投稿者プロフィール
TD(男性)
26〜30歳(出願時期)
Harvard Business School(アメリカ・北米)/ Full-Time MBA
Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください
2024 R1: CBS/LBS 2025 R2 HBS+MBA以外の大学院
Q. インタビュー実施校を教えてください
CBS/LBS/HBS+MBA以外の大学院
Q. 受験結果を教えてください
合格:CBS/LBS/HBS+MBA以外の大学院
Q. 進学予定先の費用工面を教えてください
社費
Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか
未取得
Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国立・理系・大学院
Q. GPAを教えてください
3.6
Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GRE (V154/Q170/AW4.0) IELTS R8.5/L8.5/S7.5W6.5
Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください
–
Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください
Ed、きむしゅん(メイン)+その他数名
Introduction
Q. 海外経験と期間を教えてください
中高 計4年米国在住+大学院 1年英国留学
Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください
パブリックセクターで新卒より勤務(アナリスト業務など)
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください
ビジネス系の修士取得を数年前から検討しており、社費選考に合格したため
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください
コネクション作り+自分に足りていないビジネス知見の獲得
Q. 留学後のビジョンを教えてください
留学直後は元のポジションに戻ると思われるが、長期的には海外拠点のマネジメントなどに携わりたい
Preparation for Application
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか
24年
3月 本格的にMBA受験を開始
4月 予備校に言われるがままGMAT対策を始めるも、まったくしっくりこなくて焦る
5月 カウンセラー選び開始。きむしゅんさんと話す中で、キャリアゴールから逆算する中でMBA以外の学位も視野に入れ始める。他の大学院にも対応できるようGREに切り替え
6月 GRE初受験:V150 Q163で、かなりいけそうな気がしてくる
7月 GRE2回目:V152 Q164。Qのミスが悔やまれる。エッセー作成開始
8月 GRE3回目:V143 Q169。Vで我流に走り撃沈。セオリーの大切さを実感
9月 CBSとLBSにアプライ。アプライ直前で提出スコア(V154 Q170)が取れ安心
10月 面接のInviteが来るも、MBA以外の大学院の書類作成に追われる
11-12月 インタビュー+出願準備。CBSとLBSから合格を受領しほっとする
1月 HBSにアプライ+MBA以外の大学院の面接
2月 HBSのインタビューにInviteされ喜ぶのもつかの間、Mockで危機感を持つ。かなり急いで毎日数時間のインタビュー対策し、面接を迎える(緊張した汗)
3月 合格受領。
4月 MBA以外の大学院からも合格をもらえ、進学先に迷う
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Info session/ 在校生訪問
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください
カウンセラー料 約100万円 面接対策 約30万円 その他 試験受験料など 約20万円
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか
社費なので特に選択肢なし
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
海外経験が長かったため、一通り過去問対策を1か月ほどやってスコアメイクしました。 Wは難しかったです…
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GMATはCRのクセが強く、またQもそこそこ難易度が高い問題が多かった印象で、「時間がかかりそう」という印象でした。GREで素早くスコアメイクできたので、切り替えたのはいい選択だったかなと思います。
GREは単語の暗記を毎日1時間程度しっかりやることで、2か月ほどで点数が1つ基準である152が出るようになり、精神的に安心しました。 きむしゅんさんに解き方のセオリーや本番の時間配分などを適宜相談しましたが、ご本人も受験を経験されていることもありかなり納得感のあるアドバイスをいただけました。 「Qで油断するな」「単語問題は落としてもいいから時間配分通りに、結果よりフロー集中」など、要所要所でタイミングで釘を刺してもらえたことも、気が緩みがちな私にとっては重要な観点でした。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
最初はEdに相談しました。ナイスガイで知見は豊富。ただ、積極的に改善案などを提案してくれるタイプではないので、自ら筋のいいエッセーのラインを考えられる必要があると感じました。その点、私はあまり強い意志をもってエッセーを書けず、十分な壁打ちなどはあまりできなかったことで、アプライまでに受かる内容に仕上げられるのか自信が持てなかったところがありました。
その後きむしゅんさんをメインに相談しました。日本語でアイデア出しや論理の飛躍などを適宜指摘してくれ、改善案も具体的で主体性の弱かった私にはとても頼りになりました。MBA以外の学位も詳しく、多様なテーマの相談に乗ってくれて助かりました。
また、セカンドオピニオンとしてJessicaやSamにも相談しました。みなさん親切でプロの視点からフィードバックをくれ、大変助かりました。
なお日本語での相談を期待し、一時期ア〇ファアドバイザーやMBA〇ウンジにも相談してみましたが、特定の学校に誘導して受験させようとしている雰囲気を感じたため、ゼロベースで相談に乗ってくれるサービスを優先しました。
Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
自分の人生の中に、過去の合格者の方々のような強い原体験やパッションが持てず、どう受かるエッセーとして魅力的な要素を抽出するのかに苦労しました。
個人的には、まず日本語で思考を練り上げることが重要だと感じました。差別化や何を自分がGiveできるかなど、最初は英語で考えていたこともありアイデア出しが限界を迎えてしまった場面があったのですが、今思えば「日本語で整理できない思考はそもそも英語にできない」と早めに割り切ってもよかったと思いました。
Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
尊敬する先輩2名にお願いしました。
推薦状の内容は、エッセーやCVとのバランスを検討して内容をある程度推薦者と連携していました。
Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
帰国子女なので英会話そのものには大きくつまずかなかったが、短い時間で芯を食った回答が最初はできず、不要な説明が多かったり自信をもって話せなかったりしました。
アプライ後、面接の結果を待たずにかなりハードに練習を開始したことが良かったと思います。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか
変に自分を大きく見せるのではなく、自然体で自分が何に関心があるのか、将来どういうことをしたいのか、それを今の組織でどう実現するのかを、嘘を付かず伝えることを意識しました。
School Choice
Q. 受験校はどのように選択しましたか
ブランド、コネクションを広げるため都市部にあること、直感的に好きかどうかなどを意識しました。
Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか
もともとハーバードに憧れていたことと、スマートで尊敬できる先輩や在校生に会えたこと
Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください
N/A
Scholarship
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください
N/A
Advice and Message
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
1. スコアメイクを深刻に考えすぎないことと、2. エッセーで自分を繕わないことの2つです。
「とにかく優秀な人しか受からない」という謎の恐怖から、スコアもエッセーも変に気合いを入れていましたが、スコアはあくまで参考ですし、エッセーも盛りまくった自分よりも本来の自分をどれだけ深く理解できるかが重要でした。 それらをカウンセラーから伝えられ、非常に肩の荷が降りましたし、それが結果として合格につながったと思います。
Q. 一言メッセージをどうぞ!
忙しい中での受験は本当に大変ですが、ぜひ自分に正直に人生を振り返ってみて、受験を楽しんでください!