーの環境下で自分自身のプロフェッショナルとしてのネットワークを広げたいと考えた。加え、将来のキャリアを考えるにあたり、今の職場・仕事とは違う確度からのインスピレーションが欲しいと考えたため。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
留学の目的は、①自分自身のキャリアをもう一度0ベースで考え、自身の人生のゴールを定めることと、②プロフェッショナルとしての生涯の仲間に出会うため、③多種多様な人の中でのリーダーシップの取り方、人の巻き込み方を学ぶこと、と考えており、留学中はいったん現在の仕事のことは置いておき、自身の情熱と考えを指針に、Social Entrepreneur領域での知見を広げると共に、在学中に自分のビジネスアイデアを最低1つ、形にしてみたいと考えている。

Q.留学後のビジョンを教えてください。
自分の情熱が向かう先である「途上国」×「創職」、という領域へのキャリアシフトを志向している。MBAという場を一度はさみ、自社の海外オフィスに転籍する、あるいは海外にダイレクトにインパクトを出せる場所への転職・起業を考えている。長期的には、途上国の起業家を支えるプラットフォームとなりうるSocial Venture fund (但し資金のみでなく、人材・スキル支援をも可能とする)を作りたいと考えている。

Preparation for MBA application

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
短期集中型で以下の形で準備。
TOEFL: 2014年5月 (1ヶ月の短期集中)
GMAT: 2014年8月 (2週間の短期集中)
Esssay: 2014年9~12月 (3ヶ月、週末のみを利用した集中型)
Interview: 2015年1~2月 (1ヶ月程度の集中型)
2014年5月初旬にスタンフォードのクラスビジットを行ない、短期語学留学中であったこともあり、5月末までにTOEFLのスコアメイキング完了。その後、日本に8月半ばに帰国したタイミングで2週間の休暇を取得して、GMAT対策を実施し、9月頭にスコアメイキング完了。その後、9月頭から少しずつエッセーの準備を開始。平日は仕事のため全く時間が使えず、土日を利用して準備。1月のRound2提出を目標としていたため、12月頭までにエッセーの骨子作成完了。12月後半から1月頭までの冬休みに最終の仕上げを行ってすべての提出を完了。年が明けてからは、Interviewのinvitationが来たタイミングで各校向けのInterviewの準備を行った。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
アメリカ滞在中にOn-site Info session, Campus Visitを実施。そのタイミングに合わせて、現役の学生と会えるように調整していた(各学校毎に日本人学生会などがあるため、そこにアプローチ)。加えて社内のOB/OGと話すなどしていた。

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。 (ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
受験検討段階:
Stanford, 2014年5月, クラスビジット、インフォセッション参加、留学中の先輩&日本人学生と議論、MBAに対する興味と現実を把握するよい機会となった
HBS, 2014年7月, クラスビジット、インフォセッション参加、HBS教授の授業にHarvard Summer School中に参加。学校間の色合いの違いを感じたことにより、最終的な選択するに際し、Campus Visitが必須であると感じた
入学先検討段階:

Q.志望校はどのように選択しましたか。
Class/Campus visitとOB・OGとの面会を実施。
Class/Campus visit
LBS, 2015年5月, Class visit, AdminとのDiscussion、日本人学生との議論。学校の色合い、方向性を確認できた。
INSEAD, 2015年5月, Class visit, AdminとのDiscussion、日本人学生との面会、その他学生との議論。自分にとって最適な学校と判断できたため、進学を決意。Visitをしなければ他の学校を選んでいた可能性大。
OB/OG
LBS: 日本での学校主催のAlumniイベント、Japan Treckの打ち上げ等に参加して学校の雰囲気を判断
INSEAD: Interviewerを通じて話してみたいAlumniを紹介いただき、面会

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
James Lappin というカウンセラーを利用。厳しい人であるため、短期集中の自分に負荷をかけられると思い選択。また、社内の先輩方の指導実績があったことも大きな要因。エッセーの骨子作成からエッセー完成までの一連のサポートとインタビュー準備を手伝って頂いた

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
TOEFL: 計105 R:28/L:28/S:24/W:25 受験回数: 1回
勉強法: CambridgeのTOEFLテキストで準備し、TOEFL OFFICIAL TEXT BOOKを模擬試験的に利用。PC上で操作できるソフトがあり、それが実践に向けてよい練習になった。Readingに関しては、モニター上での読解速度と紙での読解速度に乖離があったため、モニター上で早く読めるように練習。Speakingに関しては、ネイティブスピーカーを相手に、お題を出してもらい、制限時間内で回答し、Feedbackをもらっていた

・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
GMAT: 690点 受験回数: 4回。但し、初回が最高得点
勉強方法はManhattanのSentence Correctionのテキストと、GMAT OFFICIAL GUIDE BOOKを利用したのみ。数学に関しては、マスアカデミーの教材をOFFICIAL GUIDE BOOKに加えて利用

・ エッセー
10月頃から週末を利用して準備を開始。仕事面では、プロジェクトで達成したインパクトの大きさと、そのインパクトに自身がどのように貢献したかを記載することに重きをおいた。文字数との兼ね合いでどこまで詳細に記載すべきかという点と、全く背景を知らない人が呼んでも理解できるよう、プロジェクトの状況を説明するころが難しかった。その部分に関しては、コンサルタントのサポートに助けられた部分が大きい。

・ 推薦状
肩書、ポジション等でなく、自分の事をよく知っている職場の上司を選択。出願の数カ月前に依頼をするようにしていた。加えて、出願校の出身の上司がいれば、その人に書いていただくように依頼していた。日頃から密にフィードバックをもらっている上司に書いてもらうことがよかったと思っている。

・ インタビュー
英語で話すことには何ら問題はなかったが、自分が伝えたいことをクリスプに、限られた時間の中で英語で話しきるために、ある程度の準備が必要であった。1校あたり5時間程度は準備に費やしていたはず。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
TOEFL受験料: 160USD (約1.5万円)
GMAT受験料: 250USD×4 (約 10万円)
出願料: 1校平均200USD×7 (約14万円)
MBAコンサルタント料: 50~80万円程度
合計: 75~100万円

Q.自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
①学生の頃含めた、海外での生活・活動の経験、②プロフェッショナルとしての経験と、そこでなにを得たのか、③自分自身がどのように他のクラスメートにとってHelpfulになり得るか、④自分の将来の夢を達成するために、なぜMBAが必要か、なぜその学校か、という部分を強調

Q.進学校の決め手は何でしたか。
①実際に見に行った際のキャンパスの雰囲気、②出会った学生・教授と一緒に勉強してみたい、一緒のチームになってみたいと思えたこと、③卒業生の活躍のフィールド、学校・生徒のマインドセットが自分の将来行きたい方向性と一致し得るか

Q.MBA留学にあたって、必要費用はどのようにして調達しましたか。
会社からの援助による部分が大

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
エッセーの完成に際し、最後の詰めに思ったより時間がかかったため、もっと早くにある程度形にし、最終の詰めに入るべきであった。また出せるのであれば、ラウンド1での出願をおすすめしたい

Q. 一言メッセージ
MBAに行く=自分のために、時間とお金をつぎ込むことであるため、自分が「本当に得たいもの」が明確になっており、そのためにMBAがベストであると判断した上で挑戦することをおすすめしたい。

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