投稿者プロフィール
Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
pingpongdash
Q. 進学予定校
Alliance Manchester Business School – 18month Programme
Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (2 year)
Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ
Q. 受験校
Alliance Manchester Business School, HULT International Business School
Q. インタビュー実施校
Alliance Manchester Business School, HULT International Business School
Q. 合格校
Alliance Manchester Business School, HULT International Business School
Q. 性別
男性
Q. 出願時年齢
26歳~30歳
Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
中学時にNew Zealandで2週間ホームステイ、高校時にEnglandで2週間ホームステイ
Q. 費用
私費
Q. 奨学金
未取得
Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
文系私立大学
Q. GPA
3
Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT:520(V42,Q20,IR2,AWA不明) IELTS:6.5(R7.0 L7.0 S5.5 W5..5)
Q. 塾
beo(IELTS), Affinity(GMAT)
Q. カウンセラー
Business Paradigm(CV, Essay, Interview)
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
私立文系商学部(マーケティング専攻)
→外資系ITサービス企業にて営業4年
→外資系EC関連企業にて出品者への営業・コンサルティングを2年
→同企業にてバイヤー業務を1年
Why MBA?
Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
2010年(22-23歳):大学卒業、就職(なんとなく先が見えてしまうような感覚に苛まれる)
2012年(23-24歳):単科生としてグロービスを受講(いい経験だったが、一方でいつかは海外MBAと思うきっかけに)
2014年(26-27歳):転職(MBA採用で入社してくる方々への憧れを感じ、海外MBAへの思いが強くなる)
2015年(27-28歳):3月入籍。諸事情により翌年6月に挙式会場を予約。挙式後の自身人生を鑑みたとき、「挙式後の半年でMBA準備を終わらせないと20代が終わってしまう」と気づく。まずは手始めにTOEICからと思い、700点後半から900点手前にスコアアップさせる過程で徐々に勉強の仕方を思い出す。
2016年(28-29歳):年初、2017年入学に向けたMBA受験準備開始を決意。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
目的:
下記のビジョンの実現
活動予定:
戦略コンサルティング企業への就職を念頭に置きつつ、Business Planning/Finance/Entrepreneurship/International Businessを重点的かつ実践的に学ぶ予定です。また、自身のキャリアをユニークにすべく、インターンのみならず交換留学も行えるように検討中です。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
留学後まずは戦略コンサルティング企業にて勤務ののち、経営者直下のチームや企業再生の分野に挑戦し、最終的には経営者あるいはNo.2として経営に携わっていきたいです。どこかで日本という国のRevitalizeにも関われたら本望です。
そして2025年頃には副業も広く認められるものになっていると思われるので、家業を承継しつつ、同時に小さな起業にも挑戦したいと考えています。
Preparation for MBA application
<概論>
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
※Why MBAからの続きです
2016年(28-29歳):
1月 2017年入学のためのMBA受験準備開始を決意。
4月 挙式準備本格化。勉強時間捻出も想定し、社内異動を実施。
5月 GW、beoに相談。同時に志望校選定開始。Manchester狙い打ちを決定。beo IELTS講座申込。
6月前半 挙式・披露宴(結びのあいさつで留学を宣言するという前代未聞の勇み足)
-準備本格化-
■6月後半
IELTS勉強開始
■7月
IELTS模試受験(beo:OA6.5/AGOS:OA6.5で安心してからが長かった)
■8月
IELTS①OA6.0(L6.5 R7.0 W5.5 S5.5)
GMAT①400(M44/V0)受験回数制限など前提情報皆無で受けてしまい、問題の意味もよくわからずおそらく世界最低記録更新
Affinity受講開始(いきなりRCから受けてしまうという失敗を犯す)
Business Paradigmにコンタクト(まずはGMATから、という至極当然のアドバイス)
■9月
IELTS②OA6.0(L6.0 R7.0 W5.5 S6.0)
IELTS③OA6.0(L6.5 R7.0 W5.5 S5.5)
