合格体験記 / ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクール / Cambridge Judge Business School / KA

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投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
KA

Q. 進学予定校
Cambridge Judge Business School

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (1 year)

Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ

Q. 受験校
Cambridge, LBS, HEC, Haas

Q. インタビュー実施校
Cambridge, LBS, HEC

Q. 合格校
Cambridge, HEC

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
シンガポール駐在 5年半、海外研修(英+豪)計5カ月、海外出張50-60回程度

Q. 費用
社費

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内国立大学(文系)+海外大学Diploma(文系)

Q. GPA
3.6(学部)

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT 700 (V38 Q47 IR8 AWA5.0)、IELTS 8.0 (R9.0 L7.0 S8.0 W7.0)

Q. 塾
Agos, E4TG, 濱口塾, Affinity

Q. カウンセラー
Jeff Roar + Ed Lee少々 + Matthew Aldridge(面接)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

日本のOil & Gas会社で12年勤務、うち5年半シンガポール駐在(現法立ち上げ+石油トレーディング業務) 

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

社会人なりたての頃から、いつかは海外の大学院に留学したいと漠然と思っていました。入社5年を過ぎたあたりで一度本格的に準備を始めたものの(当時は社会科学系の留学を志向)、海外駐在が決まり一度ストップ。駐在中に国際関係学の学位を取得したあと、やはりフルタイムで留学したい気持ちが強まったことと、今後のキャリアに向けてスキルセットを整えたいと思ったことが留学を決めた理由です。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

・事業運営者/経営者に求められるスキルセットを整えること
・勤務先及びエネルギー業界全体における自分の立ち位置、キャリアの方向性を転換するきっかけとすること
が主たる留学目的です。
CambridgeはMBAにエネルギー分野のConcentrationがあるほか、Business schoolとしても大学としてもエネルギー分野のリソース・学習機会が豊富にあるので、積極活用したいと思っています。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 

エネルギー業界における事業投資・運営を担える人間になりたいと思っています。

Preparation for MBA Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

国際関係学の学位取得を終えたのが2016年3月で、その前後でMBA受験を志しGMATの勉強を開始。2016年8月にGMATを終えたあと、いつ留学できるか会社と相談を始めましたが、業務都合上しばらく駐在先を離れられず、結果として2018年の受験、2019年からの留学となりました。
IELTSを2018年3月に受けてスコアを揃えたあと、じっくり出願準備して9-10月にヨーロッパ3校に出願。
10-11月にCambridgeとHEC合格、LBSはWaitlist入り。この時点で受験はほぼ終わったのですが、10月にInterview DayでVisitしたCambridgeの寒さに青ざめ、もっと温暖な場所のほうが良いのではないかとR2でHaasにApply。こちらは面接にも呼ばれず、無事受験終了となりました。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

主に在校生/AlumniとSkype面談でお話しを聞かせて頂きました。
加えてLBSは出張の合間にVisit、CambridgeはInterview Dayで訪問しました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 

100-150万の間くらいだと思われます(カウンセラー代、教材費用、試験費用、現地渡航費)。

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

受験費用は貯蓄から。授業料は社費です。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

IELTSは以前から何度か受けたことがあったので、試験前に問題集を買ってきて問題形式を思い出す程度で済みました。業務で英語をそれなりに使っていたのもラッキーでした(ただ英語は苦手ですが…)。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

Verbalはe-GMAT、QuantはMath Revolutionというオンライン講座を受講しました。どちらも非常に安く、内容もよかったので、英語で解説を聞くのに抵抗がなければおすすめです。
ただ、海外にいたのでオンライン講座しか選択肢がなかったのですが、出来るなら日本の予備校に通ってみたいなと思っていました。ノウハウがしっかりしていそうなうえ、受験仲間が出来る点を非常に羨ましく思っていました。
あとQuantは文系の私には相当難しく、50点以上を取れる感覚が全くなかったので、私のスコアメイクはVerbal頼みでした。

<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

割安な価格で出願パッケージを全て見てくれるのでJeffを選びましたが、受講生が多くなく情報に限りがありそうだったので、CambridgeとLBSのエッセイだけEdにも見てもらいました。
ただ結局エッセイは自分の中からしか出てこないので、カウンセラーよりも自分との対話に多くの時間を割きました。面接対策をMatthewにお願いしましたが、彼のフィードバックは非常に鋭く勉強になりました。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

設問に対する記載エピソードを決めたあと、まず字数を気にせずざっと書き、その後なるべく字数を減らしてコンパクトになるように修正し、それをカウンセラーに投げてネイティブチェックしてもらう、という流れで進めました。
エッセイに全てを盛り込んだため、LBSの面接で「エッセイに書いてあること以外でクラスに貢献できることを三つ挙げよ」と言われて青ざめました。そういう質問に対応できるように余力を残すべきだったのか、と反省しました。 

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

職場の上司・元上司にお願いしましたが、ドラフトは自分で準備しました。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

エピソードを話す際に冗長になりがちだったので、ネタになるストーリーを簡潔に話せるように練習しました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

社費なので、自分の目指すキャリアと会社の方向性が合致しておりポストMBAが明確に見えていること、そこでの貢献を最大化するためにどうしても今MBAに行く必要あること、を簡潔に伝えることを心がけました。
また強みとしてビジネスにおける国際経験、人間関係に苦労するなかで育んだチームワークスキル、フロントエンドのトレーディングと海外現法立ち上げ・運営を両立したタイムマネジメント能力、といったことをアピールしました。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。

・クラスの人口構成(特に30歳台人口、家族持ち人口、アジア人の人口を重視しました)
・エネルギー業界に関するリソース/オポチュニティの豊富さ
・(妻子を帯同するので)治安、家族での暮らしやすさ

以上三点を最重要視しましたが、それ以外にもあまたあるチェックポイントを満たすのがCambridgeとLBSだったので、かなり初期からこの両校のどちらかに行きたいと思っていました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 

早い段階でCambridgeとLBSのどちらかに行きたいと思っており両校をR1で出願、Cambridge合格・LBS waitlistとなったのであまり悩まずCambridgeに決めました。
ただしInterviewでvisitしたCambridgeの寒さに萎え、米国西海岸に一瞬目移りしましたが…、面接にも呼ばれずに落ちたので、すっきりとCambridge進学を決断できました。 

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

・受験開始はるか前の2017年2月にロンドン出張の合間にLBS訪問
・CambridgeはInterviewで初めて訪問しました。そのついでにLBSにももう一度Visitしました。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください

私の場合出願の2年前にGMATを終えていたので、エッセイにかなり時間をかけて取り組むことができた点は非常に良かったと思っています(Haas除く)。
一方で志望校を早期に絞りすぎたかなという反省点もあります。年齢や個人的指向(大学の専攻がヨーロッパ史、特にイギリス史の専門でイギリス贔屓が強い)もあり、当初から欧州校中心のリサーチになってしまい、米国のスクールはあまり深く調べなかったのですが、もう少し視野を広げても良かったかなと今になって思うところもあります。

Q. 一言メッセージ

海外在住でのMBA受験は非常に孤独で情報に飢えてました。日本にいる方は、ぜひ貴重な受験仲間を大切に。私と同じ境遇の方は、大変寂しいと思いますが応援してますので頑張ってください!!

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