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投稿者プロフィール

投稿者(ペンネームorイニシャル):BG
進学予定校:INSEAD (class of December 2017)

カテゴリ: MBA
地域: ヨーロッパ/アジア
受験校:INSEAD
インタビュー実施校:INSEAD
合格校:INSEAD

性別:  男性
出願時年齢: 26歳~30歳
海外経験と期間: 大学時代に米国1年間留学、仕事で海外半年、海外旅行等で合計2~3ヶ月程度
費用: 私費
奨学金: 応募・検討中

最終学歴:国内・私立・大学・文系
GPA:3.2 / 4.0

受験した試験と出願スコア: GMAT:710(V35/Q50/IR6.0/AWA5.0)/ TOEFL:109(R30/L29/S23/W28)
塾(試験対策):TOEFL(Web TOEFL, Andy, E4TG, TOEFLオンライン添削), GMAT(YES, Affiance Online)
カウンセラー:Round One, Edogijuku

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
金融機関にてフロント業務

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
主に以下2点です。
(1) グローバルな環境でリーダーシップを発揮できる語学を含むソフト・スキルの強化
(2) オペレーションやマネジメント等のPLに関するハード・スキルの獲得
上記以外のなんとなくという理由として以下もありました。
(3) 業務に関してはラーニングカーブを登りきった感があり、新しいことにチャレンジしたかった
(4) 久しぶりに海外生活を過ごし、その中で新しい仲間を作りたかった
(5) 人生あと40年くらい仕事を続けることを考え、少し寄り道しながら1~2年見聞を広げるのもいいかなと思った

Preparation for MBA application

<概論>

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
全体として、受験決意から合格まで1.5年かかりました。スケジュールの進捗を確認しながら時々軌道修正を図り、最終的にはINSEAD単願という変わったスケジュールになりました。 INSEADに不合格であれば2016年9月に1stラウンドで米系に出願する予定でした。従って、基本的に私の受験記はINSEAD志望者でないとあまり役に立たないと思います。。

2015年 1月 2015年9月1stラウンド出願を目指してMBA受験を決意/TOEFL勉強開始/TOEFL87点(初回)
2015年 5月 TOEFL109点(7回目)→終了/GMAT勉強開始/GMAT660点(初回)
2015年 8月 GMAT700点(2回目)/この時点で2015年9月1stラウンドは諦める
2015年11月 GMAT710点(4回目)→GMAT終了/社費選考申し込み、受験時期2016年9月を目指す
2016年 1月 社費選考落選→INSEAD2017年1月入学の1stラウンド出願を決意/カウンセラー契約/レジュメ作成
2016年 2月 推薦状、エッセイ作成
2016年 3月 INSEAD1stラウンド出願/INSEADキャンパスビジット(仏)/面接対策
2016年 4月 INSEAD面接
2016年 5月 INSEAD合格→受験終了/奨学金等申請

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
主にオンラインで各種ブログや日本人会HP等を夜な夜な読みつつ、オフラインではEdoの不定期イベント、AGOS夏祭り、その他各スクールの説明会など、可能な限り参加しました。あと、念のため、Facebook等でもスクールのページをLikeしておいて放っておいても情報が入るようにしていました。
また、INSEADに出願先を絞ってからは、アラムナイパーティ参加、キャンパスビジット敢行、教授の本等に目を通す、教授やStudent Clubへメールを送りつける等を通じて情報収集を行うとともに、エッセイ・インタビューに使えるネタを増やすようにしました。結果としては、合計で15名程度の学生・アラムナイ・教授等にお会いさせていただいたと思います。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。 
以下正確に覚えていないので、概算です。受験中は時間がなかったので、金というリソースに 糸目はつけませんでしたが、集計するとへこみますね。。
TOEFL Andy 6
TOEFL E4TG 5
TOEFL Webトフル 2
TOEFL教材 5
TOEFL 試験代 25
GMAT YES 16
GMAT Affiance 8
GMAT教材 5
GMAT試験代 10
エッセイ カウンセラー 60
面接 カウンセラー 5
面接 レアジョブ 1
キャンパスビジット 20
アプリケーション 3
合計 171万円

