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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
Y.H

Q. 進学予定校
IE Business School

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (1 year)

Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ

Q. 受験校
IE, IESE

Q. インタビュー実施校
IE, IESE

Q. 合格校
IE (IESEは途中辞退)

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
26歳~30歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
旅行程度

Q. 費用
私費

Q. 奨学金
取得済み

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内/私立

Q. GPA
2.9

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT:660(V:29/M:50/IR:4/AWA/4.5) IELTS:7.0

Q. 塾
濱口塾(オンライン)

Q. カウンセラー
Lauren, マシュー

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

日系メーカーで経理財務を担当。(工場3年、販売部門4年)
海外出張はマレーシアに1度のみ。また、海外経験もほぼなし(学生時代に旅行程度)

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

理由はいくつかありますが、
①経理財務に偏りがちだった知識をもう一段階ストレッチする環境に飛び込みたかった
②日系ドメドメな会社に勤務して視野が狭くなりがちだったので、グローバルな環境で揉まれながら多角的な視点で物事を考える経験がしたかった
③将来は経営者になりたいので、そのためのソフトスキルを身につけたかった
が真面目な理由です。

本音は「楽しそう!行ってみたい!」という気持ちを抑えきれなかったのが一番だと思います。出会った先輩方の中に「MBA行って後悔した」と言っている人は一人もいませんでした。むしろ多くの方が人生で最高の1年だったとお話しされていたので、一度しかない人生、後悔しない選択をしたいと思いチャレンジしました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えて下さい。

目的は上記に記載した3点です。IEはアントレやテックに強みを持つ学校なので、その分野への見識が深まる授業を選択していきます。
実践的なプログラムなのでインプットではなくアウトプットを重視することで、失敗から学んだり、同級生や教授から意見をもらったりしたいと思っています。

Q. 留学後のビジョンを教えて下さい。

休職なので、所属先の企業に戻る予定です

Preparation for MBA Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

2016年頃:MBA受験を本気で決意
2017年6月:IELTS 7.0取得 → その後7.5を目指して何度か受験するもスロットが揃わず、結局7.0で出願することに。
2018年:会社の業務が多忙を極め、また昇格試験も重なり一時勉強を断念
2019年3月:濱口塾オンライン開始
2019年6月:GMAT初回 660点 → 志望校に確認したところ、このスコアで問題なさそうだったのでGMAT終了
2019年9月:IE、IESE出願
2019年10月:IE合格 → その後奨学金獲得が決まったため、IESEは途中辞退。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行ないましたか。

各校主催のInfo Sessionやそれぞれのホームページ、また日本人在校生や卒業生が運営しているブログ等も参考にしました。
キャンパスビジットはしませんでした。ただ、学校毎に雰囲気が本当に違うので、志望校が自分にFitしているか確認するためにも行った方が良かったかなとも思っています。
実は志望度の高い学校が1校別にあったのですが、学校主催のセッションに参加した際に、自分の求めているものと違うなと感じた学校もありました。2次情報だけで判断するのではなく自分の足で掴んだ情報を大切にされるといいと思います。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えて下さい。

カウンセラー  50万(当初、某別のカウンセラーにお願いしており、35万円程はそちらへの支払いです・・・。)
GMAT・IELTS  35万
IELTSは7.5を目指した結果かなり支出が膨らみました。

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費など)はどのようにして調達しましたか。

すべて自己資金でまかなう予定です。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

私費なので、極力支出を抑えるよう努めました。(基本は独学)
【IELTS】
公式問題集、インターネット上の問題、Podcastで通勤時にリスニング、オンライン英会話、Simonさんのサイト(特にライティング)を活用しました。

GMATと異なり、IELTSやTOEFLは地道に語学力をつけていくしかないと思うので、ショートカットの道はないと思っています。また、合格基準スコアに達したとしても、日本人は留学先でほぼ最下層の語学力だと聞きますので、留学後を見据えて日々英語に触れることが大切だと感じています。

とはいっても試験も大切なので、自分のベストパフォーマンスを発揮することために心がけていたのは下記の通りです。
①PC版のテストを受ける→日頃PC作業をしているので、慣れている。またヘッドホンをするのでリスニングも聞きやすく、ライティングでも文字数カウントがあるので有難い。
②前日や当日の朝に特別なことはしない。
③わからない設問は捨てる→特にリスニング問題で、後の設問まで引きづってしまい間違えまくるミスを何度かしました。当時はリスニングが最初の試験科目だったので、これで意気消沈し以降の科目に集中できないこともあるので、割り切って捨てることは意識的にしていました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

