投稿者プロフィール
RK(男性)
31〜35歳(出願時期)
HEC Paris(フランス・ヨーロッパ)/ Executive MBA
Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください
2025 Round 2 HEC Paris, ESCP
Q. インタビュー実施校を教えてください
HEC Paris, ESCP
Q. 受験結果を教えてください
合格: HEC Paris, ESCP
Q. 進学予定先の費用工面を教えてください
私費
Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか
取得済み
Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・私立・大学・文系
Q. GPAを教えてください
N/A
Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
IELTS: Overall 6.5 (R7 / L6.5 / S6 / W6)
Executive Assessment: 151 (IR10 / VR8 / QR13)
Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください
N/A
Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください
N/A
Introduction
Q. 海外経験と期間を教えてください
学生時に8ヶ月カナダ留学(語学留学)
Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください
2014年 慶應義塾大学経済学部卒業
2014年 メガベンチャーにてEC→スポーツ事業(営業、HR)
2021年 スタートアップにてEC事業(営業、HR)
2024年 外資スタートアップの日本法人にてEC事業(営業)
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください
- キャリア10年過ぎくらいのタイミングで、学生時代に夢見たグローバルにおけるキャリア構築を改めてチャレンジしたいと考えたため
- 妻がぼそっと、ヨーロッパ住みたいなぁと話したこと
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください
- 目的
- 欧州スタートアップのコネクションを広げること
- 視野を広げ、視座を上げること
- 多様性な国籍の中でのビジネスコミュニケーションのレベルを高めること
- 活動予定
- 日本のスタートアップの海外展開への貢献
Q. 留学後のビジョンを教えてください
欧州のスタートアップにボードメンバーとしてジョイン、グローバル展開を目指す
Preparation for Application
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか
最初は、MBAでの受験を考えて、準備していた中で、2025年の3月にEMBAの選択肢を知り、移行することにしました。
2024年 2月 情報収集を開始(知人紹介、SNS活用を通じて、5~6名ほどのインターネットキャリアを持つMBA卒業生へヒアリング)
2024年 3月 IELTSの本格勉強開始(目標はOverall 7以上)
2024年 9月 IELTSの初めての受験 Overall 6
2024年 11月 IELTS 2回目 Overall 6
2025年 1月 IELTS 3回目 Overall 6.5
2025年 1月 IELTS 4回目 Overall 6.5
2025年 2月 IELTS 5回目 Overall 6.5
2025年 2月 HECとINSEADのアドミッションに問い合わせした結果、6.5でも受験ができることがわかり、GMATに切り替える
Executive MBAの選択肢を知る
2025年 3月 Campus visit(HEC, INSEAD) MBAからEMBAに完全に移行
受験内容を確認し、GMATの準備をやめる(受験内容はエッセイ+インタビュー+ケースインタビュー)
2025年 4月 1日1時間、週6日のインタビューレッスン開始
ESCPという選択肢を知る(自身のウィルとのマッチが非常に高かった)
2025年 5月 出願(HEC, ESCPに絞る)
ECSPの受験にExecutive Assessmentが必要だったため、GW短期集中で準備
2025年 5月 合格
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
初期:知人紹介、SNS活用を通じて、5~6名ほどのインターネットキャリアを持つMBA卒業生へヒアリング
受験2~3ヶ月前:大学のセミナー、キャンパスビジット
受験1~2ヶ月前:アルムナイ(卒業生)を紹介してもらい(数珠繋ぎ的に依頼)、5~6名ヒアリング(インタビュー対策が目的)
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください
総額:80万円 英会話:30万円
エッセイ:15万円
IELTS受験(5回):13万円
EA受験(2回):12万円
出願費用(2校):10万円
EA学習教材:3万円
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか
貯蓄から捻出(資金運用が比較的うまいったことで実現できた)
EMBAはパートタイムとなるため、働きながらの就学を予定
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
受験履歴
2024年 3月 IELTSの本格勉強開始(目標はOverall 7以上)
2024年 9月 IELTSの初めての受験 Overall 6 (R6.5 / L6 / S6 / W6)
2024年 11月 IELTS 2回目 Overall 6 (R6 / L6 / S6.5 / W5.5)
2025年 1月 IELTS 3回目 Overall 6.5 (R7 / L6.5 / S6 / W6)
2025年 1月 IELTS 4回目 Overall 6.5 (R6.5 / L6.5 / S5.5 / W6.5)
2025年 2月 IELTS 5回目 Overall 6.5 (R7 / L6.5 / S5.5 / W6)
<Reading / Listening>
使用教材
・ieltsonlinetests.com というサイトで演習→復習の繰り返し
・スプレッドシートにパートごとの結果のログを蓄積し、定期的に回答率の推移や成長を確認
・復習内容はNotionに蓄積、単語の学びはQuizletに蓄積して、定期的に復習を行なった
・YouTubeのチャンネル「英弱のためのIELTS逆転マニュアル」をはじめ、細かく学び、スコアメイクのポイントを押さえた
・塾の利用はなし
<Writing>