Q.MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
このままマイナス金利拡大で個人への貸出金利も下げてほしいものです。

<スコアメイク>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

TOEFL・IELTS(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

<総論>
兎にも角にも、まずAndyから全体の戦略を伝授してもらう。もうTOEFLはAndyによって攻略されきったのではないでしょうか。
Readingは3800と中国、Listeningは中国を使って長期的に基礎力を伸ばし、SpeakingとWritingはテンプレートといくつか応用性の高いストックを丸暗記等のテクニックで早い段階で一気に伸ばす、同時にひたすらテストを受けまくりテストに慣れつつ4科目すべてのスコアが揃うのを待つ、という進め方が自分には合っていました。
また、TOEFLは圧倒的に海外の教材の質(というか中国と韓国)が高いので、日本の教材に手をつけないことをお勧めします( 噂?の中国本を入手するために中国語を調べ中国語のウェブサイトを巡回する苦行も行いましたが、結局入手できませんでした。。)
振り返ると、TOEFLは運の要素もあり、また回数制限がないので、もう少し早くGMATへ比重を移してもよかったかなと思います(さらに、ReadingはGMATを勉強する中で相乗効果があると思います。)。

<スコア変遷>
1) 1月 87 (25/19/20/23)
2) 2月 91 (25/25/18/23)
3) 3月 104 (29/27/20/28)
4) 3月 102 (27/23/24/28)
5) 4月 101 (30/25/22/24)
6) 5月 102 (29/25/22/26)
7) 5月 109 (29/29/23/28)

<Reading>
使用教材:3800、中国ソフト、韓国本、OG
3800 Level3を90%、Level4を70%程度覚え、あとは中国ソフト10セット分程度を繰り返しました。
練習問題中の不明な単語は別途iPhoneの暗記アプリにストックして隙間時間に見直しました。
3800のLevel3をある程度覚えたところで、Readingは27~30で安定するようになりました。(Readingは単語問題だけで20~30%を占めると思いますので語彙力がスコア底上げにつながったと思います。)
パラグラフ毎の主張内容や全体の文脈を頭の中で整理しながら読むことで、最後のサマリー2点問題を確実に取るようにしました。
GMATもそうですが、TOEFLはPCディスプレイで問題文を読むので、練習のときからPC上で問題と良いと思います(=中国ソフト)

<Listening>
使用教材:中国ソフト、 OG
中国ソフトで練習問題30セット程度をひたすら繰り返し聴き、聞き取れない部分はスクリプトを確認→聞き返すを繰り返しました。
倍速にしてみることも試しましたが、個人的には通常速度の方で耳を鳴らす方がより効果があったと思います。
Listeningは勉強の成果がかかるのに最も時間がかかること、またSpeaking/Writingの Integratedにも影響するため、常に一定の勉強時間を割くのが良いと思います。私の場合は最も足を引っ張ったのがListeningでした。
テスト中は、ダミー問題(最終問題)中に休むまたはSpeakingを始めている人の内容からお題を推測するのが効率的だと思います。

<Speaking>
使用教材等:E4TG、OG
E4TGへ週1回計4回通いました。SpeakingはE4TGに通い、23点が取れるレベルになれば十分と思います。それ以上は発音の問題で、純日本人としては難易度が高いと判断し、テンプレートや戦略に馴れたところでSpeakingの集中的な勉強はストップしました。
Independent:テンプレートやいくつかのテーマ(英語、旅行、スポーツ、大学など)に関する解答案を常にリサイクルする戦略を伝授して頂き、あとは同塾内での反復練習及び自宅で10回程度練習したと思います。あと、噂では採点者は米国の主婦らしいので、その前提でアメリカ人にもわかる内容を作成しました(行ったことのないハワイについて等)
Integrated: ポイントを掴むようにノートテイキングの仕方を練習し、E4TGでアウトプットの練習をしました。時間が間に合わなくなることが多かったので、常に1.5倍速くらいで詰め込むように意識し、しゃべる前に自分はアメリカ人だと言い聞かせていました(尚、言いたいことが途中で終わるよりも、5秒程度余ってもシンプルに言い切った方がスコアが高いとのことです。)。
E4TGで指摘された苦手な発音は、繰り返し練習し、可能な限り克服するようにしました(Th、r/lなど)
私は結局やりませんでしたが、採点者によっては採点が1~2点ぶれるので、状況に応じてリスコアされるのが良いかと思います。(詳細はウェブTOEFLのHPをご覧ください。)