IELTS④6.5(L7.0 R7.0 W5.5 S5.5)→Minimum6.0に達していないものの、まずApplicationの土台にのったのでGMATモードに切り替え(たつもり)
Manchester Business SchoolのFull-Time MBAイベントに参加できず、Part-Time MBAのイベントに参加してAsia PacificのAdmissionとのパスづくりを画策。
■10月
GMAT②520(M42/V20)最終的にここから伸びず。
CV/Resume完成。AP Admissionに送ると好印象。”あとはGMATだね、次の結果を連絡して”と至極当然のFeedback。
いろんな学校のApplication FormにCV/Resumeを登録しておく。
■11月
Mathは確実にとろう、とマスアカ強化月間。
Verbalを怠ったのが命取りに。
■12月
GMAT③470(M48,V10)まさかの結果過ぎて数日間夢遊病状態に。
■2017年1月
流石にInterview対策を始めなければ、とDMM英会話を開始。
GMAT④490(M42,V17)わけもわからず自暴自棄になり、”もうダメかもしれない”とAP Admissionに泣きのメールを入れる。
“GMATがすべてじゃないよ”という神返信をもらい、ApplyをOKしてもらう。正式にApply。
CV/Resumeだけ登録していたHULTから”受けない?”と連絡を受け、急いでEssayとReferenceを準備しApply。月末にInterviewに呼ばれるも、まだInterview練習すらできていないので延期してもらう。
■2017年2月
急いでBusiness ParadigmにInterview練習を依頼。電話面接形式で合計3回実施。
Business Paradigmカウンセリング(面接対策目的)
2/15 HULT Interview。ほぼ想定通りでうまくいく。2日後Offer。
2/20 Manchester Interview。ほぼ想定通りでうまくいく。”See you in August”という言葉に合格を確信。
2/23 ManchesterからOfferが出るも、まさかのConditional。①Reference再提出と②Talent Qの受験という未知なるテストを課せられる。GMATの悪夢が甦り、再び絶望の淵へ。まずネットでTalent Q対策問題集を購入。
■2017年3月
3/7 深夜に全神経を集中させ、Talent Qを受験(就活のWEBテストみたいなもの)。
翌朝、UK Admissionに受験した旨を伝えると、その夜、Unconditional Offerがきた!
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
School主催のイベント、OB/OG訪問、ブログでの情報収集が中心でした。
社内にMBA経験者が多かったこともあり、頻繁にランチの予定を入れて相談していました。
そしてなによりAdmissionとの密なコミュニケーションを重視していました。
とにかく限られた時間・スコアの中で戦略的に動くよう心がけました。
Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
102万円でした。
Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験準備費用:自費
進学後の授業料:親からの借金
現地での生活費:自費
<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
IELTS-Writingが伸びず苦労しました。
とにかくConditionalでいいからOfferに滑り込もうとしていたのであまり優先度は挙げませんでしたが、ConditionalのRequirementで指定される可能性を考慮し、Manchesterに正式ApplyするタイミングでLINGOの通信添削講座には申し込んでおきました。(しかしOfferが出たので結局手を付けず。惜しい出費ではありました)
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
とにかくGMAT Verbalのスコアの乱高下に翻弄された2016年年末~2017年年始でした。とにかくこれに尽きます。
しかしなにも結果が出ていない私には何も語る資格はありません。GMATに関しては他のみなさんの意見をご参考下さい。
<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
UK MBAをはじめ、ヨーロッパMBAに熟知しているカウンセラーだったから。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
正直な話、あまり苦労していないです。
転職経験もあることから、日頃から自分の人生の棚卸をしていたことが負担軽減につながったと認識しています。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
こちらも全く苦労していないです。社内にAlumniがいたこと、そして英語の堪能な元上司もいましたので、依頼するだけでした。
特にエピソードの指定もしていないです。ただ1点、前もって2016年夏頃、早めに依頼しておくことだけは意識しました。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
インタビュー対策は他のApplicantとの差別化を図れるポイントだと踏んでいたので、かなり集中して準備を行いました。
Essay準備の段階で自分の人生の振り返りとキャリアプランを固めたので、あとは純ドメ低GMAT日本人として、いかに “初対面の外国人” に “わかりやすい英語” で “ツッコまれポイントを最小化しながら” 説明できるかをキモと認識していました。