・問題のパターンと、それぞれスコアメイクできる雛形があるので、その型を身につけてから取り組み。(ここに気付くのが遅く、時間のロスでした)
・YouTubeのチャンネル「英弱のためのIELTS逆転マニュアル」は非常に参考になった
・問題は、ieltsonlinetests.com から取得
<Speaking>
・Native Campの5min discussionと、IELTS対策コースでスピーキングの練習
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
Executive Assessmentとなりますが、短期集中だったため、以下の点に時間を割いた。
・問題の慣れ(演習)
・単語の記憶(数学の英単語、推論系の設問パターンなど)
・解き方、タイムマネジメントの練習や理解、間違いパターンの把握(Chat GPTをフル活用)
GMATをすぐに取り組むことをやめましたが、
「LibertyTestPrep」というYouTubeチャンネルのGMAT対策の再生リスト(1本4時間、動画は全部で7本)は初期の理解においては非常に参考になりました)
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
理由:初期にヒアリングした方のおすすめ
感想:以下の点で非常に良かった。
・レスポンスが非常に早い(24時間以内)
・専門性が高いため、表現や言い回し、内容の深掘りを、海外MBAの視点でブラッシュアップしてもらえた
・作成したエッセイを、画面投影しながらその場で修正加えて完成させていくプロセス(メールでのキャッチボールがなく、その場で不明点や深掘りも進められた)
・resumeのブラッシュアップも行ってもらえた
Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
以下のステップで取り組んだ。
- マインドマップで目的の深掘り、自分の経験との紐付けを行う
- マインドマップをもとに、エッセイのテーマにあった内容を日本語で箇条書きスタイルで詳細に詰めていく
- 1と2を繰り返し、解像度を上げていく
- 解像度が上がったタイミングで、Chat GPTにエッセイ仕様に整理してもらい、Chat GPTと壁打ちしながら深掘り
- 完成したものをカウンセラーにブラッシュアップしてもらう
加えて良かったこと
・同時にインタビューの練習を行ったため、英語教師からもコーチング的に志望動機や自分の経験をふかぼってもらうことができた。
・自分の軸やブランド(貢献領域)を明確にすることができたことで、全てエッセイに一貫性を持たせられた。
Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
特になし。自分のエッセイの内容を事前にシェアした程度 本当は、ある程度こんなことを書いてほしい、何文字くらい書いて欲しいなどのオーダーをした方が良かった
Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
- 直前にほぼ毎日の集中レッスンを行なった
- エッセイと並行して準備したことで、エッセイとの一貫性、相互補完を行うことができた。
- かつ、OBへのヒアリングなども同時に行い、志望動機等を強めることができた
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか
- アピールポイント:さまざまな立場、産業における組織の立ち上げ経験
- 具体的には、スタートアップ、外資テックでのセールスチームの立ち上げ経験、スタートアップ、スポーツビジネスにおけるHR観点からの組織アプローチの経験
- ストーリーの広げ方としては以下
- 過去の実績:上記の経験におけるチャレンジと学び
- 貢献:これらの経験における軸を人を起点としたアプローチに定め、そのテーマを大学に持ち込むことによるクラス貢献
- 未来:日本から飛び出してこのリーダーシップを発揮するためにEMBAでの学びが必要
- 準備方法
- プライベートの英語教師を紹介してもらい、短期集中で内容詰め、訓練を行なった。
School Choice
Q. 受験校はどのように選択しましたか
- ヨーロッパであること(将来のキャリアをヨーロッパで考えていたため)
- トップスクールであること(学びのレベルが高いと考えたため)
- 現地のスタートアップやインターネットとの接続が強いこと(学びたい、コネクションを作りたい業界であるため)
- スタートアップ市場のマーケットが大きい国であること
Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか
- グローバルランキング上位
- ヨーロッパ全域に対するプレゼンスの高さ
- フランスのスタートアップマーケットの大きさ(トップ3は英独仏)
- 在学初日から開始できる研究プロジェクト(Capstone Project)の存在。大学のリソースをフルに活用できること(日本のスタートアップのヨーロッパ進出がテーマの予定)
Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください
時期:2025年3月
学校:HEC Paris, INSEAD
内容:MBA、EMBAについての説明、施設の案内
訪問した人:大学のadmission
選考における効果:特に感じず
そのほか:モチベーションとしては具体的なイメージを持つことができたのは準備段階として良かった。また、家族でその街や学校を訪れたことで、家族間でビジョンやイメージを共有できたことはコミュニケーション上非常に良かった(いずれの学校も子連れでも問題なくキャンパスビジットを受け入れてもらえました)
Scholarship
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください
学校の奨学金で、アプリケーション提出時にエッセイを作成
一般の奨学金はウェブから探したが、あまり該当するものはなかった(募集期間が入学前でなければならない、年齢、パートタイムMBAなどが課題)
Advice and Message
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
試験はテクニックでスコアメイクがかなり変わるので、早期に必要スコアを取るためのスコアのプランニング、テクニックを抑えてから取り掛かると良いです。
インタビュー対策のスピーキングは短期集中で取り組むことで大きく英語力を伸ばせました。
Q. 一言メッセージをどうぞ!
欧州のExecutive MBAという選択肢をとる日本人は非常に少ないように思います。間口も狭いですが、競合も少ないように感じます。
例えば日本の中でしか仕事をしていない人であっても、それは欧州の人にとっては多様性の一つとして有利な武器になり、日本人の競合が少ない中では、自身の日本での経験が魅力的で、かつそれを自己主張できる姿勢が見えれば大きなチャンスがあると感じています。
ぜひ一度可能性を探ってみていただければと思います!