<Writing>
使用教材等:Andyテンプレート、ウェブTOEFL、OG
Integrated: Googleで適当なテンプレートを探し、リスニングの内容を折り込むだけでGoodが取れたので、多くの時間を費やすことはしませんでした。文法の間違いを避け、平易な文章で作成することを心がけました(Integratedにおいては、高度な文法・文字数はスコアにつながらないと聞きました。)。
Independent: ウェブTOEFLが安かったので、まずはこちらに取り組み、使えそうな表現・文法を真似しつつ応用性の高いストックを複数作成し暗記しました。その後、Andyテンプレートを伝授してもらい、コンスタントに500文字を超える内容を書き(テンプレート部分だけで200字程度稼ぐ)、いくつか高度な文法を織り交ぜることを意識した結果、Goodを取ることができました。また、OGを独自に練習し、海外の格安サイトで添削してもらい、間違えた文法・単語を隙間時間に見直すことでミスを減らすよう心がけました。
Writingはコンピューターと人間の採点の平均値とのことなので、テンプレートで語彙数・語彙力を稼ぐのがコンピューター対策に有効だと思います。
テスト中は、ミスを減らすため、時間配分に慣れておき、最後2~3分は見直しに使うようにしました。

<その他>
土曜日朝の睡眠時間を確保するため、家から近いテスト会場を予約できるだけ先まで予約しておきました。 すぐに予約が埋まってしまうので、多めに予約しましたが、結果的に数万円無駄にしました(もともと割り切っていましたが。。)。
会場には少し遅れていき、Listening終盤及び休憩中に、先に開始している人のSpeakingに聞き耳をたてるのが良いと思います。
わざわざAmazonで購入した高性能耳栓を持参し、Reading中やWriting中の集中力を高めるのも精神的に安心材料になりました。

GMAT・GRE(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

<総論>
私は GMATを攻略した自信がないので、他の方のコメントを参照されることをお勧めしますが、ポイントとしては、短期集中で脳をGMATトランス状態で試験を迎える、そのために試験前は GMAT漬けになることが大事と思います。
割と真面目に勉強した時にスコアが下がったり、適当に受けたのにスコアが上がったりと、運の要素やコンディションの影響が大きく、最後までどのように対策していいかよくわからなかったのが正直なところであるのと、試験の合間合間に気持ちがダレていたのがよくなかったと思います。
INSEADの出願に際しては710で十分と判断し勉強をやめましたが(平均点700-710程度の模様)、米系も受けるということであればもう少しスコアアップを狙うつもりでした。

<スコア変遷>
1. 5月 660(V32/Q49/660/IR2.0/W4.5)
2. 8月 700(V36/Q49/700/IR5.0/W/5.0)
3. 10月 640 → キャンセル
4. 11月 710(V35/M50/IR6.0/W5.0)

<Math>
使用教材等:マスアカ、GMAT Prep
Mathはもはや特段コメントありませんが、マスアカで数学の英単語を覚え、2~3周したところで49~51点でスコア安定しました。
Manhattanにも手を出しましたが、難しすぎるのでやらなくて良いと思います。

<SC>
使用教材等:YES、GMAT Prep、Manhattan、OG
YES16回パックで、7~8回くらい通い、基礎を暗記しました。授業はオススメですが、教室が狭く雰囲気も怪しいのが難点です。
その他は、OGやManhattanの問題をひたすら解きました。Verbalについては、Manhattanのオンラインモックが試験練習として優秀だと思いますので、有料版?を購入して取り組むと良いのではないでしょうか(Mathは不要)

