合格体験記 / Cornell University Master of Industrial and Labor Relations / HIGO-TOM

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master投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
HIGO-TOM

Q. 進学予定校
Cornell University, Master of Industrial and Labor Relations

Q. 進学予定校のカテゴリ
その他海外大学院

Q. 進学予定校の地域
アメリカ

Q. 受験校
Cornell University, Michigan State University

Q. 合格校
Cornell University, Michigan State University

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
26歳~30歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
学生時代に3か月間アメリカに語学留学

Q. 費用
私費

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・国立

Q. GPA
3.2

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT:610(24,49,4,5) TOEFL:105(29,29,23,24)

Q. 塾
AGOS

Q. カウンセラー
L-ink 木下さん

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
日系メーカーで人事の専門職(給与・労務)を担当。その後、転職し、人事コンサルティング会社に所属

Why Master of HR?

Q. なぜ、Master of HRに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
MBAではないのですが、Human Resourceを極めようと、Master of HRの取得を決意しました。高校や大学ぐらいから、海外で学位を取りたいという夢がありました。当時は、何となくカッコいいからというミーハーな気持ちからだったと思います。今、留学を志望した理由は、自らの専門性を極めたいという想いと、Comfort Zoneから抜け出して新たにチャレンジしたいという想いからです。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
以下の2つの目的があります。

最初の目的は、”体系的”にHuman Resourceを習得です。一口にHRと言っても、その領域はかなり広く細分化されています。例えば、人事戦略・要員計画・採用・労務・教育など。仕事を通じて、いろんなことを学んできましたが、悪くいってしまえば、その場で求められる領域を”つまみ食い”してきたと強く感じていました…そのため、学問としてHRの全体像を掴みたいというのが一つ目の目的です。

二つ目の目的は、アメリカのHRを理解することです。仕事柄、海外の企業と絡むこともありましたが、日本の人事と価値観や職務内容が大きく異なるように感じていました。人事の仕事は、”人”が中心の軸ですから、土台となる仕事に対する価値観や文化が異なると、表面的に制度を勉強しても深い理解に繋がりません。したがって、実際に留学という形で現地に溶け込むことで、アメリカ人の仕事観や、HRの役割・仕事について、理解したいと考えています。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。
将来的に、Professional HRを養成できる教育者に成りたいと考えています。日本の人事において、主要な学問領域は、労働法、社会保険法、所得税法なのではないでしょうか?。それらも大事ですが、経営として人事がどうあるべきか?組織にどのように貢献するのか等が、人事の視点としておざなりになっているように感じています。AccountingやFinanceのように、Human Resourcesを体系的に学ぶことができる環境を日本で整備していきたいというのが私のビジョンです。

Preparation for Master of HR application

<概論>
Q. 受験を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2014/8に初めて、TOEFLを受験し、それから約3年ほどかかりました…

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
・OB/OG訪問
・Campus Visit

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。
・約100~200万円ぐらいでしょうか…

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
・恥ずかしい話ですが、授業料と生活費の一部は親に借りました

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
・SpeakingとWritingの勉強を全くせず、ReadingとListeningに逃げていました。SpeakingとWritingは誰かに指導してもらう以外にも、自分ひとりで練習する気構えが必要だったと反省しています

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
・GMATの点数が高いに越したことはありませんが、MBAほど求められていないと感じましたので、自分は高得点を取ることを諦め、エッセイやCV、推薦状などに力を入れる方にシフトしました

<Essay & interview>

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください。
・OB訪問をした際に、薦められたから。長年のノウハウと、実績もあるので、安心してお任せしました

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・早い段階で、自分がなぜMBAや大学院に行きたいのか?を繰り返し考え、言葉に落としておくのが良いと思います。TOEFLやGMATに時間を割きすぎると、実際に出願前に焦ることになるかと思いますし、本当にこのプログラムで良いのか?悩むことになるのではないかと思います

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・三人分の推薦状が必要でしたが、多面性を担保するため、同じ組織からは推薦者を一人としました
(大学教授、前職の上司、現職の上司)

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・質問の内容と、言いたいことをイメージして、事前練習を行いました

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
・自分の職務経験、およびその経験を活かしたクラスへの貢献
(学部から直接進学する学生もいるため、実際に人事の実務経験があるとアピールできると思います)

<学校選択>

Q. 受験校はどのように選択しましたか。
・Master of HRはMBAほど数が多くないので、選択肢は自ずと絞られます。その中で、実際にプログラム内容を見たり、ビジットして大学の環境、アドミッション、クラスの雰囲気を体験して決めました

Q. 進学校の決め手は何でしたか。
・HR分野でトップの認知度・長年のノウハウがあり、優秀な教授・学生が集まっているため
・大学キャンパス・住環境の良さ(物価も含め)

<その他>

Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
出願予定の2校(Cornell & Michigan State)に訪問しました。どちらも12月に出願予定だったので、数か月前の9月末に実施しました。どちらもAdmissionに合うことができたので、自分が本気で出願することを示せたのではないかと思います。おそらく、ペーパーだけの出願者と、人物や顔が分かる出願者では、Admissionの印象も違うのではないでしょうか。

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
・フルブライト奨学金・平和中島財団に応募しましたが、不合格でした…プロフェッショナル養成の大学院に進学を希望したいので、奨学金が求める何を研究したいのか?という回答に応えられなかったからだと考えています

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
・大学院で特に何を勉強・研究したいのか?を明確にしておけば良かったなと感じています。今後は、他人に自分の意見をぶつけるなどを行い、研究テーマをブラシュアップしていきたいと思います。

Q. 一言メッセージ
Master of HRの情報を集めるのに苦労したので…同じようにHRの大学院を希望されている方向けに、ブログを始めました。大学院の授業内容などを発信していきたいと思いますので、関心がある方はお立ち寄りください。
https://td-kumamoto.hatenablog.com/

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