投稿者プロフィール
Cozy Yozy(男性)
31〜35歳(出願時期)
Cambridge Judge Business School(イギリス・ヨーロッパ地域)/ Full-Time MBA
Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください
Round1: MIT, Haas, McCombs
Round2:UCLA, Tepper, Cornell, Kellogg, Duke
Round3:Cambridge
Q. インタビュー実施校を教えてください
McCombs, UCLA, Duke, Kellogg, Cambridge
Q. 受験結果を教えてください
合格:Cambridge
WL: Duke
不合格:Kellogg, UCLA, McCombs
Q. 進学予定先の費用工面を教えてください
私費
Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか
取得済み
Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国立大学院理系
Q. GPAを教えてください
3.5
Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT Focus 655 (V81/Q88/DI78) IELTS 7.5 (R7.5/L7.5/S6.5/W7.5)
Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください
AGOS, E4TG, Matthew
Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください
AGOS 岡田先生, Matthew
Introduction
Q. 海外経験と期間を教えてください
旅行程度の経験以外無し
Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください
大学・大学院で触媒の研究開発を行い、修士卒でエネルギー会社に就職。5年間研究所で研究職として勤務しました。
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください
サステナブル技術の開発における課題解決をしたいと思ったことがきっかけです。サステナブル技術の課題の一つは将来市場を見通すのが難しい点ですが、将来ビジョンが見えないまま技術開発を進めることに疑問を感じるようになりました。サステナビリティ領域におけるイノベーション戦略を学びたいと思い、MBA受験を決意しました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください
サステナビリティ領域におけるイノベーション戦略を、アカデミック・実地調査を通して学ぶ予定としています。
Q. 留学後のビジョンを教えてください
戦略コンサルに転身し、市場のニーズに合わせたR&D戦略の立案をしたいと考えています。
Preparation for Application
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか
・2021年5月 MBA受験を決意。4年後の留学を目指し勉強を開始。大学院生の時にAGOSのTOEFL対策講座を受けていたことがあったため、TOEFL対策講座の復習をメインにTOEFLの勉強から着手。
・2022年6月 TOEFL本試験を受験(R19/L15/S20/W22)。試しに社費留学を応募するも、スコアが足りず案の定落選。
・2023年5月 Speaking強化のため、E4TGに通う。
・2023年7月 TOEFL R24/L27/S22/W23 Total 90超えを達成。
・2023年9月 TOEFL R26/L22/S23/W22 社費留学応募のために再受験するも、総合スコアは変わらず。このスコアで社費留学応募したが、落選。留学開始年を延期したくないため、私費留学を決意。10月からGMAT対策を開始したため、TOEFL対策は一時休止。
・2023年10月 AGOSのGMAT Verbal対策を受講開始。
・2023年12月 AGOSのカウンセラーとTOEFLスコアについて相談したところ、試しにIELTSを受験するように勧められる。Progress checkでOverall 6.5(わずかに7.0に届かず)の結果であったため、IELTSに切り替えることを決意。
・2024年1月 AGOS岡田先生と契約、エッセイ対策開始。
・2024年2月 GMAT Prep V77/Q84/DI77/595 初めての模擬試験で感触を掴んだ。Verbal対策をメインとし、Qは満点を目指すことにする。
・2024年3月 GMAT Prep V73/Q88/DI74/575 Vのスコアが下がる。前半の正答率がスコアに大きく影響するため、全部解き切るよりも前半の正答率を上げる戦法に変更。
・2024年4月 IELTS R8.5/L7.5/S6.0/W6.5 Overall7.0を達成。歓喜。一旦目標達成したため、GMAT対策に切り替える。
・2024年5月頭 GMAT Prep V77/Q86/DI78/595 スコアの変化はあまりないが、試しに本試験を受験することを決意。Verbalのスコアを伸ばすためには語彙力が大事であるというネット記事を読み、語彙力強化に注力。
・2024年5月末 GMAT本試験 V81/Q88/DI78/655 →出願スコア。語彙力強化が功を奏し、Verbalが80台に乗る。QもDIも調子がよく、Totalスコアが目標ラインに到達したため、GMAT本試験は1回の受験のみで終了。IELTS対策に切り替え。
・2024年8月 IELTS R7.5/L7.5/S6.5/W7.5→出願スコア。IELTS対策終了。
・2024年9月 MIT, Haas, McCombsに出願。
・2024年10月 McCombsのビデオ面接実施。結果を待ちつつ、Round2に向けてエッセイ作成開始。MITから書類落ち通知。
・2024年11月 Haasの面接対策のため、AGOSおよびMatthewと面接練習を進める。
・2024年12月 Haasから書類落ち通知、McCombsから不合格通知を受ける。危機感を感じ、Round2の出願校を増やす。
・2025年1月 UCLA, Duke, Kellogg, Cornell, Tepper, Cambridgeに出願。1月末にKelloggとDukeから面接招待をもらう。
・2025年2月 KelloggとDukeの面接実施。その後UCLAとCambridgeからも面接招待をもらい、面接実施。
・2025年3月 Cambridgeから合格通知をもらう。KelloggとUCLAから不合格通知、DukeはWL。Cambridgeとのフィット感を感じていたため、Cambridgeに決定。
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