【GMAT】
オフィシャルガイド、マンハッタンの教材、濱口塾オンライン、Prep、GMAT CLUBを活用しました。
660点なので大したことは言えませんが、濱口塾のオンラインを受講開始して3か月で初受験してスコアが出たので、このくらいのスコアを目指されるのであれば一つの指標にはなるかと思います。
また私は予備校に通いませんでしたが、濱口塾オンラインだけでも十分狙えるスコアと感じています。

<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

Laurenさん、マシュー共に人柄が非常に良かったこと、また抜群のコスパだったことの2点が理由です。
両者のサポート内容には大変満足しています。本当に助かりました。
もしエッセイカウンセラーやインタビュー対策について受験生からアドバイスを求められたら、迷わず両者をお勧めするようにしています。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

「良いエッセイカウンセラーと契約したら、良いエッセイのネタが出てくる」と思っていましたが、この考えがそもそも間違えていました。
MBA留学を通じて何を成し遂げたいのか、今まで自分は何を感じて生きてきたのかなど、エッセイで問われるものは自分の中からしか出てきません。毎日真剣に人生について考え続けることで、自分の言葉で記述できるようになりますし、迫力のあるエッセイになってくると思います。
カウンセラーの方は、話のストーリーがロジカルに繋がっているか、大学の特色に合わせて微妙に言い回しを変えてくれる、自然な英語に修正してくれる等でサポートいただけますが、エッセイの核はすべて自分の中から出します。
この点に早い段階で気づけたのが良かったかなと思います。

また、私はのキャリア(日系メーカー)ではエッセイに書けるような実績などないのでは・・・と最初は思っていました。しかし、「自分なんか・・・」と思ったらどこも受かりません。受験中に心折れそうなときもありましたが、MBA留学後の生活をイメージし奮い立たせました。自分の手札の中から最高のものを作り上げられるよう考え抜きましょう!

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えて下さい。

私費なので上司に推薦状を書いてもらうのが大変でした。MBA受験をするといった際も反対されましたので・・・。
そのため、自分の意志とキャリアプランを包み隠さず伝え、何度もお願いしにいきました。最終的には受け入れてくれたので良かったです。私費の方は(特に日系企業勤務の方は)上司にMBA受験を打ち明けるというのが1つのハードルであると思いますが、正面から自分の熱意を伝えるのが大切だと思います。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

マシューと5回程度対策をしました。
各校の傾向と対策を知っているので、彼から受けたアドバイスを99%受け入れました。それを自分なりに消化し、再度マシューにぶつけるという流れで取り組みました。
日本の面接と英語のインタビューで作法が異なる点もあるので、その点も含めて彼から指導を受けられたのは非常に良かったです。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

①新規事業立ち上げの経理財務面での貢献
②赤字事業の立て直しに奔走した経験
③ボランティア等の社会貢献活動
自分のキャリアはMBA受験生にとっては特段目立つものではないと自覚していたため、ネタのトピックとしては面白みはないと思います。ただ、事業の立ち上げや赤字事業の立て直しのどちらも社内の反対意見や抵抗勢力があったので、いかに彼らを説得してきたかを中心に記載しました。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。

受験開始当初は、欧米を中心に幅広く調べました。
その後、出願時の年齢と金銭的な事情もあり欧州中心にシフト。
学校説明会にも様々参加した結果、IEとIESEの2校に惹かれたため両校に出願しました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 

①実践的なプログラム。またアントレやテックに強みを持っているのが興味関心と合致した。
②出会った先輩方がみな魅力的だった
③マドリードという立地(学生時代に旅行した都市の中で一番好きだった街です)
④奨学金を頂けたので、金銭的にも助かった
唯一、FTのランキングが下がっているのがかなり気になりました。ただ、ランキングで判断せずに、自分が足で稼いだ情報やプログラムのFit感を信じて、IEに決断しました。

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

時間の関係で私はビジットしませんでした。
ただ、キャンパスビジットした方が各校の雰囲気がわかるので、時間を作れる方は行った方がいいと思います。

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

IEの奨学金に応募しました。通常のアプリケーションに加えて奨学金用のエッセイを提出しました。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください

最初から可能性を狭めずに、興味のある学校については貪欲に情報を仕入れることをお勧めします。
学費が高いところでも奨学金が用意されていたり、スコアメイクできていなくても自分のバックグラウンドでカバーできるかもしれません。
人生一度きりなので、自分自身で可能性を狭めてしまうのは勿体ないです。セミナーに参加したりOBOG訪問を通じて学校の雰囲気を知ったりすることで、自分にFitした学校を見つけてください!

Q. 一言メッセージ

まだ渡航していませんが、MBA受験のプロセスを経て様々な出会いや学びがありました。この期間だけでも人として成長できたと思います。もし迷っているのでしたらチャレンジしてみてください。その扉を開けることで新たな自分の可能性に気付けるかもしれませんよ!

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