<CR>
使用教材等:Affianceのウェブ、GMAT Prep、Manhattan、OG、Bible
ManhattanやOGなどで独学で解法パターンを学習し、ひたすら問題を解きましたが、やや伸び悩みを感じAffianceのウェブ講座を受講しましたが、個人的にはとてもわかりやすかったです。

<RC>
使用教材等:GMAT Prep、Manhattan、OG
あまり対策といった対策はなかったように記憶しています。とにかく問題を解きまくり、単語を覚えていきました。

<IR>
何も対策せず。
真面目にやっていると時間ないと思い、適当に飛ばしながら確実に答えられそうな問題だけ取り組み、Mathに向けて集中力を高める時間と捉えていました。
ちなみに、INSEADは学校側がオフィシャルに「IRはデータの蓄積がないので判断材料にしない」と明言しています。(FAQご参照)

<Writing>
同じく何も対策せず、TOEFLの遺産だけで文字を稼ぎました。こちらもあまり真面目にやらずMathに備えるようにしました。

<Essay & Interview>

Q.上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
ラウンドワンをメイン、エドをセカンドとしてお願いしていました。ラウンドワンは、カウンセラーがINSEAD出身であったのであまり悩まずに決めました。というより、本当はVince他にも打診したのですが1~2月は忙しいからと断られてしまい(当然ですが)、サクッと決められました。あと、とあるカウンセラーの1dayカウンセリングも試したところ全く相性が良くなかったのですが、ラウンドワンの紳士的なスタンスは自分の性格に合っていました。また、 セカンドオピニオンをとって安心感を得たいという思いがありましたので、時折イベントに参加していたエドにもお願いしましたが、サービスの質が低いわけではもちろんありませんが、結果としてはセカンドはあってもなくてもどちらでもよかったかなとも思っています。(ただ、エドのメールへの素早いレスポンスがあったからこそ、こういうフォーメーションができたとも思います。)

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

エッセー
レジュメの作成と同時に、自分の経験のたな卸しを行い、2次元マトリックスで経験(プロジェクト別等)と質(リーダーシップ、インターナショナル、等)を分類し、10個程度のコアなストーリーを作成しました。それをエッセイの質問に合わせてどれを使っていくか吟味しながら、ベストなポートフォリオを組むようにしました。この際には当然カウンセラーにも色々相談して決めました。

推薦状
社内で2名の方にお願いすることに。 私費生にとって推薦状は悩みの種なのでかなり心配していましたが、結果的には私費にもかかわらずお受け頂いた方には大変感謝しています。 そういった負い目?のような気持ちもあり、また英語もネイティブではなかったので、基本的にこちらでアイディア出し〜ドラフトまですべて行い、最後にオーソライズだけいただく形にしました。推薦者にドラフトをお願いする場合もあると思いますが、私の場合は自分で全て内容をコントロールできたため、エッセイに書ききれなかった経験やエッセイの補強になるように作成しました(順番としては、オーソライズのリードタイムがあったので、エッセーより先に推薦状作成に取り掛かりましたが。)

インタビュー
レジュメやエッセイの内容を細かく説明できるように、想定Q&Aを70問くらい作成し、それをベースにカウンセラーと練習し、レアジョブも10回程度はこなしました。
INSEADのインタビューは近場にいるアラムナイ2名と行います。従って、誰に当たるかが重要ですので、インタビュアーの案内が来てからは、できるだけ事前にインタビュアーの情報を取るように、Linkedinで探したり、諸先輩がたに聞いたりして集めた情報をもとに、想定Q&Aを追加で考えました。おかげで2名のうち1名は直近の先輩がインタビューを行った方であり、その当時の雰囲気などを事前に共有いただけたので、ある程度リラックスして臨めました。インタビュー自体は半分は雑談に近い内容で、どちらかというとスクールとのフィットを見ている印象でした(おそらく、INSEADの場合はインタビューに呼ばれる時点で、Academic CapabilityやLeadershipといったクオリティはペーパーベースでパスしてるということかなと思います。)。
なお、INSEADはよく「1人はGood copでもう1人はBad cop」という噂もありビビってましたが、私の場合は2人ともGood copでした。