AGOSの無料個別相談や無料イベントをメインに情報収集を行っていました。また岡田先生とのセッションやMatthewとの面接練習の時に、都度受験動向を伺うようにしていました。
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください
予備校(AGOS)…約100万円
E4TG…約10万円
受験料(TOEFL/IELTS/GMAT)…約20万円
Campus visit…約25万円
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか
貯金および奨学金(大学からオファーいただいた奨学金、JASSO)
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
TOEFL対策を約2年続けていましたが、93からスコアが全く上がらず苦労しました。AGOSのカウンセラーと相談したところ、試しにIELTSを受けてみるようアドバイスを受け、Progress Check(模擬試験)を受けたところOverall 6.5を取得。IELTSの方が相性が良いと感じたため、IELTSに完全移行しました。参考書と公式過去問集で対策を重ね、最終的にOverall 7.5を達成しました。TOEFLのスコアで悩んでいる方は、試しにIELTSを受験してみるといいかもしれません。
最終的にIELTSに変更しましたが、TOEFLのSpeakingが伸び悩んでいる方はE4TGをおすすめします。
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
VerbalはAGOSの対策講座を受講し、指示された復習法を繰り返し実施しました。AGOSで学んだ解法テクニックはVerbalで非常に有用であるため、AGOSのVerbal対策講座はおすすめです。しかしそれ以上に、スコアを大きく伸ばすための最大のファクターは語彙力だと感じました。GprepのGMAT単語集アプリを購入し、GMATの単語暗記に注力したところ、本試験でスコアを大きく伸ばすことができました。
理系出身で数学は得意なので、数学の対策はほとんど必要ありませんでした。AGOSの演習問題集を一通り解いて対策終了しました。
DIは問題の傾向になれず最初は苦戦しましたが、Official Guideで繰り返し練習し、問題の形式に慣れるようにしました。
GMATは2つの無料模擬試験を受験できるため、実力を測るために1ヶ月に1回くらいのペースで2つの無料模擬試験を交互に受けるようにしました。(2ヶ月後には以前解いた問題内容は忘れている)実力チェックとして有用なので、無料模擬試験は受験後あえて復習しないことをおすすめします。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
AGOSは学生時代からお世話になっており、先生方が非常に好印象であったため、受験対策はAGOSでお世話になると決めていました。特にエッセイカウンセラーの岡田先生は指導経験が非常に豊富で、受験全体の進め方に関するアドバイスや時にはメンタルケアまでしてくださり、心から信頼のおける先生でした。
Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
自分の経験の洗い出し、エッセイで使うためのストーリーに落とし込む作業は思ったより時間がかかりました。エッセイ対策については、早めにカウンセラーを決めて着手することをおすすめします。
Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
直属の上司に推薦状を依頼しました。忙しい方だったので、文章案をこちらで作成して提出し、それを適宜アレンジしてもらうスタイルで依頼しました。一度推薦文を作成してもらえれば、2回目以降は微修正(またはそのまま)で使用できることが多いため、2回目以降の依頼は楽でした。
Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
AGOSでインタビュー練習をし、セカンドオピニオンとしてMatthewにもインタビュー対策を依頼しました。インタビュー練習は指導する人によってフィードバックの観点も大きく異なるため、なるべく多くの人と練習することをおすすめします。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか
今までの研究者としてのキャリア、MBAで何を学びたいのか、MBA修了後のキャリアゴールのストーリーに一貫性を持たせられるように意識しました。
School Choice
Q. 受験校はどのように選択しましたか
MBAで学びたいことの軸として、サステナビリティとイノベーションの2つを考えていたため、それらに特化している学校を中心に選択しました。
Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか
Cambridge以外はWL/不合格で、Cambridgeのフィット感を感じていたため、WLを待たずにCambridgeに決めました。
Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください
MITとUC Berkeleyのキャンパスビジットに行きました。MITは授業見学の日程に合わせられなかったため、個人的にアドミッションにコンタクトをとり、1on1で質問する時間をいただきました。UC Berkeleyはキャンパスビジットイベントに登録し、参加しました。他のイベント参加者と意見交換ができ、有意義な時間でした。結果的に両校とも不合格であったため、キャンパスビジットが選考にどれほど効果があったかは不明です。
Scholarship
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください
フルブライト、伊藤国際、JASSOの奨学金に応募しました。応募書類、エッセイについてはAGOS岡田先生にご指導いただきました。
Advice and Message
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
私はコツコツ型(詰め込み勉強が大の苦手)なので、4年計画でMBA受験を進めました。受験勉強を進めつつ、友達や彼女と過ごす時間も十分に取れていたので、割とストレスなく受験対策できたと思います。もちろん受験スタイルは人それぞれだと思いますが、受験を決めたら早めに着手するに越したことはないと思います!
Q. 一言メッセージをどうぞ!
受験の勝者は、最後まで諦めなかった人だと思います。振り返れば、山あり谷ありの受験でした。スコアがなかなか目標に到達しなかった時期は、このまま出願できずに終わってしまうのではないかと絶望していましたが、諦めずに継続すれば努力は報われると改めて実感しました。自分の努力が報われる日が来ることを信じて、頑張ってください!応援しています!