以下のストーリーは、おそらく誰にでも応用がきくストーリーだと思います。Interviewで不合格になる場合は、どこかが欠けているといっても過言ではないかと思います。
①こんなにユニークなキャリアを歩んで(選んで)いるんです
②そのキャリアを通じてこんな気づきがあったので、いま私はぼんやりとこんなキャリアプランをイメージしています
③でも、そのキャリアプランから逆算すると、現在のキャリアにはこんな課題があると認識しているので、
④まさに、[MBA > Full-Time MBA > 海外MBA > UK MBA > Manchester MBA > 18month Programme] こそが私が選ぶべき道だと考えるに至ったのです
⑤しかも、このスクールのこんな特徴にふさわしい人材だと自負していますし
⑥必ずや、こんなカタチでこのスクールの将来にも貢献できる人材だと自負しているので安心してください
あとはひたすら想定問答対策です。
暗記カードのようなかたちで質問カードをまとめ、毎日ランダムにめくりながら回答をブツブツつぶやく、という練習をやり続けました。
もちろん自分の脳内だけのイメトレには限界がありますので、DMM英会話の講師陣のなかからMBAに理解のありそうな講師を探し、その講師なりのInterview対策をひたすらやってもらいました。
基本的にに2日1回程度のペースで面接を行い、面接当日には事前に2-3回入れたりしていました。
最後に、Business ParadigmのMock Interview(45分×3回)で仕上げを行いました。”RevenueとProfitの違いは?”といったTrickyなものも混ぜてくれたので、本番でテンパらずに済んだと思います。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
ほぼ、前述のとおりですが、私のストーリーとしてはこんな感じです
①Global Companyを2社経験する中で、営業的な立場でありながらもProject Managementもしていたというユニークさが売りです
②7年間の社会人経験の延長線上に、Strategic Consultantへの道を見出しました
③でも、逆算すると、現在のキャリアには海外経験もなくConsulting Projectの経験も乏しいので、
④まさに、[MBA > Full-Time MBA > 海外MBA > UK MBA > Manchester MBA > 18month Programme] こそが私が選ぶべき道だと考えるに至りました
⑤学生時代にケース重視のゼミにいたのでProject重視のManchesterのカリキュラムはまさに自分にふさわしいし、まさに求めていたもの
⑥MBA友の会という組織の幹事も務めているので、日本で働きたいクラスメイトへのキャリア支援という形でもスクールに貢献できるので、安心してください
<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
GMATのスコアメイクがうまくいかなかったので、前述のとおりどうにか第1志望のManchester Business Schoolに出願したあとは、急いでとにかくManchester Business Schoolよりも前に本番の面接練習ができるところを探して、受験しました(それがHULTでした)。
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
1.Triple Crown校である(個人的な選考基準として、最低限Triple Crownという基準は設けていました)
2.自分の英語力からの伸びしろを考えて、半年で手が届きそう(IELTSのMinimum Requirementは6.5)
3.プログラムの中身がケース主体ではなく、プロジェクト中心である(学生時代のゼミがひたすらケーススタディを重視するゼミだったので、プロジェクト中心のカリキュラムを重視していました)
4.それでいて、Financial Timesのランキングもよい(実は現在Cambridge, LBSに次いでUK No.3)
5.交換留学のプログラムがあった(インドへの交換留学を希望しています)
<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
お恥ずかしながら行えていません。
ただ、友人がManchesterで生活しているので情報は十分に仕入れられている点をInterviewでもアピールしました。
この原稿を執筆している2017年4月も、まだCampus Visitを行えていません。
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
応募していません。応募したとしても、おそらくGMATやIELTSのスコアでNGだったでしょう。
Advice and Messages
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
ここまで強気な合格体験記を書き続けてきましたが、本音を言えば、もう1年早く準備を開始してTOP校にチャレンジしたかったのは事実です。
とはいえ人生色々ですから、各々の人生に合ったキャリア選び・MBA受験があってよいと思います。
ただ、自分にしか語れないキャリアを作るために、日頃から自分の人生・キャリアの棚卸を心がけるようにしていただきたいと思います。
私の場合は、いわゆるTOP校へのチャレンジは次世代(子孫)に託すことに決めました。笑
Q. 一言メッセージ
2017年年初からの2ヶ月間はかなり自分を追い込んでいたので、妻のサポートに本当に助けられました。妻には心から感謝しています。(Instagramで #奥さんに最敬礼 と調べてみてください)
https://note.mu/dash でnoteをやっているので、いつでも気軽にご連絡ください。