Q.エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
意識したのは、1)アジアでの業務経験・リーダーシップ経験があること、2)INSEADにコミットしていること、3)大学時代のとあるサークル活動とアラムナイとしてのボランティア活動の3点です。1は、同業出身の方と比較された場合のエッジとしてかなり強調しました。2については、INSEADの4つのクライテリアの中の「Commitment to school」の点数を上げたかったので、キャンパスビジット(シンガポールとフランス両方)、アラムナイパーティへの出席、自分がリーダーシップをとりたいStudent Clubの話、著名なFacultyと連絡を取り合っていること、等を通じて自分のの本気度とフィットを示すようにしました。3は、リーダーシップ経験の補強とMBA卒業後もコミュニティへ貢献できる材料として使いました。

<学校選択>

Q.受験校はどのように選択しましたか。
1. トップスクールであること:ランキング順にトップスクールへまずはターゲットを絞りました。セレクティブな業界にいることもあり、周りがどう認識するかという観点で重要な要素でした。
2. ROIが高いこと:私費でしたので、費用対効果はこだわりました。金融機関出身ということもあり、コーポレートファイナンスやアカウンティグ等のMBAコア科目についてゼロから学ぶわけでもなかったので、1年制でとにかく卒業証書をくれるINSEADは魅力的でした。1年間の学費は900万円くらいしますが、2年分の学費及び機会費用を考慮するときっとお得、と自分に言い聞かせています。2年制の方がしっかり英語を学べるというメリットがあるので最後まで悩みましたが、大学時代すでに1年間留学していることもあり、1年でも2年でもそこまで語学力に差は生まれないと思い、最後は決断しました。
3. アジアに強いこと:アジア中心にキャリアを積みたいという思いがあり、アジアにキャンパスがあり、クラスメートもアジア人(だけではないですが)が多い点でINSEADは魅力的でした。

Q.進学校の決め手は何でしたか。 
1校しか受けていないので選択肢はありませんでしたが、INSEADは欧州アジア2キャンパス制、1年制、ダイバーシティなどの点で明確に多くのスクールと違いがあるので、フィットがある人にとっては比較的迷うことなく選びやすい学校だと思います。
なお、INSEADのJanuary Intake受ける方は、各種壮行会(5〜7月)などに参加するために1stラウンドにできる限り間にあわせることをお勧めします。

<その他>

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
2014年9月頃たまたまシンガポールにいたので、シンガポールキャンパスをビジットし、Mockクラスのようなものを受講。2016年3月にフランスキャンパスへビジットし、在校生、Admin、クラスビジットを行う。結果としては、お金はかかりましたが満足です。INSEADの場合、キャンパスビジットはマストではないため、しなくても良いと思いますが、私の場合はできることは何でもやるスタンスでしたのでとりあえず行きました。実際に、在校生やクラスビジットの経験をインタビューなどで話せたのは役に立ったかなと思います。また、フランスは行ったことがなく雰囲気かよくわからなかったので、入学前に行っておいたことで不安事項をつぶせてよかったと思います。

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
ものすごく当たり前で釈迦に説法ですが、普段の仕事を頑張ることと嘘をつかないこと、は大切だと改めて思いました。やはり普段の仕事で成果を残せていないと自信を持ってプロセスに進めないし、推薦状をお願いするのも難しいだろうなと思います。また、エッセーやインタビューの準備の中で、自分の行動や結果を1.2倍くらいに膨らませたり、カウンセラーのアドバイスで少し大げさな話にしたり 、そういったことを積み重ねる中で自分の人間性・価値感を見失った時期が少しだけありましたが、やはりインタビューで躊躇せずに会話するためには嘘をつかないことが大事だと思いました。

Q. 一言メッセージ
受験プロセスはマラソンのようなものだと思いますので、精神力が必要ですが、諦めずに最後まで頑張って下さい!

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